『上流社会』の【56話~60話】の記録です。単なるストーリーの要約にとどまらず、画面の向こうに感情移入して心が震えた名場面を中心に感想を綴っています。

ここから先は展開のぶっちゃけ解説が始まります!先を知りたくない方は、ここでストップしてくださいね。
56話:感想・考察|🏠究極の二択で試されるアデルの選択

チェーザレの唐突すぎる提案に絶叫。突然呼び出されたと思ったら、数多の屋敷の図面を広げて「これと引き換えに抱かせろ」だなんて、あまりにも傲慢で身勝手な取引に怒りを通り越して恐怖を感じた。やり方が本当に卑劣。
チェーザレからの接触を拒絶してしまったアデルは、頭の中に響く謎の声と、自身の不可解な反応に混乱し、深い自己嫌悪に陥る。一方のチェーザレも、アデルに対する自身の理性を失った欲望に苛まれ、もはや隠しきれない情欲を自覚し苦悩していた。周囲から批判を浴びる行動をとりながらも、チェーザレはアデルへの執着を止められない。彼はジジを下がらせ、アデルを二人きりの部屋へ呼び出す。エズラからの正式な婚姻の申し込みという口実を用意した上で、チェーザレはアデルを追い詰めるように、提示した財産と引き換えに自分と関係を持つよう、残酷な選択を突きつける。
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56話、心臓がバクバクした。あの押し倒そうとした瞬間のアデルの拒絶。アデルの中にいる謎の声も不気味だけれど、それ以上にチェーザレがベッドで目覚めてから自分の情欲を認めてしまうまでの心の揺れが、どうしようもなく生々しくて引き込まれた。自分の体がコントロールできていないと自覚した時のあの表情。ただのプライドが高い男が、ひとりの女に心を奪われて醜く足掻いている姿が、どこか哀れですらある。アデルのことが心配だなんて理屈をつけて、実は自分の独占欲を満たしたいだけだったという事実に気づいた時のあの焦り。本当にゾクゾクした。
そして最後の場面。あんなに余裕ぶっていた男が、最後には屋敷という巨大な富を並べて、アデルに体を売るかのような取引を持ちかけるなんて。本当に最悪だし、信じられないほど性根が腐っているのに、どうしてこうも目が離せないんだろう。アデルのことを想っているようで、その実、自分自身の欲望を満足させるために、アデルの心を踏みにじろうとしているようにしか見えない。アデルにとっては、エズラという外の光と、チェーザレという内なる闇の天秤にかけられているようなものだよね。この男の支配欲は本当に重い。愛という言葉で自分を正当化しながら、どんどんアデルの自由を奪っていく様子が、見ていて本当に苦しかった。
チェーザレの中で、アデルへの執着が「愛」から「独占」に変わる境界線を越えてしまったのが明確に分かった気がする。もう戻れない。このままいったら、アデルの心はどんどん壊されてしまうのに、チェーザレは自分の欲望を満たすことしか頭にない。アデルがこの後どんな顔をして、どんな答えを出すのか。どちらを選んでも地獄のような展開しか見えなくて、怖い‥。この歪んだ関係性が、これからどうやって破綻していくのか、それとももっと深く絡み合っていくのか。息をのむような展開に、狂気すら感じたわ。
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🚨きっとチェーザレは、アデルを自分の腕の中に閉じ込め、誰にも触れさせたくないという独占欲に負け、彼女の心を壊してでも手に入れようとする、救いようのない脆さを抱えていたんだと思う。
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57話:感想・考察|⛓️尊厳を捨ててまで欲する歪んだチェーザレの狂愛

チェーザレの傲慢すぎる要求に戦慄。「地位の低い女」と侮辱しながら、婚姻前の数回だけ弄ばせろと吐き捨てたチェーザレ。アデルを所有物か何かだと勘違いしているその傲慢な神経に、怒りで呼吸が荒くなるほど胸が締め付けられた。
