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56話~60話『今世は喜んで夫をお譲りします』ドアナの身勝手な計画が崩れ始めエリックの崩壊が止まらない

56話~60話『今世は喜んで夫をお譲りします』ドアナの身勝手な計画が崩れ始めエリックの崩壊が止まらない
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ロゼ、強くなったなあ…!いや、もともと芯のある人だけど、今のロゼは自分のためだけじゃなく、理不尽な目に遭った人たちのために正面から立ち向かおうとしているのが本当に頼もしい。ドアナのやり方には腹が立つし、もう好き勝手させてたまるか! という気持ちになるんですよね。しかもロゼは、相手を言い負かして終わりにするつもりがないのかカッコよくて。一方で、エリックは過去の記憶に苦しみ、ドアナとの関係もどんどん怪しくなっていくわけ。自分が招いた問題に向き合うどころか、怯えたり取り乱したりする姿には、なんとも言えない複雑な気持ち…。ロゼが前へ進むほど、周囲の人間が隠してきたものまで表に出てきそうで、もう誰が何をやらかすのかって感じになって来たわ!

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56話|ドアナがアノード夫人を名乗って現れる

ネルアンも理想のタイプを考えたらロゼが浮かんでしまって、もう本人が一番びっくりしてるじゃない。

街で商店主たちが家賃の値上げを迫られているのを見たロゼ、そりゃ黙っていられないわよね。いきなり家賃を二十倍にされて、払えないなら出ていけって、いくらなんでも無茶苦茶じゃないの。しかも預けたお金まで返してもらえず、建物は翌日に取り壊す予定だなんて、商売をしている人たちからしたらたまったものじゃないわ。だけど、ロゼは怒るだけじゃなく、土地の所有者を調べて対抗策を考え始めるのが頼もしいのよ。自分たちの商業施設も準備が進んでいるから、相手の正体と計画が分かれば先手を打てるかもしれない。ネルアンに調査を頼む判断も早いし、仕事モードのロゼは本当に頼りになるわね。

でも、そんなロゼがネルアンのことを見つめて、そばにいると安心すると伝えるのよ。ちょっと、急に可愛いことを言うじゃないの!本人は素直な気持ちを口にしただけなんだろうけど、ネルアンからしたら不意打ちよね。顔をそらされてロゼが戸惑うのも分かるわ。せっかく距離が縮まったと思っていたのに、あれ、私何か変なこと言った?ってなっちゃうもの。そこで気まずい空気をどうにかしようと、恋人がいるのか聞き始めるロゼ。いや、話題の飛び方が可愛いわね!しかも人気がありそうだなんて褒めながら、答えにくければ無理しなくていいと慌てて付け足すのよ。自分から聞いたくせに急に心配になるあたり、なんとも微笑ましいじゃない。

ネルアンは過去の出来事以来、復讐を考えることに精いっぱいで、恋愛を意識する余裕がなかったみたい。そんな彼がロゼの質問に答えて、髪の長さや性格など理想のタイプを挙げていくんだけど、条件がそろうほどロゼに当てはまってくるのよ。本人も途中で気づいちゃって、え、まさか自分がロゼのことを考えていたの!?って動揺しているのがたまらないわ。ロゼは気づいていないのに、ネルアンだけ心の中が大騒ぎなのよね。

ところが、土地の所有者から届いた手紙で仕事の話が一気に進み、数日後にはアルテウム大公とアノード夫人の面会へ。緊張しながら待つロゼの前に現れたのは、まさかのドアナ!いったい何を企んでいるのかしら。ネルアンとの恋の気配にニヤニヤしていた気持ちが、扮装したドアナの登場で一気に引っ込んじゃったわ。

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57話|ドアナへ法の力でロゼが反撃を始める

ドアナの顔を見るだけで腹が立つのに、被害の話まで平然と聞き流す姿にもう無理!ロゼ、今度こそ遠慮なくやっちゃって!

ロゼがアノード夫人の帽子をひょいっと取った瞬間、思わず「やっぱりお前か!」って声が出そうになったわ。遅刻してきたうえに、妊娠中だから立つのも大変だと堂々と座り続け、料理は一番高いものを注文したいと言い出す謎の夫人。いや、態度が大きすぎるのよ!そりゃロゼも見覚えがあると思うわけだわ。しかも正体がドアナだと判明しても、本人は反省どころか、気づくのが早すぎると文句をつける始末。久々に会っても、安定のドアナ節である。

