エレノア、ほんっとうに頼もしいんですよ! ヘレイスを助けるためなら言いつけを破ってでも危険な場所へ飛び込むし、しかも、ただ勢いで突っ込んでいるわけじゃないんですよね。その必死さに、エレノアが彼をどれだけ大切に思っているのかが滲んでいて胸が熱くなります。そしてヘレイス側にも、明らかな変化が出てくる。これまで公的な立場でしか呼ばなかったエレノアを、初めて名前で呼ぶんですよ。もう、この一言だけで「距離縮まったー!」って叫びたくなる! さらに事故のあと、ヘレイスが抱えている心の傷にもエレノアは気づいていく。励ますより先に、その痛みそのものを受け止めているんです。命を救うだけじゃなく、心まで少しずつ支えようとしている。だからこそ、ふたりの関係が単なる政略結婚から変わっていく感じがたまらないんですよね。
26話|死の淵をさまようヘレイスの前に…
「安全な場所で待ってろ」と言われたのに全力で突入してくるエレノアのマイペースさが最高!
いや、いきなり緊張感がすごい! ステファニー側ではヘレイスが無事ではないと考えていて、しかも皇宮では救出のために騎士や魔術師まで動かそうとしている。ところがステファニーが現れて、確認できていない情報をあえて突っつきながら時間を稼ごうとするのよね。これ完全に分かってて邪魔してるじゃん。しかも皇帝も皇后も不在だから自分が皇宮を仕切る立場だと堂々と言い出すあたり、強気すぎる。オスカーが苛立つのも無理ないわ。
でもアドリアンが冷静に判断して、戦力を分けながらヘレイス救出へ向かわせるのは頼もしい。皇宮を空にしないようにしつつ、必要な人員を救出へ回す。緊迫した状況なのに判断が早い!
そしてヘレイス本人は、もう本当にギリギリ。チェスリーを守りながら防護壁を維持して、自分まで限界に近づいてて。意識が薄れていく中で、自分の人生を振り返るように「このまま終わるのか」と考えてしまうのが切ないのよ。しかも最後に浮かんだのがエレノア。これ、もう気持ちが答え出してるんじゃないの? ドキッとするわ。
ところが! エレノア登場。しかも本人は幻だと思っているヘレイスの目の前で、落ちてくるものを魔法で吹き飛ばす。うわあ、来たーー! ずっと安全な場所にいろと言われていたのに、やっぱり来ちゃったのね。しかも悪びれるどころか、さらっと微笑むのがエレノアらしすぎる。
ヘレイスがどれだけ遠ざけようとしても、エレノアは自分で会いに行く。今回の二人は、まさにその関係がそのまま表れていたと思う。ヘレイスが守ろうとして離そうとするほど、エレノアは自分の意思で近づいてくる。ハラハラした前半から一転、最後はキュンとさせてくるんだから忙しい! でも、この再会で状況がどう変わるのか。ここから一気に反撃開始になりそうね。
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27話|初めて名前・エレノアと呼ばれる
姉がいないことに気づくやいなや「姉ちゃんを助けに行くぞ!」と飛び出すアスターの察知スピードと行動力が頼もしすぎる!
うわぁ、エレノアがヘレイスを助ける姿が本当にすごいのよ!ヘレイスの腕に刺さった剣は普通のものではなく、体の中で特殊な仕掛けが広がる危険な武器って?!だから傷が深くないように見えても、出血が止まらない状態だったのね。しかもエレノアは、それを見ただけで仕組みを理解して、風魔法を細かく操りながら一つずつ処置していく。おお、さすがエレノア!
しかもヘレイスが「誰にやられたのか」と聞かれても多くを語らないものだから、エレノアから「こんな時まで口数が少ないなんて、本当に愚かな人」と言われてしまう。この二人、命がかかった場面でも会話がいつもの調子なのよね。ヘレイスも「未来の皇后は本当に生意気だ」と返すけど、エレノアは「助けているんだから、このくらい許して」と堂々たるもの。強いわ!
