『契約結婚に終止符を』は、冷たく拒絶された初恋の相手と契約結婚したルネが、夫婦関係の終わりを目前にして変わっていくアレクサンドルと向き合うロマンス作品。初恋をこじらせた男が、離婚まで48日というところで急に態度を変え始める。いやいや、今さら何なのよ!?って話。
あらすじ|初恋の相手と結婚したのに、なぜ離婚を選ぶのか
ルネ・ヘイズリンにとって、アレクサンドル・チャンブラーは忘れられない初恋の相手だった。ところが、彼の母親が亡くなったと聞いて駆けつけたルネを待っていたのは、優しい言葉ではなく冷たい拒絶。好きな人を支えたいという気持ちが届かず、ルネの初恋は悲しい形で終わってしまうのよ。
それなのに、時がたったある日、アレクサンドルのほうから突然プロポーズされる。ずっと好きだった人からの申し出ですもの、普通なら夢のような展開よね。でも、彼が持ちかけたのは、愛を確かめ合って結ばれる結婚ではなく、期間を決めた契約結婚だった。
アレクサンドルがルネに求めたのは、約2年間の契約妻という立場。ルネには貧しい領地の問題や背負っている責任があり、先の見えない生活を何とかしたい事情もある。だからこそ、相手が大好きな初恋の人であっても、割り切って契約を受け入れることにしたのね。好きな人と結婚できる喜びだけでは、とても乗り切れない関係だったわけ。
そして契約終了が近づき、離婚まで残り48日となった頃、今まで無関心だったアレクサンドルが突然変わり始める。ルネが新しい人生を考え、離婚後は自分の好きなように生きたいと口にすると、彼は明らかに面白くなさそうな反応を見せる。ちょっと待って、今まで妻の気持ちを放っておいたのは誰なのよ!って(笑)。
ルネはもう、初恋がかなわなかった頃の自分に戻るつもりはない。契約が終わったら、自分の人生を自分で選びたい。一方のアレクサンドルは、ルネが本当に自分のもとを離れてしまう可能性を前に、今まで見せなかった感情をのぞかせる。ここからは、契約を守って離婚するのか、それとも二人の関係を変えるのかが大きな焦点になっていくのよ。
登場人物|ルネとアレクサンドル、初恋をこじらせた二人の関係
ルネ・ヘイズリン
ルネは、アレクサンドルを長く想い続けてきた女性ヒロインで結構やりての実業家さん。アレクサンドルの母親を亡くした知らせを聞いて駆けつけるほど大切に思っていたのに、その気持ちは冷たく拒まれてしまう。それでも後に彼のプロポーズを受け入れたのは、恋心だけでなく、自分が抱える生活上の事情もあったからなのよね。
ただ、ルネは契約妻になったからといって、いつまでも報われない恋にしがみつくわけではない。離婚が近づくにつれて、自分の人生を取り戻そうとする姿勢がはっきりしてくる。ずっと好きだった相手だからこそ簡単には割り切れない。でも、好きという気持ちだけで自分の未来を決めるのも違う。そんなルネの揺れ方が、この物語の大事なところなの。
アレクサンドル・チャンブラー
ルネの初恋の相手であり、契約結婚を持ちかけた男性ヒロイン。ルネの想いを一度は冷たく拒絶したのに、後になって自分からプロポーズするという、なかなか説明の難しい行動を取る男なのよ。しかも結婚生活では無関心な態度を見せ続けたのに、離婚まで48日となった頃から様子が変わる。
ルネが自分のもとを離れた後の人生を語ると、途端に気に入らない様子になる。いや、妻の人生設計に今さら口を挟むなら、まず自分の気持ちを説明していただけますかね!?とはいえ、この変化こそがアレクサンドルの本心を知りたくなる理由でもあるのよね。
アレクサンドルの背景には、戦争、車のデモ、後妻・マギーの陰謀や、マギーの娘・ニーナの存在も大きくかかわってきます。またシーズン2(44話)以降は、さらにアレクサンドルの心の闇が見えてきて、どうルネが包み込むのかがポイントになってくるんですよね。
『契約結婚に終止符を』のオールキャスト
- ルネ・ヘイズリン:ヘイズリン男爵家の当主、養護施設、幼い頃両を失い貧乏男爵家(ホワイトホール)
- フェルダー・ヘイゼル:ルネのおじ
- ドロシー・ダンペル:ルネの会社「パルダー・ヘーゼル」の社員、ルイスのいとこ
- ランティエール・ガビエ:ドレスデザイナー
- ゴードン・レイルズ:叔父から送られてきた子ども
- アレクサンドル・チャンブラー:チャンブラー侯爵家の当主であり大富豪(ガリバー)
- ブレア・チャンブラー:アレクサンドルの亡き母
- ジョシー・チャンブラー:アレクサンドルの祖母
- ビアソン・チャンブラー:アレクサンドルの父
- ガンター:アレクサンドルの祖父、頭が切れる心優しい海軍
- アンドレア:チャンブラー邸の管理人(女性)
