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『死に戻り公爵夫人の背徳』71話~75話|バジェの執着がすべてを燃やす中、ミケロとロレナの愛が試される

『死に戻り公爵夫人の背徳』71話~75話|バジェの執着がすべてを燃やす中、ミケロとロレナの愛が試される
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うわぁ…ミケロとロレナを取り巻く状況が苦しすぎる!ミケロは民衆を動かし革命を前へ進めていく。自分たちを救うのは自分たち自身だという考え方も、ただ権力に立ち向かうだけじゃない強さがあって、胸に響くんですよね。一方のロレナは、危険が迫っても守ろうとするし、ミケロを助けるためなら自分で動くこともためらわない。二人とも大切なものを守るために必死なのに、その間へ割って入ってくるバジェが本当に厄介!愛しているはずの相手を苦しめ、自分の存在を忘れさせないために何もかも壊そうとするなんて、いったいどこまで行くつもりなのよ。しかも、バジェの行動には単純に憎んで終わりにできない事情まで絡んでくる。怒りたいのに、悲しい。許せないのに、完全には切り捨てられない。そんな感情が渦巻く中で、ロレナが何を選ぶのか??

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71話|ミケロ、枢機卿・父の秘密を突く

ミケロ、枢機卿を追い詰めるためにどんどん核心へ踏み込んでいくの強すぎる。

いやもう、ミケロが大聖堂に乗り込んで枢機卿と向き合う展開、待ってましたと言いたくなるわ!しかも仲間たちには、自己防衛を超える暴力は禁止だと念を押しているのよね。感情のまま突っ走るんじゃなく、ちゃんと自分の目的を見据えて動いているのがミケロらしいわ。仲間も、彼の笑顔に亡きアドリアナ王女の面影を感じているし、王宮に着く頃には仲間が増えているはずだと考えているわけ。ミケロ本人が何を仕掛けるつもりなのか、周囲まで期待している感じがたまらないのよ。

一方の枢機卿は、大勢の信徒を見下ろして、自分が神の代理人として人々を動かしていることに、もうご満悦。もう完全に自分の言葉が法律みたいな感覚なのね。ところが、そんな気分のところへミケロが登場!しかも母アドリアナとの過去を容赦なく突いてくるんだから、そりゃ平静ではいられないでしょうよ。母が自分の意思であの手紙を書いたのかという疑問に対し、枢機卿は王から命を絶つよう迫られていたことまで話してしまうわけ。自分を正当化するつもりが、アドリアナの置かれていた状況まで明かしているのよ。ミケロ、相手が口を滑らせるまでじわじわ追い込んでいるのがうまいわ!

しかも追い詰められた枢機卿が持ち出したのは、よりによってロレナ。ミケロの大切な人を狙うと脅せば黙ると思っているらしいけど、相手を甘く見すぎじゃない? そのうえ、人々は神そのものより信仰を必要としている、自分は希望を与えているだけだと堂々と言い切るんだから、もう開き直り方がすごいって。神なんていない、神さえ恐れていないと自分で認めてしまうあたり、信仰を語る立場なのに何を言っているのよ!ほんとボロボロと、卑しい口から出てくる出てくる。

そして、ミケロが蓄音機に手を置いて告げた言葉が気になるったらないわ。隠し事が多い人間ほど言葉に気をつけろって、枢機卿の前でわざわざ言うのよ?これまで余裕たっぷりだった相手が、どんな顔をするのか見ものじゃない。ミケロ、ただ怒りをぶつけるんじゃなく、相手の口から何を引き出そうとしているのかしら。一手が見えそうで見えない、この不穏な空気がたまらないわ!

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72話|枢機卿の本音が暴かれ、民衆の信頼を失くす

全財産まで渡すような書類を送りつけるバジェ、いったい何を考えてるの? 愛情なのか執着なのか、もう本人に説明してもらわないと分からん。

うわぁ、ミケロの作戦が鮮やかすぎるんだけど!枢機卿が神の意志を語って民衆を集めている、その場所で本人の本音をぶちまける録音を流すなんて、これ以上ないくらい痛いところを突いてくるじゃないの。しかも民衆はただ怒って終わりじゃない。次々と革命軍へ合流していくんだから、枢機卿が築いてきた権威が目の前で崩れていくのよ。あれだけ人を集めておきながら、最後には誰も自分の言葉を信じてくれないって、立場がひっくり返りすぎでしょ(ざまぁ)!

