はぁ、ルネとアレクサンドルを見ていると、幸せになってほしい気持ちと、いやいや二人とも本音をちゃんと話して!という気持ちが交互に押し寄せてくるんですけど! アレクサンドルはルネを守ろうとするし、しかも、彼の優しさがじわじわ伝わってくるんですよね。なのにルネは、そんな彼の愛情を感じながらも、二年という契約の終わりを意識している。この温度差が切ないったらない! だからこそ、賭けに勝ったルネが願ったことには胸をつかまれたの。欲しいものを一つ選べるなら、豪華な贈り物でも甘い言葉でもなく、これまで送った手紙への返事が欲しい。ルネが本当に知りたいのは、アレクサンドルが自分に何を思っていたのか、その一点なんですよね。さらに周囲では過去の秘密を暴く調査が進み、恋愛だけでは片づかない問題まで動き始めてて‥ゾクッとよ。
36話|ジョシー、アレクサンドルに妻を大切にするよう迫る
ひ孫の願いを叶えられないと思っているルネが切なくて困るのよ!
猫たちに囲まれて笑うルネ、そして孫のお嫁さんを眺めながらニコニコしているジョシーおばあちゃん。もう、この温室だけ春が来ているんですけど! ルネが猫のラッキーを抱きしめて、なでなでしている姿もかわいいし、そんなルネを見て「花見なんてしなくても、あなたの顔を見ていればいい」なんて褒めるジョシーが最高なのよ。こんなふうに素直に褒められたら、そりゃ照れるって。ルネが甘やかされ慣れていない感じも伝わってくるし、普段どれだけ自分のことを後回しにしてきたんだろうと思うと、もっともっと甘やかされてほしくなるわね。
しかもジョシー、アレクサンドルにも遠慮なし!ルネはこんなにいろいろできるのに、あなたは褒めるのをケチりすぎだとズバッと言うのよ。いや、本当にそれ! 好きだとか大切だとか、心の中で思っているだけじゃ相手には伝わらないものね。アレクサンドルも素直に反省して、これからはちゃんと褒めると約束するあたり、以前よりずいぶん柔らかくなった気がするわ。ルネの笑顔を見て安心している姿も、なんだかんだ気にかけているのが分かって微笑ましいのよ。
ところが、ここでマギーとニーナを屋敷に呼び戻す話が出てくるから、せっかくのほのぼの空気が一気に緊張モード!調べたいことがあるから近くに置いておく、というアレクサンドルの考えは分かるけれど、ルネとジョシーの顔が青ざめるのも無理はないわ。二人にとって、あの母娘が戻ってくるのは単なる来客の話じゃないものね。ジョシーが不審な点を徹底的に調べてほしいと念を押すところも頼もしいし、ここはうやむやにせず、きっちり確かめてほしいところでもあるわけよ‥。
そして、ジョシーおばあちゃんの本音がかわいすぎる! ルネに似たひ孫がほしいって、もう完全に二人の仲を応援しているじゃないの。数日間一緒に帰宅していないことまで把握しているし、二人でどこかへ出かけたのかと聞くあたり、期待が隠しきれていないのよね。なのにルネは、何事もなく離婚するつもりでいるから切ないの。アレクサンドルの優しさが少しずつ見えてきた今、この夫婦が本当に別々の道を選んでしまうのか、気になって仕方ないわ。さらにドロシーまで、アレクサンドルのレナーベル行きを知って休暇を取ろうとしているし、こちらも何か動きそう。ジョシーの願いがいつか現実になるように、ルネとアレクサンドルにはもう少しだけ、お互いの気持ちに目を向けてほしいなぁ。
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37話|ミシェルが遺言書の調査を始める
ルネへの愛情が隠しきれなくなってるのに、本人たちは別れを覚悟してるとか、もう切なさで胸が忙しい。
アレクサンドル、タバコを吸いたいのに我慢している理由がルネとの時間にあったなんて、そんなの聞いてないんだけど‥!?しかもタバコケースに入っている飴を見て微笑むとか、笑っちゃうのよ。以前なら当たり前だった習慣まで変わっているのに、本人はそれを大げさに語るわけでもないのよね。ルネと過ごした時間が、気づかないうちに彼の中へ入り込んでいる感じがして、こういうさりげない変化がいちばん刺さるのよ。
一方で、父親の遺言書をめぐる調査は時間との勝負。弁護士の一人には避けられ、もう一人とは連絡すら取れないなんて、どう考えても簡単には終わりそうにないわけで‥。ミシェルに頼るしかないアレクサンドルも大変だけれど、一週間で何とかしてほしいという注文までついてくるんだから、ミシェルの胃が心配になるわ。仕事を任された側も相当なプレッシャーよね。
