シーズン2始まった!フフッ、もう、愛美と蓮の恋がかわいすぎて、私まで落ち着かないんですけど! 好きな人と付き合えたら毎日がキラキラして、夏休みだって甘酸っぱい思い出だらけになると思うじゃないですか。それなのに愛美は受験対策に追われ、デートの計画は見事に空回り。もう恋する女の子の頭の中が忙しすぎるのよ。でも、愛美の魅力って、照れたり失敗したりするところだけじゃないんです。蓮が抱えているものを無理に聞き出さず、そばにいられる時間を大切にしようとする優しさがある。一方の蓮も、何気ない行動の中に寂しさや人との距離の取り方が見えてきて、知れば知るほど放っておけなくなるんですよね。さらに玲央とラマン秘書の関係にも何やら気になる空気が漂っていて、恋の甘さだけでは終わらないところがまたいいんです。
90話|愛美と蓮の初めての夏はドキドキだらけ!
ここからはシーズン2です。シーズン1は、愛美の初恋が蓮の初恋でもあった。ずっと一緒にいたいという願いが二人の言葉で重なり合う、幸せいっぱいの結末でした!
うもう、夏休みってもっとキラキラしているものじゃなかった!?愛美、硬いイスに10時間も座って絵を描いているなんて、青春の使い方が受験生すぎるのよ!腰は限界、模擬テストは待ってくれない、しかも塾長の講評まであるなんて、どこに休む隙があるの。友里と一緒にぐったりしている姿に笑いつつ、愛美が想像していた甘酸っぱい17歳の夏を思うと、ちょっと切なくなっちゃうわ。
だって愛美が欲しかったのは、10年経っても思い出すような特別な夏なのよ。勉強に追われて、後輩たちと鉛筆削りを賭けた勝負までしている場合じゃないのに!しかも蓮とは一週間も会えていない。連絡を待って、いつもなら来るはずのメッセージがないから自分から電話してみる。この恋人になったばかりの、ちょっとした連絡ひとつで気持ちが上がったり下がったりする感じ、分かるわぁ。
そんな愛美の後ろから蓮がすっと現れて、指を絡めるんだから、もう反則!久しぶりって、そんな自然に登場するのずるいでしょう。愛美も嬉しいくせに、すぐには言葉にできなくて、ぼそっと気持ちを伝えちゃう。はい、ごちそうさまです!一週間の疲れも寂しさも、好きな人が目の前に来た瞬間に吹っ飛んでいくのが可愛いのよね。
ところが、せっかくの再会なのに、バス停では隣のカップルが堂々といちゃいちゃ。愛美、気になって仕方ないじゃないの! 見ないようにしても視界に入るし、恋人同士ってあんなに自然にくっつくものなの?と頭の中が大騒ぎ。しかも少し前には、女子たちが交際相手とのキスについて話しているのを聞いちゃっている。付き合って一週間で早いとか、まだ高校生なのにとか、そんな話を聞いたら、自分たちはどうなのって考えちゃうわよね。
付き合う前から蓮と親密だった愛美は、急に自分たちの関係を振り返って不安になる。でも、蓮が好きな気持ちは本物だからこそ、何が普通なのか気になってしまうんだと思う。恋愛経験があってもなくても、好きな人との距離感って簡単には分からないものだもの。しかも蓮まで赤くなっているのを見たら、愛美の意識はもう彼に釘付け!勉強漬けで終わりそうだった夏休みが、二人にとって初めての恋人としての夏に変わっていく。ぎこちなくて、恥ずかしくて、それでも隣にいるだけで嬉しい。そんな二人がもう、たまらなく愛おしいのよ!
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91話|意識すればするほどぎこちなくなる愛美
愛美、恋愛経験者のはずなのに蓮の前ではポンコツになるの、かわいすぎるし面白すぎるんだけど!