さらに好きなのが、ミケロの神に対する考え方。子どものころから、なぜ神はひどいことをする人間を見ているだけなのかと疑問を抱いていたのね。神が人間を救わないなら、人間が自分たちの力で救うしかない。簡単な言葉だけど、今回の民衆の行動と重なると説得力がすごいわ。誰かが上から助けてくれるのを待つんじゃなく、自分たちで立ち上がる。ミケロがやっていることって、単に枢機卿を失脚させるだけじゃないのよ。信じていた相手の言葉に裏切られた人たちが、自分の頭で考え始めるきっかけにもなってるってことなのね。

ところが、ロレナ側は全然安心できない。抗議活動が大きくなって作戦は成功しているのに、肝心のバジェがどこにいるのか分からないわけです。そこへ届いたのが、港の運営権と不動産をロレナへ譲るという書類よ。いや、ちょっと待ちなさいよ。何百年も積み上げてきた一族の財産を、どうして今このタイミングで渡そうとしているの!?しかも公爵家の印章がない。署名したら何が起きるのか、しなかったら親族へ渡るのか。親切な贈り物に見せかけて、考えれば考えるほど不安になる仕掛けじゃないの。

しかもバジェは宮殿にいるらしいのに、街では警察官の姿も見当たらない。デビット王子の失踪まで起きている状況で、何も動いていないなんて不自然すぎる。ロレナが考え込んで息まで乱すのも無理はないわ。で、ようやくたどり着いた答えが、バジェは自分を苦しめたいんじゃなく、「自分のことを考え続けさせたい」ということ……。財産を渡す行動すら、ロレナの心を占領するための手段なのか!?もう、愛情と執着の境界線で何をやっているのよ、この男は! ロレナだって黙って振り回されるつもりはない。そう思った瞬間、次に何を仕掛けてくるのか気になって仕方がないし、バジェにはぜひ自分の口で、この理解不能な行動の説明をしていただきたいですわ!

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73話|ミケロへ罪を着せるためバジェが皇帝を追い詰める

もう誰が誰を利用しているのか、全員まとめてひっくり返りそう!

あぁ、ロレナもバジェもそれぞれ動き出しているのに、皇帝だけは最後まで自分の都合を優先しているのが腹立つって!病院に王室騎士団が押しかけてきたら、普通は自分が逃げることを考えてもおかしくないのに、ロレナは下の階にいる患者たちの安全を先に気にするのよ。ここで自分だけ守られようとしないところがロレナらしい。ただ、ナタリーからすれば、今そんなことを言っている場合じゃないでしょうね。

しかもロレナ、ただ捕まるつもりなんてない。騎士団が病院に来た以上、宮殿へ入るための別ルートを使うはずだと考えて、その道を逆に利用しようとするわけ。自分を連行しに来た相手を案内役にする発想、なかなか大胆よね。患者を避難させながらミケロにも連絡を取り、目的の場所へ向かう。バジェへの気持ちに振り回されるのはもう終わり、と自分に言い聞かせているけれど、実際にはバジェが何を待っているのか、自分の目で確かめずにはいられないんだろうな。

一方の皇帝は、ここまで来ても責任を認めたくないらしい。アドリアナ王女がミケロを産んだことで王家の評判が落ちると恐れ、幼い子どもを遠ざけようとした。娘には子どもを守りたければ自分がいなくなればいい、という無茶苦茶な理屈まで押しつけている。いやいや、王家の体面を守るためなら何でも許されると思っているの?しかも今になってミケロを悪者扱いし、母親のことまで本人の責任みたいに語るんだから、過去の自分がやったことを棚に上げすぎなのよ。

そしてバジェ。皇帝に真実を尋ねたのは、正義感から問いただしたかっただけじゃないの。相手がどこまで関わっていたのか確かめ、自分がどう動くか判断するためだったのね。皇帝は再婚だのロレナとの復縁だの、追い詰められているくせに取引材料を並べてくるけれど、バジェにとってはもうそんな話に価値はないのよ。ロレナが望む王家の崩壊も、貴族たちの失墜も、元夫への報いも叶えるつもり。ただし、ひとつだけ譲れないものがあるらしい‥。

しかもバジェ、皇帝を殺した犯人をミケロに仕立てる計画を立てて、そこまでやるのか?って。皇帝は自分が築いた秘密に足を取られ、バジェはその隙を逃さないし、ロレナは宮殿へ向かっている今、三人の思惑がぶつかったら、もう誰の計画どおりに転ぶのか分からない。ミケロに罪を背負わせる気のバジェと、何も知らずにその場へ近づいていくロレナ。この先、ロレナが目にするものを思うと、胸の中がざわざわして仕方ない。

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74話|バジェとミケロが対峙し、決着をつけようとする

バジェの執着がここまで来るなんて、ロレナへの愛情がどうしてこんな方向に転がるのよ‥もう。

はあ、展開がとんでもないことになってるんだけど…!?バジェ、皇帝に銃を向けたと思ったら、今度は王宮に火まで放つの??しかもロレナに「愛する人を目の前で失う苦しみを味わえ」って、そこまでやる!? もう怒りとか嫉妬とか、そういう言葉だけじゃ追いつかないところまで来ちゃってるじゃないの!

