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21話~25話『今世は喜んで夫をお譲りします』ロゼを失ったエリックの未練が止まらない

21話~25話『今世は喜んで夫をお譲りします』ロゼを失ったエリックの未練が止まらない
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はぁ、エリック、どこまで自分に都合よく考えたら気が済むのよ!ロゼと離婚してベリアールと再婚したのは自分なのに、ロゼがまだ自分を好きで、いつか戻ってくると信じているんだから困ったものです。しかも、ロゼが望んでいた子どもの話まで持ち出して復縁を迫るなんて、そこは本当に踏み込んじゃいけないところでしょう! 一方のロゼは、エリックに振り回されるばかりだった頃とは違う。自分の事業を進めるためにジェーンを誘い、危険を知っても誕生祭への出席を決める。自分の人生を自分で切り開こうとする姿が、見ていて気持ちいいんです。さらに、ベリアールもドアナの好き勝手を黙って見過ごすつもりはない様子。ジェーンとセルン卿の関係にも、ただの反発では片づけられない事情が見えてきて…。愛情にすがる男、権力を狙う女、自分の未来をつかもうとする女性たち。いやもう、それぞれの本性が出てきて面白い!

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21話|ドアナが新婚旅行に同行?!

ドアナ、まだエリックを信じてるの!?目の前で結婚相手が違うって現実を突きつけられても諦めないし、エリックもロゼに未練たらたらだし、もう全員落ち着いて!

ドアナったら、ドレスもアクセサリーも気に入らないって大騒ぎしているけど、そもそも自分が花嫁になれると思い込んでいるのが問題なのよ!そこへロゼが招待状を持って現れるんだから、もう最高のタイミングじゃない。しかもロゼは怒鳴り返すでもなく、ニコニコしながら本物の新婦を見に行けば分かると教えてくれるのよね。ドアナも最初は強気だったのに、ベリアールが本当に花嫁として準備している姿を見た途端、信じられないって大混乱。いや、エリックを信じたい気持ちは分かるけど、彼が今までどんな態度を取ってきたか、そろそろ思い出してちょうだい!

しかも当のエリックは、ドアナの訴えをまともに聞かないくせに、ロゼを見たら急に元夫気取りで距離を詰めてくるのよ。「もっと綺麗にしていれば離婚しなくて済んだ」みたいな態度、何様なの!?自分がロゼを大切にしなかったことは棚に上げて、今さら好みだなんて言われても困るでしょう。アルテウムがロゼの嫌がることをするなと止めてくれたのは本当にありがたいわ。ロゼも復縁する気なんてまったくないし、二人とも自分に関わらないでほしいときっぱり告げる。そりゃそうよ、今さら謝罪や言い訳を聞いたところで、ロゼの人生が楽しくなるわけでもないもの。

ところが、神殿ではエリックがベリアールとの結婚を誓っているのに、頭の中はロゼのことでいっぱい。自分が何をしても従っていた元妻が変わったのは、大公が口説いたからだと思い込んでいるのも、ずいぶん都合がいいわね。ベリアールだってこの結婚に大切な事情があるから必死なのに、夫になる男がこんな調子じゃ先が思いやられるし。そして結婚式が無事に終わり、ようやく落ち着けると思ったベリアールを待っていたのが、まさかのドアナ同行宣言!ちょっと待って、新婚旅行よね??花嫁と新郎が二人で過ごす時間はどこへ行ったのよ。ベリアール、結婚できたから成功と思うのはまだ早いわ。エリックの未練もドアナの執着も片付いていないんだもの、旅行先まで気疲れする未来しか見えないじゃないの!

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22話|ロゼの事業計画が動き出す

アルテウムとロゼの事業会議、相性よすぎない?と思ったら、皇女様の誕生祭にとんでもない危険が待ってて‥。

ロゼ、百貨店事業への本気度がすごいのよ!ジェーンに「今より多く給料を出すからうちに来て!」と声をかけるあたり、もう経営者の顔になっているじゃない。しかも本人は優秀な人材を確保する気満々なのに、後ろからアルテウムに口をふさがれるの、ちょっと笑。事業の秘密を簡単に話すなという彼の心配もわかるけれど、ロゼの勢いを止めるのはなかなか大変そうね。

ただ、今回のロゼは夢を語っているだけじゃないのよ。ジェーンから百貨店の顧客層について意見を聞き、自分に足りないものをちゃんと考えているの。若い令嬢や紳士、流行に敏感な貴婦人たちを相手にするなら、今までの人脈だけでは難しい。そこでアルテウムがダイアナ皇女との面会を提案するんだから、投資者として頼もしすぎるでしょ!ロゼが目を輝かせて大喜びするのも納得だわ。宮殿から流行が広がるなら、皇女とのつながりは事業にとって大きな強みになるもの。

