『上流社会』の【51話~55話】の記録です。単なるストーリーの要約にとどまらず、画面の向こうに感情移入して心が震えた名場面を中心に感想を綴っています。

ここから先は展開のぶっちゃけ解説が始まります!先を知りたくない方は、ここでストップしてくださいね。
51話:感想・考察|🕰️場違いなプロポーズでアデルを追い詰める

エズラの唐突なプロポーズに。この緊迫した状況で、いきなり跪いて懐中時計を差し出し結婚を迫るなんて、空気が読めなさすぎて呆れた。アデルを所有物か何かと勘違いしているような、なんとも言い難い態度が‥
身分を超えた対話の中で、周囲の貴族を愚弄しながらも意外な公正さを見せるチェーザレに、アデルは驚きと同時に親近感を抱き始めていた。そんな二人の距離が急速に縮まる瞬間、居合わせたエズラが激昂して割って入る。チェーザレがアデルにキスしようとしたと詰め寄るエズラに対し、アデルは機転を利かせて「兄妹だから」と冷静にかわしてみせる。しかし、怒りが収まらないエズラは、そのままチェーザレの前でアデルにプロポーズするという暴挙に出る。突然の公開求婚に、その場は静まり返り、三人の関係が大きく動き出そうとしていた。
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51話、チェーザレの言動が、相変わらず掴めなさすぎてゾクゾクする。エズラ相手に「自分以外の貴族は皆イカレている」と笑い飛ばす余裕、あれこそが彼の真骨頂なんだろうね。アデルの頭の中では、彼を「公爵様」ではなく「あなた」と呼んでいると見抜いた瞬間、心臓が止まるかと思った。普通なら激怒されるところを、デコピンのふりをして髪を触るなんて、なんて危うい駆け引きをするんだろう‥チェーザレ様。エズラじゃなくても誤解するし、あの距離感で平然と「まつ毛を取ろうとしただけ」と言い切れるアデルの強心臓っぷりには、少しだけ笑ってしまった。本当にお似合いの二人かもしれない。
それに引き換え、エズラの小物感が凄まじくて直視できない。アデルとチェーザレの間に割って入って、あんな無様な姿を晒してまで独占欲を見せつけるなんて、本当に器が小さい。しかもあのタイミングでプロポーズ?自分の誠意を証明したいのかもしれないけれど、結局は自分のプライドを守るためにアデルを利用しているようにしか見えないよ。アデルが一番求めているものを理解せずに、一方的な感情を押し付けてくる姿が痛々しい。チェーザレがわざとらしく笑っているのも、エズラの焦燥を全部お見通しで面白がっているようにしか見えなくて、二人の格の差をまざまざと見せつけられた気がする。
今回の展開を見ていて、アデルが本当の意味で誰の側にいたいのか、少しだけ透けて見えた気がした。エズラの差し出した懐中時計は、アデルにとって幸せの象徴ではなく、ただの窮屈な足かせにしか見えないんじゃないかな。チェーザレという得体の知れない存在に惹かれつつも、自分の立場を必死に守ろうとするアデルの姿が、いじらしくて切ない。物語が急加速して、もう元には戻れないところまで来てしまったんだと思う。チェーザレはこの後、どんな風にこのプロポーズを嘲笑うのか、あるいは本気で邪魔をしに行くのか。泥沼化する四角関係の先が気になりすぎて、次の展開を待つのが本当に辛い。
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🚨きっとエズラは、チェーザレに対しての対抗心と、自分のものにしたいという焦りだけでプロポーズに踏み切ったんだろうけれど、アデルは単なる契約なんだろうな。
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52話:感想・考察|👗貴族社会の歪みに突きつけた、アデルの一言

ジノーブル夫人の卑劣な賭けに激怒。アデルの誠実さを逆手に取り、公衆の面前で追い詰めようとする夫人の底意地の悪さに、怒りで震えが止まらない。アデルがどれだけ賢くても、この老獪な悪女の罠にかかるなんて。どうか無事でいてと祈るしかない。
エズラの力強い求婚によって事態は急変し、チェーザレの思惑通りアデルの周囲は動き出す。しかし、アデルを待ち受けていたのは外出禁止という名の拘束だった。一週間後、ようやく社交界の集まりへの参加を許されたアデルは、権力者であるジノーブル夫人が主催するサロンへ向かう。そこで彼女は、過去に意見が対立したラヴェンナや、不穏な動きを見せるルクレチアと対峙する。貴族たちの冷ややかな嘲笑を一身に浴びながらも、アデルは自らの信念を曲げずに奴隷売買を否定。そんなアデルを面白がったジノーブル夫人は、彼女の「誠実さ」を試すため、公の場での危険な賭けを提案する。
