うはは!ミケロってば、ロレナを助けるだけじゃなくて、ちゃっかり自分の存在まで刻み込もうとしてるじゃないの!世間には愛人同士だと思わせたい、でも自分の前で別の男を考えるなって、いやいや、偽りの関係という設定はどこへ行ったのよ。ロレナもロレナで、夫バジェとの過去を振り切ろうと必死なのに、ふとしたきっかけで昔の記憶が押し寄せてくる。頭ではもう戻らないと決めていても、長年一緒にいた相手の記憶って、そんな簡単に消えてくれないのよね。だからこそ、ミケロの軽口や大胆な振る舞いに救われることがある一方で、彼の独占欲が顔を出すたび、こちらまで妙にドキドキしてしまう。しかもロレナの目的は、ただ離婚して自由になることじゃない。祖国と家族を巻き込んだ陰謀に決着をつけようとしているんですもの。恋も復讐も、そう簡単には片づかない。この濃さがたまらないわけですよ!
16話|ミケロ、スキャンダルの主役に!
愛人のフリがどんどん本格的になってるんだけど!
早朝からクライン私邸の前で張り込んでいる記者たち、もう商売根性がすごいのよ! レバンテス夫婦の記事なら売れる、あわよくばロレナの私生活まで撮りたいって、他人の事情を何だと思ってるのかしら。そこへミケロが現れて、ひと睨みで記者たちを退散させるのは気持ちいいのよ。普段の余裕ある態度もいいけど、ロレナに迷惑をかける相手には容赦しないところ、頼もしさが出てるじゃないの。
ところが当のロレナは、記者たちを追い払えばいいという考えでもない。スキャンダルを広めるには彼らの存在も必要だから、多少の危険は仕方ないと思っているのよね。いやいや、ロレナさん、自分の安全まで宣伝費に含めないでちょうだい!ミケロが護衛を増やせと忠告するのも当然だわ。自分がどうなっても構わないような態度に、彼はかなり危機感を抱いているのよ。
そして今回、地味に好きなのが呼び方の変化。「侯爵」ではなく「ミケロ」と呼んでほしいなんて、偽の愛人という設定を考えれば確かに自然‥だけど。お姫様呼びまで持ち出すのはちょっとずるいわ。ロレナも照れながら名前で呼ぶんだけど、こういう小さなやり取りが二人の距離を縮めているのよね。ロレナの父親が娘自慢をしていた話まで出てきて、普段は強気な彼女のかわいらしい一面も見えてくるわけで‥。
ただ、ミケロはロレナがホテルへ通う案には断固反対。男ばかりの歓楽街に出入りさせるくらいなら、自分が彼女のもとへ通うほうがいいという考えなのよ。しかも、自分にも非難が集中するようにすればいいと、スキャンダルの見せ方まで考えている。ついにはデートを提案するんだから、偽の愛人関係を成立させるためとはいえ、ずいぶん踏み込んできたわね!
一方で、劇場での密会では王女の確保や聖堂への警戒まで話しているミケロ。ロレナの前では彼女の安全を気にかけ、裏では別の問題にも手を回している。しかも約束の三時間も前に現れて、ロレナには散策していたと説明するのよ。いや、あなた、裏で何をしていたのかしら‥って!? ロレナを守ろうとする姿には胸が動くけれど、ミケロ自身の秘密も気になって仕方ないわ!
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17話|ロレナとミケロが初デートの成果を確かめる
ミケロ、甘いセリフは苦手なくせに行動がちゃっかり紳士で‥。
待ち合わせの3時間前に来ちゃうミケロ、ちょっと~楽しみにしすぎじゃないの!しかも本人は散策のついでみたいな顔をしてるのに、オペラ好きの女性が好きだなんて甘いセリフまで飛び出すんだから、ロレナがぽかんとするのも無理ないわ。本人だってこんなセリフは言いたくないらしいけど、だったら言わなきゃいいのに、ちゃんと口にするあたりが妙に面白いのよね。ロレナも負けじと、3時間も前から待ってくれる人が好きだと返して、照れながら頑張ってる。この二人、愛人の演技をするだけなのに、息が合ってるんだか合ってないんだか!
