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1話~5話『今世は喜んで夫をお譲りします』ロゼは裏切ったドアナを横目に自分の人生を取り戻す

1話~5話『今世は喜んで夫をお譲りします』ロゼは裏切ったドアナを横目に自分の人生を取り戻す
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いや、前世で親友に夫を奪われたうえに、転生した先でもそいつと再会するって、どんな人生の引きの強さなのよ!星乃として味わった裏切りを抱えたまま、ロゼとして目覚めた主人公がまず考えるのは、夫エリックに愛されることじゃなくて、どうやってこの家から抜け出して自立するか。ここがもう好き!ドアナがエリックに近づこうが、専属侍女になろうが、ロゼは以前のように誰かに人生を振り回されるつもりがないんですよね。しかも、離婚後に困らないよう勉強を始めたと思ったら、今度はアルテウム大公の危険な秘密にまで遭遇してしまう。本人は新生活の準備をしたいだけなのに、周囲の人間も貴族社会もなかなか放っておいてくれない! エリックとドアナへの怒りだけで終わらず、ロゼが自分の頭で考えて未来を選ぼうとするところが、この物語の始まりなんです。

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1話|夫を奪った親友と小説の世界で再会するなんて!

今度こそ自分の人生を守れるのか、波乱の幕開け!

「結婚するの!おなかに赤ちゃんもいるの!」って、親友から幸せいっぱいの報告を受けた星乃。そりゃ驚くけど、十年来の友達が結婚するんだもの、心から祝福するじゃない。しかも相手は留学中にも会いに来てくれた、尽くしてくれる素敵な男性。ところが招待状を見た瞬間、まさかの事態よ。新郎の名前が自分の夫と同じって、いやいやいや、そんな偶然ある!?と思ったら、勝美は賢人との写真まで見せてくる。はい、偶然じゃありませんでした!

しかも勝美、悪びれるどころか星乃を正式な妻ですらないと突き放し、賢人は一度も愛していなかったと言い放つわけよ。いや、十年来の親友に何してくれてんのよ!星乃が仕事を辞めて人との付き合いまで避けるようになったのも無理ないわ。夫を失った悲しみだけじゃなく、自分が信じていた関係そのものが最初から違っていたかもしれないんだもの。三年間、誰にも会わずに過ごした星乃が、小説の主人公ロゼに自分を重ねて人生を変えようと思った気持ち、切なすぎる。

なのに、ようやく動き出そうとしたところで地震に巻き込まれるなんて、人生ハードモードにもほどがあるでしょう!目覚めた先は、読んでいた小説の世界。しかもロゼの夫エリックがまたひどい。体調を崩した妻への気遣いより自分の都合を優先し、拒絶されると怒り出す始末。ロゼの体で目覚めた星乃が「こんな男と暮らせるか!」と脱出を決意するの、そりゃそうよ。恋愛小説の主人公だからって、こんな扱いを我慢する義理なんてないもの!

そんな中、庭で侍女たちと揉めているドアナを見て、ロゼはあることに気づく。スマホや動画、警察という言葉。もしかして、この子も現代から来た人なの?と呼び寄せて話してみれば、やっぱり同じ日に命を落として転生した仲間だった…と。見知らぬ世界でひとりじゃないと分かったロゼが、少しだけ安心するのも分かる。ところが、ドアナが名乗った瞬間、空気が変わるの。黒田勝美。そう、あの夫を奪った親友よ!

ちょっと、せっかく仲間ができたと思ったら、相手は人生をめちゃくちゃにした張本人って何の罰ゲームなの!?でも、星乃はもう三年前の星乃じゃない。ロゼとして生き直すなら、今度は自分の幸せを誰かに明け渡さなくていい。勝美を前にしたロゼの胸の内を思うと、怒りも悔しさも簡単には消えないけれど、それでも新しい人生をつかもうとする彼女を、私は全力で応援したくなるのよ!

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2話|ロゼの自立計画が動き出す

勝美って人の幸せを横取りすることが趣味なのかしら?!

勝美と再会したロゼ、いやいや、ちょっと~前世で夫を奪った親友が、まさか同じ小説の世界にまで登場するなんて、どんな因縁なのよ!しかも本人はドアナと名乗っていて、ロゼが名前を聞いた瞬間から内心では警戒モード。表向きは感じよく話しているのに、心の中では「あなたのこと、忘れるわけないでしょ」ですもの。そりゃそうよね、忘れたくても忘れられない相手だわ。

さらにドアナが、星乃の昔の姿を思い出して笑っているのが嫌なのよ。何も言い返せず泣いていた姿を、そんなふうに振り返るなんて。ロゼが名前まで変えて新しい人生を歩もうとしているのに、相手はまるで反省する気配なし。しかも小説の内容を聞いて、自分がヒロインかもしれないと期待するあたり、自己評価が天井知らずなのよね。残念ながら、ロゼから告げられた役どころは名前のないエキストラ。ここはちょっと笑っちゃったわ。

