うわぁ、アデル強すぎない!? 貴族だからこう考える、ではなく「私はこう思う」で話すアデルがまず気持ちいいし、それをチェーザレがちゃんと一人の人間として受け止めているのも良いんですよ。しかもチェーザレ、貴族も庶民も同じように扱うって言い切るくせに、アデルへの距離だけはどんどん近い! おい、そっちは平等じゃないだろ! とツッコミたくなるくらい、二人の空気が妙に甘いんです。そこへエズラまで求婚という大きな一手を出してくるから、アデルをめぐる男たちの温度差がすごい。さらにサロンでは、アデルが自分の価値観を曲げずに真正面から勝負へ入り、チェーザレまで参戦。カードをめぐる駆け引きも面白いのに、最後には二人きりで踊るなんて、もう何なの!? 強さと恋愛の両方でアデルから目が離せない濃さです。
51話|チェーザレの接近にエズラが求婚で対抗する
チェーザレが急に距離を詰めたと思ったらエズラが乱入!
「ちょっと待って、チェーザレ、急に何してるの!?」まず言いたいのはそれ。アデルと話しているときは、貴族の一般的な考え方に流されず、自分は庶民だからって見下したりしないと説明していて、しかも人権まで出してくるじゃない。え、思ってたよりちゃんとしてる……ってアデルと一緒に私まで感心しちゃったわ。
しかもチェーザレ本人は「自分以外は全員愚か者」くらいの勢いなのよね。貴族だろうが商人だろうが靴磨きだろうが、みんな等しく面倒な人間扱い。いや、それ公平っていうより、全員まとめて見下してるだけでは!?と思ったけど、アデルも笑っちゃってるし、なんだか二人の会話が妙に楽しそうなのよ。
そしてチェーザレが「あなたは私を公爵としてではなく、ただのあなたとして見ているんだな」と気づくところも面白い。アデル本人はそんな深い意味で考えてないのに、チェーザレはちゃっかり拾ってくる。さらに罰を与えると言いながらデコピンをしようとしたと思ったら……止めた。髪に触れた。顔を近づけた。いやいやいや、待って待って!デコピンどこ行ったのよ!距離感が急におかしいのよ!
アデルも「?」って顔をしてるし、本人だけ状況を理解していないのがまた危ない。そこへエズラ登場。タイミングが良すぎるというか、悪すぎるというか、完全に見てしまったわけね。しかもエズラ、ものすごい勢いでチェーザレに詰め寄るじゃない。普段の穏やかな雰囲気どこ行ったのよってくらい必死。それなのにアデルは「兄がそんなことするはずありません」と本気で庇ってしまう。まさかの天然防御よ。エズラからしたら「いや、見たんですけど!?」でしょうに。チェーザレも横で笑ってるし、もうこの三人の温度差がすごい。
そして最後ですよ。エズラがチェーザレに「兄として妹の幸せを願うなら」と確認したうえで、片膝をついて懐中時計を差し出す。「結婚してほしい」
はい、出たーー!ここで求婚!?しかもチェーザレが距離を詰めた直後に!? エズラ、静かに見えて実はかなり直球じゃないの。アデルのためなら一歩も引かない感じがたまらないし、チェーザレがどんな顔をするのかまで含めて、次が気になりすぎる。アデル、あなた今ものすごい愛され方してるわよ……!
