ふふふっ、アデルをめぐるエズラとチェーザレの温度差が面白すぎる! アデル本人はいたって真面目に社交の場へ馴染もうとしているのに、周りの男たちが勝手にザワザワしていくんですよ。エズラは最初こそ誤解から入ったのに、気づけば読書会を口実に会いに来る始末。しかも服装まで気にしてきたって、もうそれ普通に気になってるやつじゃない? 一方のチェーザレは、アデルとエズラが親しげにしているだけで露骨に不機嫌。そして何より好きなのが、アデルが社交界でただ愛想よく振る舞うだけじゃないところ。ギモーラについて好き勝手言われれば、自分の考えをちゃんと言葉にする。これにはエズラが惹かれるのも分かるし、チェーザレが気にしてしまうのも分かる。アデル、静かにしていても存在感が強いわ!
41話|アドルへ到着、ステローネリゾートで社交シーズンを過ごす
美しい海岸で始まった社交シーズン。令嬢たちの探りにも余裕で対応するアデルだったけど、ルクレチアが見せた笑顔の裏側が怖すぎる!
え、ちょっと待って…どういうこと!?アドルに着いて「わあ、きれいな場所ね」なんて思っていたのに、社交シーズン開始と同時にアデルへのチェックが始まってるじゃないの。しかも令嬢たち、笑顔で質問してるけど内容が完全に探りなのよ。乗馬はできるのか、フォルナティエで苦労したんじゃないか、チェーザレとの関係はどうなのか。はいはい、みんな気になって仕方ないんですね。
でもアデル、ここで全然崩れないのが強い。乗馬についても変に取り繕わず、「馬と仲良くなれない」と認めたうえで、乗れない人の苦労を考えるきっかけになったから公共政策につなげるって、返しがまさかの方向すぎる。普通なら「え、嫌味言われてる?」って内心ザワザワするところなのに、話を政策まで持っていくんかい。しかもチェーザレとも話しているとさらっと出して、指輪まで見せる。強い。静かだけどちゃんと「私はここにいる人間ですよ」と存在を示してるわ。
さらに宝石の話になった瞬間もすごい。自分が買ったブルーダイヤモンドすら曖昧って、令嬢たちからしたら「え???」でしょうね。こっちはこっちで、アデルの金銭感覚どうなってるのよと思うけど、本人は必要な分だけと言って終わる。そりゃ場も静まるわ。
そしてルクレチアが助け船を出してくれたと思ったら、二人きりになった瞬間に空気が変わる。アデルの受け答えを褒めて、友人だから応援し合いたいと言うまでは普通に見えるのに、その直後に突き飛ばすって何なの!?笑顔との落差が怖いのよ。
しかもアデルが倒れて顔を上げた先にいたのが「あなたは‥」で終了。はい、ここで切る!?せっかく社交界でうまく立ち回れたと思ったのに、最後に一気に不穏な空気へ引きずり込まれた。ルクレチアが何を狙っているのかも、この男性が誰なのかも分からないまま終わるから、嫌な予感だけがしっかり残る。これは、絶対に何か起きるやつ。
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42話|チェーザレはアデルとエズラを見て苛立ちを隠せない
初め、あんなに険悪だったのに、エズラ、アデルを抱きかかえて送り届けて読書会のお誘いって何!?上から見てるチェーザレの顔まで想像できて笑ってしまう!
