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『死に戻り公爵夫人の背徳』51話~55話|バジェのそばで耐えてきたロレナが、ミケロと生きる道を選ぶ

『死に戻り公爵夫人の背徳』51話~55話|バジェのそばで耐えてきたロレナが、ミケロと生きる道を選ぶ
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ダメよ、ロレナ、お願いだから幸せになることを諦めないで! そう叫びたくなるくらい、ロレナが抱えてきたものの重さと、ミケロが彼女を大切に思う気持ちが胸に迫ってくるんです。ロレナは目的のためなら自分の命さえ計画の一部にしてしまうし、バジェの前では平静を装いながら、心の中ではミケロの安否を案じている。しかも、自分が妊娠していると知ったことで、これまでの計画まで揺らいでしまうんですよね。そんな中でミケロが戻ってくるんだから、そりゃロレナだって走るでしょうよ!ミケロの想いで、愛されることを知ったロレナが、今度こそ自分を粗末にしないと決めるわけ。その変化がうれしい反面、バジェが黙って見逃すはずもなく、二人の幸せを願いながらも不安が消えません!

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51話|妊娠疑惑が急接近?!

ロレナが共和派の仲間たちを相手に、印章ひとつから鉄道網まで利用した計画を堂々と説明する姿が頼もしすぎる! 頭の回転が速い女性って最高なのよ。

ちょっと~ロレナさん!?共和派の仲間たちに信用されていないところから始まったのに、レバンテス家の印章を出した途端、場の空気をひっくり返すのが強すぎる! しかもバジェからもらったわけじゃなく、本人の目の前で持ち出したっていうのがまたロレナらしいのよ。許可をもらって大事に使うんじゃなく、必要だから使う。行動力がすごいわ。

そして、印章を見せて終わりかと思ったら、今度は鉄道網まで革命に使う計画を説明し始める。オルティス鉄道の融資をクライン銀行に手配して、3か月間の貨物路線の利用権を確保。さらに地域ごとに連絡役を分け、情報が漏れても裏切り者を特定しやすくするって。いやいや、ロレナ、いつの間にそこまで準備したの?恋愛で悩んでいる姿を見ていたときには、まさかここまで政治的な駆け引きができる人だとは思わなかったわ。しかも相手が疑ってくることまで計算に入れているんだから、簡単に敵に回したくない女性よね。

ところが、さらに驚くのがバジェの扱い。レバンテス家の名前を利用し、バジェが共和派に協力しているという噂まで流すつもりなのよ。王族にとって重要な立場の人物が突然姿を消し、その資産まで革命に関わっているとなれば、そりゃ周囲も気になるでしょう。ロレナはそこまで分かったうえで仕掛けている。しかも、バジェが反撃しないようにするのも自分の役目だと言い切り、最終的には3か月以内に彼を事故で死なせると宣言するって、おいおい、計画の規模も覚悟も重すぎるって…!

そんな緊張感たっぷりの話から、帰宅後はバジェがロレナの体調を気にして医師を用意していたと判明するの。最近まともに食べていない彼女を心配して、薬を無理に飲ませるつもりはないから診察だけでも受けてほしいというのよ。ロレナからすれば勝手に決めないでよって話だろうけど、バジェも彼女の様子を見過ごせないのね。

ところが診察の質問で、まさかの妊娠の可能性が浮上! ミケロとの記憶までよみがえったロレナが、慌てて妊娠を否定するのが可愛すぎて。革命のためなら夫の命まで計画に組み込む女性が、自分の体に起きているかもしれない変化には動揺している。この落差よ! ロレナ、あなた今までどれだけのことを一人で抱えてきたの。妊娠の否定が本心なのか、それとも自分に言い聞かせているのか、もう気になって仕方ないわ。

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52話|バジェの愛情にロレナが疑問を抱く

バジェ、友達を作っていいと言いながら審査付きなの、自由の意味を考えてほしいわ。

ロレナがナタリーの診察を終えて、慌ててカレンダーを確認する姿よ。いやいや‥疲れやすい、胃の調子もおかしい、月経も遅れている。今まで気にしていなかったことが一気につながって、妊娠の可能性が浮かんでくるのよ。しかもミケロがモトレルを離れたのは6月9日で、今日は7月20日。ロレナの頭の中、そりゃ大騒ぎになるわよね。本人だって、もし本当だったらどうすればいいのか分からないんだもの。

そんなロレナの部屋にやって来たバジェは、体調を心配してくれるし、来年の夏は屋敷の断熱を変えて快適にしようなんて話まで始める。ちょっと、ずいぶん先の予定まで立てているじゃないの。ロレナと一緒に暮らす未来が、すっかり当然になっているのね。でもロレナは、その未来に素直に乗っかれる気持ちじゃない、この差がしんどいわ。