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52話|エズラがアデルに求婚を告げる
ジノーブル夫人が彼女の信念を試す賭けを提案。これ、絶対ただのお遊びじゃないわよね。
エズラが片膝をついて懐中時計を差し出す姿、はい、好きです。これは好き。しかもアデルの手にキスして「正式に求婚する」と宣言して、そのまま立ち去るのよ。ちょっと待って、去り際までスマートすぎない?アデルも時計を見てチェーザレをちらっと見るんだけど、ここで「お兄様の計画、もう成功していますよ」みたいな顔をするのがまた面白い。恋愛イベントなのに、アデルの頭の中が妙に冷静なのよね。
ところが一週間後、アデルは外出禁止に近い状態。チェーザレ、計画がうまく進んでるからって、まさかの行動制限ですか。本人からしたら「こんなに頑張ったのに褒められるどころか出歩けないんだけど?」という話で、そりゃアデルも納得いかないわ。しかも「愛は困難を乗り越えるほど燃える」とか考えてるチェーザレ、恋愛を何だと思ってるのかしら。実験じゃないのよ。
そんなアデルがようやく参加したサロンで、待ってましたと言わんばかりにラヴェンナとの話題を出される。しかも「田舎育ちだから分からないのでは?」みたいな方向へ持っていくの、なかなか攻めるわね。でもアデルは引かない。人を身分で扱うことについて、自分の考えをはっきり口にする。この子、本当に変なところで肝が据わってるのよ。
さらにジノーブル夫人から「あなたは貴族なのだから、それらしく振る舞いなさい」と釘を刺されても、アデルは笑顔のまま「母のようにフォルナティエを離れるつもりはありません。兄が私を溺愛している」と返す。いや、その返しは強い。強いし、ルクレチアのグラスが落ちるのも分かる。音まで聞こえてきそうなくらい動揺してるじゃないの。
そして最後はジノーブル夫人が、ギモーラへの思いを証明するための賭けを提案。勝った側のお金をギモーラのために使うという、一見すると立派な話なんだけど、社交界の皆さんがアデルをただ応援するために用意したとは到底思えないのよね。アデル、また面倒そうな舞台に上げられちゃったわ。でも自分の考えを隠さなかった以上、もう逃げる気もないんだろうなと思うと、何を言い出すのか楽しみで仕方ないのよ。
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53話|チェーザレ、アデルの大勝負を目撃する
ジジが手紙やアデルの話を見つけるたび、余計なところまで察して慌てるのが面白い。
チェーザレがジノーブル・サロンの扉を蹴破った瞬間、何が起きたのかと思ったわよ。ジジから「アデルが身ぐるみをはがされそうだ」なんて聞かされたら、そりゃ急いで飛んでくるでしょうよ。ところが本人を探してみれば、アデルは普通にカードを持って座ってる。泣いてもいないし、慌ててもいない。いつものアデルそのもの。チェーザレも「どういうこと?」って顔になるわよね。私もなったわ。
そもそも今回、チェーザレがジジに探させていた物件が、アデルが一人で暮らせる安全で広い屋敷だったのが気になるのよ。しかも「本人と交渉してから」と言ってる。え、ちょっと待って。これってアデルがブオナパルテ家から離れて暮らすための準備じゃないの?チェーザレ、何も言わずにそこまで手配してたの?普段あんなに素っ気ないのに、こういうところだけ妙に抜け目がないのよ。
そのうえジジはデルラ・ヴァッレ家から届いた求婚の手紙を見つけて、エズラの名前を出した瞬間にチェーザレの空気が変わるし、もう忙しいったらない。さらにアデルの様子がおかしいと報告するか迷った末、チェーザレ本人から「報告しろ」と言われて、結局全部しゃべる。ジジ、絶対余計なことに首を突っ込んでる自覚あるでしょ。でも今回ばかりは知らせて正解だったわ。
だって蓋を開けてみれば、アデルが賭けていたのは最初の百金貨どころじゃない。自分の名前で造られた船だけじゃなく、ブオナパルテ家から約束されている年金まで賭けているっていうじゃない。三十年分、しかも総額は何百万金貨。……アデルさん?いったい何をしてるのよ。チェーザレが目の前で固まるのも当然よ。
しかもアデルは、そんな大変な状況なのにチェーザレをちらっと見るだけ。その表情がまた何とも言えなくて、二人の間にある温度差が苦しいのよ。チェーザレは彼女の暮らしを考えて動いていたのに、本人は本人で、とんでもない勝負に踏み込んでいる。心配して駆けつけた相手が、実は自分の想像を軽々飛び越える場所にいたなんて、チェーザレも言葉を失うしかないわよね。
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54話|チェーザレが勝負に加わりジノーブル夫人を追い詰めていく
ところが勝負の裏では、アデルがとんでもない策を仕込んでいた!
アデルが賭けているのが自分の年金だけじゃなく、船まで含めた大金だと知った瞬間のチェーザレ、顔つき変わったなあ!しかも「これ、前にアデルから届いた手紙に書いてあったやつじゃん」と気づくのが早い。そこでジノーブル夫人に向かって、社交界へ来たばかりの女性に何をしてるんだとズバッと言っちゃう。いや、普段アデルに対して小言ばっかりなのに、こういう時だけ兄として出てくるのズルいのよ!
