恋愛だけ見ていたらもったいない! イアンは姉に片思いをあっさり見抜かれて、しかも昔の手紙まで掘り出されて散々からかわれる始末。なのに本人はいたって真剣で、ローラの周りに別の男性が近づけば気が気じゃない。もう分かりやすすぎて、こっちまで「落ち着いて!」と言いたくなるんですよね。一方のローラは、誰かに選ばれることより、自分自身がどんな人生を生きたいのかを考え始めている。その背景には、父との別れや祖母への感謝、そしてペンドルトン家で過ごしてきた時間があるから、彼女の選択にはちゃんと重みがあるんです。そんなローラに突然持ち込まれる縁談と、それをきっかけに一気に動き出す周囲の人間関係。イアンの恋心だけではどうにもならないからこそ、ふたりの距離がどう変わっていくのか気になって仕方ありません!
21話|イアンの恋心が姉に完全にバレた
イアン姉の恋愛作戦、発想が強すぎる!ドーラに嫉妬させれば気持ちに気づくって、本人の恋心を実験材料みたいに扱うの笑うけど、妙に説得力もある!
イアン姉の容赦ないツッコミにたじたじになるイアンの姿が可愛すぎて、ニヤニヤが止まらなかったわ。昔の恥ずかしい手紙を盾に脅されて顔を真っ赤にするなんて、普段の格好良さとのギャップで胸がキュンっとしちゃうのよね。
恋に悩むイアンに対して、イアン姉が提案した「他の女性を使って嫉妬させる」という策略もすごかったわ。想像の中で勝手に盛り上がるイアン姉の暴走ぶりが面白すぎて吹き出しそうに…。でも、好きな人の前では照れてうまく動けないのに、愛する人の気持ちを弄ぶような駆け引きは絶対に嫌だと突っぱねるイアンが本当に素敵だった。どこまで真っ直ぐで誠実な男性なのかしらと感心したし、その不器用な優しさに触れて、ますます応援したくなっちゃったのよね。
一方で、イアンの突然の旅立ちに焦るドーラの必死さには思わず笑ってしまったよ。まさか意中のイアンが無言で遠くへ立ち去ってしまうなんて、ドーラにとっても相当な衝撃だったはずよ。それでもただ落ち込むのではなく、すぐにウィリアムやジャネットを屋敷に招いて情報を引き出そうとする執念は、ある意味たくましくて感心してしまう。お茶会を口実にさりげなくウィリアムたちに近づき、自分の存在をアピールしながらイアンとの接点を作ろうと企む姿は、実に彼女らしくて憎めない可愛さがあるわね。
でも、ラストでローラの元に届いた手紙の場面には一気に背筋が凍りついた。日常の華やかな社交界の裏で、ひっそりと届いたひとつの便り。差出人に書かれた叔父「ジェラルド」の名前を目にした瞬間のローラの動揺を考えると、胸が締め付けられるような緊張感が走ったのよ。せっかく穏やかな時間が流れていたのに、これから過去の因縁や不穏な影がローラを苦しめることになるんじゃないかしら‥ああ嫌な感じだわ。
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22話|祖母の愛情を受けてもローラが幸せになれなかった理由
ローラが「自分が頑張れば全部うまくいく」と思って動き始めるほど、内側の寂しさが見えてくるの‥
まずローラがジェラルドからの手紙を読んで、手が震えてるのが気になった。文章そのものは淡々としてるのに、ローラの反応だけが明らかに違うのよね。しかも「もう七歳の子供じゃない」と自分に言い聞かせている。これ、怖くない人の反応じゃないでしょう。怖いからこそ、今の自分なら大丈夫だと必死に確認してる感じがするの。
しかもローラが一番に心配したのは自分じゃなくて祖母だった。医師から安静が必要だと言われている祖母に、ジェラルドとの再会が負担になるかもしれない。だから自分が耐えればいい、と考えてしまうんだよね。ローラの優しさでもあるけど、同時にちょっと心配になるわ。自分の気持ちを後回しにすることに慣れすぎてない?って。
祖母もそこを分かってるから、「数日だけ耐えてくれる?」と頼むんだと思う。ローラはジェラルドを歓迎したいわけじゃない。それでも祖母が最後に願っているのが、息子との和解だから引き受ける。そこからのローラ、もう働く働く。部屋を整えて、家具を確認して、飾り付けを指示して、屋根の修理まで手配する。動いている間は考えなくて済むのかもしれないわ。
でも全部終わって一人になると、「完璧で、幸せなレディに見えるかな」と考えてしまう。もう本当に苦しかった。祖母はローラを大切に育てて、立派な女性として生きられるように支えてきた。それなのにローラ自身は、この家で幸せだったと感じたことがない。祖母への感謝と、自分の寂しさが両方本物だから余計につらいのよ。
そして最後に出てきた幼いローラと父の記憶。今のローラが失ってしまったものが、あの笑顔に全部詰まっているように見える。祖母への恩があるから幸せでいなきゃいけない、そう思っているのに、心が求めているものは別の場所にあるのかもしれない。ジェラルドとの再会より、私はむしろローラ自身が自分の本当の気持ちに気づけるのかが心配になったわ。
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23話|トムの視線が妙に引っかかる
ローラが父との記憶を抱えたまま「ローラとして生きたい」と思っていたの、静かだけど胸に刺さる。
もうローラ、完全に「え、今なんて言った?」の顔じゃない!?トムがジェラルドからローラの話を聞いていたってだけでも驚くのに、「誰よりも英国の淑女らしい」って、ジェラルドがそんなふうに褒めていたの? ローラからしたら、ここはかなりの驚きよね。
その前に、ローラが父との記憶を思い返しているところも切ない。父を恨んでいるわけじゃない。でも、苦しいことがあるたびに「もし父と暮らしていたら」と考えてしまう。もっと勉強できなかったかもしれないし、今みたいな環境もなかった。でも、それでも幸せだったかもしれない。ローラが欲しかったのって、結局は肩書きじゃなくて、自分として安心して生きられる場所だったのかな。
しかもローラは祖母への恩を返すために、ずっと完璧な令嬢でいようとしてきた。嫌な目で見られても笑う。少しでも立場を悪くしないように気を配る。そうやって「ペンドルトン令嬢」を演じてきたのに、祖母との別れを意識した瞬間、初めて「その後はローラとして生きたい」と考えたんだよね。
だからこそ、ジェーンを招いた昼食会でローラが少し安心しているのも好き。ジェーンは自分の仕事の話をして、「呼んでよかった」と思える相手がいることが嬉しい。
ただ、トムの存在は妙に引っかかる。最初は明るく場を盛り上げる人だったのに、二人きりになった途端、ローラへの視線が変わった。そしてジェラルドの言葉まで出してきた。ローラが戸惑うのも当然だよ。今まで知らなかった叔父の一面を、突然この人から聞かされるんだから。
ローラの知らないところで、何を話していたんだろう。トムがただ伝えただけなのか、それとも別の意図があるのか。ローラが築いてきた日常に、また何かが入り込んできそうで落ち着かない。でも、戸惑いながらも自分の人生を考え始めたローラが、なんだか少しずつ一人の女性として立っていく感じもして、そこがすごく愛おしい。
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24話|ローラがトムの求婚をきっぱり断る
ウィリアム、今さら気づいたの!?イアンが毎日のようにローラの家へ通っていた理由、そこまで見て分からなかったのが逆にすごい。急いで姉に知らせて!
