『上流社会』の【81話~85話】の記録です。単なるストーリーの要約にとどまらず、画面の向こうに感情移入して心が震えた名場面を中心に感想を綴っています。
今回、数あるエピソードの中でも特に印象に残ったのは、親友だと思っていたクラリッサにアデルが裏切られた73話。人の心の醜さと毒気に触れて、胸が締め付けられた‥。

ここから先は展開のぶっちゃけ解説が始まります!先を知りたくない方は、ここでストップしてくださいね。
81話:感想・考察|🔥宴を地獄へと変えたチェーザレの執着

鬼畜!?祝福の場を灰にするチェーザレに戦慄。アデルとエズラの婚約披露という晴れの舞台を、あろうことか火を放って台無しにするなんて。自分の独占欲を満たすためだけに平然と周囲を焼き払うその狂気、怒りというより恐怖で全身が凍りついた。
アデルとエズラの婚約披露の場は、祝福の空気に包まれていた。しかし、チェーザレが突然現れ、婚約の無効を宣言する。困惑する貴族たちを尻目に、彼はためらいなく会場に火を放ち、場を地獄へと変えた。混乱に乗じてアデルを強引に連れ出したチェーザレは、エルギに彼女を幽閉するよう命じる。愛する人と結ばれるはずだったアデルは、理由を問うも、チェーザレは彼女が他の男と幸せになる姿に耐えられなかったと冷酷に告げるだけだった。突然の裏切りに動揺するエズラに対し、アデルは潔白を主張するが、周囲は彼女を疑い、二人の間には拭えない溝が刻まれていく。
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81話、チェーザレの行動、もはや理解を超えた暴挙でしかないけれど、同時に強烈な執着を感じて背筋が寒くなった。あそこまで派手に、公の場で、しかも火まで使ってすべてを台無しにするなんて。世間体や周囲の目なんて一切気にしていないのが伝わってきて、彼の心の中にあるアデルへの歪んだ独占欲がどれだけ深いものなのか、怖すぎて言葉を失う。ただの嫉妬という言葉じゃ片付けられない、アデルという存在を自分の手で壊してでも手中に収めたいという、狂気じみた情熱を感じた。アデルからすれば、これ以上ないほど悪夢のような光景だったはず。大切に準備してきた時間が一瞬で灰になっていく様を、どういう気持ちで見つめていたんだろう。
そして何より、エズラの疑いが本当に悲しい。あんな修羅場で、まさか一番近くにいるはずの人から「共犯じゃないのか」なんて疑われるなんて。アデルの心の痛みは計り知れない。エズラは後で冷静さを取り戻そうとしていたけれど、一度芽生えた疑惑の種は、そう簡単には消えないものだと思う。チェーザレの狙いはまさにそこにあったんじゃないかな。二人を物理的に引き離すだけじゃなくて、精神的にも断絶させて、アデルを誰にも頼れない孤独な状態に追い込む。その計画があまりに狡猾で、胸が苦しくなった。
アデルを無理やり連れ去る時のチェーザレの目は、本当に「獲物を追い詰めた獣」だった。お兄様という呼び方を禁止したのも、ただのアデルに愛してもらいたいという意思表示のように見えて、切ない。チェーザレは今、周りのことなんて全部捨てて、アデルという存在にだけ没頭しようとしている。その破滅的な姿勢が、今後どんな未来を招くのか想像すると、恐ろしさで震える。ただ、アデルがこれからこの地獄からどうやって心を繋ぎ止めていくのか、彼女の意志の強さに少しだけ希望を託したい。あんなに酷い仕打ちを受けても、まだエズラを信じようとしている姿が、あまりにも尊くて泣けてくる。
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🚨きっとチェーザレは、アデルが自分以外の誰かに向ける愛のすべてを許せず、手段を選ばない破壊によって、彼女を自分の閉ざされた世界に引きずり込み、精神的に支配しようとしたんだろうな。
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82話:感想・考察|⚖️クラリッサによる暴かれたアデルの正体

チェーザレの傲慢さと無自覚に激怒。エルギに慰められているアデルを見て、嫉妬に狂いながらも自分の言葉で傷つけるチェーザレ。アデルを所有物扱いし、何もかもを「自分のやり方」で解決しようとするあの支配的な態度に、説明が足らん