でも、喜んでばかりもいられないのが今回の怖いところ。ジェーンが偶然知ってしまったセドリックの計画、これがとんでもなく危ない。皇女の誕生祭という華やかな場所で、アルテウムまで巻き込もうとしているなんて、いったい何を考えているのよ。せっかくロゼが自分の人生を立て直し、事業家として新しい一歩を踏み出そうとしているのに、どうしてこういう面倒が次から次へとやってくるのかしら。

しかもジェーンの気持ちも切ないのよね。ロゼの力になりたいし、成功してほしい。でも、アルテウムのそばにいることでロゼが危険な目に遭うのは避けたい。これまでの出来事を知っているからこそ、簡単に賛成なんてできないのよ。それでもロゼは、アルテウムのためではなく、自分自身の未来のために誕生祭へ行くと決めた。離婚した女性という見られ方ではなく、事業家ロゼ・セビアトとして名前を覚えてもらいたい。その決意が本当に力強いわ。

そして、ロゼはジェーンの身まで心配して、秘密を誰にも知られないようにと念を押していたのに、そのジェーンが帰り道で何者かに襲われるなんて。もう、せっかく二人で信頼を深めたところなのに、嫌な予感しかしないじゃないの。ロゼが夢に向かって進むほど、周囲にも危険が迫ってくる。この先、皇女の誕生祭で何が起きるのか。そしてジェーンは無事なのか。お願いだから、ロゼの大切な味方まで奪わないでちょうだい!

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23話|セルンと父セドリックの過去が明らかに

セルン、今さら泣くのはずるいって!ジェーンに責められてようやく本音を吐き出したけど、幼い頃の事情を知ると簡単に突き放せないよ!

いや、セルン!ジェーンに心配している場合かって怒られた途端に泣くの、私の感情まで揺さぶってくるじゃないの!もちろん追っ手からジェーンを守ったのは事実だし、危険を知らせたのも大事。でも、それで今までのことが帳消しになるわけじゃないのよ。ジェーンが怒るのも当然。自分の間違いに気づいているくせに、何も変えずに逃げ続けていたんだから。

しかもジェーン、頭突きまでお見舞いして容赦なし。心配するなんて何様なのかと怒りながら、セルンが本当に卑怯だと正面からぶつかるのよね。ただ感情的に責めているんじゃなくて、本人が自分の間違いを認めて変わってほしいからこそ、厳しい言葉をぶつけているように見える。優しく慰めて終わりじゃないのがいいわ。

そして、セルンの過去がつらい。母レベッカと二人で暮らしていた幼い彼は、母を失った後、初めて会った父セドリックに必死にすがりついたって。父親への怒りより、ひとりぼっちになりたくない気持ちが勝ってしまったのね。幼い子にとって、唯一頼れる家族を失う恐怖は大きかったはず。だからこそ、父の命令に逆らえなくなった事情も見えてくる。でもね、セルン…つらい過去があることと、今までしてきたことは別問題よ。事情はわかった。でも、だから仕方なかったわね、で終わらせたら何も変わらない。ジェーンだって、過去を聞いただけで全部許すつもりはないでしょう。ここからどう行動するのかが本番なのよ。

それでも、自分の弱さを隠さず、ジェーンには正直でいたいと告げたのはセルンの大きな変化。ジェーンも話すことがまだまだあると受け止めていて、ようやく二人の会話が前に進みそうよ。信頼って、守ってもらった一回で完成するものじゃないのよ。これからの行動を見て決めるものなんだから。

一方のエミリーは、今度は侍女から追い詰められている。伯爵に会えないことまで持ち出され、ドアナへの対応を迫られる始末。しかも本物のベリアールが戻ってきても困らないようにしろって、偽の立場を守るためにどこまで頑張らせる気なのよ。エミリー自身も必死なのだろうけど、侍女の言葉に押されてばかりでは危ういわ。セルンは自分の恐怖を認め始めたけれど、エミリーはまだ他人の圧力に振り回されている。この二人、どちらも自分の弱さと向き合わないと先がないのよ。セルン、泣いた分だけ本当に変わってよね!

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24話|ロゼを迎えにエリックがセビアト邸へ向かう

エリック、今さらロゼの愛を思い出して会いに行くの!?いや遅い遅い‥!

