アレクサンドル、あなたねぇ…!ルネのことが嫌いだから遠ざけたんじゃなくて、自分のそばにいたら不幸にしてしまうと思っていたなんて、そんなの切なすぎるでしょう!しかも本人は何も言わずに抱え込んでいるものだから、ルネだって理由がわからないまま傷ついてきたわけで、このすれ違いが本当にもどかしいんです。でも、そんなアレクサンドル、普段の冷たさとは違う優しさが見えて、もう放っておけない気持ちになるんですよね。一方のルネも、ただ泣いて彼の回復を待つような女性じゃありません。人に傷つけられてきたのに、困っている人には手を差し伸べられるところが素敵なんです。そんな二人が少しずつ心を通わせていくのが嬉しい反面、ルネの行動を監視する何者かの存在も気になるところ。恋愛の切なさも、ルネの頼もしさも、まだまだ目が離せません。
16話|ルネとニーナの対立がついに表面化する
そりゃ「サマーフェスティバル」なんて聞いただけで顔色も変わるわ…。
16歳のアレクサンドルが休暇から帰ってきて、母親の姿を見つけた姿……あぁぁぁぁ、あまりにもつらいじゃないの。出かける前には、来年こそ一緒に過ごそうって約束していたのよ。それなのに、帰ってきたらその約束を果たせない相手になってしまっていたなんて。子どものアレクサンドルがどんな気持ちで母親を呼んだのかと思うと、胸がぎゅっとなるわ。しかも父親は事故として扱ったそうだけれど、事情を知らない周囲と、実際にあの光景を見てしまった本人とでは、抱えているものが違いすぎるのよね。
そして、あの夜に流れていた曲が「サマーフェスティバル」だったという事実。晩餐会でその名前を聞いたとき、アレクサンドルの顔色が変わった理由がようやくつながったわ。ルネもあの反応を覚えていたのね。普段の彼しか知らなければ気づけないような傷が、何年たっても消えずに残っている。あの曲を耳にするたび、あの夜の記憶がよみがえるのだとしたら、本人にしかわからない苦しさがあるのでしょうね…。
ところが、しんみりしている暇もなく、今度はレイン(猫)が大騒ぎ! 怪我をして戻ってきた猫を心配して追いかけたら、行き着いた先はニーナの部屋。よりによって今なの!? と思ったけれど、ルネだって猫が心配なんだから引き下がれないわよね。ニーナは猫が嫌いだと言い張り、レインを汚い猫呼ばわり。いやいや、猫を探しているだけなのに、どうしてここまで話がこじれるのよ。
しかもルネが冷静に対応していたのに、ニーナはとうとう突き飛ばして、手まで振り上げる。結婚指輪をしているから自分を見下しているって、いや、今のあなたの態度を見てほしいわ!そんなところへアレクサンドルが現れ、ニーナの腕をつかんだ瞬間、空気が変わったのがたまらない。ルネを守るためなのか、ニーナのぶちのめすのか、今までの不満が積み重なっていたのか。いろいろな感情が一気に押し寄せてきたわ。母親を失った過去を抱える彼が、今度は目の前で妻が傷つけられそうになっている。最後の問いかけには、怒りだけじゃなく、失望までにじんでいる気がして、もうニーナ、いったいどうするつもりなのよ……!
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17話|子猫たちの危機一髪
ニーナ、ルネを追い詰めていたことがアレクサンドルにバレて大ピンチ!