そしてルネは、ゴードンがいてくれるおかげでドロシーを休ませられるほど、周りを頼れるようになっているの。ドロシーも何やら嬉しそうに出かけていったし、こちらはこちらで恋の予感が止まらない。たった一度目が合っただけでミシェルを追いかけ、最終列車に間に合わないかもしれないのに必死になるなんて、恋に落ちた人の行動力って本当にすごいわね。しかも最後には本人に助けてもらえるなんて、偶然にしても出来すぎているわ。ミシェルからすれば、いきなり自分の名前を呼ばれて驚くのも当然だけれど‥いけいけのドロシーの行動力、ルネにも分けてほしい。
ただ、私がいちばん気になったのは、やっぱりルネとアレクサンドルなのよ。マギーとニーナが戻ってきたことで、ルネはまた嫌な思いをするかもしれないと警戒しているの。そんな彼女にアレクサンドルは、危険なことはするな、自分が守ると伝えてキスをする。いや、ちょっと、あなたたち、どうして別れを意識している今になって、こんなに愛情を見せ合うのよ…。ルネだって嬉しいはずなのに、幸せを感じるほど、この先が怖くなるんじゃないの?彼の優しさが本物なのは伝わってくる。それでも、二人が別れを考えなければならない理由は、まだ消えていないのよね。守るという約束だけで本当に乗り越えられるのか、そこがどうしても心配だわ。
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38話|危険な歓楽街デート?!
ルネの前に広がったのは、まさかの裏社会ツアー、アレクサンドルのシゴデキさにあっぱれ。
きゃ~、夕食を食べながらショーを楽しむって聞いて、夫婦で優雅な夜を過ごすのかと思ったら、連れてこられたのは違法な賭博や取引が行われる歓楽街!アレクサンドル、デートコースの選び方が独特すぎるのよ。ルネだって怖がるに決まっているじゃないの。それなのに本人は涼しい顔で説明を始めるんだから、心臓の強さが違いすぎるわ。
しかも、ただ遊びに来たわけではなく、女王の依頼で賭博場を引き継いでいたというから驚き。表立って動けば面倒な相手を刺激するため、アレクサンドルが内側から勢力を抑えて問題を少しずつ片づけているらしい。なるほど、商売上手というだけでは説明できない人だったのね。利益を得ながら女王の目的も果たすなんて、抜け目がないにもほどがあるわ。ただし、そんな場所で失敗すれば大変なことになるのに、本人は危険を怖がる様子もない。ルネが不思議に思うのも当然よね。
そこで気になるのが、二年という契約期間。アレクサンドルは損をしないと言っていたけれど、わざわざ期限を決めた理由は何なのかしら。何も失うものがない人みたいに振る舞う彼を見ていると、余裕があるというより、自分のことをどこか後回しにしているようにも感じるのよね。ルネもそこに引っかかっているから、ただ怖い場所へ連れてこられたという話では終わらないのが面白いところ。
そして、そんな重たい空気の中で始まる夫婦の賭け!ショーを見て笑ったら負けという提案を、ルネが驚いたほうの負けに変更するのがいいじゃない。しかも勝者の願いを一つかなえる条件つき。アレクサンドルから仕掛けたはずなのに、ルネに主導権を握られかけているのがなんとも微笑ましいの。お互いに意地を張りながら、相手が何を見せてくるのか楽しみにしている感じがたまらないのよね。
一方のミシェルは、財布を忘れて終電を逃したドロシーに追いかけられる羽目に。本人は必死なのに、説明すればするほどミシェルとの距離を縮めようとしているように見えるのがかわいいわぁ。ミシェルも最初はきっぱり線を引こうとしていたのに、最後には滞在先まで手配してあげるんだから、なんだかんだドロシーを放っておけなかったのね。危険な仕事を背負うアレクサンドルも、必死に自分を売り込むドロシーも、不器用さの形は違うけれど、どちらも恋愛中なの。ルネが夫の謎を気にせずにはいられない気持ちまで含めて、みんなのことがじわじわ愛おしくなってしまう回だったわ。
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39話|笑って勝ち取ったルネの願いは‥
楽しそうに笑い合う二人なのに、離婚までの期限があると思うと胸がぎゅっとなるわ。
ルネとアレクサンドル、もう何なのこの二人!賭けを始めた時点では、アレクサンドルが余裕たっぷりにルネを楽しませる展開かと思ったのに、気づけば本人がルネに振り回されているじゃないの。しかも、ルネが連れてこられた場所には、以前助けたサルや、芸を続けられなくなったトラまでいる。アレクサンドルって、こういうところは本当に優しいのよね。動物たちの居場所を用意して、ルネが安心して楽しめるようにしているのだから、そりゃ彼女も目を輝かせちゃうわ。
