ルネ、もう自分の気持ちに気づいちゃってるじゃないの…!アレクサンドルの笑顔や何気ない触れ合いに心を揺さぶられて、とうとう愛していると認めたのに、肝心の本人から確かな愛情を感じられないなんて、恋って本当に面倒くさいわね。しかもルネは、ただ悲しんで待っているような女性じゃないのよ。ニーナにもひるまず、相手の立場や弱点を見極めて反撃するし、アレクサンドルから提示された豪華すぎる慰謝料にも浮かれず、自分の人生をどう生きるか考えている。そんなルネだからこそ、別れを決めたあとの言動が切ないのよね。一方のアレクサンドルは、離婚の話を進めているはずなのに、優しい言葉までかけてくる。ちょっと待って、あなたはいったい何を考えているの!?さらに二年前の手紙をめぐって、二人の記憶まで食い違い始めるんだから、恋心だけでは片づけられない何かがありそうなのよ‥。
26話|ニーナの追い出し計画が大失敗に!
人を踏み台にした計画が崩れる瞬間って、たまらないわ。
おい、ニーナさん、自分がアレクサンドルの隣に立つ未来をどれだけ信じているのよ!女王からの縁談攻勢を利用してルネを追い出そうとするまでは、本人の中では筋が通っているつもりなのかもしれないけれど、肝心のアレクサンドルが誰を選んでいるのか、そこだけは都合よく見えなくなっているのよね。帰宅した彼の隣にルネがいるだけで、自分の居場所を奪われたような顔をするのも、もう気持ちが先走りすぎなのよ。
しかも、結婚契約書を見せつけてルネを詐欺師扱いするなんて、ずいぶん大胆な作戦に出たものだわ。お金を受け取って夫婦を演じているだけ、だから屋敷から出ていけって、ニーナの中では完全に勝ち筋が見えていたのでしょうね。でも、そこでルネが正式な結婚証明書を出した瞬間、空気がひっくり返るのが気持ちいい!契約書がどうこうと騒いでいたのに、肝心の書類が違うんですもの。ルネの余裕ある反応まで含めて、ニーナが自分の仕掛けた話に振り回されていく姿が痛快なのよ。
ただ、ローサの事情は笑って片づけられないわ。母親の治療費を抱えているところへ、ニーナから屋敷を追い出すと脅されていたなんて、追い詰められて判断を誤る気持ちも分からなくはないのよね。ルネだって父親を失いかけた幼い頃の記憶があるからこそ、母親を守りたいローサの必死さに気づいたのかもしれない。ここでただ罰を与えるのではなく、もう一度やり直す機会を渡すのがルネらしいところだと思うの。
もちろん、優しいだけで終わらないのが今回のルネ。ローサを助けながら、ニーナの計画を崩すための手まで打っているのだから抜かりがないわ。しかも、ローサと母親は報酬のおかげで落ち着ける場所へ移ったと告げて、ニーナが頼みにしていた計画をきれいにひっくり返すのよ。最後に正式な夫婦である証明を前に、何をするつもりだったのかと問い返すルネの姿がもう頼もしくて!アレクサンドルとの関係を勝手に偽物扱いされた怒りも、誰かの事情を利用して人を追い出そうとするやり方への反発も、全部そこに詰まっている気がする。ニーナ、今度こそ自分の言葉で説明してもらいましょうか。ここまで大きく出たのだから、もう逃げ道を探しても遅いのよ。ルネの静かな反撃、見ている私が一番スカッとしたわ。
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27話|ルネの愛の告白を聞いたアレクサンドルが赤面する
ニーナの執着が限界突破している一方で、愛まで堂々と宣言。アレクサンドル、聞いたなら腹をくくりなさい!