仕事中のアレクサンドル、完全にルネに言ってしまった言葉を引きずってるじゃないの…。晩餐会であれだけ冷たく突き放しておいて、今になって思い出して仕事が手につかないなんて、もう自分の言葉がどれだけ彼女を傷つけたのか分かってるんでしょうね。そこへ秘書のミシェルが「今日は帰って」と強制終了をかけるのが頼もしい。十時間以上寝ろって、もはや上司への業務命令じゃない!しかもストライキまでちらつかせるあたり、日頃どれだけ振り回されているのか伝わってくるわ。
ところが帰宅したら、今度はニーナがルネに怒鳴っている場面に遭遇。アレクサンドルの表情が変わるのよね。ルネを変な人扱いしていたのかとニーナに問いただし、これまでの態度まで問題にするわけ。自分だってルネにひどいことを言ったばかりなのに、他人が彼女を傷つけるのは許せないのかしら。いや、そこは自分の言動も反省していただきたいところだけど、ニーナをきっぱり牽制したのは大きいわ。
しかもルネが猫を探したいと言うと、アレクサンドルは止めるどころか付き合ってくれるのよ。レインが部屋に入り、子猫たちも姿を見せない。心配して窓の外を見たら、まさかの高い木の上に子猫たちがいるなんて!ルネの焦りも当然だし、見つかった途端に何とかしようと動く二人からは、猫たちを放っておけない気持ちが伝わってくる。
そしてアレクサンドル、自分も濡れるのにルネをその場に残して子猫を助け始めるのよ。ルネに木から一匹ずつ渡していく姿を見ていると、あんなに冷たかった人がどうして今はこんなに優しいのか、そりゃルネだって混乱するわよね。傷つけられた気持ちは簡単には消えないのに、目の前では自分を助けてくれる。信じたい気持ちと、また傷つくのが怖い気持ちが入り混じるのも無理はないわ。
なのに最後の一匹でアレクサンドルが落ちるなんて、ちょっと待って、そこで終わるの!?ルネの「サーシャ!」には、普段の呼び方なんて吹き飛ぶほどの心配が詰まっていて、胸がぎゅっとなる。彼の本心も、ルネがこれからどう向き合うのかも気になるのに、今はただ無事でいてほしい…!
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18話|ルネを嫌っていなかった本心が明らかになる
こんなに苦しい過去と涙につながるなんて聞いてない!サーシャ、お願いだから目を覚まして…。
きゃ~若い頃、海辺でアイスを食べていた二人、可愛すぎ! アレクサンドルがルネにキスして「もうキスできる年齢だから、僕としたならほかの人とはダメ」って、なにその自分ルール!好きな子を独占したい気持ちが駄々漏れじゃないの。対するルネも負けてなくて、アイスを顔にぶつけて「ほかの人ともいっぱいキスする!」と走っていく。いや、喧嘩の仕方が元気いっぱいすぎるでしょ。アレクサンドルも慌てて追いかけていて、この二人のやり取りだけなら笑って見ていられるのに、そこから一気に空気が変わるのよ。
アレクサンドルの記憶に浮かぶのは、母親や父親にまつわる苦しい出来事。そして、自分が大切な人たちを不幸にしてしまったという思い。彼の中では、自分自身を責める気持ちがずっと消えずに残っていたのね。ルネまで同じ思いをさせたくない、だからこれ以上そばに置いてはいけない。そう考えていたのだとしたら、あの冷たい態度も見え方が変わってくる。ただ、本人の中でどれだけ筋が通っていても、何も知らされないルネからしたら、いきなり突き放されたようにしか感じられないのよ。そこがもう、つらいところだわ。
そして現在、目を覚まさないアレクサンドルのそばで、ルネがずっと我慢していた気持ちをこぼす姿。手紙に返事をくれなかったのはなぜなのか、好きだと言ってくれたのに、どうして急に嫌いになったのか。ひとつひとつ確かめるように問いかける姿が切ないのよね。アレクサンドルは心の中で、ルネを一度も嫌ったことはなかったと伝えている。むしろ必要としていたからこそ、自分の都合で彼女をそばに置いてしまったと悔やんでいるのよ。好きなのに離れる、必要なのに手放そうとする。いや、二人とも相手を大切に思っているのに、どうしてこんなに話がこじれるのよ…。ルネが欲しかったのは、勝手に決められた別れじゃなくて、ちゃんと自分の気持ちを聞いてもらうことだったんじゃないかしら。
ところが、しんみりしているところへローサの宝石問題まで発生。メリンダの部屋から見つかった宝石について問いただされ、うまく答えられないローサは、アンドレアに寝室の鍵を渡すことになる。これ、ただの確認で済む雰囲気じゃないわね。アレクサンドルとルネには、今度こそ本音を伝え合ってほしいし、ローサのほうも何を隠しているのか気になる。恋愛のすれ違いに胸を締めつけられた直後に新たな疑惑まで置いていくなんて、感情が忙しすぎるのよ!