ところが、アレクサンドルがショーよりルネに見とれているのが、また困ったもの。本人は賭けに勝つ気満々だけれど、もう視線が正直すぎるのよ!ルネもその様子に気づいているのか、最後には用意していた品物を見せて見事に逆転。驚くアレクサンドルと、してやったりのルネの組み合わせが最高で、車の中で二人が笑い転げるところなんて、こっちまでつられて笑っちゃう。しかもキスまで交わして、負けを認めるアレクサンドル。悔しそうなのに嬉しそうって(笑)。
でも、本当に大事なのはここからなのよ。ルネが勝利のご褒美として求めたのは、これまで送った手紙への返事を、離婚する日まで書くこと。豪華なプレゼントでも、甘い言葉でもない。ずっと返ってこなかった返事が欲しいのよね。好きだからこそ伝えたかったこと、返事がなくても待っていた時間、きっとルネの中には簡単に片づけられない思いが積もっているはず。今さら誠実さを見せられても、これまでの寂しさまで消えるわけじゃないものね。
それでもルネは、アレクサンドルを嫌いになりきれない自分を抱えながら、彼の本心を知ろうとしているわけで‥。以前の彼の言葉を思い出せば、ルネを大切に思う気持ちがまったくないとは言い切れないのに、肝心なところでは線を引いて隠してしまう。そりゃ、好きな側は困るわよ。期待していいのか、諦めるべきなのか、気持ちの置き場所がないんだもの。ルネが求めているのは、離婚を先延ばしにするための口実ではなく、後悔せずに彼のもとを去るための答えなのかもしれない。笑って勝ち取ったこの約束が、二人の心をどこまで近づけるのか、ルネには自分の気持ちを大切にしながら最後まで確かめてほしいし、アレクサンドルにも今度こそ逃げずに向き合ってよ!!
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40話|ドロシーの思いがけない行動にミシェルが戸惑う
ドロシー、お願いだから大人しく待っていて!と言いたいのに、好奇心が強すぎて心配なのよ!
おーい、ドロシー、あなた今どんな状況にいるか分かってる?ミシェルから仕事が立て込んでいるから大人しく待っていてほしいと頼まれたのに、街へ出ようとしたところでチャンブラー家の噂を聞きつけ、さっそく目を輝かせているじゃないの。いや、好奇心があるのはいいことなのよ。でも、今は知らない土地にいるうえに、ミシェルが何かを調べている最中なのだから、せめて一度くらい相談してちょうだい。そう思うのに、噂を聞いて見過ごせなくなる気持ちも分かってしまうのが困りものね。
そのミシェルはというと、こちらはこちらで相当大事な証言を引き出している。マギー邸でメイドのレイシーが語ったのは、屋敷で定期的に開かれていた奇妙な集まりと、招待客に振る舞われた酒、そして料理に混ぜるよう指示された白い粉末のこと。しかも、レイシー自身も不安を感じながら、ようやく証拠を手元に残していたわけでしょう。家族の安全を確かめてから話そうとする姿に、どれだけ怖い思いをしてきたのかがにじんでいて、胸がきゅっとなる。ミシェルが必ず守ると約束したのも、ただ情報を得るためではなく、証言する人の人生まで背負う覚悟があるからなのかもしれないわね。
ところが、ホテルに帰ったミシェルを待っていたのは、ドロシーと女性たちが抱き合って大泣きしている光景。ちょっと待って、何があったのよ!ミシェルは屋敷の秘密を追って緊張感たっぷりだったのに、急に説明のつかない大騒ぎが飛び込んでくるのだから、彼と一緒に頭の中が???だらけになったわ。ドロシーが何かに首を突っ込んだのか、それとも別の事情があるのか、気になって仕方ないじゃない。
そしてアレクサンドルは、また違う意味で抜かりがない。自動車への反発が強まることを予想し、警察に市民を導く役割を求めるなんて、事業を広げるだけでなく、人々の暮らしが変わるところまで見ているのね。しかも車両100台を無償提供って、最後にとんでもない札を切ってきたわ。ただ押し通すのではなく、街の人たちが変化についていけるようにしたい。その考えには納得するけれど、祖父との縁も含めてジェファーソン警視総監がどう判断するのか、まだ安心はできないところ。事件の真相に近づくほど、街の未来まで動き始めてて‥みんなが背負うものを知るほど、守りたいものがある人たちの選択が切なく思えてくるのよね。
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