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52話は、アデルという女性の背骨の太さに圧倒される回だった。あんなにも冷え切った冷酷な貴族たちの集まりで、たった一人で自分を通すなんて、どれほどの覚悟がいることか。特に、ラヴェンナに「母親と同じ失敗をするのではないか」と追い詰められた時、むしろ「兄が溺愛しているから絶対にここには留まる」と言い切ったあの笑顔。あれ、絶対に兄に対する愛なんかじゃなくて、自分を縛り付けているこの腐った場所に、最後まで噛み付いてやるっていう宣戦布告だよね。ルクレチアがグラスを落とした時の、あのひきつった表情が全てを物語っている。アデルは、この地獄みたいな場所で生き残るための武器を、一つずつ手に入れているんだ。
でも、それ以上にジノーブル夫人の動きが本当に気持ち悪い。アデルが真実を語れば語るほど、それを逆手に取って「じゃあ証明してみせろ」と賭けを持ち出すなんて、悪魔の所業でしょ。奴隷の問題なんて、本来なら貴族たちが率先して解決すべきことなのに、それをアデル一人の肩に負わせて、負ければ彼女の尊厳も立場も全部奪うつもりだ。アデルの誠実さを、あえて一番残酷な形で踏みにじろうとするあのニヤリとした顔が頭から離れない。
それにしても、ルクレチア。この状況で何を考えているのか本当に読めない。アデルの正体に気づきながら、あえて場をかき乱すような提案をしたのはなぜ? 彼女もまた、この貴族社会の中で何かを奪い合っている一人のサバイバーなんだと思うと、憐れみすら感じる。アデルとルクレチア、そしてジノーブル夫人。女同士の、ドロドロとした駆け引きが今、一番危険な領域に突入した感じ。アデルがこれからどんな手を使ってこの賭けを乗り切るのか、それとも、この場そのものを爆破してやろうとしているのか。これからの展開、怖すぎるけど目が離せない。アデル、どうか負けないで。
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🚨きっとアデルは、ジノーブル夫人の卑劣な罠を逆手に取って、貴族たちが一番見たくない真実を暴き出し、この賭けを自らの勝利に変えてみせるつもりなんだろう。
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53話:感想・考察|🃏全ての財産を机に置いて微笑むアデルの賭け

部屋の扉を蹴り破るちぇに驚愕。アデルが危機だと聞いて社交場の扉を豪快に蹴り破ったチェーザレに痺れた。普段は冷静な男が形振り構わず駆けつける姿に、彼女への隠しきれない愛着と独占欲が見えて、あまりの熱量に胸が熱くなった。
アデルとジノーブル夫人の間で、高額な金貨を賭けた札遊びが始まろうとしていた。一方、執務室で仕事に没頭していたチェーザレは、部下のジジから他家からの求婚の手紙や、アデルのための邸宅の準備について報告を受ける。その最中、アデルが社交場で身ぐるみを剥がされそうになっているという緊急の知らせが飛び込む。血相を変えたチェーザレは現場の扉を蹴り破って乱入するが、当のアデルは涙一つ見せず平然としていた。そこに居合わせた女から、アデルが自身の船だけでなく、チェーザレの家から約束されていた三十年分の金まで全てを賭けて勝負に出ていることを告げられ、チェーザレは驚愕する。
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53話は、最初から最後まで胸のざわつきが止まらなかった。チェーザレは一体何がしたいんだろう。机の上であでるのための新しい家を準備させているかと思えば、別の家からの求婚の手紙を足で踏みつけているし、そのくせ彼女をのための船まで用意させているなんて、独占欲と歪んだ愛着が混ざり合っていて本当に恐ろしい男だと思う。彼女を自分の支配下に置いたいのか、それとも手放したいのか、そばに置きたいのか、見ていて本当にやきもきする。
