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『エレノア・スノー〜最後の皇后〜』16話~20話|生々しい熱気、ヘレイスとエレノアの距離

『エレノア・スノー〜最後の皇后〜』16話~20話のストーリーガイド&徹底レビュー!生々しい熱気、ヘレイスとエレノアの距離
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カロンの冷たい心に、眩しいほどの感情が灯った瞬間から、物語の空気がじわりと熱を帯び始めました。エレノアがヘレイスへ近づくたび、張り詰めた空気が揺れ、彼の胸に刻まれた「裏切りの傷」が静かに疼く。夜の庭で交わされる駆け引きは、危険なのにどこか温かくて、読んでいる側の心までざわつく。そして20話、孤独を愛するヘレイスが見せた冷酷な拒絶。その痛みが、二人の距離をさらに複雑にしていく。この記事では『エレノア・スノー〜最後の皇后〜』16〜20話の熱気と痛みをレビューしていきます。

16〜20話のネタバレがあります。初めて読む楽しみを大切にしたい方は、ここで読むのを止めてください。

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16話|カロンの心に芽生えた眩しい感情

エレノアの静かなる支配に震える。シシリーを死刑から救うふりをして、完全に自分の配下として支配下に置くエレノア。冷徹なまでの洞察力と、命すら道具に変える底知れない賢さに、ゾクゾク

16話あらすじ

第二妃カリオペによる毒殺未遂が明るみに出たことで、皇帝ヘレイスは激怒し、第二妃をローズ宮に軟禁するという厳しい罰を下す。実行犯の侍女シシリーに死刑が言い渡される直前、エレノアはあえて彼女の命を救う道を選ぶ。それは慈悲ではなく、シシリーを自分の手駒として利用し、敵の内情を探るための冷徹な取引だった。その後、エレノアはシシリーを憐れんだカロンに対して、暗殺者には縁遠い「慈悲」という感情の美しさを説く。誰かを深く案じ、心から心配する自分自身の感情に戸惑いながらも、エレノアは大切な人の身を案じて宮殿を飛び出すのだった。

16話の感想と考察

16話、エレノアという女性がかっこよすぎて言葉が出ない。第二妃カリオペをローズ宮に封じ込めて、その侍女であるシシリーをあえて「生かして飼い殺し」にするなんて、頭が良すぎる。死を恐れるシシリーに対して「じゃあ死ねばいいのに、死にたくないんでしょ?」って追い詰めて、忠誠を誓わせるやり方が本当に容赦なくて最高だった。あそこでシシリーを本当に殺さず、自分の信頼を得るための理由を求めさせるっていう手法、ただの復讐心とはレベルが違うよね。エレノアの言う通り、ただ殺すだけじゃなくて、生かして自分の目的のために使うことこそが、本当に賢い支配者のやり方なんだって突きつけられた気がして震えた。

あと、カロンに対するエレノアの接し方が本当に良かった。冷徹な暗殺者だったカロンが、敵の侍女に対して「かわいそうだ」って感情を持ったことを、エレノアは否定せずに「それは慈悲という眩しい感情だよ」って肯定してあげた。これって、自分自身もヘレイスに対して同じような慈悲とか、もっと深い何かを感じ始めているからこそ言えた言葉だと思うんだよね。最後に「自分の中に芽生えたこの感情はなんなのか」って自問自答しながら、ヘレイスのことをひどく心配して走り出す背中が、本当に愛おしい。今までどれだけ冷たく振る舞っていても、やっぱり最後は「好きな人の無事」が全てなんだなって。

エレノアが自分の感情を「慈悲」と呼んだ時、それがどれだけ眩しくて、同時に彼女を危険に晒す弱点にもなり得るのかが分かって、ヒヤヒヤした。でも、それ以上に彼女が少しずつ「冷徹な策士」から「愛を知る人間」へ変わっていく過程が切なくて尊い。ヘレイスのために宮殿を飛び出す彼女の姿には、もう迷いがなかった。この先、この二人の愛が国や宮廷の争いにどう影響していくのか、ただの恋愛ドラマじゃ済まされない緊迫感があって‥。エレノアが手に入れた「慈悲」という武器が、彼女を救うのか、それとも滅ぼすのか、本当に目が離せない。

16話まとめ

ずっと感情を押し殺して、冷たい表情の奥に本当の気持ちを隠してきたエレノア。誰かを信じることも、弱さを見せることも避けていた彼女が、ヘレイスや同じように孤独を抱える人たちへ向ける想いを、ようやく自分自身の感情として認め始めたように見えました。守るべき存在ができたことで、エレノア自身も少しずつ人間らしい温かさを取り戻しているところが印象的です。