六千エーカーもの公園を焼き払うという暴挙に出たチェーザレに対し、世間では非難の声が渦巻いていた。そんな中、アデルのかつての友人クラリッサが新聞社を前に、彼女の正体が「ブオナパルテ家の令嬢」ではなく、貧民街出身の靴磨き「アデル・ヴィヴィ」であることを暴露する。婚約式が破綻し、炎の中でチェーザレに詰め寄ったあの日以来、アデルは憔悴しきっていた。チェーザレは自分の所業を正当化し、アデルに以前と変わらぬ生活を強いるが、アデルの心には彼に対する不信と絶望が深く刻まれている。そんな緊迫した状況の中、クラリッサがアデルとの面会を求めてくる。
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82話は、もう容赦なく胸が痛む。チェーザレという男は、どうしてこうも自分の感情を整理できないんだろう。アデルを想う気持ちが強すぎるあまり、相手を傷つけて、自分も追い詰められていく。自分のした炎上騒ぎがどれほど世間を敵に回しているのか、新聞の批判記事を突きつけられても、結局は自分の手腕でどうにかなると思っている慢心。彼がジジに対して見せる余裕のない姿が、彼が実は一番臆病だということを物語っている気がして、少しだけ哀れにも感じたわ。
一方で、エルギとアデルの距離感に、チェーザレが嫉妬する姿は本当にピリピリしていたね。アデルが眠れずに過ごしていた夜、エルギがそばにいたというだけで、あんなに攻撃的になるなんて、本当に醜い独占欲。でも、エルギがアデルを見る目は‥もう主従関係を超えてるような‥。アデルが「私を殺すの?」と尋ねる姿、あれはただの質問じゃなくて、この関係そのものへの絶望の吐露だよね。「道具としてまた使われるまで待てばいいのか」というアデルの言葉に、チェーザレは愕然としていたけれど、彼は自分がアデルに何を強いてきたのか、本当に理解できていないんだと思う。相手の意志を削ぎ落としてきた結果が、今のアデルの冷めた眼差しなんだよ。
さらにここでクラリッサという火種が持ち込まれる。ただでさえ泥沼なのに、過去の秘密まで暴露されて、アデルはどこまで追いつめられるんだろう。チェーザレの「エズラを忘れろ」という言葉が、逆にアデルの中でエズラの存在を際立たせていることに、彼自身が気づいていないのが皮肉でしかない。愛してるからこそ縛り付けて、その結果、愛を殺していることに気づかないチェーザレの脆さが、今後の物語をどう変えていくのか。クラリッサの登場で、平和な(と言っても歪んでいるけれど)時間は完全に終わりを告げたよね。アデルがこれからどんな地獄を見るのか、怖くて仕方ない。
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🚨きっとチェーザレは、アデルを自分の完璧な所有物として囲い込んで守りたかったんだろうけれど、その愛情の押し付けがアデルにとっては牢獄でしかなく、彼女が愛を失ったのは自分自身の独善的な行動のせいだったと、気づかされる時が来るんだと思うぞ。
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83話:感想・考察|🐍クラリッサの友情の裏に潜んでいたドス黒い憎悪

悪魔!?全てを壊すクラリッサの狂気に激怒。アデルが積み上げてきた努力を「吐き気がする」と見下し、彼女を陥れるために全てを仕組んでいた事実。笑顔の裏に隠された殺意の深さに怒りが込み上げる。アデルをどん底に突き落とそうとするその執念が恐ろしい。
アデルと再会したクラリッサは、きらびやかな衣装を纏い、まるで別人のように振る舞っていた。アデルは、ジジからの警告でクラリッサとの関係に警戒を強めるものの、かつての友情を信じようと彼女に歩み寄る。しかし、アデルが謝罪を口にした瞬間、クラリッサは冷酷な笑みを浮かべて豹変した。彼女は、アデルが女であることをリークしたのは自分だと告白し、幼い頃から抱き続けていた深い憎悪と劣等感をあらわにする。すべてはアデルをどん底に突き落とすための罠だった。その毒牙はアデルだけでなく、彼女の周囲をも巻き込み、偽りの関係という劇薬となって周囲に広がっていく。
