皇帝なのに「イカれた皇帝」と呼ばれるヘレイスと、そんな彼のために自ら皇后になるエレノア。いや、ちょっと待って、この二人どういう関係なの!? と思いながら読み始めたら、孤独を抱えたヘレイスと、思った以上に芯の強いエレノアから目が離せなくなりました。恋愛だけじゃない、二人が少しずつ支え合っていく過程がたまらないんですよ。今回はそんな『エレノア・スノー〜最後の皇后〜』を、追っていきます!
あらすじ|エレノアの皇后としての決意の物語
エレノア・スノーは、帝国北部にあるスノー伯爵家の長女。そんな彼女が向かった先は、帝国の頂点に立つ皇帝ヘレイス・デルガドのもとでした。ヘレイスは皇帝でありながら、「イカれた皇帝」と呼ばれる存在。周囲から恐れられ、理解されないまま険しい道を歩いてきた彼に、エレノアは自分が皇后になって支えることを決意します。エレノアが求めているのは、ただ皇后という肩書きではありません。ひとりで抱え続けてきたヘレイスのそばに立ち、これ以上寂しい思いをさせないこと。その気持ちが、二人の関係を少しずつ変えていきます。
ここがね、私はかなり好き。エレノアって「私が守ってあげる!」と勢いだけで突っ込むタイプじゃなくて、相手の事情を知ったうえで隣に立とうとするんですよ。しかもかなりの策士!皇帝相手なのに、恋愛だけで舞い上がっていないところがいいんです。
登場人物相関図|テバント帝国を取り巻く人物たち
エレノア・スノー
帝国北部のスノー伯爵家の長女。ヘレイスを守るため、皇后になる道を選びます。エレノアの魅力は、とにかく芯があるところ。立場が変わっても、自分が何をしたいのかを見失わないんですよね。ヘレイスに対しても、ただ可哀想だから寄り添うわけではなく、彼自身を見ようとする。その姿勢が二人の関係の大事な部分になっています。
ヘレイス・デルガド
テバント帝国の皇帝。周囲から「イカれた皇帝」と呼ばれています。皇帝なのに、どこか孤独を背負っている人物。彼の過去や「狂気」と呼ばれる部分には理由があり、物語が進むにつれて、その印象が大きく変わっていきます。エレノアが彼のそばに立つことで、ヘレイス自身も少しずつ変わっていくのが見どころです。
フランクリン・オーウェン
エレノアの元婚約者。エレノアの過去や人間関係を語るうえでも重要な人物です。ちょっとおバカなのが愛嬌あるわ。
ペルセポネ・オズボーン
エレノアの友人。エレノアにとって大切な存在になります。もうエレノアに嫉妬むき出し!フランクリンの事が好きなのよね。
ステファニー
テバント帝国の皇太后。皇帝であるヘレイスとの関係だけでなく、帝国そのものをめぐる物語にも関わってくる人物です。あやしい魔術を使い、父の呪縛から逃れられないのが、なんとも切ないわ。
- エレノア・スノー:スノー伯爵家の長女(帝国北部)
- ジェイデン・スノー:スノーの父
- 長兄(死亡)
- ハベリオン・スノー:スノー家の次男、エレの兄
- アスター・スノー:スノー家の末っ子、エレの弟
- ミルク:スノー家の伝書鳥
- カロン:皇帝暗殺失敗後エレノアの護衛
- オーウェン公爵:(帝国北部)
- フランクリン・オーウェン:エレノアの婚約者
- ユータ・ヘルツ:フランクリンの補佐官
- オズボーン伯爵:(帝国北部)
- ペルセポネ・オズボーン:エレノアの友人
- ダイアン:ペルセポネの侍女
- ヘレイス・デルガド:テバント帝国の皇帝
- オスカー・テイラー公爵:皇室の顧問官
- アドリアン・テリス:皇帝の護衛(黒騎士団)
- シシリー:皇宮の侍女(エレノア付侍女&カリオペ付)
- イオ・バステッド:白騎士団の副団長
- オーデリック・ヴァント:白騎士団のメンバー
- チェスリー・リカート:青騎士団のメンバー
- ステファニー:テバント帝国の皇太后
- ヘンサ・イグラー:皇太后の補佐官
- ペラゴン辺境伯、カリックス:ステファニーの父
- ヴィアン・フィエンス:皇后の事が好きだった
- 皇太后宮殿:ステファニー(皇太后)
- チューリップ宮殿:エレノア・スノー(皇后)
- ユリ宮殿:アウレリア・ロジャース(第一皇妃)
- レオ・ロジャース:アウレリアの父
- バラ宮殿:カリオペ・リアノン(第二皇妃)
- デイジー宮殿:グレタ・ルブラン(第三皇妃)
- ヒヤシンス宮殿:アグネス・ローガン(第四皇妃)
- 黒騎士団(帝国):アドリアン(選りすぐりの戦士だけを集めた最強の騎士団)
- 白騎士団(帝国):イオ・オーデリック、アスカロ・ヴァーノン(団長)
- 青騎士団(帝国):チェスリー
- 赤騎士団(帝国):
- 帝国魔導師:ディクラン・ウィットボルド
- 北部を守る三大家門:スノー家・オーウェン家・オズボーン家
- 西部:ブランド王国
- シディス伯爵:地下で亀裂を作った家?
原作小説|エレノアとヘレイスの未来は?
