完結です!!ミケロの愛が深すぎて、私まで胸が苦しくなるのよ!ロレナが生きていてくれた。それだけで本当は十分なはずなのに、ミケロは彼女を失う恐怖から簡単には抜け出せない。ロレナが幸せを願う言葉さえ別れの予告に聞こえてしまうなんて、どれだけ怖い思いをしてきたのよ…。一方のロレナも、ミケロから受け取った愛情はちゃんと心に残っているんですよね。前世で傷ついた二人が、今度こそ一緒に生きていこうとする姿には、もう胸がいっぱい。しかも、バジェとの関係も簡単に割り切れるものではなくて、ヴェルデとの再会によって、ロレナの中に残っていた複雑な想いがまた顔を出すんです。愛していたことも、傷つけられたことも、なかったことにはできない。それでも未来を選ぼうとするロレナが、本当に切なくて、たくましくて、たまらない!
76話|皇帝は、王位を退く
ミケロ、革命は成功したのにロレナだけは救えないかもしれないって、そんな残酷な展開ある!?
いや、待って待って待って!! 革命を成功させたのよ!? 王室の隠していた過去も明らかになって、レメン二世は退位、レバンテス公爵も権力を失う。ここまで世界をひっくり返したミケロが、どうしてロレナの目覚めひとつでこんなに追い詰められなきゃいけないのよ…。国の未来は変わったのに、大切な女性の運命だけが変わらないかもしれない。この絶望、あまりにも残酷じゃない!?
しかもロレナが倒れていた姿は、前世での出来事を思い出させるものだったの。ミケロにとっては、ただの事故では片づけられないのよね。過去を変えるために頑張って、実際にたくさんのことを変えてきた。それなのに、どうして彼女だけ同じような苦しみを味わわなきゃいけないのか。ミケロが「自分と関わったことが原因なのか」と考えてしまうのも見ててつらいって‥。いや、ミケロ一人で全部背負おうとしないで!と言いたいけど、本人はそんな言葉で気持ちを切り替えられる状態じゃないのよね。
ナタリーの説明も心配になる。傷そのものは回復する見込みがある一方で、意識が戻ったあとに記憶や体の動きに影響が残る可能性もあるって。ロレナが目覚めるまで安心できないし、目覚めたらすべて解決、というわけでもないのが苦しいところ。ミケロだって頭では理解しようとしているはずなのに、前世の記憶があるからこそ、最悪の未来ばかり考えてしまうんだろうな。
そして10月1日よ。前世でロレナが亡くなった日が迫っていると考えたミケロ、とうとう自分まで巻き込んで過去を再現しようとするところまで追い詰められているの。ちょっと、待ちなさい!!今度こそ運命を変えたい気持ちは分かる。でも、ミケロまで自分を犠牲にする方向へ走ったら、ロレナが目覚めたときどうするのよ。ナタリーが落ち着かせようとするのも当然だわ。
そんななか、ロレナは事故から二日後についに目を覚ますの。もう、この知らせだけで胸がいっぱい。ミケロがどれだけ怖かったか、どれだけ自分を責めたかを思うと、彼女が目を開けてくれたことが本当に大きい。ただ、ここから二人がどうなるのかはまだ分からないわけで…。革命を成功させたミケロが、ようやく手に入れたかった未来。その未来にロレナがいてくれることを、今度こそ心の底から願ってる。お願い、もうミケロにこれ以上の試練を与えないで…ちょうだい!
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77話|ミケロがロレナの過去ごと抱きしめる
バジェの執着がロレナの心を再び追い詰めるなんて、もう勘弁して。
夢なのか、記憶なのか、もう何が現実なのか分からなくなっているロレナがつらすぎる。しかも、やっとバジェの歪んだ愛情を理解して、もう知りたいことなんてない、目を覚まそうと思ったところで、とんでもない話を持ち出すのよ。最後の最後までロレナの心をかき乱そうとするの、本当に何なのよ……。
過去に失った子どもが自分の子どもだったと知れば、ロレナは絶対に自分を忘れられない。バジェはそう考えているわけだけど、これって愛されたいというより、相手の心から消えるのが嫌で仕方ないんじゃないの。ロレナがどれだけ苦しむかより、自分が忘れられない存在になることが大事なのかと思うと、もうため息しか出ないし、かなり切ない愛よね。しかもロレナは、子どもを大切に思う気持ちが強い女性だからこそ、この話を聞いて平静でいられるわけがないって‥執着が怖すぎる。
そして、夢から目覚めたロレナを支えるミケロ。息も絶え絶えの彼女に、まず自分の名前や今いる場所を確認させて、とにかく落ち着かせようとする姿に、ミケロがどれほど必死なのか伝わってくるの。お腹の子は無事だと聞いても、ロレナの心には過去の出来事が重く残っている。今ここにいる子どもと、かつて失った子ども。気持ちの整理なんて、そんな簡単にできるわけないじゃないって。
そこでミケロが、自分の実子でなくても育てると告げるのが泣ける。何もかも気にしないと言い切るのではなく、血のつながりがどうでもいいわけではないと認めたうえで、それでも責任を持つと決めてて、ロレナに罪悪感を背負わせないよう、彼女は子どもを救ったのだと伝える……、もう、必死すぎて胸が痛いよ。
また、ミケロの考えも重いのよね。過去を全部忘れれば楽になるかもしれない。でも、忘れられないものを抱えて生きるしかないときもあるって。そんなロレナに別の道を示すのは自分だと決めて、彼女を離さないようにするの。バジェの存在までなかったことにはせず、誰も悪くないのだと受け止めようとするミケロが、あまりにも温かくて切なくて。ロレナを守りたい気持ちが強いからこそ、彼自身も全部抱え込もうとしているんだもの。お願いだから、二人ともこれ以上ひとりで苦しまないでほしいわ。
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78話|ロレナの「幸せになってほしい」がミケロには別れに?!