そして魔法石に別の術を重ねながら風魔法まで同時に扱うエレノアを見て、ヘレイスは彼女が普通の魔法使いではないと改めて実感する。さらに剣を抜く作業では、風を鋭く操って体の中につながっている部分を一つずつ切り離す必要があり、かなりの痛みを伴う。それなのにヘレイスはほとんど声を上げない。エレノアのほうが耐えきれず涙を流してしまうのよ。するとヘレイスが「痛いのは私なのに、なぜ泣くんだ」と聞く。そこでエレノアが「痛みを自分も感じたい」と答えるのが、もう……じーん。
さらに「宮殿に戻れ」と言われても、エレノアは来たことを後悔していない。自分が来なければ、ヘレイスがこんな苦しみを抱えていることすら知れなかった。だから痛みを分かち合えてよかったと言うのよね。ヘレイスもそこで初めて、エレノアを名前で呼ぶ。「スノー」でも「スノー家の娘」でも「未来の皇后」でもなく、ただ「エレノア」と。エレノアが「来て正解だった」と嬉しそうに笑うのが、キュンとするわ。
ただ、ヘレイスの状態はまだ安心できない。魔力も弱まり、時間が経てばさらに危険になる。エレノアはアスターに自分が宮殿にいないことへ気づいてほしいと祈る。そしてその願いはすぐに届くことに。アスターはエレノアがヘレイスに会いに行ったと知ると、態度が一変。「当然、姉を助けに行く!」と飛び出す。普段は素っ気ないのに、姉のことになると即行動なのよ。よしっ、アスター急いで!
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28話|ヘレイスを救出!エレノアの圧倒的な迫力
ヘレイスを救うだけでは終わらない。エレノアは「狂皇帝」の汚名を覆すため、敵より先に評判をひっくり返す作戦へ!
おおっ、救出から情報戦まで一気に走り抜けるわよ~! シディス邸の跡地では、アドリアンたちが必死に生存者を探してて、アドリアンとしては一刻も早く地下へ向かいたい。でも民間人の被害を後回しにはできない。そこで思い出すのがヘレイスの「人々を最優先にしろ」という教えなのよ。デルガドの力は守るための力。これを胸に刻んでいるアドリアン、しっかり成長してるじゃない。
そしてアスターの探索魔法で、ついにヘレイスの居場所を特定、やっと見つけた! 地下からエレノアが魔法を放ち、救助側へ存在を知らせる流れも緊張感たっぷり。アドリアンが地下へ降りると、そこには意識を失ったヘレイスを抱えるエレノアがいる。しかもエレノア自身は、自分がここにいたことを伏せてほしいと頼むのよ。これがまたエレノアらしい。自分が救出に関わったことを主張するんじゃなく、ヘレイスを助けることだけを優先している。アドリアンも事情を察して、余計なことを言わずに受け入れる。この姿、二人の信頼がグッと深まった感じがするわね。
一方、ステファニーはヘレイスが助かったと聞いて残念そう。しかもヘレイスが民衆を優先したという事実を逆手に取り、「自分だけ助かろうとした皇帝」という印象を広めようとしている。いやいや、そこまで準備してたの!? ヘンサと一緒に世論まで動かそうとしているあたり、敵もかなり抜け目がない。
ところがエレノア、先手を取る。テイラーを呼び出して、ヘレイスが自分よりも被害者の救助を優先したという情報を広めるよう指示する。単なる嘘をばらまくのではなく、実際にヘレイスがアドリアンへ伝えていた信念を世間に知らせる形なのがポイントなのよ。そして「狂皇帝」という汚名を今こそ払う。敵が悪評を広めるなら、その前にこちらから事実を利用して流れを変える。エレノア、剣を振るうだけじゃない。情報戦までビシッと仕切るじゃないの!
「敵より先に動く」という判断も最高。ヘレイスがまだ危険な状態だからこそ、救出後の戦いまで始まっている。28話、地下での救出劇から宮廷の評判争いへ、一段階大きく動いた感じだったわ。
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29話|名前で呼ばれヘレウスが動揺する
エレノアの完璧な根回しでヘレイスの美談を世間に広めてイメージアップ大作戦‥手際の見事さが爽快!
もう…ヘレウスとエレノアの距離が一気に縮まりすぎ! 目を覚ましたヘレウスが丸一日眠っていたことを知り、チェスリーが無事だと聞いてホッと。でも伯爵家では多くの犠牲が出ていて、助かった使用人たちもかなりの人数だったことが明かされる。そんな中、新聞ではヘレウスが自分より民衆たちの命を優先した「献身的な皇帝」として大きく報じられていたの。しかも、その噂を広めるようテイラーに頼んだのはエレノア。なるほどね、エレノアはヘレウスの評判を変えるために、ちゃんと動いていたわけよ!