もうなに、今回のエリック、ロゼのことを思い出して急に会いに行く気になったんだけど!?その前にドアナとベリアールの修羅場もなかなか強烈で、感情が忙しすぎるのよ!ドアナは妊娠したからエリックと旅行したい、ベリアールは体を大事にしなさいと言うわけ。ここまでは普通に心配しているようにも聞こえるのに、身分の話が出た瞬間、一気に険悪になるのがもう…。ドアナも言い返すけど、ベリアールの容赦のなさがすごい。

しかもエリック、そこでドアナを守るどころか「大人しくしてろ」で終了。いや、あなたの愛人でしょう!? と言いたくなるけど、そもそもドアナとの関係自体がこじれまくっているし、エリック本人もこの状況にうんざりしているのよね。最後にはベリアールがドアナにお茶をかけて警告する始末。妊娠中のドアナをめぐる争いなのに、誰も落ち着いて話し合えないのが恐ろしいわ。

ところが、ここからエリックの想いに入ると空気が変わる。ロゼと南部を旅行したとき、彼女は樹齢500年の大木を見て大喜び。対してエリックは木なんてどれも同じだと冷めた反応をしていたのに、ロゼは夫婦になって初めての旅行だから、隣にいられるだけで幸せだと笑っていたのよ。ああ、これよこれ!ロゼって本当に、好きな人と一緒にいること自体を幸せだと思える女性だったんだよね。さらに胸が痛いのは、エリックがロゼの「永遠」という言葉を信じられなかった理由。父親から価値がないと言われ、自分はいつか見捨てられると思い込んでいたの。だからロゼの愛情をまっすぐ受け取れなかったわけね。ここはちょっと切ないわ。ロゼがどれほど愛しても、本人の中にある不安までは簡単に消せなかったんだもの。

……なのに! 「ロゼは俺から離れられない」と考え、迎えに行くことにするのよ。いやいや、そこは反省してからでしょうが!ロゼの愛情を思い出したのはいい。でも、彼女が今どう思っているのか、自分が何をしてきたのかは考えないの?結局、自分が捨てられるのは怖いけど、自分から捨てる側でいたい。その身勝手さがまだ残っているのよね。ロゼに会いに行ったエリックが、今度こそ彼女の気持ちと向き合えるのか。それともまた自分の都合を押し通すのか、もう落ち着かないんだけど!

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25話|ドアナ、伯爵夫人の座に執着する

ドアナもエリックも、自分の欲しいものしか見えていないのが本当に厄介!

ロゼのところに乗り込んできたエリック、えっ?、待て待て‥離婚したんだよね?なのに何の連絡もなく訪ねてきて、当然のように手を差し出し、握れって何なのよ。しかもロゼが自分に感激していると思い込んでいるのが、もう話が通じなさすぎるわ(笑)。ロゼが震えているのも喜びじゃなくて怒りでしょうが!この男、自分に都合のいい解釈だけは一流なのよね。

そしてロゼが頬を叩いた瞬間、よくやった!と拍手したくなったわ。自分は再婚しているのに、前妻がまだ自分を好きだと思っているのもすごいし、復縁を持ちかければ喜んで戻ってくると思っているのもすごい。さらに三年待てば伯爵夫人に戻してやるって、あなた何様なのよ。ロゼが欲しいのは肩書きじゃなくて、自分を大切にしてくれる相手でしょうに。

とどめはドアナの子どもを戸籍に入れて育てろという提案。ロゼが子どもを望んでいたことを持ち出し、自分なりの解決策を用意したつもりなのが本当に腹立たしいし、意味不明。しかも過去の流産まで持ち出すなんて、ロゼがどんな思いをしてきたのか、少しも考えていないじゃない。そこでロゼの父親が登場!娘のために我慢していた父親が、とうとうエリックを追い出す流れには納得したわ。本人が聞く耳を持たないなら、もう帰ってもらうしかないものね。

一方のドアナも、エリックが冷たくなった理由を自分の顔の傷と結びつけてイライラ。そこへ愛人の騎士が来て、エリックがベリアールのところにいると知った途端に大騒ぎ。いや、あなたも自分の立場を考えなさいよ!しかも騎士から、ロゼの侍女に手を出せば問題になると指摘されて、ようやく慎重になるあたり、都合が悪いことには一応頭が回るらしい。

ただ、この騎士を好きだからそばに置いているわけではないのがドアナの怖いところ。彼女にとって大切なのは、エリック本人というより伯爵位と権力、そしてロゼがかつて愛した場所を手に入れることなのよね。騎士を利用しながら最後に笑うのは自分だと思っているけれど、周りの人間を自分の計画どおりに動かせると思っているところはエリックとそっくり。ロゼを見下していた二人が、ロゼの意思ひとつで思いどおりにいかなくなっているのが、もう本当に痛快なのよ!

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🔙 1話~完結まで|26~30話 🔜

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