一週間ぶりに蓮と会えた愛美、もう顔を見るだけで心臓が忙しいのよ。意識するのをやめよう、考えないようにしようって必死なんだけど、考えないように考えている時点で、もう蓮のことで頭がいっぱいじゃないの。恋ってほんと面倒くさいわね! しかもバスが来た途端に逃げるように乗り込むのに、蓮がついてきたらついてきたでドキドキ。どうしたいのよ愛美!いや、どうしたいかは本人が一番わかっているのに、気持ちが追いつかないのよね。
バスの中で蓮がエアコンの向きを変えてくれる姿も好きだわ。愛美が寒そうだからって、さりげなく気遣ってくれるのよ。ところが愛美は、突然顔が近づいたことにびっくりして真っ赤。蓮は普通に親切にしただけなのに、愛美の脳内では一大事件が発生しているのがかわいいったらない。好きな人の何気ない行動って、どうしてあんなに意味深に見えるのかしら。
そしてマンションに着いてからの愛美よ!一週間ぶりに会えたのに、ちゃんと顔も見られなかったと気づいて、自分からアイスに誘うの。よく言った!帰したくない、もう少し一緒にいたい。その気持ちをなんとか行動に移したのがうれしいのよね。二人でアイスを食べながら友達の話をするところも、付き合いたての空気があっていいわ。周囲にはとっくにバレていたのに、本人たちは今さらドキドキしているんだから、友里や春奈からすれば「でしょうね」って感じだったのかも。
ところが、愛美は沈黙に耐えられず、必死に話題を探し始める。もう、普段なら気にしないような間まで気まずくなるのよね。そして蓮が自分の頬をトントン。愛美の頭の中で何が起きたのか、まさかのキス要求だと判断して、自分からチュー! 待って、早い早い!蓮が言いたかったのは口元についたアイスなのに、愛美ったら先回りして自分で答えを出しちゃったじゃないの。しかもキスしたあとに、まだ高校生だし何回もするのはダメだと慌てて制止するのが、もうおかしくてたまらない。蓮が笑いをこらえきれないのもわかるわ。
恋愛経験があるからって、好きな相手にも余裕でいられるわけじゃないのよね。愛美は次のデートでは自分がリードすると決意するけれど、今の調子で大丈夫なのかしら。経験者のプライドを燃やしている横で、蓮にまたひょいっとかわされそうな予感がするのよ。あんなに一生懸命なのに、好きな人の前では思いどおりに動けない愛美が、かわいくて仕方ないわ。もう頑張れって応援したいのに、次は何を勘違いしてくれるのか、ちょっと期待している私もいるのよね!
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92話|完璧なデートの計画‥失敗続き?!
蓮が一人で病院へ向かい、イヤホンの線を引きちぎる‥切ない。母親に頼りたい年頃なのに、ひとりで抱えるしかなかった気持ちを思うと苦しくなるわ。
愛美、デートのために服まで選んで気合い十分なのに、パンツがちょっときついことに気づいた時点で着替えようよ! って思ったら、バスの時間が迫ってきてそのまま出発。はい、もう嫌な予感しかしないわ。本人は経験者らしく完璧なデートプランを用意したつもりなのに、人気レストランは待ち時間二時間、映画は予約先を間違え、最後の頼みのいちごカフェまで売り切れ。ちょっと待って、何ひとつ思いどおりにいかないじゃないの。愛美の頭の中では素敵なデートが完成していたはずなのに、現実が容赦なさすぎて気の毒になってくるの。
しかも、胃の調子まで悪くなるなんて本人も想定外よね。そこでタクシーの運転手から、パンツがきついんじゃないかと指摘されるのがもう! まさかの原因に愛美も真っ赤だし、そりゃ恥ずかしいわよ。デートの失敗をどうにかしようと必死だったのに、まさか服にまで足を引っ張られるとは。笑っちゃうけど、本人は笑い事じゃないのよね。
でも、蓮が病院ではなく自宅へ向かうように伝えて、パンケーキを焼いてくれるところで空気がふっと変わるわけですよ。愛美が行きたかったカフェの予定は崩れたけれど、蓮が自分で作ってくれるなんて、むしろこっちのほうが特別じゃない? 賞状が並ぶ部屋を見て驚いたり、シロップたっぷりのパンケーキに喜んだり、愛美はすっかり楽しそう。映画を見ながら大笑いしたかと思えば涙ぐんで、感情が忙しいのも愛美らしくてかわいい。
ところが、蓮はその笑顔を見ながら、過去の記憶に引き戻されてしまう。耳の治療を受けたとき、母親は医師の話を聞いて部屋を出ていき、蓮は一人で病院へ向かうことになる。詳しい事情はまだ分からないけれど、母親の姿を見送ったあと、一人で座ってイヤホンの線を引きちぎる姿がつらい。どんな気持ちでそうしたのか、考えるだけで胸が重くなるわ。
そんな蓮に、愛美は何も知らずイチゴを差し出す。楽しい時間の続きに見えたのに、蓮は突然その手を強くつかんで、無表情のまま愛美を見つめるのよ。えっ、どうしたの? さっきまであんなに穏やかだったのに。愛美の何気ない優しさが、蓮の中にしまい込んでいた何かに触れてしまったのかしら。目の前には好きな人とパンケーキがあって、笑い合える時間もある。それなのに、蓮の心には今も一人きりだった日の寂しさが残っているようで、あの手をつかんだ瞬間がどうしても気になってしまう‥私。
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93話|玲央がラマン秘書を呼び止めた
蓮くん、抱きしめてって何!? からの頬キスは心臓がもたないって!
