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『死に戻り公爵夫人の背徳』56話~60話|ロレナの心を取り戻したいバジェと、彼女を支えるミケロとの対立

『死に戻り公爵夫人の背徳』56話~60話|ロレナの心を取り戻したいバジェと、彼女を支えるミケロとの対立
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ロレナ、とうとう言ってやったわね! 自分を妻のように扱いながら、肝心なところでは気持ちも約束も踏みにじる男たちに、いつまでも振り回されている場合じゃないのよ。特にミケロとの関係は、愛しているからこそ簡単には済ませられない問題があって、ここがもう胸に刺さるの。ミケロはロレナを守りたい。でもロレナが望んでいるのは、危険から遠ざけられて何も知らされない暮らしじゃないのよね。自分も相手を支えたいし、二人で一緒に考えたい。その気持ちを涙ながらにぶつけるロレナも、それを受け止めて謝るミケロも、どちらも愛おしいじゃない! 一方のバジェは、ロレナに出ていかれて初めて、彼女の言葉を無視できなくなった様子で‥。しかもロレナは簡単に戻る気なんてない。恋愛も政治も、誰かの都合で動かされるばかりじゃ終わらないところが、この女のたまらない魅力なのよ。

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56話|ミケロ、公爵邸へ乗り込む

ミケロ、警備員が大勢いる屋敷に乗り込んでおいて、ロレナに向かって爽やかに挨拶するのは何?!

ミケロ、ちょっと…自分が捕まるかもしれない状況なのに、真っ先に考えるのがロレナのことなのね。仲間からは、顔を隠さずに動いたせいで目撃者が増えたと責められているのに、ミケロはナタリーに公爵邸へ行くよう指示するわけ。ロレナが体調を崩しているとバジェに伝えて、せめて今日くらいは落ち着いて休めるようにするんだって。自分の立場も相当危ういはずなのに、ロレナを守るための手配は抜かりないのよ。

しかも、ミケロはただ逃げ回るつもりなんてないのよね。ロレナが自分をバジェの前に立たせないようにしている理由まで理解しているからこそ、別の手段で状況を動かそうとしているわけで‥。記者に記事を出すよう頼んで、アドリアナ王女たちの政治的な立場まで表に出そうとするんだから、頭の回転が速いというか、やることが大胆すぎるわ。自分だけが危ない目に遭えばいいなんて考えていないのが伝わってくるのよ。

一方のロレナは、公爵邸に戻った途端に警備員からミケロの居場所を聞かれて、さっそく面倒なことになってる。行方不明者の届けが出ているからといって、どうして自分が事情を説明しなきゃいけないのよ、という態度も当然だわ。ようやく戻ってきたのに、これじゃ気が休まらないじゃない。ところが、バジェの反応が妙なのよ。ロレナが戻るなり問い詰めるのかと思ったら、今日は休もうと言い出すの。しかもナタリーが体調不良の話をすると、医師まで呼んで薬を用意しているし。ロレナ本人は、あれだけ警戒していた相手が急に言い争いを避けているものだから、かえって戸惑っているのよね。

そしてナタリーから渡された薬の意味がわかった瞬間、ロレナも驚くビックリ。妊娠初期の症状を和らげるための薬だったのね。ミケロはそこまで考えてナタリーを送り込んだわけで、ロレナが安心して過ごせるように裏から支えているのがわかるの‥シゴテキ。バジェにも心の傷について説明し、強く出ればロレナを追い詰めかねないと伝えているのよね。

ただ、バジェだって不安がないわけじゃない。ロレナが突然いなくなったことも、ミケロと会っていたことも気になって仕方ないのに、問い詰めればまた彼女を傷つけるかもしれない。だからこそ、戻ってきてくれた、それだけでいいと自分を落ち着かせているのが、ほんと切ないわ。…なんて思っていたら、ミケロ本人が来たんだけど!?警備員がいるのに、いったいどうやってここまで来たのよ。しかもロレナを見つけて、にっこり挨拶。バジェがこれから何を言おうとしていたのかも気になるし、この二人が顔を合わせたらどうなるのか、ロレナが心配で落ち着かないわ。

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57話|銃声でミケロとバジェの争いを止める

男2人とも落ち着け!ロレナ、なんでこの人たちの面倒まで見なきゃいけないの…。

ミケロがロレナの前に現れた瞬間、えっ、今ここに来るの!?と声が出たわ。しかもバジェの屋敷の門前で、侍従に止められてもお構いなし。ミケロ、再会したい気持ちは分かるけど、訪問マナーというものがあるでしょうが!侍従を押さえつけたうえに銃まで向けられて、登場早々から空気がピリピリしてるし(笑)。

さらにミケロは、銃を見て自分を襲った相手とのつながりに気づくの。バジェが関係していると察したようだけど、ここで本人に詰め寄るあたり、やっぱり黙って引き下がる男じゃないのよね。バジェもバジェで、ミケロが生きていたことに驚きながら、さっそく敵意むき出し。はいはい、再会の挨拶はそこまで!ロレナが会いたかった人に会えた喜びを味わう暇すらないじゃない。