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83話 、本当に、言葉を失うとはこのことだ‥と感じたわ。クラリッサのあんなにも満面の笑みが、これほどまでに恐ろしく感じられるなんて。アデルがどれだけ誠実に、かつての友情を大切にしようと謝ったか、それに対してあの高笑いと嘲笑。鳥肌が立つというより、心臓を直接握りつぶされるような感覚になった。長年ずっと、アデルの横で微笑みながら、心の中では「早く落ちぶれろ」と祈っていたなんて、どれほど歪んだ精神なんだろう。同じゴミ溜めのような場所から這い上がろうとしていたはずなのに、努力するアデルを認めるどころか、自分と同じ場所に引きずり下ろしたくてたまらなかったという本音が、あまりに汚らわしくて吐き気がする。
そして何より、あの言葉。「私のほうが上だ」と誇示したいがために、アデルの苦労を全部泥の中に叩きつける姿には、怒りを通り越して悲しくなった。アデルがどれだけ夜も寝ずに勉強して、必死に生き抜いてきたか、それを全部無駄にするためにあの暴露劇を仕組んだんだよね。本当に残酷すぎる。自分の境遇を嘆くあまり、他人を呪うことでしか自分を保てないなんて、クラリッサという人間が一番哀れで、一番醜い。
場所が変わってデラ・ヴァレ家での反応も、本当に冷え切っていて見ていて胃が痛くなる。誰もがアデルを信じず、ただの駒や見世物として扱っている感じが強くて、本当に救いがない。エズラだけが、ただ淡々と怒りの表情を見せているのが、まだ何かを考えているようで、恐ろしい。あんなニヤッとした悪意に気づいて、これからどう動くのか。クラリッサは「鈍感なアデル」を笑っているけれど、この悪意の連鎖が逆に自分の首を絞めることになるとも知らずに、どこまでいけるんだろう。アデルが壊れそうで、でも彼女ならきっとこの悪意の嵐を潜り抜けてくれると信じたい。でも、あまりに一人で背負うものが多すぎて、見ていて涙が止まらない。
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🚨きっとクラリッサは、自分だけが這い上がれない惨めさをアデルに投影して憎んでいたんだろうけれど、その憎悪の矛先をアデルに向けることでしか、自分の空っぽな人生のプライドを保てなかったんだろうな。
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84話:感想・考察|🥀アデルの絶望、全てを失い断罪の地へ戻る 🆕

アデルの正体が剥がれ落ちる恐怖。「もうブオナパルテではない」という痛烈な自覚。エズラに突きつけられた冷酷な現実と、かつて愛を誓い合った相手から向けられる「嫌悪」に、胸がえぐられるようで見ていて泣けてきた。
婚約破棄という名の地獄を突きつけられたアデル。チェーザレからの5000万ゴールドという途方もない要求を前に、彼女は家を出ることも許されず、ただその場所に留まるよう命じられる。自分の立場がもはやブオナパルテ家の令嬢ではないことを悟ったアデルは、すべての元凶であるデラヴァレ家を訪ねる。かつて愛を語り合ったエズラと再会するも、そこには変わり果てた彼の姿があった。アデルの出自に対する疑念を晴らすため、エズラは以前耳にした卑劣な噂を口にし、彼女の身体的な特徴を確認しようと腕を掴む。崩壊する関係の中で、アデルは逃げ場のない窮地に立たされる。
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84話、本当に胃がキリキリと痛くなるような展開だった。今までアデルが積み上げてきた関係が、まるで砂の城みたいに音を立てて崩れていく様子がリアルすぎて、見ていられない。エズラが完全に壊れてしまっているのが一番辛い。以前はあんなに優しくて、アデルのためなら何でもするっていう顔をしていたのに、「ギモーラ出身」と知った途端、あの目は何?「嫌悪」という言葉がこれほど似合うほど、彼は今、アデルに対して心の底からの拒絶を抱いているんだよね。自分を騙していた女が、実は高貴な血筋ですらなかったと知って、自分のプライドまで傷つけられたって感じているんだろうか。
特にあの、身体的な特徴を確かめようとする姿は、本当に生理的な嫌悪感があった。あんな下品な噂を持ち出して、アデルを公衆の面前で晒し者にするような真似をするなんて、怒りの沸点を超えて狂気に染まっているとしか思えない。エズラの中にあるアデルへの未練が、全部歪んだ執着と憎悪に変わっちゃっているのが、見ていて苦しい。アデルの方も、自分のせいでこうなったことは重々承知しているからこそ、反論もできずにただ呆然と立ち尽くしている。自分が何者であるかすら否定され、かつての婚約者にこんな扱いをされるなんて、地獄という言葉では足りないくらいの屈辱だと思う。