きゃぁ~蓮くん!? いつもと違う顔で愛美の手首をつかんで、じっと見つめたかと思ったら、まさかの「抱きしめてほしい」って…えええ、どうしたの!? 愛美じゃなくても固まるわよ! しかも愛美は、いつもの蓮と違う様子が気になって、そっと顔に触れて心配しているのよね。自分のドキドキより先に相手の気持ちを気にするところ、こういう愛美の優しさが好きなのよ。
ところが、抱きしめたら抱きしめたで大問題! 蓮の腕に力が入るし、顔を上げたら近いし、愛美の心臓は大忙し。映画の続きを見ようなんて必死に話題を変えようとしているのに、蓮は完全にお見通しなのよ。変なことを考えているだろうって、そんなに真っすぐ見ないであげて! 愛美の頭の中で同じ言葉がぐるぐる回るのも分かるわ。挙動不審になったところをさらにからかわれ、逃げようとしたら引き寄せられ、最後には頬にチュッ。はい、愛美さん、本日の平常心は終了です!
しかも蓮ったら、自分は初めてだから愛美に教えてもらうって…ちょっと、その言い方はずるくない!? 恋愛のことだと分かっていても、あの距離で言われたら愛美が真っ赤になるのも当然よね。悩んでいた二人の関係が少し進んだようでうれしいけれど、愛美の心配事は一つ解決したら終わり、とはいかないらしい。
なぜなら今度は締め切り! 自分の意思で作品を作るのと、時間に追われて文字を打つのは別物なのよね。寝落ちするまで頑張っている愛美を見ていると、恋愛で浮かれている暇もないじゃないの、と肩を揺さぶりたくなるわ。
そして届いた謎のコメントが「千一夜物語」。えっ、何その意味深な一言!? しかも、いつもの読者とは違う名前なのが気になるわけよラブメーター関係?愛美が調べ検索して出てきた「終わりのない物語」なの‥偶然にしては引っかかるし、愛美が「まさかね」と考えるのも分かるわ。新しい読者なのか、それとも何かを伝えようとしているのか、気になって仕方ない!
さらに蓮まで、コンビニで愛美の寝顔を思い出しているし、恋愛方面もちゃんと進行中。玲央とラマン秘書も動き出して、最後まで気になることだらけじゃないの。蓮には愛美のことをもっと大切にしてほしいし、愛美には恋も創作も、ひとりで抱え込みすぎずに進んでほしい。なのに今いちばん気になるのは、あの「千一夜物語」のたった一言なのよ!
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94話|愛美との約束を守るために蓮が待ち続ける
毎日待つと約束してくれるなんて、短いデートでも十分幸せになれちゃうよね。
えっ、愛美、公募のためにデートの時間がなくなっただけでも悲しいのに、蓮が3時間も待ってたって!?愛美が夜遅くに階段へ向かったら、そこにちょこんと座って勉強している蓮がいるのよ。スマホには3時間前のメッセージまで残っていて、愛美が慌てて駆け寄る気持ちも分かるわ。待っている間、どんな気持ちだったんだろう。しかも蓮は、待つと言ったから待っていただけだとでもいうように笑うんだもの。いやいや、さらっと言ってるけど、これ相当嬉しいやつだからね!
