=最新話の更新履歴・ウェブトーン一覧=

『ミス・ペンドルトンの恋』6話~10話|勘違いドーラの空回りとイアンの本心

『ミス・ペンドルトンの恋』6話~10話|勘違いドーラの空回りとイアンの本心
記事内に広告が含まれています。

ローラだけを追うイアンの行動が、周囲の均衡を静かに崩していく。この記事では『ミスペンドルトンの恋』6話から10話で描かれるイアンの本音、ローラの揺れ、ドーラの暴走など前半の重要な展開と、三人の明暗をレビューします。

6話~10話の内容に触れています。ネタバレを避けたい方は、ここで画面を閉じてくださいね。

🔙全話まとめイッキ読み11~15話➡️

6話|ローラを追うイアンの不可解な動き

ドーラの身勝手な勘違い。舞踏会でイアンがずっとローラを見ていた事実を知りもしないで、自分の魅力で彼が惹かれていると妄想するドーラ。母と娘の揃いも揃ったおめでたい勘違いに、プライドの高さが鼻について笑ってしまった

6話あらすじ

舞踏会から密かに姿を消したローラを追いかけ、熱烈に挨拶を交わすイアン。ローラは彼を自身が運営する音楽会へ招待し、二人は再会を約束する。イアンの社交界デビューは大きな話題となり、莫大な資産を持つ彼を狙う貴族たちが色めき立っていた。ランス準男爵家の令嬢ドーラは、母からイアンの資産価値を吹き込まれ、彼が自分に惚れていると思い込んで妄想を膨らませる。しかし、肝心のイアンはドーラの熱烈な招待をよそに、社交界の喧騒を避けてローラが主催する集まりだけに足を運ぶ。二人の距離が少しずつ縮まる一方で、社交界の思惑と勘違いが渦巻いていく。

6話の感想

6話、なんだろ、笑っちゃうほど人間臭いというか、醜い部分と美しい部分が極端すぎて最高に面白い。ドーラと母親のあの会話、本当にどこまでもおめでたいよね。イアンの財産を「鉄道債券」だの「株」だのって具体的に調べて、自分の娘と結婚させようと必死になっている姿、まさに貴族の生々しい本性って感じ。しかも、イアンが舞踏会で見ていたのは明らかにローラだったのに、母親が「あなたを見ていた」なんて嘘を吹き込んで、それをすんなり信じちゃうドーラの頭の中が。20歳でここまで他人の言葉を鵜呑みにできるなんて、ある意味幸せな性格だなと思ってしまった。まあ、自分が一番可愛いと信じて疑わないからこそ、イアンからの注目を独り占めしている気分になれるんだろうけれど。

対照的に、ローラとイアンのやり取りが凄く落ち着いていて、どこか影があるのが良い。イアンがローラを追いかけて舞踏会を抜け出した時の、あの息を切らしている姿。「挨拶くらいしてから帰るべきじゃないですか」なんて言っているけれど、本音はただローラと一緒にいたかっただけなのが丸わかり。手の甲にキスをする仕草も、ただの貴族の社交辞令というにはあまりに重たくて、ローラに対する執着心みたいなものを感じる。

ローラが「売れ残り」なんて陰口を叩かれていることにも気付かず、ただただ、せっせとお茶会に招待する姿が、イアンから見たら本当に尊いんだろうな。社交界の誰もがイアンの心を掴もうと必死になっている中で、彼だけがただ一つの場所にしか興味を示していない。その事実が、いつかランス家を筆頭にした欲にまみれた貴族たちのプライドをズタズタに引き裂くと思うと、ワクワクが止まらない。ドーラがイアンに「私と結婚してくれませんか?」って妄想している横で、イアンがローラの手を握っている現実。このギャップが本当に堪らないし、これから先、どれだけドロドロの修羅場が待っているのか、想像するだけで胸がすくような気持ちになるわ。

社交界で近づいてくる人たちの本音なんて、イアンはとっくに見抜いていたんだろうな。だからこそ、肩書きも損得も気にせず接してくるローラの存在はあまりにも新鮮だったはず。気づけば一緒にいるだけで肩の力が抜けて、その時間が何より特別になっていたんじゃないかな。

⬆️目次に戻る

7話|領地への想いを語るイアンの素顔

イアンの意外な素顔に感動。無口で近寄りがたいと思っていたイアンが、甥や姪の話になると途端に親しみやすくなるギャップに撃ち抜かれた。教育熱心で家族を心から愛しているのが伝わってきて、胸がキュンとして涙がこぼれそうになった。