そんな歪んだ関係性の中で、部下のジジからアデルが身ぐるみを剥がされそうだなんて報告を聞いた瞬間のチェーザレの慌てぶりが最高だった。いつも冷静なくせに、あの豪華な部屋の扉を勢いよく蹴り破って入ってくるなんて、完全に我を忘れているじゃないか。周りの女たちが悲鳴を上げている中で、必死にアデルの姿を探す視線が生々しくて、彼にとって彼女がどれだけ大きな存在なのかが嫌でも伝わってきた。
でも、本当に凄かったのはそこからのアデルの態度。チェーザレが焦って駆けつけたというのに、泣くどころかいつも通りの涼しい顔をして札を握っている彼女の姿に痺れた。周りの割り込んできた女が勝ち誇ったように、アデルが船や将来の金を全て賭けているって騒ぎ立てる姿、本当に心臓がバクバクした。三十年分の金貨を全てつぎ込むなんて、普通の精神状態では絶対にできない。アデルはきっと、チェーザレから与えられる未来なんて最初から求めていなくて、自分の力でこの歪んだ関係の主導権を握ろうとしている。あのチェーザレが最後に見せた驚愕の表情が、二人の立場が逆転していく瞬間を表しているようで、鳥肌が止まらない。これからの泥沼の勝負がどうなるのか、怖くもあり楽しみで仕方がない。
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🚨きっとアデルは、チェーザレの用意したに金に、未来なんて従うつもりなんて毛頭なくて、自分の全てを賭けてでもあの夫人の想定を大きく超えてやろうと不敵に笑っていたんだろう。
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54話:感想・考察|🏆完全なる勝利、アデルの過去が掴み取った栄光

無敵を気取る夫人を完膚なきまでに叩き潰す姿に大興奮。イカサマで甘い汁を吸い続けてきたジノーブル夫人が、アデルとチェーザレの連携に動揺し、パニックになる瞬間が最高に痛快!長年積み上げてきた慢心が崩れ去り、正体を暴かれるザマを見届け、思わず拳を握って叫んだ。
社交界のサロンで、アデルが自分自身の権利を賭け金にして大規模なギャンブルを仕掛ける。チェーザレは妹の無謀な行動に呆れつつも、事態を収拾するためにあえて対戦相手のジノーブル夫人の懐に飛び込み、場を荒らす役割を買って出る。夫人は自身のイカサマで絶対に勝てると確信していたが、アデルは過酷なギモーラ時代に磨き上げたカード技術を遺憾なく発揮する。チェーザレが周囲の目を引きつけ、アデルが仕掛けた完璧な連携によって夫人のイカサマは完全に見破られ、1億ゴールドを超える巨額の賭け金と共に彼女のプライドは無残に打ち砕かれるのだった。
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54話、本当にスカッとした!アデルがこれまでの貴族社会での鬱憤を、あのカード一枚で全部吹き飛ばしたような感じがして最高に気持ちいい。ジノーブル夫人のあの余裕ぶった顔が、自分たちの手が揃っているのに負けたと悟った瞬間に引きつっていく過程が、もう最高のご馳走だった。チェーザレがシャツのボタンを外して周りを魅了している間に、アデルが淡々とカードを捌くあのチームプレー、本当に信頼関係がないとできない芸当だよね。
でも、一番しびれたのはやっぱりギモーラでの過去かな。クラリッサと一緒に必死になって練習していたギモーラの時代。あの時の泥臭い努力が、今の華やかなサロンで活きているなんて、アデルの人生の厚みが感じられて胸が熱くなった。貴族として生まれた人たちには、絶対に真似できない「生きるための技術」が、アデルにはあるんだよね。夫人が持っているのは小手先のイカサマだけ。それに対してアデルが持っているのは、何があっても生き抜いてやるっていう強固な意志だ。
「満足していればいいのに」というアデルの冷めた視線が、夫人の脆さを全部見抜いているようで本当にクールだった。あれだけ贅沢をして、身分もあって、それなのにまだ足りないとばかりに他人の金を奪おうとするなんて、本当に醜い。アデルは、そんな愚かな人間たちを一段高い場所から見下ろしている感じがして、すごく頼もしい。チェーザレだって、妹に文句を言いつつも、結局はアデルの指示通りに動いて、あの不敵な笑みを浮かべる。二人の間にある「悪の華」みたいな絆が見えて、ゾクゾクしっぱなしだった。
この回で、アデルはもう社交界の単なるお嬢様じゃないっていうのが完全に証明されたと思う。夫人のイカサマを暴いた後のあのドヤ顔、一生忘れない。次はどうやって夫人の息の根を止めていくのか、楽しみで仕方がない。アデル、本当に強くてかっこいい!
