いやはや、チェーザレくん、とうとう隠す気なくなってません!?アデルへの執着というか、もう「欲しい」が顔にも行動にも出ちゃってるんですよ。しかもアデルはアデルで、チェーザレに惹かれている自分と、エズラならどうだったのかという気持ちの間で揺れている。こっちはもう心の置き場所がない! チェーザレが強い言葉と行動でアデルを揺さぶるなら、エズラは静かな優しさで包んでくる。この二人、方向性が違いすぎる! さらにデラ・ヴァレ家までアデルを受け入れ、結婚の話が一気に現実味を帯びてくるから、アデルの迷いもどんどん重くなる。そこへ結婚の知らせを聞いたチェーザレまで不機嫌になるんだから、もう舞踏会が平和に終わる未来が見えないわ!
56話|アデルへ思わぬ提案をする
チェーザレ、アデルの気持ちを確かめるようにエズラの名前を出すのはずるいわよ。
ええええ~チェーザレがアデルの髪に触れて、じっと見つめて、そのまま距離を縮めていくじゃない。何してるのよと思った瞬間、アデルが突然押し返すから、こっちまで「えっ、どうしたの!?」ってなるわよ。
どうやらアデルには、またあの謎の声が聞こえたみたいなのよね。しかも今回はかなりはっきり聞こえたらしくて、アデル自身も動揺してる。チェーザレからすれば、急に拒まれたように感じるわけだから、そりゃ気になるわよね。それでもアデルは、その声のことを話したら自分がおかしいと思われるかもしれないと考えて黙ってしまうのね‥。
ところが、そんな状況なのにアデルが考え始めたのが「自分はエズラだったら同じように受け入れていたのか」ということなのよ。いや、そこなのよ! そこで迷わず答えが出るのが大きいわ。アデルは自分の気持ちをちゃんと分かってるじゃない。誰でもいいわけじゃなくて、チェーザレだから揺れてる。これはもう本人も認めるしかないところまで来てるわね。
そしてチェーザレも大変よ。翌朝になってもアデルのことが頭から離れない。自分でも感情が抑えられなくなっていることを自覚して、とうとうアデルに強く惹かれていると認めるのよ。あれだけ平然としていた人が、内心では完全に振り回されてるじゃない。しかも自分で認めた瞬間に「この問題を解決しなければ」と考えるのがチェーザレらしいのよね。恋心を問題案件として処理しようとするなって話なのよ。そのあとアデルを呼び出して、エズラから正式な申し出が届いたと伝えるところまでは普通なのよ。アデルもお礼を言って、チェーザレも淡々としている。ところが「本当に話したかったのは別のことだ」と言いながら、いくつもの屋敷を並べ始める。
え、何? 何を始めるの?ってなるじゃない。そして出てきた提案が、とんでもない方向なのよ。チェーザレは自分の気持ちを認めたうえで、アデルとの関係をどうするか考えた結果、こんな方法を選んだのね。いやいやいや、待って。恋愛感情を認めた結果がそれなの!? と、思わずツッコミたくなるわ。
アデルもエズラから正式な申し出を受けたばかりなのに、今度はチェーザレからこんな話を持ちかけられるんだから、心の整理が追いつかないでしょうね。しかも謎の声まで気になるまま。気持ちの問題が一気に重なってきて、アデルがどう受け止めるのか心配になってきたわ。
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57話|その程度じゃ私、動きません!跪いて応じるチェーザレ
アデルがチェーザレの思惑を察して、ただ流されるどころか自分から交渉を始めたのが痛快すぎる!