革命は成功、ロレナも目覚めた、あとは幸せになるだけじゃないの!と思ったらミケロの心は全然休まってない(笑)。
いや、目が覚めてからのロレナもミケロも、心配になるところが多すぎるのよ!事故から12日後、ようやく意識を取り戻したロレナ。鏡を見て、自分の顔色の悪さや包帯だらけの姿にびっくりしているけど、そりゃ周りだって驚くわよね。しかも記憶はところどころ抜けていて、宮殿で何が起きたのかもはっきりしない。自分が覚えていない間に何があったのか、考え始めたら不安になるのも当然だわ。ナタリーが「忘れた記憶を無理に追いかけなくてもいい」と話してくれるのは救いだけど、本人としては大事なことまで忘れていたら困るのよね。
そしてミケロよ!ロレナが眠っていた12日間、合計10時間も眠れていなかったって、ちょっと待ちなさい。心配なのはわかる。でもあなたまで倒れたらどうするのよ。ナタリーが水に睡眠薬を混ぜるところまで追い詰められていたの、笑い話じゃないからね。革命を成し遂げて、国の仕組みを変えて、貴族の資産整理まで抱えている。やることが山積みなのはわかるけど、自分の体を後回しにしすぎ!
一方のロレナも、目覚めたばかりなのに書類を片づけようとするのが彼女らしい。頭痛やめまいが残っていないか、自分で確かめながら仕事を進めるなんて、休む気ある?って。ミケロに仕事を取り上げられて、ようやく二人で相手の体調を気にする時間ができたのはよかったよ‥ほんと。ロレナの姿を見て「美しい」と言い切るミケロも、頬にキスするミケロも、愛情が隠しきれていないじゃないの。ロレナが「嘘つき」と返すのもかわいいし、こういうやり取りをもっと見ていたいのよ。
だからこそ、ロレナの「幸せになってほしい」で空気が変わった瞬間が、びっくり!ロレナは疲れ切ったミケロに、革命が成功した今こそ幸せそうにしてほしいと思っただけ。でもミケロには、それが別れの前触れみたいに聞こえてしまったわけ。彼女が戻ってきてくれたのに、まだ失う恐怖から抜け出せていないのね。国を変えるほど頑張ってきた人が、好きな女性の何気ない一言でこんな顔になるなんて……ミケロ、お願いだから一人で不安を抱え込まないで。ロレナのそばで、今度こそ安心して笑ってほしい。
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79話|ミケロに隣で生きる未来を見届けてほしいとロレナが約束する
愛してるって言葉で、ここまで救われることあるんだね。しかも赤ちゃんの名前で夫婦会議よ!