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🚨きっとアデルは、ギモーラという修羅場で培った「誰にも負けない技術」と、兄であるチェーザレとの絶妙な連携によって、傲慢な貴族たちが足元にも及ばない圧倒的な実力差を見せつけ、自分の居場所を勝ち取ったんだろう。
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55話:感想・考察|🌙深夜のダンス、支配欲が剥き出しになる距離

アデルを押し倒す執着心に。ダンスの後に髪に触れ、そのままアデルを強引に押し倒すチェーザレの瞳に狂気を見た。これはただの兄弟の戯れじゃない。相手を完全に自分の支配下に置こうとする、底知れない歪んだ情欲を感じて背筋が凍った。
チェーザレとアデルは、巧みなカードのすり替えによってジノーブル夫人から莫大な金を巻き上げ、まんまと勝利を収めた。チェーザレは初めての勝利に歓喜し、帰宅するなり盛大なパーティーを開催する。使用人たちが酔い潰れていく中、チェーザレは疲労するアデルを逃がさず、二人きりのダンスを強要した。夜明けが迫るなか、チェーザレは踊りながらアデルを絶賛し、やがてその熱っぽい眼差しは狂気を帯びていく。ついには、チェーザレはアデルを強引に抱きしめ、逃げ場のない場所へと押し倒してしまう。
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55話、チェーザレがアデルを賭けの相棒として、そしてただの「おもちゃ」として完全に値踏みしているのが伝わってきて、本当に気分が悪かった。アデルに何でも願いを叶えてやると甘い言葉を囁きながら、その実、深夜まで拘束してダンスを強要するなんて、どれだけ自己中心的なの。パーティーで酔っ払った使用人たちの騒ぎも、結局はチェーザレの気分一つで操られている滑稽な光景にしか見えなくて、この屋敷の異常さが際立っていた。アデルが冷静に「もう夜明けよ」と諭しているのに、それを無視して踊り続けるチェーザレの姿は、獲物を逃したくない獣そのものだよ。アデルの心が欲しいんだよね、きっと。
ダンスの最中のチェーザレの言動が、あまりにも不気味でゾッとした。「完璧な身長」だとか、アデルの顔や胸元を品定めするように見つめる視線に、肉親としての情なんて微塵もない。というか、そもそもこの二人の関係性は、とっくの昔に崩壊しているんだと思う。アデルを「妹」として見ているふりをしながら、心の中では自分の思い通りに動いてほしいと願っている。あんなに楽しそうに笑いながら、いきなり表情を変えて押し倒すなんて、情緒が不安定すぎて恐怖しかない。
アデルも、かつて世話になった人の安否を気遣いながらも、結局はチェーザレという怪物から逃れられない立ち位置にいるのが切なすぎる。金に目がくらんだ貴族なんてチョロいものだ、と嘲笑っているはずのアデル自身が、実はチェーザレという最も凶悪な「賭け」に巻き込まれていることに、彼女はどこまで自覚しているんだろう。最後の押し倒す姿、あれはもう同意なんて言葉が入り込む余地のない、完全な所有欲の露呈だよ。この後、チェーザレがどんな顔でアデルを追い詰めていくのか想像するだけで、空気が重くなるような嫌な緊張感が続いていて、本当に胸が痛い。
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🚨きっとチェーザレは、アデルが自分に勝てないことを理解していて、彼女の才能すらも自分の手元に置くための最高の道具として、歪んだ愛着を抱きながら所有欲を満たそうとしているんだろう。
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