そもそもミケロが急いで王宮に向かったのは、ロレナがバジェより先に動いてしまったからなのよね。彼女が危険な場所へ向かったと知った瞬間、何をするか分からないバジェを自分の手で止めようとするの。しかも騎士たちにはロレナを絶対に入れるなと念押し。いや、ミケロの気持ちも分かるわ。好きな人が危ない場所へ向かっているのに、のんびり待っていられるわけがない!

そして皇帝を襲うバジェを発見し、ミケロは間一髪で阻止、バキューンよ。これでひとまず安心かと思ったら、全然そんなことなかったわけで‥。バジェは灯油ランプに目を向け、火を利用してミケロを翻弄しながら、ロレナに自分と同じ苦しみを味わわせようとする。自分が愛する人を失う恐怖を知っているから、相手にも同じ思いをさせたい。気持ちの根っこに何があるにせよ、そんな形でロレナを巻き込むのは違うでしょうよって話だよね!

一方、火災を知ったロレナもじっとしていないの。皇帝の命に危険がないと聞くと、すぐさま消火を指示して自分も王宮へ入ろうとしてて、もうじっとしてほしい‥。ミケロが必死で遠ざけようとしていたのに、結局ロレナは自分の意思で危険に向かうわけ。守られるだけの女性じゃないのは分かっているけど、今はお願いだから無茶しないで!ミケロもバジェも、どっちも心配するのよ!

そして、バジェを追うミケロが銃弾を受けるという最悪の展開に……。火が広がる前に捕まえなきゃ、ロレナが来る前に決着をつけなきゃと焦っていたミケロが、ここで!皇帝を救っただけでも十分大仕事だったのに、まだ終わらないのかよっ!?バジェの執着がロレナを苦しめるだけでなく、ミケロまで追い詰めていくのが本当にしんどくて。ロレナが駆けつけたとき、ミケロはどうなっているの。お願いだから、ここでミケロまで失うような展開だけはやめて。胸が落ち着く暇もないままなんだけど!

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75話|ロレナが燃える屋敷へ踏み込む

許すって簡単に言えることじゃないのよね‥きついなぁ。

もうもう、ロレナが強すぎるのよ……!燃え広がる屋敷にミケロを探しに行くだけでも心配なのに、バジェまで見つけて、今度こそ自分の気持ちに決着をつけようとしているの。普通なら自分の身を守るだけで精いっぱいなのに、二人とも放って帰れないのがロレナなのよね。ミケロもミケロで、銃撃を受けてもバジェを捕まえて話を聞こうとするし、こんな状況でまだ確認したいことがあるのか! とツッコミたくなる。でも、バジェがロレナに何を話したのかを気にしているあたり、二人の間には彼女の知らない事情がまだ残っていそうな雰囲気なのが気になるわ。

しかもロレナ、バジェの言葉を思い出して「私たちの」とは何だったのか考えているのよ。いやいや、こっちは屋敷の崩壊も気になるのに、謎まで追加しないで!ミケロを探さなきゃいけないし、バジェのことも放っておけない。ロレナの頭の中が忙しすぎるわ。

そして今回、いちばん胸に来たのはバジェへの別れの言葉。ロレナは彼を七年間、一度も嫌いになれなかったという。怖いもの(ヴェルデ)も打ち明けられず、自分の気持ちを理解しようともしてもらえなかった。それでも好きだったんだから、簡単に割り切れるわけがないのよ。なのに、これからは憎しみに人生を使いたくないと決めるわけ。ほんと、ものすごく大きな変化で強くなったんだぁ~と思ったわ。

過去、バジェが逃げる時間を稼いでくれたことも、資産を移したことも、ロレナは彼なりの罪悪感や苦しさがあったからだと…。もちろん、それで今までのことが帳消しになるわけじゃない。でも、相手のしたことを全部肯定するのではなく、自分がこれ以上苦しみ続けないために、憎むことをやめようとしているんだよね。しかも「許す」と決めたからって、急に心が晴れるわけじゃない。ロレナ自身、うまくいかないと分かっている。それでも少しずつやってみるというのが、妙に現実的で好き。許しって、宣言した瞬間に完成するものじゃないものね‥簡単に切り返れるもんじゃないって。

ただ、ここでしんみりしている場合でもないのよ! 屋敷は崩れかけているし、ミケロはまだ見つかっていない。バジェとの関係に区切りをつけたロレナが、今度こそ大切な人のいる場所へ戻れるのか。お願いだから、これ以上彼女から大切なものを奪わないでほしい。もう十分すぎるほど頑張ってきたんだから……!

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