7話あらすじ

雨の降る中、ローラが主催するお茶会に、他の客が欠席したことで偶然イアンと二人きりの時間が生まれる。以前はロンドンを嫌っていたイアンだったが、今ではローラのおかげでこの街が好きになったと告げる。彼はローラに自身の領地ホワイトフィールドの話を気さくに語り、家族に対する深い愛情を覗かせる。ローラは、淑女たちに興味を示さないイアンが実は非常に誠実で家族思いであることを知り、彼への印象を改めていく。会話の中で、イアンが去年生まれた甥の名付け親になっていることが判明し、二人の関係は社交的な仲人と客という枠を超え、互いの内面に触れるような温かい空気に包まれていく。

7話の感想

7話、これまでのピリッとした雰囲気とは違って、とにかく心が洗われた。雨の中をわざわざ訪ねてきてくれたイアンもそうだけど、二人だけでお茶を楽しむ時間が、なんだかすごく贅沢で愛おしい。ローラがイアンを「友達」として受け入れているのが本当によく分かるし、イアンの方も、他の令嬢には目もくれないのにローラと話す時はすごく穏やかな顔をしているのがたまらない。社交界で噂されているような、誰かを紹介してもらう気なんてさらさらないっていうローラの直感が、本当に鋭くて面白い。

イアンが語る故郷ホワイトフィールドの話、本当に素敵な場所なんだろうな。領地を自分の体の一部のように大切に思っている貴族なんて、今の社交界にはあまりいないよね。その純粋な愛情が、ローラにも伝わって、彼女の心まで故郷の情景で満たされる場面がすごく綺麗だった。自分の体の一部だなんて言いながら絵を描く話をしてくれたり、問題児の甥たちの愚痴を言ったりするイアンが、人間らしくてどんどん好きになってしまう。甥のイアン・フェアファックスという名前を聞いた瞬間の、あの照れた様子!あんな顔をするなんて反則すぎる。ローラに対して、少しずつ自分の鎧を脱いでいこうとしているのが、痛いほど伝わってきた。

ローラが最後に心の中で「こういう性格の人こそ結婚に向いている」って思っているの、本当にその通りだと思う。でも、ローラ自身はイアンを結婚相手としてではなく、あくまで仲人としての視点で見ているのが、じれったくて仕方がない。あんなに素敵な会話ができるのに、自分という一番近くにいる相手をなぜ見てくれないんだろうって、ローラに対して応援したくなるような、もどかしい気持ちでいっぱいになった。メイドが最後に見せた「う〜ん」という反応も、絶対に二人のいい雰囲気を察知しているよね。こんなに穏やかで幸せな空気感、いつまでも続いてほしいけれど、物語としてはここから何かが動き出しそうな予感もあって、とにかくローラに幸せになってもらいたくって仕方ない。

家族を思う姿や飾らない笑顔に触れるたび、ローラの中でイアンという存在が少しずつ大きくなっていった気がする。ただの貴族ではなく、一人の男性として見始めたからこそ、これまで閉ざしていた心の理由まで知りたいと思うようになったんだろうね。

⬆️目次に戻る

8話|甘い誘いに揺れるローラの心

イアンの褒め殺しに心臓が爆発しそう。自身の「おせっかい」を告白してしまい、失望されると怯えるローラに対し、イアンがそれを「純粋」だと笑い飛ばす姿に胸が熱くなった。相手の本質を見抜くイアンの余裕と、照れまくるローラの可愛さが眩しすぎる。

8話あらすじ

最近頻繁にペンドルトン家を訪れるダルトン卿・イアンの目的が、自分への想いだとメイドのアンに指摘されたローラ。しかし、ローラはそれを真っ向から否定し、あくまでイアンは料理目的で来ていると思い込んでいる。ある日、イアンの誘いで散歩に出たローラは、過去に自分の手助けで結ばれた夫婦の話題から、自身の「キューピッド」としての活動をイアンに褒め称えられ、動揺を隠せない。ついには、彼のために良縁を紹介しようとしていたという密かな企みまで、恥ずかしさのあまり白状してしまう。イアンはそんなローラの純真な姿を見て、可笑しそうに笑いながらも、より一層彼女に惹かれていく。