家門の力を誇示し、アデルに結婚前の関係を迫るチェーザレ。彼はアデルをかつての貧しい身分になぞらえて蔑み、金で彼女の身を買い取ろうと試みる。プライドを削るような屈辱的な提案に対し、アデルは動じるどころか、むしろ相手の必死さを見抜いて強気の要求を突きつけた。もっと価値のあるものを差し出せ、さもなくば跪けと告げるアデル。彼女の挑発を予想外の形で受け入れたチェーザレは、あろうことかその場で膝をつき、アデルの靴を脱がせ、足にキスを落とす。ゲームは予想を超えた領域へと踏み込み、二人の主従のような歪な関係は、抗いようのない熱を帯びていく。
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57話、心臓がドクンとした。アデル、あんな男相手にどこまで肝が据わっているの。チェーザレのあの「俺の金で買えないものはない」っていう、傲慢そのものの態度には本当に吐き気がする。自分の欲望のために他人の人生を駒のように動かそうとするなんて、本当に救いようがない。でも、アデルがその家のチラシを放り投げて、さらに価値のあるものを要求した瞬間、ゾクッとするような鳥肌が立った。自分の立場も何もかも捨てて、ただチェーザレの欲望の深さを逆手に取って操ろうとするその度胸、あんな状況で笑えるなんて、アデルは一体どれだけの地獄を見てきたんだろう。
それにしてもチェーザレの執着が恐ろしすぎる。「どうして俺とキスしてくれないんだ」っていう心の声が、もう完全に理性を失っていることを物語っているよね。彼にとってアデルは、ただの綺麗な獲物以上の存在になり始めている。それなのに、口から出るのは「靴磨きの女」なんていう汚い言葉ばかり。自分の気持ちを素直に認めることすらできない、本当に不器用で歪んだ男だと思う。最後のあの跪く姿なんて、もう見ていられなかった。アデルの足にキスをして、ガーターの留め金を外す時のあの余裕のある態度。完全にアデルを手のひらで転がそうとする、あの底知れない悪意と執着に背筋が凍った。
チェーザレはアデルを追い詰めているようで、実は自分自身がアデルという泥沼にどっぷりと浸かっていることに気づいていない。アデルもまた、強気でいながら心の中では激しく動揺していて、そのギリギリの攻防がたまらなく生々しい。ただの欲望のぶつかり合いじゃなくて、お互いのプライドと尊厳をかけた、血の滲むような駆け引きになっている。こんなの、どっちかが壊れるまで終わるはずがないよね。チェーザレのこの歪んだ情熱が、これからアデルをどんなふうに塗りつぶしていくのか、楽しみなような、取り返しのつかないことが起きそうで恐ろしいような、本当にぐちゃぐちゃな気分。
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🚨きっとチェーザレは、アデルを自分の力で征服したいという歪んだ欲求に支配されていて、アデルはそんな彼の必死さを見抜くことで、あえて危険な遊びに乗るしか道がないほど、二人の距離は修復不能なほど深く絡み合ってしまったんだろう。
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58話:感想・考察|🩸獲物を逃がさない歪んだチェーザレの愛と支配

エズラの不器用な優しさに号泣。乱れた姿のアデルを見て、何も聞かずに上着をかけて守ろうとするエズラ。自分の無力さを悔やみ、ここから連れ出すと決意した彼の覚悟に胸が締め付けられた。
チェーザレの執拗で屈辱的な行為に耐えかねたアデルは、部屋を飛び出し、あてもなく彷徨う。乱れた姿で涙を流すアデルを見つけたエズラは、事態を悟り激しい動揺と憤りを覚える。チェーザレがアデルを蔑んでいると信じていたエズラは、自分のプロポーズがかえって彼女を追い詰めたのだと自責の念に駆られる。このままアデルをこの冷酷な場所へ置いていくことはできないと確信したエズラは、彼女の尊厳を守るため、その場で共に逃げ出すことを提案する。
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58話、ズシンとずっと重かった。チェーザレ、本当に最低。アデルを自分のものだと信じて疑わないあの態度、見ていて寒気がする。靴を放り投げて、足にキスをして……あれはアデルを一個人としてではなく、自分の所有物、それも都合のいい人形のように扱っている証拠だよね。拒絶されても「もっと手に入れたいのか」なんて勘違いして笑える神経が理解できない。アデルが部屋を飛び出して、「帰らなきゃ」って自分に言い聞かせていたあの精神状態、もう壊れる寸前だったと思う。自分には帰る場所なんてないって突きつけられるのは、あまりにも残酷すぎる。