ロレナが生きていて、こうして自分に触れてくれている。それなのにミケロは、彼女の何気ない言葉ひとつで別れを想像してしまうのよね。もう、この人の心がどれだけ張り詰めているのかと思うと苦しいって。普段はロレナより落ち着いて見えるミケロが、実はこんなにも怖がっていたなんて。ロレナにとっては励ましのつもりでも、ミケロには「私はいつかいなくなるから、あなたは幸せになってね」と聞こえてしまう。そりゃ、待って!ってなるわよ。
しかもロレナ自身は、自分の怪我よりミケロの心配をしているの。まだ十分に回復していないのに、ホテルが再開したから友人たちと食事でもしてきたら、なんて気遣っているの。こういうところがロレナなのよね。自分がつらいときでも、好きな人が苦しんでいるのを放っておけない。ミケロもそれが分かっているから、余計に心配なんだろうな。前世の出来事と今回の事故が重なって、頭では違うと分かっていても、気持ちが追いつかないのよ。
そんなミケロにロレナが伝えたのは、記憶が全部戻ったかどうかより、これから自分がどう生きるかが大切だということ。彼女の中に一番はっきり残っているのが、ミケロの愛だったというのも胸にくるじゃん!記憶を失ったら、愛した時間まで消えてしまうのかと思いきや、彼が自分の苦しみを引き受けようとしてくれたこと、その声や気持ちは残っている。ミケロ、あなたの愛情、ちゃんとロレナに届いていたのよ。
そして「幸せになって」ではなく、「私のそばにいて、これからのあなたを見せて」と求めるミケロ。そうなのよ、今の彼が欲しいのは気遣いの言葉じゃない。一緒に生きる未来を、ロレナ自身の目で見届けてほしいのよね。そこから赤ちゃんの胎児ネームの話に移るのも、いい意味で生活感が戻ってきて好き。名前を考える約束を忘れたのかとロレナが気にして、ミケロが慌てる。さっきまであんなに切なかったのに、急に夫婦の宿題が出てくるじゃないの。
ロレナが子守歌を歌い、ミケロが声を聞かせてほしいと抱きつく姿も印象的だった。彼は彼女の声を聞きながら、ようやく安心して休めるのかもしれない。そして退院後は、出産まで落ち着いて暮らせる場所へ移ることに‥。二人が前世の恐怖だけではなく、これから生まれてくる子どもとの暮らしを考え始めたのね。
ただ、最後にロレナがヴェルデの姿を探しているのが気になるわ。せっかく二人の未来が見えてきたところなのに、まだモトレルを離れる前に片づけなければならない問題が残っているの。ヴェルデはどこへ行ったのか。そして、ロレナたちが安心して新しい生活を始めるためには、あと何を解決しなければならないのだろう?
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完結|バジェを忘れることではなく、ミケロとの未来へ旅立つことだった!
ヴェルデまでバジェの気持ちを運んでいたなんて、最後にこんな形で過去と向き合うことになるとは思わなかったわ。ヴェルデを送り出す選択、もう泣いてしまったよ。
いや、バジェ、あなた最後まで素直になれない男だったのね…!まさか最終話でヴェルデがこんな大事な役目を果たすとは。ロレナが一人になりたくて隠れていた場所に、いつもヴェルデが現れていたの。しかも、バジェの前で体調を崩した後まで会いに来ていたなんて、そりゃ今になって思い返せば気づくこともあるわよね。あの人、自分から心配しているなんて言えないくせに、犬を通してロレナの様子を見ていたわけだ。ほんと、気持ちの伝え方が不器用すぎたのよ。
でも、ここでロレナがヴェルデを責めずに受け入れるところが好き。ヴェルデに罪はないし、ずっと無邪気な目で自分を見ていたことも、今なら分かるって。だからといって、バジェのしたことが帳消しになるわけじゃないのよね。ロレナ自身、彼を悪い人だったと認めているし、怒りが消えたわけでもない。たった一年で気持ちの整理が全部つくほど、二人が過ごした時間も、残された傷も軽くない。それでもロレナは、バジェの中にあった罪悪感まで理解したうえで、もう同じ方向を向いて生きることはできないと受け止めているの。好きだった気持ちも、許せない気持ちも、どちらか片方だけにできないのがロレナなのよね。
そして、ヴェルデを自分から送り出す展開へ‥。これがまた、ただ犬を引き渡して終わりじゃないのがいい。訪問先を順番に回らせて、自分が送り出したのだと伝えてもらう。バジェが大切にしていた存在を、今度はロレナが自分の意思で送り出すのね。彼の記憶を全部消そうとするのではなく、残すものと手放すものを自分で決めた。あの人に振り回され続けたロレナが、最後は自分で選んでいるの変化が大きいわ。
その一方で、ミケロとロレナとの空気が違いすぎて笑っちゃう。転びそうだから車に乗れと言われても、隣に座りたいから抱きついて離れないロレナ。赤ちゃんのモニまで理由にして甘えるあたり、もう幸せを隠す気がないじゃないの。ミケロも結局、そんなロレナを抱きしめて頬にキスしているし。はいはい、ごちそうさまです。過去には戻れないけれど、これから一緒に笑える人がいる。それって本当に大切なことよね。
最後に屋敷を振り返るロレナの姿も忘れられないよ。かつて世界のすべてだった男は、もう隣にはいない。それでも、あの時間があったことまで否定しなくていいのよね。バジェを忘れたから前に進めるんじゃない。忘れられなくても、自分の人生を選べるようになったんだもの。……バジェ、あなたのことは簡単には忘れられない。でも、もう私は私の幸せを生きていくわ。そんな彼女の強さか際立った最終話でした!でも、ベジェは一体どこへ?少し気になったわ。外伝もあるみたいだからわかったらいいなぁ~。
モニって‥インゲルド民話に出てくるスズランの妖精なんだって。眠れない人たちのもとを訪れ、スズランの鈴を鳴らしながら美しい歌を聴かせてくれる小さな妖精らしいよ。ふふふっ、ミケロなかなかセンスあるよね!

80話で本篇は完結です。過去の呪縛と絶望を乗り越えたロレナとミケロが、互いの深い愛と新しい命(モニ)と共に、穏やかな未来へと歩み出すハッピーエンド!素敵な作品、ごちそうさまでした!
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