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『作戦名は純情』96話~100話|蓮との幸せな時間の裏で、玲央は秘めた恋心を告白する

『作戦名は純情』96話~100話|蓮との幸せな時間の裏で、玲央は秘めた恋心を告白する
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もう、玲央……それは泣くよ! ずっと自分の気持ちを抱え込んできた人が、好きな相手を前にして涙するの、切なすぎるじゃないですか。しかも愛美は、玲央が漫画の登場人物について話してくれることを純粋に喜んでいるんですよね。自分の小説に悩み、物語の登場人物の気持ちを理解したくて、玲央の言葉を一生懸命受け取っている。その何気ない時間が、玲央にとっては自分の気持ちを隠しきれなくなるほど大切なものになっていたのが苦しいんです。一方の蓮は、恋人としての幸せを全身で味わっている。この対照がまた胸にくる! そして来夢も、蓮への想いと向き合いながら、自分が本当に求めていたものに気づき始めるんですよね。愛することも、手放すことも、気づかないふりをすることも、こんなに簡単じゃないんだなって、もう胸が忙しいです。

96話|愛美は玲央の言葉から創作のヒントを見つけた

玲央がマランに入ったことで、今までのような関係ではいられなくなるかもしれない。愛美が感じる寂しさがじわじわ伝わってくる。

玲央が車から降りてきた瞬間、愛美が駆け寄るのよ! もう、ずっと心配していたんだから当然よね。ところが、再会できてホッとしたのも束の間、あの車は何!? 誰おじさん!? まさか危ないことに巻き込まれてるんじゃないでしょうね!? と愛美の頭の中は大騒ぎ。なのに玲央は、マランに入ったとサラッと報告。えええ、そんな大事なことを今ここで言う!? 夏休み中に一度も返信しなかった理由も気になるし、愛美だって聞きたいことが山ほどあるのよ!

しかも、玲央は勉強道具を持ってくるなと言ったうえに、あんなに楽しそうに読んでいた漫画まで返してしまう。これがまた気になるのよね。単に飽きたわけじゃなく、ありきたりで悲しい展開を読むのが嫌になったらしい。そこで愛美が、玲央の言葉を思い返していく流れが面白い! そうそう、恋愛漫画って主人公たちの恋が叶うと、それまで物語を盛り上げていた人物が置き去りになることもあるもの。愛美自身も、悲しい結末を迎える登場人物を救いたくて小説を書き始めたんだから、玲央の感覚はかなり参考になるんじゃないかしら。

学校では玲央がマランのデビュー組に入ったという話で大騒ぎ。そりゃ、あれだけ目立つ存在だもの、みんな大ショックよね。一方、蓮の反応はあっさりしていて、その差がすごい! 愛美は寂しさを感じながらも、玲央から得られるものがあると考えているのが興味深いわ。先生から宿題を預かるのも、ただのお届け係で終わらないところが愛美らしいじゃない!

実際、玲央は漫画の登場人物について聞かれると、最初こそ面倒そうなのに、ちゃんと考えてヒントをくれる。これよ、これ! 愛美が求めていたのは、何でも肯定してくれる相手じゃなくて、自分では気づけない見方を教えてくれる相手なのかもしれない。そしてブログには読者から熱いコメントが届き、物語は完結へ向かっている。順調に見えるけれど、玲央との関係も、愛美の小説も、このまますんなり進むのかしら。せっかく見つけた相談相手なんだから、愛美にはこのチャンスを大切にしてほしいわ!

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97話|愛美が謎の読者から警告を受け取る

愛美の姿を見て、嫌いになれない自分に戸惑う玲央の心まで切なくなってくるわ‥。

小説を終わらせたい愛美のところに、また妙な読者が現れるのよ!ブログのコメント欄では大げさなくらいテンションの高い感想が届いていて、愛美も「この人、人格いくつあるの?」って困惑してるけど、私もそこは気になるわ。しかも新しい読者のml709から個別チャットの申し込み。小説が面白い、ずっと読みたい、そして最後に出てきた言葉が「救済」って、ちょっと待ってよ、急に不穏なんだけど!

愛美が相手に会ったことがあるのか尋ねると、返ってきたのは肯定の返事だけ。そのまま相手は退出してしまうし、愛美が守谷の名前を思い浮かべるのも無理はないわよね。小説を書き続けることが、ただの趣味でも楽しみでもなくなっている愛美。受験生なのに勉強もままならないなんて、そりゃ疲れもたまるわよ。授業中に眠って先生からチョークを投げられるのは気の毒だけど、本人も限界なのでは……。

そんな愛美を見た蓮が、おでこの赤みを気にしてキスする姿は急に甘い!いやいや、学校よ、学校!愛美が人に見られたら困ると慌てるのも当然なのに、蓮はわりと堂々としているのよね。しかもクラスメイトたちは、席もランチも下校も一緒な二人を見て、すっかり付き合っていると確信。愛美の「ひっそり恋愛を育てたい」という決意、早くも危ういじゃないの!