ところがエリックが登場した途端、ドアナの目がキラッキラ。高身長で顔もよくて、おまけに伯爵様。はい、好みの条件がそろいました!と言わんばかりに近づいていく。エリックもエリックで、ロゼの友人に興味を示している様子だし、もう二人とも好きにしてちょうだいという気分になるわよね。ロゼが二人の関係を止めるべきか一瞬考えるところも、以前の自分なら助けていたのに、今度は違うと決めているのが伝わってくるのよ。

ただ、離婚すれば全部解決というわけにもいかないのが現実。ロゼはエリックと結婚するために実家を飛び出していて、頼れる場所も簡単には戻れそうにない。だからこそ家庭教師をつけてもらい、世の中の仕組みを学ぼうとするのよね。執事のグウェンが、ロゼが自分の足で歩こうとしているのだと受け止めてくれるのもありがたい。こういう味方は大事よ!

そして、使用人たちの妙な雰囲気の正体が、エリックとドアナの親密ぶりだったというオチ。ロゼが勉強して自分の未来を考えている間に、二人は好き放題ですか。もう笑うしかないわ。でも、ロゼは二人にすがる気なんてない。今度こそ自分の人生を取り戻すと決めているのだから。勝美、いやドアナ、あなたが誰を欲しがろうと勝手だけど、ロゼの人生まで好きにできると思ったら大間違いよ!

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3話|ロゼとアルテウムがオークションで隣り合う

ロゼ、よりによってアルテウム大公に絡んじゃったよぅ~。損をさせたくない気持ちが勝っちゃうのね!

エリックのために贈り物を買いに行くロゼ、まずそこから考え直そうか!? いや、本人も過去の自分に呆れているんだけど、実家を没落させた男に嫁いだうえ、わざわざプレゼントまで買おうとしていたなんて、今のロゼからしたら信じられないわよね。しかも家庭教師をつけてもらって勉強を始めたばかり。皇権争いの歴史を覚えながら、自分がどんな立場にいるのかも理解し始めているわけ。以前とは違う人生を歩こうとしているのが伝わってくるわ。

そんなロゼが先生から念押しされたのが、アルテウム大公には絶対に関わるなという忠告。小説では皇帝派によって処刑される人物らしいし、そりゃ警戒もするわよ。なのに、オークション会場に着いた途端、さっそくやらかすのがロゼなの!入札番号を座席番号だと思い込み、先に座っていた男性に「そこ、私の席なんですけど」と言わんばかりに肩をツンツン。ちょっと待って、相手が誰かも知らずに強気に出ちゃったのって!?

しかも、その男性こそアルテウム大公。正体を知った瞬間のロゼの焦りが目に浮かぶわ。先生の忠告が頭をよぎって、必死に謝罪する姿なんて、もう心の中では逃げ道を探しまくっているはず。それなのに大公は怒るどころか、ロゼを隣に座らせようとするのよ。なんでって?さっさと離れたいロゼにとっては、笑顔で着席を促されるほうがよっぽど困るじゃないの。

そして問題の「ルナの涙」が登場。ロゼは小説の記憶から、このネックレスが偽物だと知っているの。以前のロゼは無理をして落札し、エリックに贈った結果、思わぬ問題に巻き込まれたらしい。だから今回は絶対に買わないと決めていたのに、アルテウム大公が一千万レースを提示!ええっ、そんな大金を…周りも次々と値を上げるし、ロゼの心臓がバクバクするのも分かるわ。ついには大公の腕をつかんで、買わないでと小声で訴えるロゼ。いやいや、さっきまで関わりたくないって怯えていた相手よ!?なのに損をするのが分かっているから、黙って見ていられない‥星乃らしい(笑)。しかも大公からすれば、なぜ初対面の女性に購入を止められなきゃいけないのか、さっぱり分からないはず。ロゼの必死さと大公の余裕、その差がたまらないのよ。

ただ、ロゼが止めたいのは買い物だけじゃなく、知っている未来そのものなのかもしれない。自分の人生を変えようとしているのに、また小説の筋書きに引き寄せられていく。大公の腕をつかんだあの瞬間、ロゼ自身も気づいていなかった新しい運命が、もう動き始めている気がしてならないわ。

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4話|ドアナの優越感をロゼは見抜いて笑う

未来の伯爵夫人を目指すドアナ、まさかの侍女扱いにプルプル。ロゼ、笑顔で刺すの上手すぎる!

オークションで「体をかけて偽物だと誓います!」って、ロゼ、ちょっと待って!そこは命をかけるところじゃないの!? アルテウムを止めたい一心なのは分かるけど、言い間違いが強烈すぎるのよ。本人もすぐに気づいて慌てているし、私はハラハラしていたのに笑ってしまったわ。しかもアルテウム、人妻には興味がないと言いつつ、ロゼの本気はちゃんと受け取っているのよね。この二人、初対面から印象が濃すぎるって!