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17話|エレノアの接近が揺らす張り詰めた空気

自分も傷だらけで、魔力の限界を超えても兵士を癒やす姿が痛々しすぎて胸が締め付けられる。自分の体なんてどうでもいいとばかりに献身するヘレイスの姿に、どうか少しは休んでと叫びたい衝動に駆られて涙が止まらない。

17話あらすじ

魔物の襲撃で傷ついた兵士たちを、自らも負傷しながら治癒魔法で救い続けるヘレイス。極限状態の彼を支える側近のオスカーは、無理やり彼を休息させる。自室で眠れぬ夜を過ごすヘレイスのもとへ、エレノアが現れる。彼女はヘレイスの深い傷を治療するために申し出るが、その行為はヘレイスの無防備な胸元をさらけ出させることとなる。シャツを脱ぎ、エレノアの手に触れられるたびに、ヘレイスの心と体は、痛みとは別の、言いようのない感覚で大きく揺さぶられていくのだった。

17話の感想と考察

17話、戦場の悲惨さと、その後に続く静かな密室の空気感のコントラストがえぐい。ヘレイスって、本当に自分を大切にするという概念がないんだろうか。デルガドの血を引いているのに自分自身は癒やせないっていう設定、あまりにも皮肉で辛すぎる。他人の命を救うために、自分の命を削り続ける姿を見ていたら、誰かこの人を守ってあげてよ!って叫びたくなった。それをしっかり支えているオスカーの献身的な態度も、どこか切なくて泣けてくる。

でも、本当に心拍数が跳ね上がったのは、やっぱりエレノアとのシーン。部屋に訪ねてきたときの彼女の淡々とした様子が、逆にめちゃくちゃ怖いし、色っぽい。傷を治療するっていう名目で、服を脱がせて、あんなに顔を近づけて…。ヘレイスが「脱げばいい?」ってニコニコ言っちゃうのも、もう完全に正常な判断能力を失っている証拠だよね。治療っていう名目だけど、エレノアの手が肌に触れた瞬間にビクッてなっちゃうヘレイスの反応、あれはもう治療の痛みじゃないよね。明らかに、支配されている側と、支配している側の境界線が曖昧になっていて、関係性が決定的に歪み始めている感じがたまらない。

エレノアは本当にただ治療をしているだけなのかな。それとも、ヘレイスという君主の最も無防備で脆い部分を、意図的に覗き込んでいるのか。もし後者だとしたら、ヘレイスは自分が食べられようとしていることに、微かな悦びすら感じてしまっているのかもしれない。血に汚れたシャツを脱いだことで、二人の間にはもう後戻りできないような、ねっとりした空気が流れている気がする。これから始まるのは、治療という名の征服なのか、それとも壊れかけた二人による溺愛なのか。ウフフがとまらないわ。

17話まとめ

ヘレイスは、エレノアの優しさに触れるほど、自分がずっと求めていたものに気づかされてしまったのではないでしょうか。誰かに必要とされる安心感や、素の自分を見てもらえる心地よさは、孤独に慣れた彼にとってあまりにも強い誘惑でした。拒みたい気持ちがありながらも、その温もりを手放せない姿には、長い間ひとりで耐えてきた人の寂しさが滲んでいました。

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18話|裏切りの過去が刻んだヘレイスの傷

孤独な皇帝に誓う忠誠に号泣。毒や裏切りに怯え、誰の言葉も信じられず生きてきたヘレイス。そんな彼に対し、エレノアが自分の命をかけて側にいると伝えた‥孤独の闇に光が差し込むようで、胸が締め付けられ

18話あらすじ

皇后になるという重責を引き受けたエレノアは、怪我をした皇帝ヘレイスの治療にあたっていた。孤独の中で誰にも心を許せず、妻たちを早くに失ってきた過去を持つヘレイスは、エレノアの優しさに戸惑い、彼女を遠ざけようとする。しかし、エレノアは敵が勝手なふるまいをする宮廷の残酷さを知りながらも、逃げ出すことを拒み、ヘレイスの孤独と重荷を分かち合うことを選ぶ。かつてないほど真っ直ぐに自分を守ろうとするエレノアの言葉に、ヘレイスはこれまでにない動揺を隠せない。まるで魔法にかかったかのように、彼女の存在が皇帝の凍てついた心を少しずつ溶かし始めていた。