ここからは小説版の結末まで、遠慮なくネタバレしていきます。漫画の先が気になって仕方ない人は覚悟して読んでくださいね。エレノアとヘレイスが最後にどうなるのか、もう全部話します。
結論から言うと、エレノアとヘレイスは結ばれます。しかも、ただ皇帝と皇后として並ぶだけではありません。二人は長い苦難を一緒に乗り越え、互いをかけがえのない存在になります。
序盤は、エレノアは、孤独な皇帝ヘレイスを守るため、自ら皇后になることを決意します。周囲から恐れられるヘレイスですが、エレノアは彼を怖がるのではなく、抱えている孤独や事情に向き合っていきます。ここから二人の関係が少しずつ変わっていくんです。
中盤、二人が距離を縮める一方で、ヘレイスを取り巻く呪いや帝国の陰謀が明らかになっていきます。ヘレイスが「狂気」と呼ばれていた理由にも過去や孤独が深く関係していて、エレノアはその真実を知っても彼のそばにいることを選びます。
終盤では、帝国を裏から動かしていた人物たちの思惑が次々と明らかになり、エレノアとヘレイスは力を合わせて立ち向かいます。二人はただ愛し合うだけではなく、互いを支えながら帝国を救うために動く関係へ。ここ、二人の成長がかなり熱い!
最後は、エレノアとヘレイスが陰謀を乗り越え、正式に夫婦として未来を歩みます。エレノアは、ただ皇帝の隣にいる女性ではなく、ヘレイスとともに帝国を救った「最後の皇后」になります。外伝では二人のその後も描かれ、家庭を築いていることもうかがえます。長い孤独を抱えていたヘレイスが、最後にはエレノアと一緒に未来を生きる。二人はちゃんと幸せになる、ハッピーエンドです!
原作小説の題名に、「母」というタイトルか出てくるので、二人の間に王女様や王子様が誕生してるっぽい!皇太后(ステファニー)、ペルセポネ(オズボーン)、フランクリン(オーウェン)たちの最期、エレノアの切なさも、怒りも、どうしようもない愛しさも‥この物語に込められた感情・陰謀の決着を一緒に見届けましょう。
全話|1話から最新話までのレビュー一覧
エレノアとヘレイスの関係が少しずつ変化していく過程を追うのが楽しいのよ。さらに先へ進むほど、エレノアがヘレイスにとってどれほど大きな存在なのかが分かってきます。好きな話からどうぞ!
| 1話 | 2話 | 3話 | 4話 | 5話 |
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| 41話 | 42話 | 43話 | 44話 | 45話 |
| 46話 | 47話 | 48話 | 49話 | 50話 |
| 51話 | 52話 | 53話 | 54話 | 55話 |
| 56話 | 57話 | 58話 | 59話 | 60話 |
エレノアの魔法、そしてヘレイスも魔法を使えるの!ステファニーの母とも思えない黒魔術‥なんだか陰謀だらけで。ちょっと登場人物が多くってややこしくなってくるけど、もう、うわぁ!えぇ?キュンが同時で私の心の大忙しなんですよ。
原作小説・マンガ|公式配信プラットフォーム
『エレノア・スノー〜最後の皇后〜』の原作は、baekmyoによる小説で、漫画版はLICOが脚色・作画を担当しています。日本ではLINEマンガで公式配信されていますが、韓国ではNAVER Webtoonで先行して公開されています。韓国版を含め、英語、フランス語、日本語でも展開されている作品です。
漫画版だけでなく原作小説も読むことができるので、「漫画の先が気になって仕方ない!」という人には小説版という強力な選択肢もあります。小説は本編244話+外伝36話、合計280話で完結しているので、かなりじっくり楽しめますよ。
エレノア・スノー〜最後の皇后〜の原作
- 日本語名:エレノア・スノー〜最後の皇后〜
- 原作題名:감히 바라옵건대
- 原作作者:LICO(脚色/作画)・baekmyo(原作)
- 原作配信:Naver Webtoon・Naver Series
- 日本配信:LINEマンガ・eBookJapan
韓国の「NAVER」公式サイトで、数話先のストーリーがフルカラーで先行公開されています。会員登録すると先読みできますよ。ただし、完結後は有料庫に入ってしまうので、ご注意くださいね。
原作の韓国を含め、英語、フランス語、日本語 の4か国で配信されています。最速を調べた結果、原作の韓国に続き、①英語、②日本語、③フランス語と続きます。
まとめ|エレノアだからこそ、ヘレイスの隣に立てた!
とにかくエレノアが強いのよ!皇后になるって聞いたときは「そこまでしてヘレイスを守るの!?」って思ったけど、読み進めるほど、ただ優しいだけじゃないのが分かってくる。自分の気持ちも覚悟もちゃんと持ったうえで、ヘレイスの隣に立とうとするのが本当に好き。
そしてヘレイスよ…最初は何を考えてるのか分からないし、近寄りがたいし。でも背景を知っていくと、見え方がどんどん変わってくるんですよ。孤独を抱えた人が、少しずつ誰かを信じられるようになる過程って、こんなに刺さるのかと。
二人とも簡単には幸せになれないからこそ、ちょっとした距離の変化まで気になって仕方ない。エレノア、頼むからそのまま突っ走って!ヘレイスももう一人で抱え込まないで!って、読んでるこっちが勝手に応援団になる作品です。