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6話~10話『今世は喜んで夫をお譲りします』ロゼの離婚計画とアルテウム大公を救いたい気持ち

6話~10話『今世は喜んで夫をお譲りします』ロゼの離婚計画とアルテウム大公を救いたい気持ち
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ロゼ、ここまで来たら遠慮なんてしていられないわよね!エリックには妻として大切にされるどころか、自分の都合で振り回されてばかり。それなのに社交界では冷たい視線を浴び、夫の家族からも追い出されそうになるんだから、踏んだり蹴ったりにもほどがある。でも、ロゼはそこで黙って耐える女じゃないのよ。アルテウム大公が危険な立場に追い込まれたときには、周囲が敵意を向けるなかでも堂々と彼をかばうし、自分の未来を変えるために必要なこともきちんと口にする。この強さが本当に好き!しかもアルテウム大公も、ただ助けられているだけの人ではないんです。お互いに事情を抱えている二人が、少しずつ信頼を築いていくのがいいんですよね。

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6話|ロゼは社交界での立ち回りに悩む

ふふふっ、ロゼにアルテウム大公から招待状が届いたと聞いて、真っ先に気になったのがエリックの反応よ。自分は妻を普段から大事にしているわけでもないのに、大公がロゼだけを招待したと知った途端、警戒しまくり。しかもロゼが自分への誕生日プレゼントを買うためにオークションへ行ったと聞くと、勝手に駆け引きだと思い込んでるのよ。いやいや、あなたの頭の中ではどういう話になってるの?ロゼの気持ちを確かめるより、自分に都合よく解釈するのが先なのね。

結局、エリックは旅行を延期してパーティーに同行することに。大公が何を考えているのか気になるのは分かるけど、ロゼを心配して付き添うというより、自分の立場を守りたい気持ちが強そうなのがなんともね。エリックの隣に座る姿からは、いつか自分が夫人の立場に取って代わるつもりなのが伝わってくるわ。こちらはこちらで、なかなか野心的なのよね。

そんな中、ロゼはパーティーに向けて招待客の名前や人間関係を整理している。写真があれば顔と名前を一致させられるのに、と考えているあたり、現代人だった記憶が役立ちそうで役立たないのがもどかしいわ。社交界で誰に近づくべきかも考えなきゃいけないし、書類の問題だって残っている。やることが多すぎるのよ!そこへエリックが誕生日プレゼントを催促しに来るんだけど、まだ用意できていないと知った途端に怒り出すわけ。しかも大公への贈り物を準備していると分かると、ロゼが社交界でどんな扱いを受けてきたのかも考えず、ウェンス伯爵家を侮辱するなと責め立てる。はぁ?あなたこそ妻の気持ちを踏みにじっている自覚はないの?ロゼが感謝の気持ちを伝えたいだけだと訴える姿は、胸が痛くなったわ。

そしてパーティー当日、馬車を降りたロゼが転びそうになったところを大公が助けてくれるの。エスコート相手がいないなら一緒に入ろうかと手を差し出す大公、自然に気遣いができる男性ってこういう人なのよね。ところがエリックは慌ててロゼの手をつかみ、大公に対抗心むき出し。大公から妻への接し方をたしなめられると、今度はロゼに八つ当たりして、何か問題を起こしたら許さないとまで言い残す始末。もう、ロゼは何をしても責められるじゃないの。

結局、一人で会場に入ったロゼを待っていたのは、貴族たちの冷たい視線と陰口。緊張しながらも落ち着こうとしている彼女が、また周囲から好き勝手に言われているのがつらい。せっかく招待されたパーティーなのに、ロゼは誰を頼ればいいのかしら。大公が手を差し伸べてくれたことだけが救いだけれど、あのエリックが帰宅後に何を言い出すのかと思うと、ロゼが心配でたまらないわ。

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7話|アルテウムを守るため、ロゼが前に出る

エリックは何をどう考えたら、ロゼがまだ自分に夢中だと思えるのよ!その自信、どこから湧いてくるんだ?

アルテウムがロゼにグラスを差し出して、手首の具合を気遣うところから、ちょっとニヤニヤしちゃったわ。だって、前に助けたときのことをちゃんと覚えているのよ!しかも今回の招待、ルナの涙が偽物だと見抜いた理由を聞くためだったらしい。ロゼとしては、小説に書いてあったからなんて説明できないし、必死に宝石の特徴を話して納得してもらおうとするのが大変そう。ところが、やっと逃げられると思ったら、まさかのダンスのお誘い。いや、まだ質問タイム終わってませんけど!?