屋敷のパンフレットを何枚も並べるチェーザレを見て、まず思った。いや待って、いきなり何を始めてるのよ!アデルを振り向かせるために、住む場所まで用意しようとしてるじゃない。しかも希望の地域や価格帯まで聞いて、交渉もする気満々。ここまでやるのに本人は余裕の顔をしてるから、余計に笑ってしまうのよね。
ところがアデルが「私はエズラと結婚するはずだった」と返した瞬間、空気が変わる。チェーザレはエズラに事情を悟られないようにすればいいと考えて、アデルを自分の誘いに乗せようとする。しかも前夜の行動について聞かれると、まさかのあっさり認める。えっ、そこは誤魔化さないの!?と思ったけど、むしろチェーザレ自身もアデルへの気持ちを持て余してる感じがして、なんとも複雑なのよ。
でもアデル、ここで全然押されない。屋敷を放り投げるようにして「そんなものでは足りない」と条件を上げるのよ。強い!めちゃくちゃ強い!自分を買うつもりなら、もっと価値のあるものを出してみなさいという態度で、チェーザレ相手に堂々と交渉開始。今までのアデルなら戸惑ってしまいそうなのに、今回は完全に主導権を取りにいってるじゃない。
さらにチェーザレが「金額も分からないくせに」と余裕を見せると、アデルは「そんなに私が欲しいなら、もっと努力すれば?」と返す。いや、煽るなあ!しかも最後に「跪いてみたら」と言われて、チェーザレが本当に跪くんだから、もう何なのこの二人!アデルもまさか本当にやるとは思っていなかったのか、顔を赤くして震えてるし、さっきまでの強気はどこへ行ったのよ。
チェーザレもチェーザレで、アデルに振り回されながらも絶対に引かない。二人とも相手を試しているようで、実は自分のほうが先に動揺してるのが面白すぎる。しかも最後のチェーザレの行動で、アデルの余裕まで一気に吹っ飛んだ感じ。強気で攻めたアデル、まさか自分がこんなに慌てるとは思わなかったでしょうね。どうなるのよ、これ……!
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58話|アデルへエズラが逃避行を持ちかける
アデルが「戻らなきゃ」と何度も自分に言い聞かせるものの、戻る場所なんてないと気づいてしまう場面が切ないわ。
は!?ちょっと待ってチェーザレ!アデルが明らかに戸惑ってるのに、ぐいぐい距離を詰めすぎなのよ!自分が膝をついてまで想いを示して、「どうしたら満足してくれる?」って迫るんだけど、アデルからしたら気持ちの整理なんて全然できてないわけで。いやもう、こっちまで息苦しくなるってば!
アデルはついにチェーザレを押しのけて、その場から逃げてしまう。チェーザレは一瞬ぽかんとしたあと、頭を抱えているんだけど、いやいや今そこで反省して!って思っちゃった。アデルにとっては恋愛どころじゃないくらい心が追い詰められているのに、チェーザレとの温度差があまりにも大きいのよ。
そして走りながらアデルが何度も「戻らなきゃ」と自分に言い聞かせるのが、もう苦しい。戻りたい場所があるというより、目の前の状況から離れたい気持ちが先に出てるのよね。しかも自分で「どこへ戻るの?」と問い返してしまう。そこで言葉に詰まる感じが切なすぎる。自分の居場所が分からなくなってるじゃないの……。
そんなアデルを見つけたのがエズラ。しかも泣いていることに気づいて、乱れた様子を見た瞬間に何かあったと察する。ここで「何があったの?」と無理やり聞かないのが本当に大きいのよ。アデルが「何でもない」と言えば、それ以上踏み込まずに上着をかけてくれる。ああ、こういう気遣いなのよ……!さらにエズラは、自分が送った求婚の申し出がチェーザレを刺激したのではないかと、自分のせいだと悔やむ。いや、そこまで背負わなくていいのに。でもアデルを一人で置いておけないという気持ちは本物なんだろうなと思う。
そして最後に「一緒に逃げませんか」と来た瞬間、私は思わず二度見したわ。え、エズラ!?そんな覚悟をいきなり出してくるの!?帰る場所すら見失って泣いているアデルの前に、逃げ道を差し出してくれる人が現れた。その優しさが嬉しいのに、この先どうなるのかと思うと胸がぎゅっと苦しくなるのよね。
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59話|エズラとの結婚準備が始まると…
エズラがアデルのために動いたことを知っても、アデル自身はまだチェーザレの許可を気にしている。その立場の苦しさが切ない。
エズラがアデルを客室まで案内して、「ここにいる間は何も心配しなくていい、いつか家族になるんだから」みたいなことを言うの、ちょっと待って、優しさが真正面から来すぎるわ!アデルも素直に嬉しそうなのよね。でも本人はまだチェーザレの許可を気にしている。せっかく安心できそうなのに、そこが引っかかるのが切ないったらない。
しかもエズラ、アデルがそこまでチェーザレを気にしていることに内心「なんでまだ許可が必要なんだ」とモヤモヤしてるのよ。そりゃそうよね。自分なりに動いてアデルを迎えたのに、彼女の心にはまだ別の人物の存在が大きい。エズラの表情には出ないところの感情まで見える感じがして、地味に胸がざわつくわ。
そこへルクレチア登場。アデルが滞在すると聞いて大喜びなの、相変わらずうさん臭くて‥。しかもジノーブル夫人が来ていると聞いたエズラは、アデルとの関係を考えて別の場所で会ってほしいと頼む。ちゃんとアデルの立場を考えてるじゃないの。さらにルクレチアは「新しい客人のために舞踏会を開こう!」と即アイデア。展開が早いのよ。兄とアデルが踊るところを見たいって、もう妹が一番楽しんでない?