当然ジノーブル夫人は契約を盾にして引く気なし。ところがチェーザレが「じゃあ自分も参加する」と言い出すから、えっ、カードで勝負するの!?ってなる。本人もカード運が悪い自覚はあるし、アデルから「お兄様、カード弱いんだから私にお金だけ渡せば?」くらいの勢いで言われてるの笑う。兄妹なのに遠慮がないのよ。
しかもアデルは「参加するなら私の言う通りに」とチェーザレへ指示。チェーザレが暑そうに上着を脱いだり、酒を頼んだりして周囲の視線を集め始めると、貴族女性たちが一斉に反応。ちょっと待って、カード勝負の作戦なのに急にチェーザレ鑑賞会みたいになってるんだけど! でも本人はちゃんとアデルの狙いを理解して動いてる。この息ぴったり感、なんだかんだ繋がってるのよね。
そしてアデルがカードを切る姿から、ギモーラ時代の記憶へ。クラリッサに技術を教えていたくらいだから、そりゃ素人じゃない。むしろ「ギモーラの人間を相手に何してるの?」くらいの話だった。ジノーブル夫人が自分の勝ちを確信していたところへ、チェーザレの手元にはまさかの強い組み合わせ。大金がかかった勝負で形勢がひっくり返り、夫人が完全に動揺する。
最後にアデルが「いい身分も服もあるんだから、それで満足して。知らないことに首を突っ込まないで」と釘を刺すのも強い。怒鳴るわけじゃないのに、積み重ねてきたものがある人の言葉って感じでズシッとくる。アデル、ただ守られるだけのお嬢様じゃないのよね。チェーザレが前に出て、アデルが裏で手を回して、二人で相手の思惑をひっくり返す。この兄妹、敵に回したら本当に面倒くさいわ。
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55話|アデルとチェーザレが踊り始める深夜のダンス
チェーザレ‥勝てたのが嬉しいだけ? それともアデルと踊れるのが嬉しいの?
あははっ、チェーザレめちゃくちゃ喜んでるんだけど!カードで勝っただけで、こんなに嬉しそうな顔する人だったの?しかも屋敷に着くなり「今日は祝うぞ」って裏庭を貸し切りにする勢い。いやもう、少年みたいで可愛いじゃないの。アデルがちょっと手を貸しただけなのに、本人にとってはよっぽど嬉しい勝利だったのね。
馬車の中では、アデルのカードさばきを見て本気で驚いているし、どこで覚えたのかまで気にしている。そこでクラリッサの名前が出た瞬間、アデルがすぐ彼女の無事を確認するのも、やっぱり優しいなと思った。自分のことで周囲まで巻き込みたくない気持ちがあるのよね。そんなアデルを見ていると、強がっているようで実は人とのつながりをすごく大事にしているのが伝わってくるのよね。
そしてジノーブル夫人との一件を振り返って、「貴族って別にそんな大したものじゃない」と感じ始めるアデルも印象的だった。自分だけが社交界に馴染めないのかと思っていたのに、いざ蓋を開けてみれば、立場が違っても欲に目がくらんだり判断を誤ったりする。アデルの中にあった貴族への距離感が、少しずつ変わっていくのが面白い。
屋敷の宴も楽しかったなあ。ジジのカクテルは不評なのに本人だけ堂々としてるし、エポナと執事まで踊り始めるし、みんなすっかり浮かれてる。ところが一人ずつ寝に行き始めた途端、チェーザレがアデルだけを引き留めるのよ。はい、来た。しかも「自分にはアデルがちょうどいい」みたいな理由をさらっと出してくる。そんなこと言われたら、そりゃアデルも固まるわよ。
二人で踊り始めて、チェーザレがアデルをじっと見つめる姿では、さっきまでの宴の明るさがすっと消える感じがした。チェーザレ自身も、目の前にいるアデルが本当に現実なのか確かめたくなるほど大切に感じているように見えて、なんだか胸がきゅっとなる。アデルも戸惑いながら腕を回しているし、もう二人とも距離感どうなってるのよ。最後のチェーザレの表情まで見たら、もう放っておけないくらい愛おしい二人なのよ。
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