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19話|叔父の手紙が新たな問題をルネに運んでくる
ルネ、休む暇がなさすぎるのよっ。
目を覚ましたアレクサンドルが、自分の手を見ながら夢だったのかと確かめている姿、まずは無事に戻ってきてよかったわよ! 三日半も眠っていたんだから、本人だって何が起きたのか整理できないわよね。しかも隣には子猫がいて、なでればゴロゴロ、よじ登ってくる始末。かわいいなぁと思った次の瞬間、その瞳に見覚えを感じているのが気になる。いったい何を思い出しかけているのかしら。
ところが、目覚めて最初に頼むものが新聞と手紙、そしてウイスキーって、ちょっと待ちなさいよ! まだ本調子でもないのに、そこは通常営業なのね。ガブリエルが心配するのも当然だし、ルネが飛び込んできて怒るのも当然。大けがから戻ってきた人が、さっそくお酒を要求していたら、そりゃ黙っていられないわ。しかもルネは医師を呼び、食事まで手配して、飲酒も喫煙も禁止。もう完全にお世話係なのよ。
なのにアレクサンドルったら、猫を助けたお礼としてデートを要求するんだから、切り替えが早いというか、ちゃっかりしているというか。ルネに叱られても引き下がらず、一度くらい外で食事をしてくれてもいいだろうと迫るあたり、彼なりにルネとの距離を縮めたいのかもしれないわね。命がけの出来事を経て、二人の関係がどう動くのかは気になるところ。ただ、ルネの返事を待つ前に、まずは体を大事にしてちょうだい。
そして、ルネには休憩時間すら与えられない。叔父からの手紙でゴードンが来ると知り、慌てて迎えに行くけれど、治療の話だけでなく住む場所まで何も決まっていない。叔父さん、子どもを送り出す前にそこは相談しておこうよ! ルネが頭を抱えるのも無理はないわ。けれど、ゴードンが少女を守ろうとして目にけがをしたと聞いたとき、彼女は責めるどころか、その行動を立派だと受け止めるわけ。本人が運の悪い出来事として片づけていても、ルネにはその子の優しさがちゃんと伝わっているのよね。
ただ、ルネ自身も余裕があるわけじゃない。孤児院を支えること、ゴードンの治療や生活を整えること、そして終わりが近づく結婚契約。いくつもの問題が重なって、自分だってどうしたいのか迷う瞬間がある。それでも最後には、ゴードンと一緒に家を探そうと動き出すのだから、もう本当に放っておけない人なのよ。誰かを助けるたびに自分の肩へ荷物を増やしてしまうルネが、いつか自分の幸せも同じくらい大切にできるようになってほしい。健気すぎて、どうか無理をしないでって言いたくなるわ。
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20話|ルネ、ニーナを屋敷から追い出した
ルネの人柄が新たな縁をつないでいくのよ‥。
ニーナ、とうとう追い出されたわ!あれだけ好き勝手しておいて、いざルネに屋敷を出ていくよう告げられたら、自分が何様なのかと怒鳴り散らすって、いやいや、その言葉はそっくりお返ししたいんですけど‥!しかも、ルネに手まで上げるんだから、もう自分の立場が見えていないにもほどがある。対するルネがまた強いのよ。黙って耐えるどころか、きっちりやり返したうえで、チャンブラー夫人として名前も呼び方も正させる。普段の柔らかい雰囲気を知っているからこそ、この毅然とした態度がたまらないわ。優しい人って、何をされても許す人じゃないのよね。守るべきものがあるときには、ちゃんと相手と向き合える人なのよ。
そんなルネの対応を聞いたアレクサンドルが、幼い頃のお転婆な姿を思い出して笑うのも好き。妻が自分の代わりに屋敷を守ってくれたことを、頼もしく感じているのが伝わってくるじゃない。さらにメリンダが触れた持ち物を調べるよう指示して、ニーナの処分はルネに任せると決めるあたり、ただ怒って終わりじゃないのもいい。ルネの判断を尊重しつつ、必要なときには自分も動くつもりなのね。
そして今回、個人的にニヤけたのがタバコケースの場面!約束を破ってタバコに手を伸ばすに違いない夫のために、ルネが飴と手紙を用意しているのよ。しかも、アレクサンドルの好みまで考えてるじゃない。注意するだけじゃなく、本人が少しでも我慢しやすいように工夫しているのが、いかにもルネらしい。これを見て笑いが止まらなくなるアレクサンドルも、もう完全に妻にやられてるわね。
街ではゴードンの住まい探しを通して、ルネの別の魅力も伝わってくる。孤児院の子どもたちが自分の力で社会に出られるよう、会社まで作ったという話には、リトリーが心を動かされるのも納得よね。ルネは善人ぶっているわけじゃなく、本当に子どもたちの未来を考えて行動しているの。だからこそ、リトリーも自分にできる形で力になろうとする。ただ、二人の姿を写真に撮る人物が現れたのは気になるところ。せっかく温かい縁がつながったところなのに、何を企んでいるのよ!ルネの優しさが誰かに利用されないことを願うばかりだわ。
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