18話の感想と考察

18話、ヘレイスがどれほど深い孤独の中で生きてきたか、その一端が垣間見えて胸が締め付けられた。普通の人ならとっくに壊れているはずの場所で、毒に怯え、人を信じず、ただ戦い続けてきたんだよね。そんな彼にとって、エレノアの「側で助け守る」という言葉は、どれほどの重みと、それ以上に恐ろしい誘惑だったんだろう。「優しい」なんて言われて驚くあたり、彼が今までどれだけ人間扱いされてこなかったのかが伝わってきて、本当にやりきれない。

エレノアがただの綺麗事ではなく、敵の残酷さも、ヘレイスの背負う重荷も全部理解した上で、それでもなお側に残ると決めた覚悟が凄すぎる。家に戻る選択肢があったのに、あえて火の中に飛び込むようなものじゃない?でも、それが彼女なりの「護り」なんだよね。敵を「鳥や猫みたいで可愛い」なんて言える強さを持つエレノアだからこそ、ヘレイスは無意識に惹きつけられているんだと思う。

特に最後の姿、あれはもう恋に落ちる瞬間だったわ。言葉が全部嘘であっても信じてしまいたい、なんて、あのヘレイスが心の中で白旗を上げているのが丸わかりで、ドキドキが止まらなかった。「自分が狂ってしまったのか」と自問自答する彼の混乱が、もう可愛くて仕方ない。エレノアのほうも、ただ献身的なだけじゃなくて、ヘレイスが抱える闇を包み込むような包容力があって、この二人の関係性はこれからどんな形に変わっていくんだろう。ただの皇帝と皇后じゃなくて、もっと深くて、脆くて、壊れそうな絆が芽生え始めている気がする。これが恋っていうより、共依存に近い形での救済になりそうな予感がして、そこがまた最高にゾクゾクする。

18話まとめ

ヘレイスは、エレノアの言葉を受け入れてしまえば、自分が必死に守ってきた心の壁が崩れてしまうことを分かっていたのでしょう。だからこそ、素直になれずに何度も否定しようとします。それでも本当は、誰かに認められることや寄り添ってもらうことをずっと望んでいた。その矛盾した感情が、彼の苦しさとして強く伝わってくる場面でした。

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19話|夜の庭で交わる二人の駆け引き

ステファニーの残虐さに戦慄。失敗しただけで躊躇なく騎士を惨殺し、父親の顔色ばかりを窺うステファニーの姿に吐き気がした。権力への執着と父への歪んだ愛が混ざり合い、崩壊していく様子は、まさに人間としての尊厳を失った怪物そのもの。

19話あらすじ

皇太后ステファニーは、皇帝が亀裂を封じたことで計画が崩れ、焦りと父への恐怖から部下を惨殺するほどの狂気を見せる。彼女は権力を維持するため、次期皇后として名乗りを上げたエレノアへの警戒を強めていた。一方、エレノアはステファニーの招きに応じようとする中で、偶然庭園にいたヘレイスと遭遇する。孤独と責任を背負って生きるヘレイスの姿に心を通わせるエレノアは、唐突に彼の性的嗜好について大胆な質問を投げかける。予期せぬ問いに驚いたヘレイスは、余裕を見せながらエレノアの頬に触れ、彼女に逆質問を返すことで二人の距離は一気に縮まっていく。

19話の感想と考察

19話、もう、心臓がバクバク。ステファニーの壊れっぷりが凄まじいね。自分の手で騎士を何度も刺して、息を切らしながら「父に嫌われる」って怯える姿は、見ていて本当に気分が悪くなるレベル。でも、こういう親の呪縛に囚われて必死に泥を這いつくばっているキャラクターって、どこか哀れでもある。自分が一番愛されたい相手から認められたいという歪んだ欲求が、この国を滅ぼそうとしているんだもんね。それにしても、部下を全員殺させて証拠隠滅する冷酷さは、まさにこの物語の悪役としての風格があってゾクゾクする。この母子の関係性がどう破綻していくのか目が離せない。

一方で、エレノアとヘレイスの二人が本当に最高すぎた!エレノアって、本当に何考えてるか分からないよね。あの緊迫した宮廷の裏側で、命を狙われているかもしれないヘレイスに向かって、突然「不能なの?」とか「男が好きなの?」って聞くなんて、普通なら殺されても文句言えないレベルの失礼さだよ。でも、ヘレイスがそれを怒るどころか、面白がってエレノアの頬に触れるあの距離感。もう、尊すぎて言葉が出ない。ヘレイスは、自分の人生を「死の方が向いている」なんて自嘲しているけれど、エレノアに対してだけは、どこか素の自分を見せている気がする。エレノアの型破りな性格が、ヘレイスの張り詰めた糸を少しだけ緩めているのかも。

この二人のやり取り、ただのロマンスじゃないよね。お互いに腹を探り合っているのか、それとも本当に惹かれ合っているのか、その境界線が曖昧なのがすごくいい。エレノアの「定義しづらい女」というヘレイスの評も、まさにその通りだと思った。こんな状況下で、相手を試すような質問ができる強心臓なエレノアには、むしろ惚れ惚れしてしまう。でも、ステファニーが今まさにエレノアを狙おうとしているわけでしょ?次にどんな毒が待っているのか、この危うい駆け引きから目が離せないよ。もうステファニー邪魔しないでよ!