ほっ、いやもう、まずエズラが思っていたより話の通じる人で安心したわ。登場した瞬間は「余計なことを……」みたいな顔してるし、アデルも足を痛めてるのに強気だし、また一悶着始まるのかと思った。でもアデル、そこからの切り返しが強い強い。挨拶もしないで怪我を聞かれたことを指摘して、さらに「怪我人を放っておけ」と言われたら普通に「はい」って返すの、もう笑うしかない。
しかもエズラが「自分との結婚を望んでいるんだろう」と誤解していたのに対して、アデルが「自意識過剰ですね」と真正面から返すのが最高すぎる。いや、それ言う!?って思ったけど、アデルからしたら本当にその通りなのよね。自分は家族と一緒に来ただけなのに、勝手に政略結婚を狙っていると思われたら、そりゃバレても困るし訂正したくもなるわ。
さらに「私にふさわしい相手なんてフォルナティエにはいない」とまで言い切るアデル。強い。エズラも完全に想定外だったらしく、急に顔を赤くして「つまり私とは結婚しないということですか?」って確認してくるの、さっきまで険悪だった人とは思えない。そこからちゃんと自分の非礼を認めて謝るのも、なんだかんだ素直なのよね。
そして仲直りしたと思ったら、今度は文学で意気投合。カルヴィーノの話が通じた瞬間のエズラの嬉しそうな顔、わかりやすくて可愛い。アデルも必死に図書館へ通った甲斐があったじゃん。ここで読書という共通の趣味が出てくるのかなり嫌な予感がするくらい自然なんだけど!しかも読書会に誘って、お迎えまでしてくれるらしい。さっきまで誤解で揉めていた二人が、もう普通に次の約束をしてるんだから展開が早すぎるわよ。
そして、上から二人が楽しそうに笑っている姿を見ているチェーザレ。歯を食いしばって「腹黒い奴め……」って、いや待って!?誰のことを言ってるの!?エズラ、何も悪いことしてないよ!?むしろ謝ってアデルを送って読書会に誘っただけなんだけど!?この突然のチェーザレの不機嫌、何が始まるのか怖すぎるんだけど!
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43話|アデルはエズラとの婚姻を進めるため誘いを受ける
え、チェーザレ何その嫉妬丸出しの態度!エズラへの牽制が雑すぎるし、アデルには急に選択を委ねるし、最後は結局めちゃくちゃ気にしてるじゃん!
もう、アデルが足を痛めてエズラに支えられて帰ってくる姿、まず普通に心配になるのよ。本人は大丈夫そうにしてるけど、しばらく支えが必要って言われてるし、散歩してただけなのに何でこんな展開になるのよ!ってなる。しかも、その横でチェーザレが二人を見て明らかに機嫌悪くなってるのが、もう分かりやすすぎる。眉間のピキッピキッに全部書いてあるじゃん。
エズラはちゃんと事情を説明してるだけなのに、チェーザレの返しがいちいち刺々しいんだよね。特にエズラに対する余計な一言、いやいや何でそこで張り合うのよ!となった。エズラもさすがに怒るし、「私はあなたが嫌いです」とまで言ってしまうあたり、二人の会話だけ急に火花が散ってる。でもチェーザレは全然こたえてない。むしろ楽しそうなのが腹立つ!
一方のアデルは完全に置いてけぼりで気まずそうなのも面白い。エズラとは普通に話が弾んで、また会いたいと言われて嬉しそうなのに、チェーザレの前では婚姻を進めるための手段として冷静に判断してる。この切り替え、アデルもアデルでなかなかしたたかになってきたなと思う。
そしてチェーザレが「どの集まりに入るか自分で決めろ」と任せたのも意外だった。アデルは試されているのかと考えて、エズラの誘いを受けると答える。これ、本人としてはかなり真面目に答えてるのに、チェーザレの反応が妙に引っかかる。エズラとの会話が楽しかったと聞いた瞬間、また機嫌悪くなってるし。いや、あなたが選べって言ったんでしょうが!
そんな中で翌日、本当にエズラが来るのは嬉しい展開。しかも読書会は口実で、本当はアデルが心配で会いに来たって……これはアデルもびっくりするよね。昨日の出来事がエズラの中にもちゃんと残っていたわけで、二人の距離が自然に近づいているのが伝わってくる。チェーザレの不機嫌さはさておき、アデルにとっては新しい縁=計画が動き始めたね。ここからどんな関係になっていくのか、ちょっと楽しみになってきた!
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44話|楽しい読書会が貴族たちの一言で凍りつく
エズラ、普通にアデルのこと心配して会いに来てるじゃん!しかも服装まで気合い入れてるの可愛すぎる。これはもう好意ダダ漏れでは?