そもそも二人のデートって、塾が終わって家に帰るまでの約30分なのよ。限られた時間の中で、二人なりに一緒にいられる方法を見つけたのに、公募展の追加作業であっさり奪われてしまうなんて、愛美が気の毒すぎる。しかもキャンセル不可って、先生、そこは融通を利かせてくれませんかね‥って感じで。ただでさえ忙しい学生生活なのに、楽しみにしていた時間まで削られるなんて切ないわ。
それでも蓮は、愛美の作業が終わるまで毎日待つと約束する。これがまた、愛情表現が得意なタイプではない蓮らしくてたまらないのよね。甘い言葉を並べるわけでもなく、ただ待つ。言ったことをちゃんと行動に移すところが、じわじわ心に染みてくるじゃない。
ところが、そんな蓮を待ち受けていたのがピアノの音!何度も同じところを間違える演奏にイライラして、リズムまで指で刻んでしまうあたり、気になって仕方ないのが丸分かり。なのに男の子が何度も練習している姿を見たら、とうとう弾き方まで教えてあげるんだから。しかも、ちゃんと弾けるようになったと分かると、イヤホンをつけずにそのまま勉強を続けるのよ。もう、そういうところなのよ、蓮!本人は特別なことをしたつもりなんてないんだろうけど、誰かの頑張りに気づいて、必要なことをそっと教えてあげられる。その優しさが少しずつ見えてくるのが嬉しいし、愛美を待つ時間の中で、蓮自身にも小さな変化が生まれているようで、なんだか胸があったかくなるわ。
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95話|蓮がピアノに触れられない理由に、愛美はあえて触れない
おせっかいだと自覚しながらも放っておけない姿が、もう愛美らしすぎて笑っちゃう!
公募展が終わったー!と大喜びで帰ろうとする愛美、後輩たちに裏切り者呼ばわりされても笑って去っていくのが最高なのよ。そりゃあれだけ頑張ったんだもの、先に解放された人間の特権くらい満喫させてちょうだいって話よね。ところが、いつもより早く帰れるはずなのに、廊下でピアノを弾いている蓮を見つけた途端、こっそり隠れちゃう。はい、帰らないんですね。お疲れさまでした!
しかも愛美、公募展が終わったことを蓮に黙ったまま、翌日もエアコンの切れた教室に残っているのよ。暑いのに、扇風機まで止まりかけているのに、それでも帰らないって、ちょっとあなた、自分の体も大事にして! と思うんだけど、理由を知ると強く言えなくなっちゃうのよね。ピアノに触れようとしない蓮や、音楽を聴いて涙を流す姿、何かを抱え込んだように自分を抱きしめてきたこと。愛美は気になって仕方ないのに、本人が話したくないなら無理に聞かず、せめて一緒にいる時間だけでも楽しませてあげたいと思っている。いやもう、その優しさが健気すぎるでしょう。
そして、そんな愛美の気持ちに蓮も気づいていたのね。公募展がとっくに終わっていると知り、どうして彼女が塾に残っていたのか察した蓮が、隣に座って寝顔を見つめるの‥そこで好きだとつぶやいて、頬にキスって…ちょっと待って、急に甘いのよ! 普段は言葉にしない蓮だからこそ、この短いひと言が胸にくるじゃない。愛美が知らないところで、彼女の気遣いはちゃんと届いていたんだなって、なんだか嬉しくなっちゃった。
ところが夏休みは、愛美にとってまったく休める期間じゃないらしい。坂道を息を切らして上りながら、自分のおせっかいに文句を言っているのも愛美らしいわ。玲央が元気なさそうだったからと何度も連絡して、返事がないまま家まで行ってしまう。二時間待ったなんて、ちょっと盛っているところも笑えるけれど、心配しているのは本当なのよね。学校でも百谷を怖がる生徒に代わってノートを届けようとするし、放っておけない性格が全開だわ。
そんな愛美の前に、ラマン秘書の車が現れて、そこから玲央が降りてくるなんて、一体どういうことなの? ずっと連絡が取れなかった相手が突然目の前に現れたうえ、見覚えのある秘書まで一緒だなんて、気になることが多すぎるわ。蓮との甘い場面に胸をときめかせたばかりなのに、今度は玲央の事情が心配で、愛美と一緒に頭の中がぐるぐるしているのよ。
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