あと、チェーザレのあの不気味な余裕もすごく怖い。わざとアデルを放置して、彼女が自分一人で解決しようと動くのを見越しているみたいに。5000万ゴールドなんてアデルには到底払えるはずがないのに、意味不明な要求を突きつけて、さらに「下の階の男」のところにいろなんて言う‥そばに置きたいだけ?彼はアデルを愛しているのか‥。全てがアデルを追い詰めるためのプロットの一部みたいで、本当に逃げ場がない。アデルがこれからどうやってこの「出自の証明」という最大の危機を切り抜けるのか、全く予想がつかない。ここまでどん底まで突き落とされて、見ていられなかった。
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🚨きっとアデルは、愛されていた記憶すら汚されてしまった今の状況に絶望しつつも、最後の一線として自分が「アデライデ・ブオナパルテ」として生きた証を貫くために、エズラの狂気的な執着と対峙し続けるしかなかったんだろう。
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85話:感想・考察|🌧️雨中の決別、アデルが見つけたエズラの真実

エズラの身勝手な論理に、怒りで震えが止まらない! 「ギモラは役割を果たすべき」なんて、よくもまあそこまで傲慢になれるものだ。自分の保身と利益のために婚約を利用しておきながら、被害者面するなんて言語道断だよ!
エズラは、アデルがギモラの血を引いていると疑い、彼女を激しく問い詰める。身分や階級を絶対視するエズラは、貴族と平民の結婚を断固として否定し、自身の婚約さえも利益のための打算であったことを自供する。アデルは、エズラがかつて見せた冷酷さや、兄チェーザレに対する敵意が、自らの不安定な立場に対するコンプレックスから来ていたことを確信する。すべてを否定されたアデルに対し、エズラは二度と会うことはないだろうと冷酷に告げて去る。一人雨の中に残されたアデルの前に、チェーザレが現れる。
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85話、「ようやく終わった」という安堵と、これから始まるだろうさらなる絶望への予感で胸がいっぱいになった。エズラという男の、底なしの救いようのなさが改めて浮き彫りになった回だった。自分は「高貴な存在」だと信じて疑わない彼が、実は自分の地位を守ることに必死なだけの、一番卑小な人間だったという皮肉。アデルがその本質を全部見抜いて、「被害者なんていない」と切り捨てる姿は、この物語の中でも屈指の名場面だと思う。
特に、エズラがチェーザレに対して抱いていた異常な敵意の正体が「自分自身の不安定さ」だったと判明した瞬間、彼の薄っぺらさが完全に露呈した気がする。アデルを「利用価値があるもの」として見ていた彼が、彼女が自分よりも格下(ギモラの血という秘密の重みも含めて)かもしれないと悟った瞬間の動揺といったら。あんなに醜い態度を取れるのは、彼が何よりも「身分」という鎧でしか自分を定義できないからなんだよね。
雨の中でアデルが歌を歌いながら歩き出す姿、本当に心に刺さった。すべてを失い、誰からも理解されない絶望の淵に立たされているはずなのに、彼女はどこか自由に見える。エズラのくだらない論理から解き放たれて、ようやく自分の本当の道を見つけようとしているのかもしれない。それとも、絶望のあまりコントロールできなくなっている感じも見えて、辛かったな。
そして最後のチェーザレの登場。彼がこの状況で何を思い、何をするのか、全く読めないのが一番怖い。アデルとチェーザレの再会は、物語を大きく動かす起爆剤になりそう。エズラがいなくなって静かになったはずの場所に、嵐の予感が満ちている。これからの展開、痛いほど楽しみで仕方ないね!
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🚨きっとアデルは、エズラという卑劣な男を鏡に映すことで、自分の中にあった迷いを完全に消し去り、雨に打たれながら絶望を飲み込むことで、ようやく自分だけの本当の人生へと歩み出す覚悟を決めたんだろうね。
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