ロゼは社交ダンスに慣れていないから、ステップはぎこちないし、よろけてしまうの。それでもアルテウムが支えてくれるのよね。怖い人だと思っていた相手の優しさに、ロゼもちょっと見方が変わった様子で‥。ただ、周囲の貴族たちは容赦がない。ダンスを笑うわ、事情を勝手に想像するわ、好き放題じゃないの。初めての場所で頑張っている人に、そんな言い方しなくてもいいでしょうに。

そして出ました、エリック!ロゼがアルテウムと踊っただけで大騒ぎ。自分は別の女性と楽しんでいたくせに、ロゼが大公と過ごすのは許せないらしい。さらに、自分の気を引くためにわざとやったんだと決めつける始末。いやもう、あなたを振り向かせるために行動しているという発想、そろそろ見直したほうがいいわよ。ロゼが近づいてくるエリックの手を振り払った瞬間、ようやく拒絶が形になった感じがしたわ。もう以前のロゼじゃないのよ。

ところが、ひと息ついたロゼの耳に悲鳴が飛び込んでくる。駆けつけた先には血の付いた手のアルテウム。そりゃ状況だけ見れば疑いたくもなるけれど、事情を聞けば、彼はモンスターに襲われたブレッド侯爵を助けていただけだったって。ロゼも早とちりを反省するけれど、今度はプリチェ侯爵たちが現れて、アルテウムを犯人扱いするのよ。しかも、どうやら最初から仕組まれた罠らしいのよ‥。ここでロゼがアルテウムの前に出るのが、今回いちばん気になるところ!さっきまで疑っていた相手なのに、事情を知ったら今度は守ろうとする。その行動力、なかなか頼もしいじゃない。アルテウムがどんな力を見せるのかも気になるけれど、ロゼがこの場で何を証明するのかも見逃せないわ。エリックへの気持ちに区切りをつけるだけじゃなく、自分の判断で動き始めたロゼ。ここから大公との関係も、思いがけない方向へ進みそうね。

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8話|ロゼ、大公に離婚の協力を!

ロゼ、濡れ衣を着せられそうな大公を堂々とかばったと思ったら、離婚資金の相談まで始めるの最高すぎる。

きゃ~ロゼ、強い強い!プリチェ公爵からアルテウム大公のことを問い詰められても、堂々と助けてもらっただけだと証言するのよ。しかも相手は皇帝の側近で、簡単に逆らえるような人物じゃない。それなのに、自分の目で見たことをはっきり伝えるんだから、もう頼もしすぎるわ。公爵はロゼのドレスが汚れていることまで持ち出して、二人の関係を疑わせようとするけれど、ロゼは庭園で道に迷ったところをモンスターに襲われ、大公に救われたと説明。泣くふりまで使って切り抜けるあたり、なかなかやるじゃないの!

一方のプリチェ公爵は、自分が仕掛けた罠が思いどおりに進まず、内心かなり焦っている様子(笑)。モンスターを人目につかないよう処理させていたのに、ロゼという目撃者が現れたんだもの。そりゃ腹も立つでしょうね。でも、ロゼはただの伯爵夫人だからと侮っていたら大間違いよ。しかも公爵の危険な本性を知っているロゼは、これで完全に目をつけられたと理解しているわけで…、うまく逃げ切れたからって、安心できる相手じゃないのが怖いところだわ。

そんな緊張感のある場面から一転、アルテウム大公との会話が始まると、ロゼの勢いがまたすごい!なぜ自分をかばったのかと尋ねる大公に、以前オークションで自分を信じてくれたからだと答えるの。恩返しという理由が素敵なのに、続けて飛び出したお願いがまさかの離婚への協力!大公も思わず笑ってしまうけれど、ロゼはいたって真剣なのよね。さらにお金まで貸してほしいと頼むんだから、この人、本当に遠慮がないわ。でも、エリックに振り回される人生から抜け出すためには、自分で動かなきゃいけないのよね。

そして、大公から両親が三年間ずっとロゼを心配していると聞かされた姿。過去に間違った選択をした自分を、今も信じて待ってくれている前世が浮かんでくるのがツラくって。その事実にロゼが涙ぐむ姿は、胸が苦しくなるわ。ようやく会いに行く決心もできたのに、エリックが乱暴な口調で呼び戻しに来るのがまた腹立たしいよ!せっかく前へ進もうとしているんだから、もう邪魔しないであげてよ。そして大公も、ロゼを帰宅まで護衛させるほど心配しているし。プリチェ公爵の手下が動いていたと分かった今、ロゼがこの先どんな目に遭うのか、せっかく見え始めた希望をまた奪われないか心配でたまらないわ。

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9話|アルテウムがロゼの訪問を待ちわびる

ロゼ、ついに言ったわね!大公を救いたい気持ちが本物だからこそ、怖くても伝えた勇気に胸がギュッとなる。

もうもう、アルテウム大公、ネルアンに手紙は届いていないか、訪問客はいないかって、何回確認するのよ!しかも訪問客なんて誰であろうと追い返せと自分で命じたくせに、いざロゼが来たかもしれないとなったら「まさか追い返したのか?」って動揺するの、自分で自分の首を絞めてるじゃないの!ロゼが来るのを待ちわびていたのが丸わかりで、もう顔がニヤけちゃうわ。