ところが、今回の話は正体バレでスッキリして終わりじゃなかった。ロゼが建設現場の被害について問いかけると、アルテウムから人命に関わる事態まで起きていたと知らされるわけよ。ロゼの表情が変わるのも当然。商売で競い合うのと、人の暮らしや命を軽く扱うのはまったく別の話だもの。それなのにドアナは、事前に知らせていたし法律も守ったから自分は悪くない、と平然としている。いやいや、そういう問題じゃないでしょうが!自分の計画が進めば、それで全部よしなのかしら。

アルテウムが怒るのも無理はない。今すぐどうにかしてやると言わんばかりの勢いだけど、そこでロゼがそっと手を握るのがいいのよね。ロゼだって腹が立っている。でも、怒りに任せて相手をどうにかするのではなく、自分の戦い方を選ぼうとしているわけで‥。さらに気持ちよかったのが、ドアナに奪われた商人についての切り返し。実は手放しても困らない相手で、もっと優秀な商人が集まっていると明かすロゼ。ドアナからすれば、せっかく相手に打撃を与えたつもりだったのに、まさかの「片づけてくれてありがとう」状態。そりゃ悔しいでしょうよ!最後には食事も断られ、好きなだけ食べていればいいとまで言われるドアナよ、ロゼ、言うじゃないの。

そして本番はここから。ロゼは被害に遭った人々のために弁護士を雇い、世間に事実を明らかにすると宣言するの。権力で押し切るのではなく、法の力で責任を問うつもりなのね。ドアナはまだ自分が優位だと思っているようだけど、ロゼはもう黙って耐える気なんてない。今度こそ、その自信満々な態度がどこまで持つのか。ロゼの反撃を全力で応援する!

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58話|テルシア、ベリアール(エミリー)の不安につけ込む

ベリアール、テルシアの言葉に乗せられてどんどん危ない方向へ‥あ~悪質すぎるわ‥。

テルシア、ベリアール(エミリー)を心配して駆けつけたのかと思ったら、頭の中はドアナをどうやって追い落とすかでいっぱいじゃないの!しかもエミリーの様子を確認して、乳母の件まで把握したうえで、これは使えると考えているのが怖すぎるって。母親の顔をして抱きしめているのに、内心では彼女の立場が悪くなるほど都合がいいと思っているんだから、もう何を信じたらいいのよ。

エミリーもエミリーで、テルシアに慰められるうちに、だんだん考え方が引っ張られていくのよね。最初は自分の置かれた状況に怯えていたのに、母親からドアナがすべての原因だと言われると、過去の出来事まで全部ドアナのせいにし始めるわけ。いやいや、そんな簡単に全部ひとりの人へ押しつけていい話じゃないでしょう!挙げ句の果てには、お腹の子までいなくなればいいと思い始めていて、怒りがどこまで膨らむのか心配になるわ。

そんな二人の不穏な動きと対照的なのがロゼ。グウェンが裁判の準備を整え、被害者や遺族への支援も進めてくれたのは本当に大きい。しかも裁判に参加したい人が全員手を挙げたって、すごくない?住む場所を失った人たちが、ようやく自分たちの声を届けられるかもしれないのよ。ロゼがほっとした表情を見せるのも分かるわ。

そして、前世のロゼが周囲から責められていた記憶がつらいのよ。勝美に傷つけられた側なのに、男・賢人を信じた自分が悪いだの、なぜ訴えなかっただの、好き勝手に言われて笑いものにされるなんて。何をしても責められるような状況で、声を上げるのがどれだけ難しかったことか。だからこそ、今度は逃げずに戦うと決めたロゼに胸が熱くなるのよ。

一方、テルシアがエリックのもとへ押しかけ、部屋に入った途端に驚いている。いったい何を目にしたの?ロゼがようやく前へ進み始めた一方で、ベリアールは危うい考えに傾き、テルシアも何かを企んでいる。この先、誰かの怒りや思惑に巻き込まれてしまう人が出ないか、心配でたまらないわ。

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59話|エリックがドアナの借金を知った

ロゼに未練タラタラのエリック、反省する場所そこじゃないのよ、まったく。

エリック、またロゼのことを思い出してるんだけど!ドアナが高金利で借金をしたと知って頭を抱え、ロゼがそばにいた頃はこんな問題なんて起きなかったと懐かしみ始めるわけ。いや、気持ちは分からなくもないけど、何か問題が起きるたびにロゼならよかったって、あなたの頭の中ではロゼが万能の解決係になってない?しかもロゼは事業を始めるような女性じゃなかったのに、大公に誘われて今は頑張っているんだと考えてるし、彼女が自分の知らないところで成長している事実は、どうやらあまり理解できていないご様子。