そして翌朝、アデルはデラ・ヴァレ家当主ルカと対面。ここで「エズラと結婚するのか」と聞かれるんだけど、ルカが確認したいのはチェーザレの意向じゃなくて、アデル自身の気持ちなのよね。これ、かなり大きいわ。今まで周囲の事情や家同士の話に振り回されてきたアデルに、本人の意思を尋ねてくれる人がいる。
しかもチェーザレの印が入った承諾書まで用意されていて、結婚準備はもう進むらしい。エズラがそのために動いたことも分かるし、本人が相当の覚悟をしたんだろうなと思うと胸が詰まる。家柄の条件についてもアデルは気にしないと答える。ルカが微笑んで「それなら息子を任せたい」と告げる流れ、アデルの答えをちゃんと受け止めてもらえた‥なのに私は、これで本当にアデルの心まで決まったのかしら、と少し心配になっちゃうのよね。
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60話|アデルが結婚に迷い始める
えっ、アデル本当にエズラと結婚する気なの!? チェーザレも黙って見てられるわけないじゃない!
庭園で一人、結婚について悩んでいるアデルと、何も知らずに嬉しそうに近づいてくるエズラ。この温度差よ。アデルは「本当にこれでいいの?」と自分に問い続けているのに、エズラは両家の許可が出たことを喜んで、さっそく舞踏会の話。しかも「海の引力の舞」を一緒に踊りたいって、いや待って、その舞の意味をアデルは知ってるのよ!? 恋人や特別な相手と踊るものだと聞かされていたから、そりゃ黙り込むしかないわ。
しかもエズラから、チェーザレに自分たちの結婚を散々からかわれた話まで聞かされる。求婚の手紙まで笑われたと知って、アデルが「あなた、先に何かしたの?」と確認するの、そこ気になるのね! でもエズラはアデルを侮るような言葉を聞き流せなかったらしい。普段は穏やかな人なのに、アデルのことになると一歩も引かないじゃない。
そんなエズラの頬にアデルがそっと触れて、「私のためにありがとう」と伝えるのがまたズルい。アデル自身はまだエズラを恋愛の意味で好きなわけじゃない。でも、自分を守ろうとしてくれたことはちゃんと伝わっている。だからこそ「良い妻になる」と笑うアデルが、嬉しいような苦しいような複雑な気持ちになるのよね。エズラも「自分も良い夫になる」と返して、二人とも覚悟を決めちゃった。
ところがですよ。チェーザレ、結婚を許した本人なのに、めちゃくちゃ機嫌悪いじゃないの! 友人から「エズラが舞踏会を開くらしい」と聞かされても無言。しかも招待されていないと判明して、友人に爆笑される始末。いやもう、そこだけ切り取ったら完全に仲間外れにされた人なのよ。でもルクレチアが来ると聞いた瞬間、事情が変わる。アデルが無事でいられるのかと指摘されれば、結局気にせずにはいられない。
そして「エズラはかなり大事にしているんじゃないか」とニヤッとされるチェーザレ。はい、また黙る。結婚を認めたのも自分、舞踏会を開かれるのも自分、なのに心だけ全然ついてきてないじゃない! もうこの男、かなり拗らせてるのよ!
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