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16話~20話『今世は喜んで夫をお譲りします』ロゼを大切にするアルテウムと、崩れ始めたウェンス家

16話~20話『今世は喜んで夫をお譲りします』ロゼを大切にするアルテウムと、崩れ始めたウェンス家
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ロゼには、幸せになってほしい! ここまで苦しい思いをしてきた彼女が、ようやく自分を大切にしてくれる人たちに囲まれているのが、本当にうれしいんです。特にセトビア伯爵夫妻の愛情には泣かされる。3年ぶりに帰ってきた娘を責めるどころか、どんな選択をしても支えると伝えてくれる両親。ロゼがずっと欲しかったのは、こういう安心できる居場所だったんじゃないかしら。一方で、エリックとドアナを取り巻くウェンス家は、もう問題だらけ! エリックの父セドリックは息子の結婚相手まで勝手に決めようとするし、ドアナはロゼの持ち物を処分しようとするし、ベリアールはエミリーに身代わりをさせようとするし、みんな自分の都合で動きすぎなのよ!そんな中、アルテウムはロゼの気持ちを尊重し、彼女が過去に向き合うためにそっと手を差し伸べる。この二人の並びが、もう頼もしくてたまらない!

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16話|セドリックはドアナの妊娠を知って激怒する

3年も娘と離れていたセトビア伯爵夫妻、ずっとロゼを想っていたのね。親の温もりに前世の両親を重ねて泣くロゼ、もう我慢しなくていいよ!

ロゼが高熱で倒れた途端、アルテウムが抱きかかえて走るように実家へ向かうのよ! ちょっと待って、さっきまで話をしていたのに、こんな状態になるまで無理していたの?しかもアルテウム、ロゼを大公邸へ連れていくのは避けるのね。離婚の噂と重なれば、ロゼの名誉に傷がつくかもしれない。自分の都合より彼女の立場を優先しているのが、もうね…こういうところなのよ!

そして3年ぶりのセトビア邸。母親が苦しそうなロゼを見て駆け寄り、父親もすぐに医師を呼ぶよう指示するの。娘と縁を切ったような状態だったのに、目の前に現れたロゼを放っておけるわけがないのよね。父親がベッドのそばでロゼの頭をなでながら、久しぶりに帰ってきたと思ったらこんな姿になって、と嘆く姿には、ずっと娘を心配していた気持ちがにじんでたわ。

さらにアルテウムが、ロゼの選択を受け入れて支えてくれるか?って、父親はどんなことでも受け入れる覚悟があると答えてて、もう、胸にグッとくるわ。ロゼが結婚してから社交界にも姿を見せず、父親は遠くから見守ることすらできなかったのね。娘の選んだ道だからと我慢していたけれど、本当はずっと気にかけていたんじゃないの。

そしてロゼが目を覚ましたあと、両親に抱きしめられて前世の父母を思い出すわけ。ああ、もうダメよ…。ロゼは今まで、同じようなことで誰かを失望させたくないと、自分の苦しさを飲み込んできたのよね。それなのに、両親から「お前は私たちの宝だ」と伝えられたら、張りつめていたものが切れてしまうのも当然よ。子どものように泣きじゃくるロゼを見て、今まで一人で抱え込んできた時間まで考えてしまったわ。

一方、エリック父・ゼドリックは離婚の知らせに大笑い。ところが、エリックの子どもを身ごもったのはロゼではなくドアナだと知った途端、態度が一変する。いやいや、離婚の話だけなら余裕だったのに、そっちは想定外なのね! ロゼのことを好き勝手に扱ってきた側が、今度は自分たちの事情で大騒ぎ。しかも、これからドアナを呼びつける気満々じゃないの。ロゼがようやく両親の腕の中で泣けた一方で、エリックたちの周囲には別の問題が転がり始めている。腹立たしいけれどちょっと牛くなったりも!

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17話|テルシアの用意した再婚話

ベリアールの身代わりにされるエミリーつらすぎる!人の弱みにつけ込むやり方がえげつないわ!

もう、セドリックもテルシアも、ロゼがいなくなった途端にやりたい放題じゃないの!侍女との間に子どもができたと知って大騒ぎするセドリックに、テルシアは落ち着いて再婚の話を進めるんだけど、相手まできっちり用意しているのが手慣れすぎているわ。ディカル侯爵との縁談を聞いた途端、さっきまで怒っていたセドリック父が大喜び。自分の都合がよければ何でもいいのね、ほんと!

ところがディカル家だって、黙って話を受け入れるほどお人よしじゃないわけですよ。伯爵は一方的に婚礼を急かされてご立腹だけど、ベリアールは家門が生き残るためには有力貴族とのつながりが必要だと冷静に考えているの。立場を守るための結婚ってだけでも大変なのに、そこでベリアールが用意した策がまた強烈なのよ。自分によく似たメイドのエミリーを身代わりにしようとするなんて!