さらに友達を屋敷へ招いていいと言い出したバジェに、ロレナが男性も含めていいのかと確認すると、ジュリアンのような相手は自分で見極めると言い出す始末で‥。もう、友達を呼んでいいって話から、いつの間に身辺調査の話になったのよ。気に入らない人間は排除する気満々だし、ロレナが再婚すると言えば態度が変わる。自由を認めると言いながら、いざ自分の望まない話が出たら途端に不機嫌。バジェ、分かりやすすぎるでしょう。

ところがロレナが頭をなでると、今度はもっとしてほしいと甘えて抱きついてくるのよ。さっきまでの強気はどこへ行ったの!ほんの少し優しくされただけで機嫌が変わると分かっているロレナも、彼の扱い方をよく知っているわ。でも、長い夫婦生活の中で優しく触れ合うことさえ珍しかったという振り返りが切ないのよね。簡単に扱えることと、心から安心できることは別なのよ。

しかもバジェは、妊娠の噂を持ち出してミケロへの嫉妬までぶつけてくるの。ロレナは彼をなだめながら、このまま最後まで秘密を守れるのかと考える中、ナタリーはミケロの仲間に妊娠の疑いを打ち明け、本人が帰ってきた瞬間に話を聞かれてしまう。待って~、そこで帰ってくるの!?ミケロ、登場のタイミングが絶妙すぎるわ。ロレナが必死に隠している秘密が、本人のいない場所でどんどん広がっていくし‥。ミケロが何を知って、何を考えるのか。もうロレナの心配をしていたはずなのに、私まで息を止めて待っているのよ。

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53話|会いたかったミケロが目の前に‥

ロレナの妊娠と再会でミケロの情緒が大渋滞してるんだけど!

ミケロが生きてたぁぁぁ!仲間たちが泣いて喜ぶ姿を見て、私までホッとしたわ。ナタリーなんて、もう会えないと思っていたんでしょうね。ミケロは平然と無事だと言っているけど、いやいや、待っていた側の気持ちも考えてあげてよ。そして御者のおじさん、娘のお菓子代を追加請求するのはしっかりしてるのに、命の恩人扱いまでされているの、面白くって。こういう妙に生活感のあるやり取り、緊張続きの物語ではありがたいのよ。

でも、ロレナの状況を考えると、喜んでばかりもいられないわけで…。妊娠が分かり、医師から体調に気をつけるよう言われても、本人はそれどころじゃないのよね。バジェとともに命を絶つつもりでいたのに、お腹の子を思うと、もう自分ひとりの気持ちでは決められないって。しかもミケロが生きているかも分からず、子どもを受け入れてくれるかまで心配しているし。いや、ロレナ、ひとりで何個の不安を抱えているの…。ミケロに会いたい気持ちが募るほど、今の状況が苦しくなるのがつらいわ。

列車の試運転でも、朝食を食べられなかったロレナをバジェが気遣って水を取りに行くの。こういう姿を見ると、バジェもただ冷たいだけではないのが厄介なのよ。ロレナにとっては、優しくされても簡単に気持ちを預けられる相手じゃない。オルティスに、バジェに無理やり従わされているのではないかと聞かれたときも、ロレナは誤解を訂正するどころか、むしろ都合がいいと思っているわけで…。周りに本当の事情を話せない苦しさがにじんでいるわ。

そして、ミケロに似た後ろ姿を見つけた瞬間のロレナ!もう心臓が跳ねるどころじゃない。本人かどうか確かめる余裕もなく、バジェに見つかる前に探さなきゃと走り出す~~。ミケロを心配しているのに、再会したら今度は彼の身を案じて必死になるなんて、どこまで自分を後回しにするのよ。そんなロレナを、ミケロが後ろから抱きしめるって?元気だったかと尋ねる彼に、ロレナがどんな顔をしたのか、もう考えるだけで胸がいっぱいだわよ。会いたかった人が目の前にいるのに、安心して飛び込める状況でもない。その再会がうれしいほど、ロレナの抱えている事情が切なくてたまらない。

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54話|ロレナへミケロが生きる大切さを訴える

メガネをかけただけで正体を隠せているつもりのミケロ、いやいやロレナには丸分かりなのよ。

街中でミケロを見つけた瞬間、ロレナが走り出すのよ!ちょっと待って、さっきまでオルティスと話していたのに、ミケロを見た途端それどころじゃなくなってるじゃない。しかも本人は変装して正体を隠しているつもりらしい。いや、無理でしょ!ロレナの反応を見れば、そんな小細工が通用するわけないのよ。後ろから抱きしめるミケロも、再会できてうれしいのは分かるけど、まずは説明してちょうだいって話よ!