そしてテルシアも、息子の未練を聞いているうちに妙な方向へ走り出すのよ。ロゼが戻ってこないのはドアナが邪魔しているから、ドアナさえいなくなればロゼは戻ってくる。えええ、そんな単純な話なの!?ロゼ本人の気持ちはどこへ行ったのよ。しかもドアナを追い出して、生まれてくる子どもだけ引き取ろうという案まで出すんだから、親子そろって自分たちの都合が優先なのが怖いわ。エリックもその話に乗り気になっている場合じゃないでしょうに。

一方、テルシアはセドリックが三日も帰ってこないことに焦り始めるわけなのよ。侍従まで詳しい行き先を知らず、しかも積極的に探そうとしない。そりゃ怪しむわよね。セドリック、いったいどこで何をしているのかしら。

それから、アルテウムのもとにも不穏な報告が届くの…セドリックが施設の資料を持ち出したあと、囚人を残したまま施設を焼き払おうとしていると?!アルテウムは相手がどんな人物であろうと、そんな計画を見過ごすわけにはいかないと決意するわけよね、因縁もあるし。ロゼとの甘い時間とは別に、かなり危ない話になってきたわね。

そしてロゼ!最近エリックから手紙が届かないことに気づいて、ようやく諦めてくれたのかしらと喜んでいるのが最高なのよ。毎日のように手紙を送られていた身としては、そりゃ静かになって嬉しいでしょうよ。隣でアルテウムが彼女を可愛いと思っているのも、いい空気だわ‥ほのぼのでポワポワで(笑)。

なのに当のエリックは父親に責められる夢を見て、うなされながら許しを請うの‥はぁ怖いね。ロゼへの未練も、父親への恐怖も、本人の中ではぐちゃぐちゃなんだろうな。でもロゼにはもうロゼの人生があるのよ。どうか今度こそ彼女を巻き込まず、自分の問題くらい自分で向き合ってほしいわ。ロゼにはアルテウムと一緒に、余計なことに悩まされない穏やかな日々を過ごしてほしいのよ、ほんとに!

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60話|父親の名前にエリックが取り乱す

エリックに追い出されそうになったドアナが、まさかの弱みを発見?ほんと性格が歪んでるって。

悪夢にうなされて飛び起きたエリックと、目の前で必死に問いかけるバクー。エリックはいつもの調子で威張り散らしているけれど、バクーは出来事を忘れていないの。しかも、エリック本人は本当に何も覚えていない様子なのよ。いや、待って。これ、ただの寝起きの悪さで片づけていい話じゃないでしょう。

バクーが必死に訴えるのは、あの日、自分が何をしたのか。床を片づけ、武器を拭き、あれこれ後始末まで引き受けた。それなのにエリックは、そんなの侍従の仕事だと鼻で笑う。いやいや、そこまで言う!?自分が何をされたのかも分からないまま、目の前の相手を責めるエリック。バクーだって、ずっと黙って見ているしかなかった過去を思い出せば、言いたいことは山ほどあるはずよね。なのにエリックは父親の行方まで知らないと言い張る。バクが「本当に覚えていないのか?」と気づいた瞬間、空気が変わるのが怖い。‥エイリックに関わる何かがあった‥それを忘れてる?一体なんだろう?

一方のドアナは、届いた書類を見て訴訟だと知るなり、まったく反省する気なし。ロゼが裏で支援しているに違いないと勝手に決めつけ、書類をビリビリ。法律なんてお金と立場でどうにでもなると思っているの、強気というより危機感がどこかへ家出しているわ。相手が本気で動いている可能性を考えないのが、もう危なっかしいったらない。

そんなドアナに、エリックは突然、屋敷から出ていけと命令よ。妊娠しているのに、と必死に訴えるドアナへ、子どもの父親が本当に自分なのかと疑いまでぶつける始末。ひどい言い方にドアナが反発するのも当然だけど、父親の名前を出された途端、エリックの様子がおかしくなるのよね。自分の屋敷では自分が絶対だと怒鳴った直後、父親に謝りながら怯え始めるなんて、さっきまでの威勢はどこへ行ったのよ。

そしてドアナ、そんなエイリックをしっかり見ているのがまた怖い。彼の異変に戸惑いながらも、これを利用すれば逃げ出せるかもしれないと考え始めるわけで…。エリックの弱さが見えた瞬間、ドアナの頭の中では別の計算が動き出したわけね。二人とも追い詰められているのに、片方は記憶の空白に怯え、もう片方はそれを利用しようとしている。この先どう転ぶのか、嫌な予感と興味が一緒に押し寄せてくるって。

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🔙 1話~完結まで|61~64話 🔜

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