結婚証明書をビリビリに破られているのに、最後にはルネのほうが震えながら座り込んでいるのよ…。ルネ、どれだけ気を張っていたのよ!ニーナの前では一歩も引かず、言い返す言葉も鋭いのに、相手がいなくなった途端に張り詰めていたものが切れてしまう。あの強さが生まれつきの余裕じゃなくて、必死に踏ん張っていた結果だと思うと、胸がきゅっとなるわ。
それにしても、ニーナの脅しが通用しないのが気持ちいい!社交界で噂を広めると言われても、ルネはニーナ自身の立場を冷静に突いていく。そもそも、どこで誰に話すつもりなの? という現実的な指摘が痛いのよね。さらに、証拠もないまま女王から爵位を与えられた侯爵を中傷すれば、自分だって無傷では済まないと教えるわけですよ。ルネ、感情的に怒鳴り返すだけじゃなくて、相手が振り回している武器をひとつずつ使えなくしていくのが強いわ。
でも今回、いちばん刺さったのはアレクサンドルへの想いを口にした姿よ。「私は彼を愛している」って、ニーナに勝つための勢いだけで言ったのではなく、契約を結ぶよりずっと前から好きだったとまで伝えている。いや、 それ、本人が扉の外で聞いているんですけど!(笑)。真っ赤になっているアレクサンドルを想像したら、こっちまで落ち着かないじゃないの。普段あれだけ感情をこじらせている二人なのに、肝心なところでこんな形で想いが伝わるなんて、心臓に悪いって。
そしてニーナよ。アレクサンドルの罪悪感を慰められるのは自分だけだと訴えているけれど、ルネの指摘どおり、過去を持ち出して彼を縛っているように見えるのが苦しい。本人は愛しているつもりなのかもしれない。でも、彼が抱えているものを理解することと、それを理由に自分の望みを押し通すことは別でしょう。アレクサンドルもとうとう最後の警告を突きつけたけれど、ニーナは母親を切り札にして残ろうとする。この女、まだ終わらないのね……。
それでも、ルネが自分の愛を偽物扱いされても引かなかったことは大きいと思う。結婚証明書は破れてしまったけれど、彼女の気持ちまで破れるわけじゃない。むしろ、アレクサンドル本人に聞かれた今、二人の関係はもう契約だけでは片づけられなくなっているし。ルネがひとりで震えていた姿が切ないからこそ、いつか彼女が強がらなくても自分の気持ちを受け止めてもらえる日が来てほしい。アレクサンドル、あなた、今の告白を聞いて何を思ったのよ…!
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28話|アレクサンドルの半年延長計画の行方は?
お金では埋められない二人の気持ちのズレが、とうとう表に出てきたわね。
ん?慰謝料の話から海外の島が出てくるなんて聞いてないのよ! ルネが離婚協議書を開いた瞬間、こっちまで書類の厚さに身構えちゃったわ。土地に別荘にヨットに車、最後は島って、アレクサンドルの金銭感覚はどこまで飛んでいくのかしら。しかも本人は「これくらい普通」とでも言いたげな顔なのが、もう笑うしかないじゃない。でも、ただのお金持ちの大盤振る舞いで片づけられないところが、この男のややこしいところなのよね。
ニーナの件で不安を抱えるルネに、アレクサンドルは自分の責任だと伝え、ニーナだけでなくローザのことまで気にかけてくれるの。ルネが一人で背負い込まないように言葉をかける姿には、ちゃんと彼女を守りたい気持ちが見えるのよ。ただ、ルネからすれば、結婚契約は二人で決めた取り決めで、慰謝料もその条件に沿ったもの。アレクサンドルがどれだけ優しくしてくれても、彼女の中では離婚に向けて話を進めなきゃいけないのね。ここがもう、切ないくらいにすれ違っているのよ。
しかも食事先をリトリーに勧められたと知った途端、アレクサンドルの反応がぴくっと変わるのも見逃せないわ。あらあら、そこは気になるんですね? さっきまで余裕たっぷりだったのに、別の男性の名前ひとつで空気が変わるんだから、分かりやすいというか、なんというか。ルネが気づいているのかは分からないけれど、夫婦としての契約を終わらせたい彼女と、彼女の周囲まで気になってしまう彼の差がじわじわ伝わってくるようで‥。
そして本題の契約延長よ。会社の大事な時期だから半年だけ待ってほしいというアレクサンドルの事情は理解できる。でもルネにとっては、またあの張り詰めた日々を過ごすということ。そりゃ笑いも出るわよね。しかも最後は笑顔で「延長はしません」ときっぱり。ここで曖昧にしないルネ、好きだわ。アレクサンドルには悪いけれど、財産を山ほど積まれても気持ちまで自由にできるわけじゃないのよ。さて、この笑顔を向けられたアレクサンドルがどう出るのかしら。お願いだから、今度こそルネの本音をちゃんと受け止めてちょうだいね。
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29話|契約結婚の延長をルネは断る
アレクサンドル、引き止める気配を見せるのはずるくない?