しかも、バジェがロレナの手を掴んだことで、ミケロとの空気はますます険悪で‥。ロレナも黙って見ていられず、とうとう銃を上に向けて発砲するって?もう、強制終了の方法が大胆すぎるって!でも、どちらも相手を前にすると引く気がないんだから、これくらいしないと止まらないのかもしれないわね。ミケロはロレナを心配しながら抱きしめるけれど、彼女からすれば、今は感動の再会をしている場合じゃないし。自分の身を大切にしないような行動をしたミケロに腹が立つのも当然だわ。

そして、今回いちばん我慢できなかったのがバジェの言い分。ロレナの行動を見逃してやった、誰と一緒にいたんだ、挙げ句の果てには自分の姓を名乗らせて当然という態度。ちょっと、あなた何様なのよ!ロレナは自分の意思で生きている女性なのに、バジェの中ではまだ自分の管理下に置く相手なのね。そりゃロレナだって怒るわ。

ついに彼女は、自分はバジェの妻ではないときっぱり言い切って、屋敷を出ると宣言しちゃうの。姓はクラインであってレバンテスではない、会いたければ自分から来い、命令するな。もう言いたいこと全部出ました!しかもミケロにも、約束を守れない人には用がないと釘を刺している。バジェだけでなくミケロにも甘やかさないところが、ロレナらしいのよね。ただ、最後に立ち尽くしたバジェが、ロレナの「会いたければ自分から来て」という言葉を繰り返すのが気になるわけで‥。今まで自分の思いどおりにしようとしていた彼が、初めて彼女のほうへ歩み寄るのかな。ロレナが本当に屋敷を出たあと、バジェがどう動くのか、ここからの変化に怖いけど期待したい!

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58話|二人の家に、バジェが突然訪ねてくる

ミケロ、愛しているなら彼女の気持ちもちゃんと考えて‥無茶しすぎですよ。

ロレナが屋敷を出て五日、バジェはもう限界みたいなのよ!新聞で彼女が別荘を買ったと知り、そこに共和派が出入りするなら、いっそ全員捕まえてしまおうと考える始末で。ちょっとちょっと、会いたいだけなのに何を大ごとにしようとしてるのよ!しかも、そんなことをしたらロレナが黙っていられないと分かっているから、結局動けないの。彼女に会いたい、でも意地もある。いやもう、恋愛こじらせ男の見本市じゃないの!

一方のミケロとロレナも、簡単にはいかなかったみたいよ。三日間も口をきいてもらえず、心配して毎日訪ねていたミケロだけど、四日目についに我慢できず、なぜ自分を守ろうとしたのかと問い詰めてしまう。そこでロレナが涙ながらに訴えるのよ。一方的に守ってほしいんじゃない、二人で信頼し合って、一緒に計画を立てたかったんだって。そうなのよ、そこなのよ!ミケロは自分が危険な目に遭わないようにしたつもりでも、何も相談せず行動されたロレナには、また自分だけが置いていかれたように感じられたのよね。

しかもロレナが傷ついた理由は、単に危険な出来事があったからじゃない。嘘や隠し事で信頼を失うことが、彼女にとってつらかったの。ミケロもようやくそこに気づいて、自分の感情を優先してしまったことを謝り、勝手な行動をしないと約束するわけ。ここで意地を張り続けず、ちゃんと謝れたのはえらいわ。ロレナもようやく彼を抱きしめて、二人の間にあったわだかまりが少しずつほどけていく‥キュン。

そして待ってましたの愛情告白!ミケロがロレナの髪をとかしながら愛していると伝えるんだけど、慣れないインゲルドの言葉で一生懸命話す姿が可愛すぎるのよ。ロレナも発音がぎこちないことに気づきながら、胸がときめいてしまうわけよ。しかも自分も愛していると伝えたら、今度はミケロがドキドキして言葉に詰まるって、何この二人!普段の緊張感はどこへ行ったのよ。やっと素直に気持ちを伝えられたのに、そこへバジェが突然やって来るんだから、タイミングまで強烈すぎるわ。

ようやく互いを信じる一歩を踏み出したロレナとミケロの時間を、バジェはいったい何のために訪ねてきたの?会いたい気持ちをこじらせている彼が、今度こそ意地を捨ててロレナと向き合えるのかと思うと、気になるし、あのまま彼女を遠ざけ続けてしまいそうで、きっと怖いのよね‥バジェそうとうに詰まってます。

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59話|デビッド王子がミケロの生存を知った?!