なにもう、エズラ普通にアデルのこと心配で会いに来てるじゃん! 読書会は口実でしたって、そんな真正面から言われたらアデルも目ぱちぱちするわ。しかも服装まで気を遣ってきたって自分から申告するの、なんなの。可愛いじゃないの。アデルに笑われてエズラも笑って、なんかもう空気が完全に柔らかいのよ。
しかも馬に乗りながらチェーザレのことを聞くエズラ。アデルが「素っ気ないけど本当は優しい」と説明するのも、もうすっかり兄のこと分かってきた感じがして微笑ましい。ところが「昨日、お兄様の部屋で手当てを受けた」と聞いた瞬間のエズラよ。そこ!? 「同じ部屋」に反応するんだ!? アデルもルクレチアの言葉を思い出して、兄妹揃って同じ方向に誤解してると察するのがじわじわくる。本人たちだけ妙に気まずいの、面白すぎる。
そして社交の場ではジュヌヴィエーヴにちゃんと声をかけるアデルがいい。名前まで覚えていて、「もうお友達ではありませんか」なんて言われたら、そりゃジュヌヴィエーヴも嬉しくてたまらないでしょうよ。読書会でもアデルは意外としっかり話せて、エズラも趣味が合うことを喜んでる。さらにアデルが困らないよう、さりげなく自分の話へ持っていくエズラまでいる。気が利くなあ。
だからこそ、貴族たちの発言がきつい。ギモーラについて「問題ばかり起こす場所」「なくして庭園にした方がいい」「まともな人間なら抜け出している」なんて、本人を目の前にしてよくそこまで言えるな!? アデルにとっては単なる評判の悪い地域じゃなく、自分が生きてきた場所なのに。さっきまで笑っていた読書会の空気が、その一言で急に遠くなる感じがする。しかも「そう思いませんか?」ってアデル本人に聞くのがまたしんどい。エズラとの距離は近づいているのに、アデルの過去を理解してくれるところまでは、まだ遠いんだな……というもどかしさが残る。
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45話|地獄のようなフォルナティエの社交の場
ギモーラを一括りにして努力不足と決めつける貴族たちに、アデルが生活するための余裕すらない人々の現実を突きつけた。静かだけどめちゃくちゃ強い!
え、アデル、強くない?最初は貴族たちがギモーラについて好き勝手しゃべっていて、またすごいこと言ってるな……くらいで見てたのに、だんだん内容が笑えなくなってくる。特に「まともな人間なら、とっくに抜け出してる」みたいな考え方、いやいやいや、そんな簡単な話じゃないでしょうよ。しかも貴族女性が、ギモーラの人たちを一括りにして遠くへ売る案まで出して、周囲も笑ってる。ここでアデルが黙ってワインを飲んでるのが逆に怖い。絶対これ、黙って終わる顔じゃないじゃん。
そして案の定、「同じことを他の人たちの前でも言えるのか」と返すアデル。出た!静かだけど刺さるやつ!オメルタを持ち出されても、「それとは関係ない話では?」と話を戻して、共和国の市民をどう扱うのかを真正面から問い直す。しかもアデルが言いたいのは「ギモーラに問題がない」ではなくて、そこに住んでいる人たち全員を同じ人間として扱っていいのかって話なんだよね。
さらに「努力すればいい」と言われたところで、アデルが生活そのものの話を持ち出すのが本当に重い。今日のパンすら買えない人と、研究に何十年も時間を使える人を同じ条件で比べて、「努力が足りない」で終わらせるのは違うだろ、と。これ、アデル自身がギモーラで生きてきたからこそ出てくる言葉なんだろうな。
なのによ「裕福な家庭に生まれてくればいい」で、うわぁ……となったところへエズラが助け舟。しかも大げさに場を荒らすんじゃなく、自然にアデルを連れ出してくれるのがいい。テラスでアデルの顔色を気遣って、考え方まで否定せず、「見直すなら貴族の贅沢から」と返すエズラ。なるほど、この人はちゃんと見てるんだ。
そしてアデルが笑って、エズラが顔を包む。いやなになに、急に恋愛方面の火力を上げてくるじゃん!ただ、この場面が甘いだけじゃなくて、アデルが過去を完全に置いてきたわけじゃないと分かるのが大きい。ギモーラへの言葉に反応したのは、そこに自分がいたから。新しい人生を手に入れても、過去まで消えるわけじゃない。だからこそエズラの「そのような顔をしないでください」が沁みる。今回、アデルが怒った理由も、エズラが寄り添った意味も、全部つながってくる。
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