8話の感想

8話は、もうニヤニヤが止まらなかった!ローラ、本当にどんだけ鈍感なのよ!メイドのアンが一生懸命「お嬢様が好きなのよ!」って教えてくれているのに、「料理目当て」って決めつけているのが面白すぎる。イアンがどれだけ熱い視線を送っているか、私には全部筒抜けなのに、本人だけが気づかずに真っ赤になってあたふたしている姿が、見ていて本当にもどかしい!でも、そんなローラの純粋さがイアンを狂わせているんだよね。普通なら紳士らしく話題を変える場面で、あえてローラを追い込んで恥ずかしがらせているイアンの「普通じゃない紳士」っぷりも最高にズルくて。

特に、散歩の途中で自分の企みを白状しちゃうローラには、胸がキュッとなった。必死に隠していた秘密を、イアンの優しさにほだされてうっかり口走ってしまうなんて。絶対に失望されると思ってギュッと目をつぶるローラの姿が、健気すぎて応援したくなったよ。なのに、イアンは怒るどころか大笑い。しかも「純粋さに感心した」なんて言われたら、そりゃあ顔から火が出るほど恥ずかしいに決まっているじゃない。イアンもイアンで、そんなローラの可愛い反応を眺めていたいなんて、相当食えない男だよね。

でも、この二人の空気感、本当に心地いい。モートン夫妻を円満にしたエピソードも、ローラ自身の優しさが引き寄せた縁だと思うし、それをちゃんと見ていて価値を認めてくれる人がそばにいるって、素敵なことだよね。イアンの言葉一つひとつに、ローラへの深い愛情と独占欲が見え隠れしていて、ドキドキが止まらなかった。最後、馬車からドーラがイアンを見かけていたけれど、この穏やかな時間がこれからどう崩れていくのか、あるいはもっと加速していくのか、期待しかない。とにかく、二人とも早く素直になってほしい!このじれったい距離感が、恋愛ものの醍醐味だってわかっているんだけど、やっぱり早くくっついてほしいな。

ローラ本人はまったく気づいていないけれど、人の幸せを優先し続けるその優しさが、結果的にイアンを遠ざける原因になってしまっているのが切なかった。それでもイアンからすれば、そんな不器用なくらい真っすぐなところこそ放っておけなくて、どんどん気持ちが大きくなっていったんだと思う。

⬆️目次に戻る

9話|イアンの問いが揺さぶる一瞬

ドーラのあざといアピールに困惑。ローラの前で堂々と、かつ甘ったるくイアンにすり寄るドーラの姿に、なんか虫酸が走った。プライドが高いはずの彼女が、「女」を出してくる感じが透けて見えて、見ていて本当に可笑しくなってきた。

9話あらすじ

ローラは結婚相手を探そうとする好意をイアンにやんわりと拒絶される。そこへ社交界でも一目置かれるドーラが現れ、イアンに対して積極的にピクニックへの参加を迫る。ローラはドーラのあまりの変貌ぶりに驚きつつも、二人の仲を取り持とうと画策する。その後、話題はローラの親友であるウィリアムに及ぶ。彼がかつて振られた女性を支えようとする誠実さをローラが熱弁すると、イアンはそれに対して皮肉を交えながらも理解を示す。ピクニックへの招待を提案し別れようとした瞬間、イアンはローラを呼び止め、ウィリアムから告白された経験があるかを静かに、かつ鋭く尋ねる。

9話の感想

9話、もう、心臓がドクンドクンってうるさかった。冒頭のイアン、運命の相手は自然に出会うと信じてるなんて言っておきながら、後半で「もうこれ以上無理な出会いが必要なくなった」って、それってどういう意味?ローラとの時間を指しているようにしか聞こえないんだけど、それを直接言わないのが、すごくずるい。大人の余裕というか、静かに追い詰めてくる感じがたまらないわ。そこに突然現れたドーラ。正直、今まで見てきた中で一番「うわっ」ってなった。イアンの前でだけあんなに猫撫で声を出して。必死に舟に乗ろう、水泳をしようって、必死すぎて逆に哀れに思えてくる。ローラはそんなドーラを「聡明で美しい」って純粋に褒めているけど、その無邪気さが逆にイアンを遠ざけているようで、歯がゆくてたまらない。

そして、ウィリアムの話が出た時のイアンの反応。冷たいというか、あからさまに不機嫌だよね。ウィリアムの名前が出ただけで、あの余裕のある微笑みが消えるのが分かった。ローラがウィリアムのいいところを一生懸命説明するたびに、イアンの中で何かが燻っている感じ。それは嫉妬でしかないでしょ。自分が振られたとか、相手に他に想い人がいるとか、そういう焦りが見え隠れしている。ローラはウィリアムをただの信頼できる友達だと思っているけど、イアンは彼を「恋敵」としてロックオンしてるよね。