そんな時に現れたエズラの登場が、本当に光みたいに見えた。乱れた服に素足、ストッキングが片方ないという異様な姿を見ても、エズラはあえて深掘りせず、ただ自分の上着をかけて隠してあげる。あの瞬間の配慮、本当に紳士らしくて泣けてくる。エズラ自身も、自分のプロポーズが逆にアデルを危険に晒したんじゃないかって、必死に自分を責めているのが切ない。「僕のせいだ」って言って拳を握りしめる姿に、アデルへの愛情を感じた。
チェーザレは力と恐怖でアデルを支配しようとしているけれど、エズラはアデルの心を救おうとしている。逃げよう、なんて、今のこの状況でアデルにとっては一番聞きたかった言葉だったんじゃないかな。チェーザレという狂犬の庭から連れ出そうとするエズラの選択は、あまりにも無謀で危険だけど、それでもアデルを一人にはできないという強さが伝わってきて震えた。アデルは今、チェーザレへの恐怖と、エズラへの信頼の間で完全に揺らいでいるはず。ここでエズラの手を取るのか、それとも別の運命が待っているのか‥。もう、お願いだからアデルを自由にしてあげてほしい。
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🚨きっとエズラは、アデルが傷つけられている現実に耐えられず、名誉や今後の立場をすべて投げ打ってでも、彼女をこの地獄から救い出したいと本気で思っているんだろう。
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59話:感想・考察|💍決まる婚約、逃げられないアデルの運命

兄とエズラのあまりの強引さに。アデルの気持ちを無視して、チェーザレの印が押された婚約書を突きつけられるなんて。エズラが殴られてまで手に入れた許可だと知り、逃げ場が完全に塞がれた閉塞感と恐怖で呼吸が止まりそうになった。
エズラの勧めでデラ・ヴァレ家の別邸に滞在することになったアデル。心休まるはずの場所だったが、彼女を待っていたのは冷徹な現実だった。兄チェーザレの許可を取り付け、エズラが手に入れた婚約書の印を目にしたアデルは、自分が完全に逃げ場を失ったことを悟る。さらに、当主であるルカとの対面で、自身の意思に関係なく結婚の準備が進められていることを突きつけられる。エズラを「任せたい」という当主の言葉は、アデルにとって何の慈悲もなく、ただ彼女を家という名の檻の中に閉じ込めるための宣告にしか聞こえなかった。
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59話、胸が締め付けられるような、本当に息の詰まる展開だった。エズラはアデルを思ってやっているつもりかもしれないけれど、結局やっていることはチェーザレと何も変わらない。殴られてまで許可を得るなんて、それは愛情じゃなくて執着以外の何物でもないでしょ。アデルが一番求めているはずの「自由」を、一番遠ざけるような方法で奪っていくエズラの無神経さに、正直寒気がした。ルカ当主の「平和で幸せな未来を望んでいる」という言葉も、聞こえはいいけれど、結局は自分の息子のために他家の娘を確保したいという打算が透けて見えていて、本当に大人たちの理屈だけで世界が回っているのが苦しい。
アデルがベッドで目が覚めた時の、あの何とも言えない無機質な空気感。エポナが淡々と準備を進める様子が、まるで死刑囚の身支度を見ているみたいで胸がえぐられた。特にあの婚約書!兄の印が押されているのを見た時のアデルの絶望は、どれほどだったんだろう。これまで兄の言いなりになって生きてきて、やっと一息つけると思った場所で、結局同じ地獄の入り口に立たされるなんて、あんまりじゃないか。