ところが、愛美の悩みはそれだけじゃない。体操服を忘れた日は蓮の服を借りることになり、周囲に隠すどころか、ますます目立ってしまう。本人は穏やかに付き合いたいのに、蓮がそこまで気にしていない様子なのも、なんだか二人らしいのよね。

そして、体調が悪いのに玲央へ宿題を届けに行く愛美。もう、そんな状態なら休んでちょうだい!と思うのに、本人は冗談まで交えて平気なふり。玲央も宿題が必要ないことは分かっているのに、愛美が自分のために無理をしている姿を見て、また気持ちが揺れてしまう。嫌いになれたら楽なのに、それができないのよね。服を貸すから中へ入れと告げる玲央の優しさが、愛美の恋も玲央自身の心も、ますます複雑にしてしまいそうで切ないわ。

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98話|蓮を取り戻したいと来夢が願う

来夢が蓮に求めていたのは、仲間としての絆だけではなかった?!

愛美に飲み物を渡して、上着まで貸している玲央。ちょっと待って、あなた、いつからそんな自然に優しくできるようになったのよ! 以前なら簡単には見せなかった気遣いが、愛美と一緒にいると少しずつ出てくるのが気になるのよね。しかもブラックローズのシンディとグレイの話では、姿を消した相手を表向きには捜さなくても、裏では探すかもしれないと説明している。いやいや、ずいぶん具体的な心理分析じゃないの。愛美は真剣に話を聞いているけれど、玲央自身にも重なる部分があるのかしら。

ところが、愛美が語ろうとすると、玲央はそろそろ帰ればと突き放す。出た出た、せっかく柔らかくなったのに最後はそれなのね! でも本人の心の中では、苦労して作った壁が崩れ、自分まで緩んでいくのを感じているわけ。人と距離を置くのが習慣になっていたら、近づくこと自体が怖くなるのかもしれないわね。素直になればいいのにと思いつつ、そう簡単にはいかない恋心がもどかしいの。

そして来夢よ。練習生たちの会話から、蓮が別のピアノ教室に通っていると知った瞬間、反応しちゃうのよね。気になるわよね、そりゃ。自分が知らない蓮の居場所があって、そこでは愛美の前でもピアノを弾いている。来夢にとっては、ただ習い事を再開したという話では済まないのだと思う。

幼い頃の来夢は、親を失った悲しみを抱えながら、周囲から明るい表情を求められてきた。笑顔を練習して、周りから幸せそうだと思われるようになっても、本人の心まで明るくなったわけじゃない。家庭の事情を勝手に想像されたり、恵まれていると決めつけられたり。もう、外から見える姿だけで何が分かるのよって話なのよね。来夢が暗い場所の冷たさを知っている人にしか分からないと考えるのも、彼女自身が人の内側にあるものを見ようとしてきたからなのかもしれない。

そんな来夢が一番つらいのは、蓮が変わってしまったことだけじゃなく、蓮が自分の知っている苦しみを抱えながら、別の誰かと新しい時間を過ごしていることなのよね。仲間としての絆が欲しかったと思っていたのに、本当は蓮自身を取り戻したかった。ようやく気づいた本音が、あまりにも切ないじゃない。来夢にも来夢の事情があるし、簡単に割り切れる気持ちじゃないのよ。蓮を失いたくない気持ちと、変わってしまった現実の間で苦しむ来夢を思うと、どうにか自分の気持ちを救ってあげてほしいと願わずにはいられないわ…まぁ来夢あまり好きじゃないけど(笑)。

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99話|玲央は恋心を手放せるのか…

玲央の恋心にカビ取り剤を持ち出すラマン秘書の容赦なさに絶句したわ。

ピアノを弾く蓮の横で、愛美は英語の勉強中。ところが、眠くなるような曲をわざと選んだんじゃないかと疑っている愛美と、集中できるように静かな曲を弾いているだけだと笑う蓮、この差よ! しかも愛美、文句を言おうとしたくせに、蓮の横顔と指を見た途端にドキドキしちゃってるじゃない。さっきまで疑っていたのに、顔がいいと全部どうでもよくなるの、分かるわぁ。曲名まで聞いて、何となく好きだと伝える愛美。その何気ない反応が、蓮の心にしっかり残っているのよね。