最後の告白の質問、本当にびっくりよ。ウィリアムとの仲を、あそこでその話をするの?って。もしローラが「はい」と答えたら、イアンはどんな顔をするんだろう。怒るの?それとも冷めちゃうの?それとも、その上でローラを奪い去ろうとするの?今までお互いに距離を保って、なんとなく優しい時間が流れていたのが、あの質問一つで全部吹き飛んだ気がする。もう戻れないよね。あの質問を投げかけた時点で、イアンはもうローラを自分の領域に踏み込ませようとしているんだと思う。

ローラがウィリアムに向ける信頼を見て、イアンは平気なふりなんてできなかったんだろうね。今まで抑え込んでいた感情が一気にあふれてしまって、気づけば嫉妬を隠せなくなっていた。好きだからこそ余裕を失ってしまう姿がすごくイアンらしくて、思わず見入ってしまった。

⬆️目次に戻る

10話|未来を掴むため動くローラの決断

ローラの静かな強さに心震える。おしとやかな令嬢の姿の裏で、独学で語学を極め、いつか家庭教師になるために泥臭く努力し続けていたローラ。誰も見ていない場所で未来を切り開こうとする彼女の戦う姿勢に、強烈な憧れと深い敬意を感じて胸が熱くなった。

10話あらすじ

イアンからウィリアムとの関係を尋ねられ、戸惑うローラ。彼女は自分たちが主催したイアンとドーラの縁談について、二人の心理を分析しながら行く末を案じていた。一方、日々書斎でローラからタイプライターの技術を学ぶジェーンは、厳しい指導を乗り越え、驚くべき成長を遂げていた。かつて中古の機械を買い、独学で技術を身につけたローラの過去を知り、彼女がただのおしとやかなレディーではなく、将来を見据えて戦っている女性であることをジェーンは思い知る。ラテン語やギリシャ語を学び、家庭教師としての道を目指して黙々と努力するローラの姿に、ジェーンは心からの感銘を受けるのであった。

10話の感想

10話は、ローラという女性の深みがグッと浮き彫りになっていて、本当に素敵すぎて引き込まれた。普段は穏やかでおばあさまの看病をしている優しい令嬢。でも、その内側には、男性社会で自分の道を切り開こうとする、本当に強くて賢い一人の人間がいたんだね。タイプライターを中古で買って、一生懸命練習して、さらにはラテン語やギリシャ語まで原文で読めるように努力するなんて。誰かに言われてやっているわけじゃなくて、自分の足で立つために準備しているその姿勢が、あまりにもカッコよすぎる。ジェーンが驚くのも無理はないよ。表面的な上品さだけじゃなくて、積み重ねてきた努力の厚みがローラの言葉の端々から伝わってきて、私ももっと頑張らなきゃって背筋が伸びる思いだった。

一方で、ローラが仲人としてダルトンとドーラを見守る姿には、少しだけヒヤヒヤする。ローラは頭が良いし分析も冷静だから、状況を整理するのは上手い。でも、人間の感情なんて、そんなにパズルのピースみたいにはいかないよね。二人の条件を並べて「損をする人はいないはず」なんて言っているけれど、恋のすれ違いは条件なんて関係ないところで起きるものだから。ローラがバラの花を切り落としてしまったように、何か予期せぬ綻びが生まれてしまうんじゃないかという不吉な予感が拭えない。

ジェーンがローラを尊敬の眼差しで見つめる姿は、すごく良かった~。厳しい指導を「このままでは死んでしまう」なんて笑いながら話せる関係性も素敵だし、二人で静かに目標に向かっていく時間が、なんだかすごく尊い。ローラが家庭教師という夢に向かって地道に戦っていることを知ったジェーンの驚きは、そのまま私の驚きでもあった。あの物静かな女性が、誰よりも戦力で自分の人生を変えようとしているんだもん。これから彼女たちがその知識や技術を武器に、どんな世界を見せてくれるのか、ますます楽しみになった。でも同時に、あまりに前向きに頑張るローラが、何か大きな壁にぶつかったときに傷つかないといいなって、過保護な親みたいな気持ちにもなってしまうんだよね。

ローラは誰かに守られながら生きる未来より、自分の力で立てる人生を選びたかったんだと思う。その気持ちは見栄でも強がりでもなく、自分らしく胸を張って生きるために必要な覚悟だったんじゃないかな。誰かの支えになれる自分でいたいという想いが伝わってきて、最後までローラらしい選択だと感じた。

⬆️目次に戻る

🔙全話まとめイッキ読み11~15話➡️


タイトルとURLをコピーしました