ローラがトムの求婚を断ったところ、まず「うん、それでいい!」って思ったよ。トムはローラの美しさや品のある振る舞い、亡き妻を思わせる部分に惹かれて、アメリカで一緒に暮らしてほしいと頼む。でもローラからしたら、そこに恋愛感情がないんだよね。年齢差とか立場とか以前に、好きじゃない相手と人生を始める理由がない。ローラが静かに手を振りほどいて、自分の気持ちをはっきり伝える姿は本当に強かった。
ところが、その後が重い。ローラが断ったのにトムは花を送り続け、出席する舞踏会や音楽会まで追いかける。その結果、本人が望んでいないのに「大富豪から求婚された女性」という話だけが社交界を駆け回る。しかも周囲はローラの幸せを心配しているつもりで、「これが最後の機会」なんて勝手に決めてしまう。いや、本人が嫌だと言ってるでしょう、と言いたくなるわ。さらに嫌なのが、その噂が若い令嬢たちへの脅しみたいに広がっていくところ。ローラ自身の人生なのに、いつの間にか「こうなってはいけない女性」の象徴にされてしまう。ローラは何も悪くないのにね。
だからこそ、ウィリアムが「心配という名前で勝手に話題にする必要はない」と考えているのが救いだった。ドーラもローラを庇いたくて話しているけれど、ウィリアムはそこにまで踏み込みすぎないよう止める。この距離感、すごく大事だと思う。
そして最後!ウィリアム、やっと気づいたのね。イアンが社交を嫌がるくせにペンドルトン家へ何度も通っていた理由を、姉からの手紙でようやく理解する。しかも姉は完全に「結婚委員会」を始める気満々。ここからイアンの恋が本人の知らないところで一気に動きそうで、ニヤニヤしてしまう。ローラの気持ちがすぐ変わるとは思わないけれど、イアンにはちゃんと自分の言葉で向き合ってほしい。頑張れ、イアン。ウィリアムも今度こそしっかり味方してあげて!
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25話|イアンの嫉妬が爆発しかけた
好きな人を守りたい気持ちが、逆に距離を遠ざけてしまう恋のもどかしさよ…。
イアンがフェアファックス家に着いて、いきなり「その男の名前は?」って詰めていくところ、もうローラのことしか頭にないじゃない。しかも手にしているのが銃。いや待って、イアン、そこまで行ったらダメ!って。ローラを取られたくない気持ちは分かる。でも今それをやったら、困るのはローラなんだよね。
そこでウィリアムがかなり冷静だった。イアンの気持ちを否定するんじゃなくて、「そんなことをしたらローラとは二度と会えなくなる」と現実を突きつける。これが効いたんだと思う。イアンも最初は怒りで突っ走っていたのに、ローラの名前が出た瞬間、黙るんだもの。自分が正しいかどうかより、ローラとの関係を失うことのほうが怖いんだよね。
しかも、イアンが初めて会ったときからローラをずっと想っていたことも分かった。本当ならロンドンで結婚して、そのまま一緒にホワイトフィールドへ戻るつもりだったなんて、そこまで未来を考えていたのかと驚いた。なのにローラには気持ちが届いていない。いや、正確には「分かっている」と思っていたイアンの伝え方が、全然伝わってなかったんだよね。ここはかなり切ないわ。
ウィリアムが「まず友人に戻れ」と言うのも大きい。イアンはローラのそばにいる相手(トム)が気に入らなくて、どうにか引き離そうとしている。でもローラ自身は、これまでどんな相手にも流されず、自分で状況を整理してきた。だから今は手を出さず、ローラを信じるしかない。
そして、あれだけ怒っていたイアンが「少しでも顔を見られたら」と考えて、紙を丸めながら自然に会う方法を悩んでいるのがもう苦しいのよ。会いたい。でも自分から行けば関係が壊れるかもしれない。だから動けない。そんなところへ突然「ランス」という女性が現れる。イアンが忘れているのも滑稽だし、ここからまたローラとの距離がどう動くのかと思うと、嬉しいような不安なような気持ちになるよ。
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