しかも、エミリーが五年前に離れ離れになった妹を探していることまで利用するんだから、笑えないわ。妹に会わせてあげると言われたら、エミリーは断りにくいじゃない。髪まで切られて、ベリアールとして振る舞うよう命じられるなんて、本人の気持ちはどうなるのよ。ベリアールも必死なんだろうけど、他人の人生をそこまで自分の都合で動かしていいわけじゃないでしょうに。

そしてロゼがいなくなった屋敷では、ドアナがロゼのドレスも結納品も処分しろと大騒ぎ。ジェーンがロゼのことを思い出しているところへセルンが現れ、ロゼの手紙を渡す展開が切ないのよ。ジェーンは裏切ったセルンを責めるけれど、セルンも最初は監視目的だったと認めたうえで、ロゼの優しさに心を動かされたことを打ち明けて‥。自分の行動を後悔しているからこそ、手紙が捨てられる前にジェーンへ届けたかったのね。最初から正直に話していればと思うけれど、今さら時間は戻せないもの。ロゼを信じていたジェーンの悔しさも、セルンの後悔も、どちらも簡単には片づけられないわ。

そんなところへテルシアまで現れて、子どもができたのかとドアナに確認するなんて、まだまだ面倒な話が続きそう。家門の都合で動く人間ばかりの中、ロゼが残した手紙だけが妙に温かく感じられて、ジェーンの気持ちを思うと胸がぎゅっとなるのよ。

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18話|エリックへ結婚相手は別の令嬢だと告げた父

あはは、ドアナは姑まで味方につけたつもりだし、エリック父は勝手に結婚相手を決めてるし、もう全員話を聞いて!!

テルシアがドアナを抱きしめて歓迎してるんだけど、ドアナの内心はさっきまで「追い出されるんじゃないの!?」って大慌てだったのよね。そこから一気に笑顔でお母様呼び。切り替え早いわね、本当に!しかもテルシアまで孫ができて嬉しいなんて言い出すし、エリックも露骨に疑ってる。そりゃそうでしょ、ロゼが妊娠したときには同じような反応を見せなかったらしいじゃない。相手によって態度が変わりすぎなのよ。

さらにドアナがロゼに恨まれたと話すと、テルシアはすっかり信じてロゼを悪く言い始めるのよ。いやいや、本人の話だけで判断して大丈夫?って。しかもセドリックまで離婚が受理されたから問題ないと、結婚の話をどんどん進めてしまうわけで‥。ドアナはもう完全に勝った気分よね。ドレスまで一気に決める勢いで、デザイナーに前夫人より豪華にしろって…。結婚式って誰かに勝つための大会だったかしら?

ところが、セトビア邸に届いた招待状を見たロゼが気になる反応をするのよ。エリックが再婚すること自体には驚いていない。でも、新婦の名前がドアナじゃない。え、どういうこと!?ここで初めて、結婚の話がドアナの思っていたとおりには進んでいないと分かるわけ。ロゼもすぐに事情を把握できているわけではないけれど、この招待状は見過ごせないわよね。

そして、もうひとつ大きな問題がグウェン。セドリックは、これまでエリックの失敗を陰で支えてきたグウェンを追い出したと聞いて大激怒なの。エリックにも言い分はあるようだけど、父親からすれば、長年ウェンス家に尽くしてきた人物を簡単に手放すなんて許せないらしい。結婚準備で忙しいんですけど、なんて言ってる場合じゃないのよ。家の中の問題を片づけないまま、結婚だけ先へ進めようとするからこうなる!ってことだよ。

それでもエリックは、自分で選んだ相手と結婚すると譲らない‥ん?なんで?ここだけ聞けば強い意志があるように見えるけど、父親から身分の低い侍女を嫁に迎えるつもりはないと突っぱねられ、最後には別の女性の名前を告げられる。しかも相手はディカル伯爵の末娘。ちょっと~、ドアナは姑に気に入られたと喜んで、豪華なドレスまで注文していたのに?エリック本人も知らなかった様子だし、結婚する二人を置き去りにして周囲だけで話を進めすぎなのよ。あれだけ自信満々だったドアナの結婚話、いったいどこへ向かうのかしら。ロゼへの対抗心どころじゃなくなってきたわね!