そして本人がエレノアの前に現れると、いきなり「愛する人が目覚めたら会いに行くのが普通でしょ?」ですって! おっと、ヘレウスさん、恋人ムーブが板についてきましたねぇ。エレノアから「嫌がっていたわりには上手」とツッコまれても、ヘレウスは嬉しそうにエレノアの無事を確認してて、ニヤニヤしちゃうわ。
ところが会話が進むと、エレノアはヘレウスが悪評をあえて放置している理由に気づくの。皇帝の座を誰かに譲ったあと、自分は静かに去るつもりなのではないか、と。うわ、そこまで見抜くのか! ヘレウスが黙ったことで、エレノアの推測がかなり核心に近いことも伝わってくる。
そしてエレノアは、自分が皇后の立場を欲しいからではなく、民を誰より大切にしてきたヘレウスが悪評を背負い続けることが悲しいのだと伝える。ここ、グッとくるわ。さらに「ヘレウス・デルガドという名前は、この大陸で輝かしいものであってほしい」と言われたヘレウスが、思わず言葉を失うちゃうの。ずっと悪名を背負ってきた男に、自分の名前そのものを肯定してくれる人が現れたんだもの。じわーっと沁みるわよね。
そしてよ‥ ヘレウスが「名前で呼んでほしい」とお願いして、エレノアが「ヘレウス」と呼ぶ。すると本人がドキッ。もう一回「ヘレウス」と呼ばれて、さらに動揺。エレノアはそれを見て楽しそうに笑うし、ヘレウスはそんな表情まで可愛いと思ってしまう。おおっ、完全に恋する男になってるじゃない! 政治の話をしていたはずなのに、終盤だけ恋愛の温度が急上昇。これはニヤニヤ不可避だわ!
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30話|生き残った少女キャサリンに魔の手が忍び寄る
いやはや温度差がすごいの。まずエレノアとヘレイス、髪に触れるだけで二人ともドキドキ。しかもヘレイスの耳まで赤くなっているのを見て、エレノアの心臓もまたドクンって跳ねるのよね。もう、二人とも意識しすぎなのよ。しかも以前ヘレイスが「愛する人には安全な場所で待っていてほしい」と話したことまで思い出して、エレノア自身も「どうしてこんな反応をするの?」と戸惑ってて、これはもう、じわじわ恋が進んでるじゃない。
でも話題がヘレイスの心の状態に移ると、空気が変わる。オーデリックを信頼できなかったこと、その結果として裏切られることまで想定していたこと。そして、予想通りのことが起きても、なぜか心が空っぽになると語るヘレイス。強い皇帝として振る舞っていても、内側には人を信じられない寂しさがあるのね。
そこでエレノアが、自分の幼い頃の馬車の話をするのが本当にいい。たった一台の馬車でも、長く使って愛着を持っていたものがなくなれば、心にはぽっかり穴が残る。まして相手が人なら、なおさらでしょうと。なるほど、エレノアはヘレイスの気持ちを否定せず、自分の経験に置き換えて理解しようとしているのよね。「そんなの面白くない」とまで言って寄り添うのが、静かだけどすごく優しい。ほんと、じーんとくるわ。
ところが後半は一転、ステファニーが新聞記事に大激怒。ヘレイスを悪く見せようとしていたのに、民衆から評価され始めていることが相当まずいらしい。そこでヘンサが目をつけたのが、シディス伯爵家で唯一生き残ったキャサリン。家族を失ったばかりで心が弱っているだろうから、皇帝が事件を仕組んだという証言をさせようという、とんでもない計画を立てるの!
しかも証拠が失われた今、「最初に広まった話が勝つ」と考えているのが怖いのよ。ステファニーもついにその案へ乗り、キャサリンを利用することを決める。そして、牢の中で家族のことを思い出して震えるキャサリンの前に誰かが現れる。前半の優しい空気から一転、後半は不穏さが一気にゴゴゴ……。皇太后のクズすぎる陰謀に声にならないわ。
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