当主の前で「気にしない」と答えるしかないアデルの、あの弱々しい姿が頭から離れない。自分の意思なんて最初から数えられていない、道具として扱われる悲しさ。エズラという男が、どんなに高潔で良い人間だとしても、アデルにとっては「自分を檻に閉じ込める側の人間」でしかない。ルクレチアが裏で社交界の噂を操りながら、舞踏会の準備を浮かれた顔で進めているのも対照的で、アデルの孤独がよりいっそう際立っている気がする。この先、この美しい屋敷でアデルは一体何を糧に息をしていけばいいんだろう。幸せになるための結婚じゃなくて、ただ終わりのない役割を演じさせられるだけの未来が、アデルの繊細な心をじわじわとすり減らしていくのが見えて、本当に切ない。
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🚨きっとアデルは、自分の意志がどこにも反映されない無力な状況に、かつてないほどの絶望と諦めを感じていて、これからの生活が一生続く閉塞感に窒息しそうになっていたんだろう。
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60話:感想・考察|🎭チェーザレの影が忍び寄る舞踏会

アデルの覚悟に胸が締め付けられる。自分の意思ではなく、政略と引き換えにエズラと夫婦になることを決めたアデル。海の声が「やめろ」と叫ぶ中、無理やり自分を納得させて笑う姿が痛々しくて、どうしようもなく苦しくなった。幸せになれるはずがない。
家同士の契約のためにエズラと結婚することを決めたアデル。エズラは、アデルを侮辱したチェーザレを殴ってまで彼女を守ろうとする真っ直ぐな人物だった。アデルはそんな彼に少しずつ情を感じつつも、心の中では愛のない関係を受け入れようと自分に言い聞かせる。一方、アデルの結婚を知ったチェーザレは、激しい怒りと不穏な独占欲を隠しきれずにいた。周囲の挑発に乗せられ、チェーザレは招待状を手に舞踏会へと向かう。アデルを巡る男たちの歪んだ執着が、静かに舞踏会の幕を開けようとしていた。
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60話、息が詰まるような展開だった。アデルが庭園で一人自問自答している姿、まるで自分の人生を売りに出す商品のように考えているのが切なすぎる。エズラは本当にいい人だと思う。アデルをバカにしたチェーザレに対して、殴りかかるほどの熱量があるなんて。でも、その誠実さや「良い夫になる」という約束さえも、今のままではアデルを縛り付ける鎖にしかならない気がしてならない。彼女が自分に言い聞かせる言葉の端々に、諦めと「もうどうにでもなれ」という投げやりな空気が漂っていて、見ていてすごく胸が痛い。海の声が「やめろ」って警告しているのに、それに背いてまで突き進む姿が、破滅へのカウントダウンみたいで怖くてたまらない。
そして、チェーザレのあの態度は何なの。ただの嫉妬でしょ。あからさまに不機嫌で、周囲を震え上がらせている姿は滑稽ですらあるけれど、同時にその異常な執着がすごく危険な匂いを放っている。グイドに「アデルが心配じゃないのか」って挑発されて、その言葉を盾にして舞踏会に乗り込む理由を正当化している姿に、虫酸が走る。彼にとってアデルは守るべき対象じゃなくて、自分の傍に置いておきたいだけなんだろうね。ルクレチアも出てくるなんて、舞踏会がどんな地獄絵図になるのか想像するだけで心臓がバクバクする。
エズラは彼なりにアデルを大切にしようとしている。でも、そんな二人をあざ笑うかのように、チェーザレという嵐が会場を荒らしに来るんだ。アデルがせっかく手に入れようとしている平穏な生活が、一瞬で踏み荒らされる光景が目に浮かぶ。エズラがアデルを全力で守りきれるのか、それともチェーザレの歪んだ愛情に全て飲み込まれてしまうのか。感情のアップダウンが激しすぎて、本当に心臓に悪い回だった。アデル、お願いだから自分の心に正直になってほしいけれど、そうもいかない今の状況がもどかしくて、でも目が離せない。
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🚨きっとアデルは、自分の幸せを完全に諦めることで家族や周囲の期待に応えようとしているんだろうけれど、チェーザレという存在が、彼女のささやかな平穏さえも許さないほど激しく揺さぶりをかけてきている。
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