さらに気になるのが、アルテウムの想い。幼い頃のロゼを思い出して、セビアト伯爵夫人にそっくりだとつぶやくの。昔のロゼとの間に何があったのかしら。泣いていた顔まで覚えているなんて、アルテウムの記憶にロゼが残っているのは間違いなさそう。今後の関係がどう動くのか、ちょっと楽しみになってきたわ。

一方、ロゼの護衛騎士セルンは、主人が夢で見たという話を信じていいのか困惑気味。そりゃそうよね、宝石が偽物だと分かった理由が夢って、説明としてはなかなか難しいもの。でもロゼには小説の知識があるからこそ見抜けたわけで、本当のことを話せないのも厄介だわ。

そして、今回いちばん腹が立つのがドアナ!エリックから贈られたイヤリングを見せびらかしながら、新しい恋人は完璧だの、運命的な出会いだっただの、もうご機嫌なのよ。いやいや、その相手、友達の夫なんですけど‥。しかもロゼが夫婦関係に悩んでいると知りながら、自分の恋愛を自慢して、夫婦関係は女次第だから大丈夫なんて言っちゃう。どの口が言うのよ!以前のドアナ(勝美)の表情を、ロゼが優越感だったのだと理解する場面も苦いわ。信じていた自分まで情けなくなるなんて、ロゼだって傷ついているのよね。

ところが、舞踏会の招待状が届いた途端、ドアナの目がキラッ!自分も行きたいと食いつく姿に、ロゼは貴族しか入れない場所だと説明し、侍女として参加する方法を提案するわけよ。これがまた絶妙なのよ。ロゼは一応、相手を思いやるような顔をしているけれど、ドアナにとっては未来の伯爵夫人を侍女扱いされるなんて屈辱そのもの。案の定、プライドが大暴れ!ロゼ、あなたのその笑顔、絶対ただの親切じゃないわよね?ドアナがどんな顔でこの提案を受け止めるのか?!

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5話|ロゼがエリックの書斎で秘密を知る

小説では接点のなかった二人の関係が動き始めていて、ロゼの新しい未来に期待しちゃう。

ドアナがロゼのティアラを頭に乗せて、私がつけたほうがきれいだなんて得意げになっているのを見て、いや、えっバカなの?って、あなたの持ち物じゃないでしょうよ!って思わずツッコミ。しかもドレスまで借りようとしているし、ロゼの夫との関係を持ち出して優位に立とうとするし、欲しいものには遠慮がないのよね。ロゼが大切にしているものを見つけるたびに、自分のほうが上だと確かめたくなるのかしら。

でも、ロゼも黙ってやられているだけじゃないのがいいのよ。ティアラを貸せない理由を、エリックが最初で最後に選んでくれた贈り物だからと説明する姿は、少し切ないけれど、ドアナの欲を刺激するための作戦でもあるのよね。本当に欲しいものを差し出すのではなく、相手がもっと欲しがるように仕向ける。ロゼ、なかなか考えているじゃない。ところが、そんな女同士のやり取りがかすんでしまうほど、とんでもない秘密が出てきたわ。エリックの書斎に散らばった書類を拾っていたロゼが、大公の処刑計画を見つけてしまうのよ。しかも、先代の皇帝に続いて、その息子まで陥れようとしているなんて。大公の評判を落とし、処刑に反対する人が出ないようにする計画だなんて、もう単なる揉め事どころじゃないでしょう!

ロゼがすぐに大公へ知らせようと考えながらも、自分の身に危険が及ぶ可能性を心配するのも無理はないわ。真実を知ったからといって、簡単に動ける立場じゃないもの。しかもエリックが突然書斎に入ってきて、書類を見たのかと問い詰める姿には緊張したわ…。ロゼが必死に平静を装う姿に、お願いだから気づかないで!とハラハラものよ。

そんな大事件のあとに、エリックが誕生日の旅行へ誘ってくるのも妙な話よね。ロゼは当然のように断るし、理由はアルテウム大公のパーティー。自分の誕生日を祝ってくれるはずの妻が別の予定を優先したうえ、招待状まで本人宛てに届いていると知ったエリックの驚きったら(笑)。今まで自分を中心に回っていたと思っていた妻が、もう自分の思いどおりにはならないわけで‥。その変化を目の前にしたエリックがどう出るのか気になるし、危険な秘密を抱えてしまったロゼのことも心配でたまらないわ。ドアナへの仕返しだけじゃなく、大公をめぐる運命まで変えようとしているロゼを、今度こそ応援したくなるのよ。

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🔙 1話~完結まで|6~10話 🔜

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