当のロゼは金髪のかつらまで用意して、門の前をウロウロ。せっかく会いに来たのに、本人だと気づいてもらえなかったらどうしよう、なんて不安になってるのよね。想像の中で大公に追い返されそうになっているのも可愛いし。いやいや、あちらはあなたを待ってるんですって!ネルアンに客人として案内されて、ようやく対面できたときの安心感よ。

しかも大公、ロゼの髪に触れたと思ったら、愛犬のフィンに似ていたからって。理由は分かったけれど、突然触られたロゼがびっくりするのも当然よね。かつらを外したロゼが、パーティーで渡せなかったブローチを差し出すと、大公はトパーズを気に入った様子。慣れない手つきでブローチをつける姿も、なんだか微笑ましいじゃないの。ロゼが見つめているのに気づいて、ちゃんと身につけようとするあたり、贈り物が嬉しかったのかしらね。でも、ロゼがブローチに込めた願いを説明し始めると、空気が変わるのよ。命と健康を守り、武運を祈る宝石。そして、アルテウムはこのままでは処刑されてしまうという話。ロゼは小説の未来を知っているからこそ、黙って見過ごせなかったのよね。信じてもらえなかったらどうしようと迷いながらも、彼に生きていてほしいという気持ちを伝えたのが胸にくるわ。

それに対する大公の返事がまたいいの!以前、自分の命を救ってくれたロゼだからこそ、簡単に疑ったりしない。詳しい話を聞こうと受け止めてくれたことで、ロゼの覚悟も報われた気がするわ。エリックの父親・ゼドリックがロゼを追い出そうと動いているのも不穏だけれど、だからこそ二人には急いで未来を変えてほしい。ロゼ、どうか大公を救ってちょうだい。せっかくこんなに思い合える可能性が見えてきたのに、彼が失われる未来なんて絶対に嫌よ!

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10話|恩返しの話からまさかの離婚資金請求?!

互いに腹の内を明かしきれない二人の駆け引きが続いていくわね‥。

ジェーンがロゼの身代わりになってエリックの前で震えている一方、本物のロゼはアルテウム大公に危険な計画を説明中。片や夫に正体がばれないか冷や汗、片や大公の命を救うために必死。ちょっと、ロゼが帰ってくるまでジェーンの心臓がもつか心配なんだけど!? エリックは具合の悪い妻を気遣うどころか、厳しい態度で迫ってくるし、ジェーンだって好きで奥様のふりをしているわけじゃないのよ。ドアナが呼びに来てくれたおかげで、ひとまずその場を離れられたのが救いだわ。

そんなロゼはというと、アルテウムに大公の悪評を利用した処刑計画があると説明してて、しかも、エリックとプリチェ公爵まで関わっている可能性があるなんて、夫婦関係どころじゃない大問題じゃないの! ロゼはまだ証拠を十分に確認できていないから、先帝に関する話は伏せているのよね。何でもかんでも話せばいいわけじゃないし、情報をどこまで明かすか慎重になるのも分かるわ。

ところが、フィンがロゼに飛びついた途端、アルテウムがすかさず彼女を支えるのよ。ロゼは体が浮いたように感じて不思議がるし、ネルアンは汗だくで話をそらそうとするし、何なのこの二人ラブ度上がったよ(笑)。 どうやら魔法を使ったらしいアルテウムも、ネルアンに注意されている場合じゃないでしょうに。しかも濡れたドレスを気遣って上着まで貸してくれるなんて、さりげない優しさがずるいのよ。ロゼも、素直に受け取るあたり、ちょっと嬉しかったんじゃない?そしてロゼは、大公を救うと宣言まで!アルテウムも感謝するけれど、彼女が何かを隠していることには気づいている様子で‥。しかも、ロゼ自身が危険に巻き込まれることまで心配しているのよ。全部を打ち明けられない事情があるから、二人とも本音を飲み込んでいるのがもどかしいわね。

…と、ここまでは緊張感たっぷりだったのに、全部持っていったのはロゼ!離婚資金が必要だと説明して、アルテウムに金額を尋ねられた途端、まさかの10億レースって!?大公が想定していた金額を軽々と飛び越えて、お茶をブーッ! いや、待って、あなた遠慮という言葉をどこへ置いてきたのよ!しかもタダでくれとは言わず、きちんと返すつもりらしい。命がけの計画を語っていた女性が、次の瞬間には超高額融資の交渉人になっているんだから、頼もしさしかないないわよね!

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🔙 1話~完結まで|11~15話 🔜

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