バジェが真剣な顔で訪ねてきたのに、ミケロはロレナにイチャイチャ。目配慮がなさすぎて、三人の空気が面白いことに(笑)。

バジェがわざわざロレナの別荘までやって来たのに、ミケロは目の前でロレナにキス!こら~ちょっと待ちなさいよ、訪問の目的を聞く前から何を始めてるの。しかもロレナに断られてもニコニコしているあたり、ミケロの余裕なのか挑発なのか、ほんと分かりやすいんだか分かりにくいんだか。バジェも静かにお茶を飲んでるけど、内心は絶対穏やかじゃないでしょ。自分が訪ねてきたのに、目の前で二人の空気を見せつけられるんだもの。

しかもバジェがロレナと二人で話そうとしたら、ミケロは自分にも話があるからと腰に手を回す。いや、あなたたち、話し合いをする気はあるの?って。ロレナもロレナで、用があるならさっさと話して帰って、脅すような態度を取ったら追い出すときっぱり。以前のように相手の顔色ばかりうかがうのではなく、自分の意思をはっきり伝えているのが強くなったわ。バジェが何を考えて来たのかも気になるけれど、ミケロとの間に挟まれるロレナも大変よね。

その一方で、デビッドはミケロが生きていると知って大騒ぎよ。しかも共和派を名乗り、ロレナの別荘に出入りしている。自分の知らないところで事態がどんどん進んでいるのが許せないらしく、列車の乗客まで調べさせようとするわけ。いやいや、噂が広がったからって、片っ端から疑ってどうするのよ。さらに王族や教皇庁の権力を利用してミケロたちを悪者にしようとするあたり、自分たちの立場を守ることしか頭にないのが伝わってきてイラっと。

そしてミケロがロレナに語った過去が、あまりにも重い‥重すぎた。実の父親との関係だけでなく、王族や教皇庁が問題を隠し、権力者たちが何事もなかったように暮らしている。その現実への怒りが、ミケロの王政を倒すという決意につながっているのね。ロレナも彼の思いを受け止め、計画を応援すると伝えるの。二人の関係が深まっているのは嬉しいけれど、敵に回す相手が大きすぎて心配にもなるわ。それなのに最後は桃を食べるロレナを構い、バジェを外で待たせようとするミケロ。政治の話との温度差よ!もう少し緊張感を持ちなさいと言いたいのに、ロレナへの甘え方がミケロらしくて、結局この二人を応援したくなっちゃうのよね。

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60話|ロレナを守るためバジェが動く

ロレナの塩対応に必死で食い下がるバジェ、家業の権利まで差し出してもまだ足りないなんて、恋って本当に大変ね!

ロレナと向き合いたくて仕方ないバジェと、できることならミケロと過ごしたいロレナ。いやもう、同じ屋敷の中で気持ちの向きが違いすぎるのよ!ミケロは二階で待たされることになって、当然のように不満顔。そりゃそうよね、ロレナのそばにいたいのに、元夫との面会中は大人しく待機してくださいって、ミケロにとっては全然ありがたくない時間だもの。

しかもバジェが訪ねてきても、ロレナはほとんど反応しない。体調はどうか、食事は取れているか、眠れているか。バジェは一生懸命に気遣うけれど、返事がない。以前なら自分の思いどおりにしたかった男が、今ではロレナからたった一言もらうために必死なのよ。この変化だけ見れば大きいけれど、ロレナの立場からすれば、今さら何を言われても簡単には信じられないわよね。だって、言葉だけで気持ちが戻るほど単純な話じゃないんだから。

そこでバジェが差し出したのが、ベラカッサロ港の独占運営権に関する書類。しかもロレナを共同所有者に加えるという、家業の重要な権利まで譲る話なのよ。ちょっと待って、そこまで出してくるの?! 離婚書類と同じくらい喜んでもらえると思っているあたり、バジェの必死さがすごいわ。けれどロレナは、あとから気が変わって撤回するつもりではないのかと確認するわけで‥。そりゃ聞くわよね、大きなものを差し出されたからって、相手の思惑まで丸ごと信じられるわけがないからさ。

結局、バジェがようやく引き出せたのは「いい天気、暑い」という短い返事だけ。本人はそれでも安心したような反応を見せるのよね。いや、バジェ! その一言をどれだけ待っていたのよ…。車に戻ってからも、次は何を渡せばロレナが戻ってきてくれるのかと考えているけれど、物を差し出すことと心を取り戻すことは別問題。そこが分かっているようで、まだ答えを探している感じが切ないのよ。

そんなバジェに、今度は王子が数日以内にベラカッサロへ来るという知らせが入るわけ。しかも王宮では教皇庁関係者の秘密の訪問まであったらしい。騎士団だけでなく王国軍まで動く可能性を考えたバジェは、ミケロがどうなるか以上に、ロレナまで巻き込まれることを警戒するの。そして彼女を安全な場所へ移すため、屋敷へ戻ろうとするのよね。ロレナの心を取り戻したい気持ちと、彼女を守らなければという思いが重なって、バジェもいよいよ余裕がなくなってきたじゃない!バジェの必死さに胸が痛むのに、ロレナの気持ちも無視できない。三人の関係が政治的な危機まで巻き込んで、どう転がるのよこれ!

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