さらにロレナが着替えたいと言い出すと、ミケロは今の服で十分だとあっさり返すの。以前はサムエルから服装について細かく口出しされていたロレナにとって、これは大きな違いよね。装飾品がないとか、もっと着飾らなきゃとか、本人はまだ気にしているけれど、ミケロはそんなことで文句を言う人はいないし、自分と演技を続ける間は自由に生きていいと笑うの。あら、何その言葉にニヤッとするわ。ロレナが昔の自由だった自分を思い出して、もう一度自由に生きようと微笑むところ、こっちまで嬉しくなるじゃない。
ところがオペラ鑑賞では、隣の人と肩が触れるほど席が近くて、ミケロがロレナを抱き寄せる展開に!きゃ~舞台に集中させるためなのかもしれないけど、距離が近いのよ。ロレナが真っ赤になるのも当然!しかも席を移った先で、今度はバジェとの思い出がよみがえってしまう。冷たく感じる相手でも、時折見せてくれた優しさが忘れられない。そんな記憶が残っているからこそ、ロレナは簡単に気持ちを切り替えられないのよね。自由になりたい気持ちと、過去に引き戻される苦しさが同時にあるのが切ないの。
そしてデートの帰り、ミケロから飛び出したのが、愛人の前で別の男を考えるのはやめてほしいという忠告。えっ、見てたの!?いや、ずっとロレナを見ていたからこそ気づいたのかしら。二人の関係はあくまで演技のはずなのに、この言葉が妙に引っかかるじゃない。明日の新聞にどう載るかも気になるけれど、ミケロがロレナの心の揺れにどこまで気づいているのか、そっちのほうが気になって仕方ないわ!
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18話|神を信じるか?
ミケロが知りたいのは夫婦の噂じゃなく、ロレナが本当に夫を憎む理由なのよ‥。
新聞にロレナとミケロのオペラ鑑賞が大々的に載ってるんだけど、本人が読んで「他人にはこう見えていたのね」と反省してるのが、まず切ないの。ミケロは周囲からどう見られるか理解して動いていたのに、ロレナはそこまで気が回らなかったらしい。しかも、バジェに関する記憶がよみがえると落ち着かなくなり、夜もまともに眠れず、せっかくミケロと会っていても上の空。ロレナだってわざと無視していたわけじゃないのに、心の中はまだ全然休まっていないのよ。
そんなロレナが新聞で見つけたのは、ミケロがクライン銀行に大金を預けたという記事。三千万ペセカって、ちょっと待って、金額の桁がすごい!しかも記者に銀行の信用まで堂々と語ってる。新しく取引を始めたわけじゃないと説明しながら、ちゃっかりクライン銀行の宣伝まで済ませているんだから抜け目がないわけ。ロレナが追加の五百万ペセカまで預金させる流れも、妙に具体的で笑ってしまう。
二人きりになってからの会話もいいのよ。ロレナは最近の態度を謝ろうとするけれど、ミケロは愛人扱いするつもりだったのかと、相変わらず素直じゃない。そこでロレナが「一度だけなら噛んでもいい」と返すのよ!以前ミケロが口にした野良犬の話を、まさかこんな方向に持っていくとは。ミケロも大笑いしてるし、ロレナも自分の言葉で彼の機嫌を直せたとわかっている。二人の間にしか通じない、この挑発の応酬がたまらないのよね。なのにミケロ、銀行の宣伝まで仕込んでいたと聞いた瞬間、ロレナの中で「かわいい」という評価が撤回されるのもわかる。人の心をつかむついでに世論まで動かす男、油断ならないわ。
でも、今回いちばん引っかかったのは、その後のミケロの言葉。彼はロレナが夫を憎む本当の理由を知らないし、初対面で感謝された理由にも心当たりがない。世間の噂ではなく、ロレナ自身の口から真実を聞きたいのよね。彼女の事情を知らないまま関係だけ進めることに、何か違和感があったんだと思う。そこでロレナが口にしたのが「神様の存在を信じますか?」。えっ?ロレナにとってミケロは、ただ助けてくれた相手では済まない存在なのかもしれない。今まで隠してきた事情を話すつもりなのか、それとも彼にしかできない問いかけなのか。ロレナの過去とミケロの知らない過去が気になって仕方ないじゃない!