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19話|ベリアールを前にエミリーを花嫁として仕込む

ベリアール嬢の結婚式、花嫁本人が別人って……。

エリック、もう見ていられないわ…。父親に結婚のことまで口を出されて、ついに我慢の限界。自分の家のことは自分で決めるんだと必死に反発するのに、父親はまるで聞く耳を持たないし。しかも物を投げつけられ、地下室へ行けと命じられた瞬間、エリックの表情が変わるのよ。幼い頃の恐怖がよみがえって、あれだけ強気だった彼が明らかに動揺しているの。父親に逆らうのが怖いというより、逆らった先に何が待っているのか、体が覚えてしまっているのね。エリックの抱えてきたもの、思っていた以上に深そうだわ。

一方でベリアールも、なかなかとんでもないことをしている。結婚式を控えたエミリーに、花嫁本人になりきるよう厳しく教え込んでいるのよ。妹を守るためとはいえ、エミリーに自分を捨てろとまで言うなんて、いったい何を背負わせているのかしら。結婚式は明後日なのに、花嫁の正体からして怪しいなんて、華やかな式の裏側が不穏すぎる!

そしてロゼは、ベリアールという名前の正体を探るためアルテウムのもとへテクテクよ。大公は彼女について詳しく知らなかったけれど、ロゼに会いたい気持ちもあったみたいね。仕事の話だけで帰られて、ちょっと残念そうなのがかわいい。ロゼはロゼで百貨店の計画に夢中だし、恋愛だけに気持ちを持っていかれず、自分の人生をちゃんと進めているのがいいのよ。

そんなロゼが偶然再会したのがセルン。久しぶりに顔を合わせて、お互いにうれしそうなのがほっとするわ。ところがジェーンとの関係を聞くと、セルンは気まずそう。ジェーンに距離を置かれているらしいけれど、そこでロゼが「何もしないままじゃ離れてしまう」と背中を押すのよね。自分の気持ちを伝えなさいって、ほんとそのとおり!セルンがロゼを家族のように思っているのも伝わってくるし、この二人の関係は大切にしてほしい。

最後にロゼが、エリックの再婚について気を遣わなくていいと話す姿も印象的だった。もう平気だと口にできるほど、彼女は前へ進んでいる。でも、かつての家を地獄のような場所だったと語る言葉には、簡単には消えない過去がにじんでいるのよ。エリックはまだ父親の支配に苦しみ、ロゼはそこから離れて自分の居場所を作ろうとしている。同じ家にいた二人なのに、今はこんなにも違う場所にいる。その対比が、なんだか切ないわ。ロゼにはもう、誰かの都合で自分の人生を振り回されてほしくないのよ。

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20話|元妻ロゼとアルテウムの登場でエリックの結婚式が騒然と…

ロゼ、ドレスアップして元夫の晴れ舞台に現れる?‥アルテウムが全力で後押してて可笑しいわ。

ロゼ、元夫の結婚式を前に気持ちがザワザワするの、そりゃそうよ!もうエリックに未練なんてない。頭ではきっぱり区切りをつけていても、勝美やドアナにされたことまで都合よく忘れられるわけじゃないのよね。しかも今回は、あのドアナが花嫁になる日かと思って、幸せいっぱいの顔をしているところを、この目で見てやりたい。そんな気持ちが湧いてくるのも無理はないわ。ロゼだって、いつまでも過去に引っかかっていたいわけじゃないのに、気持ちってそう簡単に片づかないのよ。

そこでアルテウムよ!ロゼが本音を打ち明けたら、まさかの即決で結婚式に行こうとするんだから頼もしい。しかも「行くなら着飾って行こう」って、元夫の結婚式に乗り込むための準備まで始めちゃうのが最高なのよ。ロゼが心配するのは、大公殿下に変な噂が立つこと。でもアルテウムは自分の評判なんて気にしない。それよりロゼのほうが心配だと言うんだから、もう!この人、さらっと大事なところを持っていくわね。

そしてドレスショップの店員たちも大慌て。通常なら二時間はかかるヘアセットやメイクを、結婚式まで一時間しかないと聞いて総動員で仕上げることに(笑)。大公殿下の連れというだけでも大変なのに、本人たちも時間との勝負。ロゼの元夫の結婚式に向かうだけで、こんな大がかりな準備になるとは誰が想像したでしょうね。

ここで挟まる幼い頃の想いも大事。周囲から距離を置かれそうなアルテウムに、ロゼは噂なんて気にしないと花冠を載せてあげていた過去。今度はアルテウムが、昔のロゼと同じように彼女の味方になっているのよ。二人の関係って、ただ大公とその協力者というだけじゃないぽいのよね。昔も今も、相手が孤独にならないよう手を差し伸べているのがいいの。

そして、ついに結婚式場へ!アルテウム大公とロゼが並んで現れた途端、貴族たちの視線が一斉に集まる。りゃ騒ぐわよ。離婚した元妻が、大公殿下を伴ってやって来たんだもの。しかもウェンス伯爵家とアルテウムは仲が悪いと思われているから余計だよ。周囲が勝手に想像を膨らませる中、ロゼはいったいどんな顔でドアナと向き合うのか。ここまで来たら、ただ参列して帰るだけでは終わらなさそうで‥。

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🔙 1話~完結まで|21~25話 🔜

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