- ガブリエル:チャンブラー邸の管理人(男性)
- ローサ・フェザー:ルネのメイド
- ルイス・ダンンペル:アレクサンドルの直属の秘書、ドロシーのいとこ
- ミシェル・アンケス:アレクサンドルの秘書
- ルペス:アレクサンドル専属医師
- ハトソン・ハヴァーツ:ビアソン・チャンブラーの弁護士
- マギー・チャンブラー:ニーナの母、アレクサンドルの継母(平民出身の裁断士)
- ニーナ・チャンブラー:アレクサンドルの義理の妹(ニーナ・アナシャ)
- メリンダ・ゴスリング:ニーナのメイド
- ラルゴ・ホーベン:マギーの弁護士で愛人
- ローレン・セリア:セリア伯爵の一人娘、ホワイトホール同級生でいじめっ子
- フェイル・ハイト侯爵:ローレンの夫
- レブラス・リトリー:旅行代理店を経営、養護施設でボランティア
- メリー・カタリナ・アリス・ヘンドリック:レバードの王女
- アルケ・ローデス・マキシムート:フィレスの王女(メリー王女の姪)
- レイシー:マギーが住んでいた邸宅のメイド
- ジェファーソン・ハンドストリング:王立警察の警視総監
- グレンタ大公:保守派の貴族中道派で女王陛下の反組織。無法地帯89番街を支配者
- ルーベンスキー伯爵:グレンタ・パーキンス(大公の息子)
- トニー・ラドニー:ゴシップ紙の編集長
見どころ|離婚まで48日、今さら変わる夫にツッコミが止まらない
面白さは、契約結婚を始める場面よりも、むしろ終わりが見えてから二人の関係が揺れ始めるところにあるのよ。妻を手放す準備はできていたはずなのに、本人の気持ちだけが全然準備できていない。 ここがもう、面倒くささ全開なのよね。
ルネは、初恋の相手と結婚できたからといって、幸せな夫婦生活を送れたわけではない。アレクサンドルはそばにいるのに、気持ちが通じ合っている実感はない。だからこそ、契約が終わったら自分の人生を歩もうとするルネの考えは自然なものなのよね。ところが、いざ離婚が現実味を帯びるとアレクサンドルが落ち着かなくなる。これまで妻の気持ちに無関心だった男が、彼女の未来には急に口を出したくなる。いやいや、ルネが自分の人生を考えるのは当たり前でしょうが!
でも、この身勝手にも見える変化には、アレクサンドル自身がまだ整理できていない感情が隠れているわけ。ルネを失いたくないのか、妻という立場を手放したくないのか、それとも今まで認めなかった恋心にようやく気づいたのか。
そしてルネにとっても、相手が初恋の人であることは簡単に消せない。嫌いになれたら楽なのに、好きだった時間が長いほど、相手の態度が変わっただけで心が揺れることもある。だからこそ、この二人の恋は「好きなら一緒にいればいいじゃない」で片づかないのよ。契約の終わりが迫るなかで、二人が初めて本当の気持ちと向き合えるのかが見どころね。
最新話レビュー|50話まで公開、ルネとアレクサンドルの行方は?
ルネとアレクサンドルの1話から最新話までの展開を追ってます。お好みのエピソードをどうぞご覧くださいね。43話でシーズン1完結・シーズン2は、44話から!
| 1話 | 2話 | 3話 | 4話 | 5話 |
| 6話 | 7話 | 8話 | 9話 | 10話 |
| 11話 | 12話 | 13話 | 14話 | 15話 |
| 16話 | 17話 | 18話 | 19話 | 20話 |
| 21話 | 22話 | 23話 | 24話 | 25話 |
| 26話 | 27話 | 28話 | 29話 | 30話 |
| 31話 | 32話 | 33話 | 34話 | 35話 |
| 36話 | 37話 | 38話 | 39話 | 40話 |
| 41話 | 42話 | 43話 | 44話 | 45話 |
| 46話 | 47話 | 48話 | 49話 | 50話 |
待てば無料→LINEマンガ・70%OFF→eBookJapan
アレクサンドルが変わり始めた理由と、ルネがその変化をどう受け止めるか。夫が急に優しくなったからといって、長い間抱えてきた寂しさや傷ついた気持ちが、すぐに消えるわけではないものね。
ルネとアレクサンドルの気持ちの変化を軸に読むのがおすすめよ。
- 序盤: ルネの初恋と、アレクサンドルからの冷たい拒絶
- 契約結婚の始まり: 突然のプロポーズと、ルネが契約を受け入れる事情
- 結婚生活: 夫婦でありながら気持ちが通じ合わない二人
- 離婚まで48日: アレクサンドルの態度が変わり始める
- 今後の注目点: ルネの決意と、アレクサンドルが本心を示せるか
原作小説の結末|ルネとアレクサンドルの最終回は?