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19話|復讐の共闘からミケロの恋心が動き出す
ロレナと見えk路、こ恋愛の前に背負ってる事情が重すぎるのよ。
ロレナがミケロに未来の夢とカナリア作戦の話を打ち明ける姿、ここでようやく二人の関係がただの恋愛ごっこじゃないって、はっきりしてきたわね。祖国が崩壊し、家族を失い、しかも夫がその計画に関わっていたなんて、ロレナが離婚だけで満足できるわけがない。夫と別れて慰謝料をもらってはい終了、なんて話じゃないのよ。失うはずだったものを取り戻したいし、相手にも責任を取らせたい。その本気がミケロにも伝わったんだと思う。
しかもロレナ、証拠探しに銀行を守ること、王室への対抗策まで頭に入れているの。感情だけで突っ走っているわけじゃないのが強いのよね。一方でミケロも、王室に対して相当な思いを抱えてて‥。母アドリアナ王女が亡くなったあと、実父のもとで暮らし、王室から探されることもなく、15歳頃に自力で戻ってきたなんて。いや、ちょっと待って、王族の血を引く子どもに対して、王室はいったい何をしていたのよ。王女の人生も、ミケロの人生も、周囲の都合で振り回されすぎでしょう。
だからこそ、ミケロが王室に一泡吹かせる話に乗るのは納得できる。ロレナが探している預け金証書についても、王室に呼び出される機会を使って探りを入れようとするあたり、ちゃんと現実的な作戦を考えているのよね。二人とも目的が明確だから、共闘相手としてはなかなか頼もしい。…ところがよ。ここからミケロの感情が急に濃くなるのが気になるのよ!
世間に二人の仲を信じさせるため、親密な写真や噂を利用する。そこまでは作戦として分かるわ。でもミケロは、ロレナがまだ夫を心に残しているんじゃないかと考えているのよね。バジェが結婚指輪を返してほしいと言ったことも、離婚を止めようとすることも、愛情があるからではないか。そう考えたら、これまでの軽い演技では足りないと思い始めたわけ。いやもう、ミケロさん、いつの間にそんな本気になったのって!?
ロレナは復讐のために協力してくれる相手を必要としているけれど、ミケロはそれだけじゃ満足できなくなっているのかな。夫を忘れさせるほど自分を印象づけたいなんて、もう作戦と恋心の境目が怪しいじゃないの。しかもロレナと指切りまでして、後悔させないと宣言する。軽い冗談を交えていた男が、急に本気の顔を見せてくるから心が追いつかないわ。ロレナが求めているのは復讐を成し遂げるための協力者。でもミケロが欲しくなっているのは、それだけじゃない。二人の目的が重なっているからこそ、これから感情がぶつかったとき、どちらが先に本音を隠せなくなるのかって、ことなんじゃないの。
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20話|妊娠報道にバジェが青ざめる
バジェ‥どの口でロレナを手放せないとか言ってるのさ?!
いやバジェ、今さら何をそんなに苦しんでるのよ!ロレナがいなくなってから悪夢に悩まされて、安定剤まで使って、それでも忘れられないって…そりゃ自分がしてきたことを思い出せば落ち着かないでしょうよ。でもね、私はロレナが7年間どんな思いで過ごしてきたかを見てるのよ。自分が苦しいからって、急に被害者みたいな顔をされても困るんですけど!
しかも、子どもがいればロレナを手放さずに済んだとか、今さら何を言い出すの。そもそもバジェは、子どもができたら彼女を捨てられなくなると思って、7年間も子どもを持たないようにしていたわけでしょう?それなのに、いざ失いそうになったら、今度は子どもを足枷にすればよかったなんて。ロレナの人生を何だと思ってるのよ。愛しているのかもしれないけど、相手の気持ちより自分が失いたくない気持ちばかりなのが、もう本当に厄介!
一方のロレナも、ミケロとの食事中に昔のワインを見ただけで、バジェとの記憶が一気によみがえってしまう。ここがまた苦しいのよね。かつてバジェが優しく笑いかけてくれたことも、ロレナが生まれた年のワインを用意してくれたことも、彼女にとっては大事な思い出だったわけなのよね。しかも、そのワインはなくなっても翌日には同じ場所に補充されていた。そんなことをされたら、まだ自分を忘れていないのかもって期待したくなるじゃない。でも、優しかった記憶があるからこそ、後から浴びせられた言葉や裏切りまで簡単には忘れられない。ロレナが苦しくなるのも無理ないわ。
そして、ミケロと食事をしていただけなのに、まさかの妊娠報道!食事中に具合が悪くなって二人で店を出たら、周囲が勝手に話を膨らませて新聞に載せるなんて、ロレナからしたらたまったもんじゃない。本人は離婚調停に向けて動いている最中なのに、余計な騒ぎまで背負わされちゃって(苦笑)。
ただ、この報道をバジェがどう受け止めるのかは気になるね。自分は7年間も子どもを望まなかったくせに、ロレナが別の男性の子どもを授かったと思い込んだ途端、あの顔よ。まだ記事の真相も分かっていないのに青ざめているあたり、ロレナを失うことへの恐怖だけは一人前なのね。けれど、ロレナが戻ってくるかどうかを決めるのはバジェじゃない。そこだけは、いい加減に分かってほしいわ。
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