ロレナが怒っている理由も、そりゃそうなるわよね。ミケロはアルナルへ行くと言っていたのに、勝手にソトへ向かい、危険な状況に陥ったうえ、連絡まで途絶えていた。ロレナからすれば、何が起きたのかも分からず、無事なのかさえ確かめられなかったのよ。彼がいなくなったと思って、どれだけ不安だったのか。涙を流しながら問い詰める姿には、怒りだけじゃなく、会えなくなるかもしれない恐怖まで詰まってて‥もう、ミケロ!心配させた自覚を持ちなさいよ!

ところがミケロも、ロレナが元夫の公爵と暮らしていることを知って、黙っていられないわけよ。計画のためだと説明されても、簡単には納得できないの。しかも彼女が過去と同じように、自分自身を犠牲にする方向へ進もうとしていたことまで見抜いている。もうこれって、恋人同士の嫉妬だけで片づけられないところだわ。ミケロはロレナの行動の裏にある、もっと根深い問題を分かっているのよ‥きっと。

特に胸にきたのが、ミケロがロレナに、呼吸の仕方も眠り方も生き方も教えてきたことを思い出させる姿。彼女はベジェに嫁いでから、苦しい状況に置かれるたび、自分が我慢すればいい、自分が諦めればいいと考える癖を身につけてしまった。でも、それは本当に本人が望んで選んだ生き方なのかしら。ミケロが強い言葉で止めるのは、ロレナの意思を無視したいからじゃなく、彼女が自分自身の人生を大切にできるようになってほしいからなのよね。

そしてロレナ自身が気づくの。今の人生では、自分を本当に愛してくれる人・ミケロに出会えた。だから、もう生きることを諦める理由なんてないって。ここでようやく、言われたからではなく、ロレナ自身の気持ちとして前を向こうとしているのが大きいわけよ!再会のキスにドキドキしていたら、二人の感情がぶつかり合って、こんなに深いところまでたどり着くなんて。ミケロ、お願いだから今度こそロレナを一人で抱え込ませないで。ロレナももう、自分の幸せまで諦めなくていいのよ。せっかく手に入れた二度目の人生なんだから、好きな人と一緒に、今度こそ幸せになってちょうだいな…!

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55話|ミケロの逮捕をバジェが命じる

ミケロ、ロレナのこと大好きすぎるでしょう‥心配も嫉妬も全部こぼれてるよ。

ロレナがミケロの首に腕を回して、もう無茶はしないと伝える姿‥再会できた嬉しさがじんわり伝わってきてギューッとくるのよ。今の人生で自分を本当に愛してくれる人に出会えたから、もう死ぬ理由なんてない。ロレナが自分の命を大切にしようと思えるようになったこと自体、ものすごく大きな変化だと思うわけよ。ところがミケロは、ロレナが前の人生で命を落とす直前に子どもを身ごもっていた可能性に気づいてしまう。えっ、そんな事情まであったの!?しかもロレナ本人は知らなかったかもしれないなんて、ミケロが黙っておこうとするのも分かるし、胸の内が複雑すぎるわ。

そして馬車に乗ってからのミケロ、ロレナを心配する気持ちがあふれすぎて、ついに怒りまで飛び出しちゃうのよね。バジェがロレナに何をしたかということだけでなく、彼女自身が自分の命を目的のための道具みたいに扱っていたことが許せないって。子どものことが問題なのではなく、ロレナが自分を大切にしてくれなかったことが悲しいのよ。もう二度と手放さないという言葉にも、今度こそ彼女を守りたい気持ちが詰まっていて、ミケロの愛情が重いくらい真っすぐなの‥もうキュンキュン、ラブラブなの。

なのにロレナがレバンテス家へ戻ると言い出した…、ミケロの表情が目に浮かぶわ(笑)。さっきまで絶対に手放さないと言っていたのに、もう別の男の家へ行く話を聞かされるなんて、そりゃ納得できないでしょうよ!ロレナにはバジェが動き出す前に片づけたい事情があるし、今の自分は以前とは違うと分かっているからこそ、ミケロと一緒に計画を変えようとしているのが頼もしいの。

さらにロレナが、今の人生で自分から触れたいと思った男性はミケロだけだと伝える姿ね…。もうもう、ミケロにとって一番聞きたかった答えそのものじゃない?嫉妬して疑って、あれこれ言っていたのに、ロレナから好きだと告げられたら顔を真っ赤にしてドキドキ。ちょっと、あなた!さっきまであんなに強気だったでしょう!?好きな女性の前では余裕なんてどこにも残っていないのね。ロレナもまた、そんなミケロを安心させるように気持ちを伝えているし。ふたりがようやく同じ未来を見ようとしているのが嬉しいのに、バジェがミケロの逮捕を命じるから、もう勘弁してよという気分。でも、愛情を隠さなくなったロレナと、好きすぎて真っ赤になるミケロの組み合わせが、どうしようもなく愛おしいのよ。

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