数日後、ベンチで猫と遊ぶ愛美は、もう完全に猫語を話す人。そんな姿を見た蓮は笑いながら写真を撮るけれど、愛用のガラケーでは画質がいまひとつ。そろそろ買い替えようかと考えるあたり、妙に現実的で笑っちゃう。でも、蓮が本当に気にしているのは画質じゃないのよ。以前、速い曲しか聴かないと言っていた愛美が、自分の弾いた曲を気に入ってくれた。その小さな変化が嬉しいのか、戸惑うのか、自分でも分からないほど心をかき乱されているみたいで‥フフッって感じ。

そして愛美がスマホを探して蓮の足に触れた瞬間、蓮が手を取って指を絡めるのよ! ちょっと待って、自然な顔して何してるの、キュンだわ!?でも、ただ手をつなぎたいだけじゃなくて、愛美に自分の全部を見せたいと思っているのがたまらない。愛美も手をつないだまま、ダンスみたいだとくるくる回り始めるし、蓮まで一緒に回ろうとするし、二人とも可愛すぎるでしょう。言いたいことがありそうなのに、結局いつもの冗談に戻る蓮も、照れくささが隠しきれていない感じでニヤニヤしちゃう。

ところが玲央の場面になると、空気が一変。終バスを逃しかけた玲央を迎えたラマン秘書は、練習生生活やデビューの見通しを尋ね、転校や引っ越しまで提案する。ラジオでは、好きな人を諦められない気持ちをカビにたとえた相談が流れ、玲央も思わず苦笑い。秘書が最後に持ち出したのは、古い家を掃除するのではなく、新しい家へ移るという話。つまり、今の環境を離れろということなのよね。蓮は愛美に心をかき乱されるほど近づきたいのに、玲央は恋心を整理するために環境まで変えろと言われる。同じ恋に振り回されていても、こんなに違う方向へ進むなんて、玲央の無言が重すぎて胸がざわつくって!

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100話|玲央の恋心があふれ、涙ながらの告白へ

好きだと気づいてほしいのに、気づかれたら怖いような、あの揺れる気持ちがたまらないの。

玲央くん、とうとう言っちゃった…!しかも自分の言葉じゃなくて、漫画のセリフを読んでいるうちに本音があふれちゃうなんて、もう切ないやら苦しいやら、こっちまで胸がぎゅうっとなるのよ。愛美はいつもの調子でグレイの気持ちを考えているだけなのに、玲央にとっては笑って聞いていられる話じゃなかったのね。

そもそも玲央、帰り道から様子がおかしいのよ。早く帰りたい、どうしてこんなに急いでいるんだろうって、自分の気持ちを自分で不思議がっている感じがもう…。愛美が待っている時間が、いつの間にか玲央にとって特別になっていたんでしょうね。部屋に帰れば愛美がいて、何でもない話をして、一緒に漫画を読む。そんな日常がうれしいのに、うれしいからこそ苦しくなっちゃうなんて、恋ってほんと面倒くさいわ。

そして漫画のセリフを読み始めた玲央くん!最初は普通に読んでいるように見えるのに、愛美が楽しそうに聞いているから、つい続けちゃうのよね。しかも、澄んだ瞳で見つめただの、優しく名前を呼んだだの、愛美が何気なくしてきたことが全部、玲央の中では忘れられない出来事になっているの。愛美にとっては親切のつもりでも、玲央にとっては期待してしまうほど大きなものだったのね。ああ、もう、優しさって難しい!

でも、愛美だって悪気があったわけじゃないし、玲央だって好きになった自分を簡単には止められない。誰が悪いのかなんて、そんな簡単に決められないから余計に苦しいのよ。とうとう玲央が愛美の目を見つめて、これ以上優しくしないでほしいと訴える姿は、もう漫画の感想なんてどこかへ飛んでいっちゃった。涙まで流しているんだもの。ずっと抱えてきた気持ちが、もう隠しきれなくなったんだわ。

そして愛美の「もしかして、私のこと好き?」に、玲央の「今さら、気づくなよ」って…!いやいやいや、そんな顔で言われたら無理でしょう。愛美もようやく気づいたのかもしれないけれど、玲央は気づいてほしかったのか、気づかれたくなかったのか、きっと自分でも分からなくなっていたんじゃないかしら。思い描いていた告白とは違っても、涙までこぼれるほど好きだったんだもの。玲央くん、もうその顔は反則ですよ……!

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