19話まとめ

エレノアは、ヘレイスが抱えている孤独や責任の重さを誰より近くで感じ取っていました。だからこそ、張りつめた空気をそのままにせず、あえて少し大胆な言葉を投げかけたのでしょう。彼を困らせるためではなく、ひとりで抱え込む世界から引き戻すための行動だったと思うと、彼女なりの優しさが見えてきます。

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20話|孤独を愛するヘレイスの冷酷な拒絶

皇太后を完璧に欺く演技に興奮。あんなに腹黒い皇太后の前で、高級な宝石を身につけ、マナーを無視して無邪気に笑う姿。まさに「頭の悪い女」を完璧に演じきり、相手を翻弄するエレノアの頭のキレと大胆不敵な作戦に、ゾクゾクする。

20話あらすじ

世継ぎを望まないヘレイスは、エレノアからの子作り提案を冷たく拒絶する。過去の暗闇に囚われ、家族という概念そのものを否定するヘレイスに対し、エレノアは自分が子供を光の中で育てると強く誓う。ヘレイスの拒絶を「恥ずかしがっているだけ」と前向きに捉えるエレノアは、敵である皇太后の元へ向かうことを決意する。エレノアは、宝石を派手に身につけた無知で愚かな娘を演じ、皇太后・ステファニーとの対面を果たす。皇帝を操るための取引をもくろむステファニーに対し、エレノアは皇帝の愛に溺れる盲目的な娘という完璧な演技で、皇太后の警戒心を巧みに揺さぶっていく。

20話の感想と考察

20話、最高だった!これぞ求めていた駆け引きだわ。まずヘレイスの頑固さには本当にイライラさせられる。自分のトラウマだけで「家系を残すつもりはない」って言い切るなんて、あまりにも傲慢すぎない?エレノアがキラキラした目で「自分が子供を光の中で育ててみせる」って言ってるのに、それを突き放すなんて、あんた一体どれだけ自分の暗闇に浸りきっているのよ。でも、エレノアが全くめげずに「勉強してリードする」なんて言い出すものだから、思わず笑っちゃった。本当にこの女、肝が据わりすぎている。

そして後半の皇太后との対面!これがもう、エレノアの独壇場すぎて鳥肌が止まらなかった。宝石をジャラジャラつけて、食事の音を立てて、あえて「品のない女」を演じるなんて。皇太后がエレノアを見下して油断しきっているのが手に取るように分かって、こっちまでニヤニヤが止まらない。「皇帝が私を愛しているから何でも買ってくれるの」なんて、あんなにわざとらしい嘘を、あんなに幸せそうに笑って言えるなんて、エレノアは間違いなく天才だよ。

皇太后の最後の「完全に愚かか、あるいは信じられないほど賢い女か」っていう分析がまた痺れる。まさにその通り!エレノアは自分の敵が何を考えているのか、どうすれば相手が油断するのかを完全に把握している。ヘレイスを落とすだけでも大変なのに、同時に政治的な敵まであんな風に手玉に取るなんて、エレノアがただの綺麗なお人形さんじゃないことはもう明白だよね。

ヘレイスは今のところエレノアのことを「何かある」と警戒しつつも、まだ彼女の真の怖さを理解していない気がする。皇太后にしても、エレノアを甘く見ている今のうちに、とことん地獄の入り口まで引きずり込んでほしい。エレノアがただ愛を求めて突っ走っているようで、実は一番冷静に戦場を見渡している。この、彼女の純粋さと冷徹さが混ざり合った感じがたまらない。これからの展開、皇太后がエレノアの罠に気づいた時、どんな顔をするのか楽しみで仕方ないわ。

20話まとめ

ヘレイスが見せる冷たい態度の奥に、本当は深い傷があることをエレノアは気づいていました。拒絶されても離れるのではなく、その痛みごと受け止めようとする姿には覚悟を感じます。誰にも理解されなかった彼の孤独に寄り添い、閉ざされた心を少しずつ変えていこうとするエレノアの強さが胸に残る展開でした。

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