ルネ、もう好きになっちゃったものは仕方ないのよね。アレクサンドルの何気ない笑顔も、ちょっとしたからかいも、ふと触れた瞬間も、ひとつひとつは大したことがないように見えるのに、好きな側からすれば全部が特別になってしまう。本人はいつも通りのつもりでも、こっちは勝手に期待して、勝手に喜んで、あとから勝手に傷つく。恋愛って本当に面倒くさいわ。でもルネの場合、相手がアレクサンドルだから余計に厄介なのよ。優しさを見せるくせに、心から愛されている確信は持てないんだもの。
しかも今回、ルネはとうとう自分の気持ちを認めたのに、そこから選んだのが告白でも関係を深めることでもなく、契約結婚の終了なのが切ない。好きだから一緒にいたい、でも一緒にいるほど期待してしまう。期待すればするほど、彼の何気ない態度に振り回される。だったら自分から離れるしかないという結論にたどり着くのも無理はないわ。叔父や孤児院の子どもたちを支える立場のルネは、自分が恋に破れて落ち込んでいる場合じゃないと思っているのよね。自分の心だって休ませてあげたいはずなのに、守らなきゃいけない人たちがいるから、簡単には弱音も吐けない。その健気さが、なんだか胸に引っかかるの。
そして離婚後は旅行に買い物、さらには恋愛まで楽しむと宣言するルネ!いやもう、急に人生を満喫する計画が盛りだくさんじゃないの。でも、あれだけ堂々と語っているのに、本当にやりたいことというより、アレクサンドルを忘れるために自分を奮い立たせているようにも見えるのよ。そんなルネの強がりを、アレクサンドルはあっさり見抜いてしまう。普段は彼女の気持ちを分かっているのか怪しいのに、こういうところだけ鋭いのは何なのよ!
しかも、ルネが別の男性と恋愛する可能性を口にした途端、アレクサンドルの態度が変わるわけよ。自分との契約は終わってもいいのに、彼女が自分の知らない男と自由に生きるのは嫌なのかしら。継母のマギーまでケンブル家へ向かってきて、ルネの周囲がまた騒がしくなりそうな気配も漂っているし‥。
ただ、アレクサンドルがルネを引き止めたいのは、彼女を失いたくないからなのか、それとも自分の手の届かないところへ行ってほしくないだけなのか、そこがまだ分からないのよね。ルネが欲しいのは、引き止めるための勢いじゃなくて、安心して好きでいられる誠実な気持ちなんじゃないの?
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30話|二年間の誤解が‥
二人のすれ違い、根っこからひっくり返りそうなんだけど!
アレクサンドル、待って~!離婚の話をしていたルネを突然ラベンダー畑に連れてきて、食事まで用意して、今から好きなことをしようって、あなた一体どういうつもりなのよ。しかも場所は花が咲き乱れる別荘ですよ。雰囲気だけなら恋愛映画の名場面なのに、二人はまだ離婚するかどうかで揉めていたはずでしょう。ルネだって、そりゃ困るわよね。優しくされたら期待したくなるし、かといって今までの仕打ちを忘れて浮かれるわけにもいかないもの。
それでも、アレクサンドルがルネに本音を話し始めた姿は見逃せないのよ。彼にとってルネは、ただ面白い反応を返してくれる相手というだけではなかったのよね。何をしても楽しくなかった人生に、もう一度誰かと過ごす面白さを思い出させてくれた存在だった。幼い頃に一緒に過ごした夏がずっと心に残っていて、また会えば何かが変わるかもしれないと思ったなんて、そんな気持ちを抱えていたとは。普段の態度があまりにも分かりにくいから、こっちはもっと早く言いなさいよ!と肩を揺さぶりたくなるけれど。
ただ、ルネからすれば、今さらそんな告白をされても簡単には納得できないわよね。嫌っていなかったと言われた瞬間、二年間ずっと抱えてきた疑問が一気にあふれ出す。会いに行ったのに拒まれ、もう来るなと書かれた手紙まで受け取ったのだから、彼女がアレクサンドルに嫌われたと思い込んだのも無理はないわけで‥。むしろ、そんな思いを抱えながら今まで一緒にいたルネの気持ちを考えると、胸がぎゅっとなる。好きか嫌いか以前に、どうしてあんなことを言われたのか分からない苦しさって、ずっと心に引っかかるものなのよ。
そして、ここで一番気になるのが、アレクサンドルには手紙を送った記憶がないこと。ルネが受け取った手紙には、彼女を拒絶する言葉がはっきり書かれていたのに、本人はそんなことをしていないと言う。どちらかが記憶を間違えているというより、二人の間に誰かが入り込んでいた可能性を考えたくなる展開じゃない?せっかく気持ちが通じかけたのに、今度は過去の誤解が立ちはだかるなんて、二人とも遠回りしすぎなのよ。でも、あの手紙の真相が分かれば、ルネが信じてきた二年間も、アレクサンドルの態度も、見え方が大きく変わるかもしれない。ねえ、あの手紙、いったい誰が届けたのよ。気になって仕方ないんだけど。
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