韓国Naver Seriesでは『계약 결혼 종료(契約結婚に終止符を)』の原作小説が本篇150話+外伝7話=157話として掲載され、作品情報は完結になっています。
二人は、すれ違いの原因になっていた誤解や、周りの人たちの悪意をひとつずつ乗り越えて、ようやく本当の夫婦になっていくのよね。最後にはアレクサンドルが、自分のしてきたことを一生かけて償いながら、ルネを愛し続ける道を選ぶのだけれど、ここまでたどり着くまでが本当に長かったのよ。最初から素直になれていたら、こんなに傷つかずに済んだのにって思う反面、遠回りしたからこそ、二人が手にした幸せの重みも伝わってくるの。
アレクサンドルの、無関心に見える態度も、ただ冷たいだけではなかったのよね。彼がルネを拒絶して、結婚してからも距離を置いていたのには、過酷な生い立ちや、二人を引き離そうとする周囲の思惑が絡んでいたわけで……。もちろん、だからといってルネが傷つけられた事実は変わらないのだけれど。彼女が去ろうとしたとき、ようやく自分の本当の気持ちに気づいて、もう取り返しがつかないかもしれないと後悔するアレクサンドル。その苦しみを見ていると、もっと早く気づいてあげてよ、と思わずにはいられなかったわ。失いかけて初めて、自分にとってどれほど大切な存在だったのか分かるなんて、切なすぎるじゃない。
そして、48日の期限が過ぎても、アレクサンドルはルネを諦めないのよ。拒絶されれば傷つくし、思うように距離も縮まらない。それでも今度は、自分が傷つくことを恐れるのではなく、ルネの気持ちを尊重しながら、彼女の心と安全を守ろうと必死になるの。いや、遅いのよ。本当に遅い。でも、以前のように自分の気持ちを押しつけるのではなく、彼女のために何ができるのかを考えて行動する姿を見ていると、どうしたって気になってしまうのよね。
二人の関係を壊そうとしていた人たちの悪事が明らかになり、きちんと裁かれていく展開にも、ようやくここまで来たのねとホッと。アレクサンドルの不器用ながらも誠実な行動が少しずつ積み重なって、ルネの心も、ゆっくりとほどけていく。その変化が急すぎないところも好きなの。
最後には、契約だから一緒にいるのではなく、お互いの意思で隣にいることを選ぶ二人。朝の光が差し込む邸宅で、ようやく穏やかに笑い合う姿が描かれるのだけれど、綺麗な結末というだけでは片づけられないものがあるのよ。ここに来るまで、どれだけ傷ついて、どれだけ遠回りしてきたんだろうって。簡単には埋められなかった心の距離を、二人が時間をかけて縮めてきたからこそ、この穏やかな幸せが胸にしみるのよね。やっと手に入れた二人らしい愛の形を、これからはどうか大切にしてほしいなって、しみじみ思わされるハッピーエンドのラストです。
彼はルネを自分のそばに置きたいだけなのか、それとも彼女の意思を尊重したうえで一緒に生きたいのか。 そこに注目すると、離婚までの48日間がただの恋愛イベントではなく、二人の関係を見直す時間として見えてくるんですよ。
原作配信元|『契約結婚に終止符を』の公式配信先
日本語版と韓国版では配信先が異なるので、読むときは以下をチェックしてね。日本での公式配信はLINEマンガですが、原作は韓国の「NAVER Webtoon」公式サイトで、数話先のストーリーがフルカラーで先行公開されています。会員登録すれば、先読みできますよ。ただし完結後には有料庫へ‥。
- 日本語名:契約結婚に終止符を
- 原作題名:계약 결혼 종료
- 原作作者:KURI(作画)・Lee jihye(原作)
- 日本語版:LINEマンガ・eBookJapan
- 韓国語版:Naver Webtoon・Naver Series
- 原作小説:Naver Series
- 外国語版:英語、インドネシア語、タイ語
『契約結婚に終止符を』は、Lee jihyeによる原作小説をもとに、KURI(꾸리)が漫画を手がける作品なんです。韓国Naver Seriesには小説版と漫画版の両方が掲載されていますよ。
小説版は物語の結末まで読み進められる一方、漫画版はルネとアレクサンドルの表情や間の取り方を視覚的に楽しめるのが魅力よね。特に、普段は無関心なアレクサンドルがふと感情を見せる場面は、漫画ならではの演出にも期待したいところです。
まとめ|離婚直前に焦り始めたアレクサンドル、ルネは?
『契約結婚に終止符を』は、ずっと無関心だったアレクサンドルが、離婚まで48日という段階で態度を変え始める。ここがもう、私としては「もっと早く動いてよ!」と言いたくなる展開なのよね。でも、ルネにも自分の人生を選ぶ権利があるから、夫が急に焦り始めたからといって、すべてが元どおりになるわけではない。
大切なのは、アレクサンドルが本当に自分の気持ちと向き合えるのか、そしてルネが初恋の思い出だけではなく、今の彼を見て未来を選べるのかということ。契約結婚の終了が近づくほど、二人の本音が試されていくのね。契約は終わらせられても、初恋まできれいに終わらせられるとは限らない。 ルネが自分の幸せをどう選び、アレクサンドルがその決断にどう向き合うのか。二人がたどり着く答えを見届けたくなる作品なのよね。