『上流社会』の【31話~35話】の記録です。単なるストーリーの要約にとどまらず、画面の向こうに感情移入して心が震えた名場面を中心に感想を綴っています。

ここから先は展開のぶっちゃけ解説が始まります!先を知りたくない方は、ここでストップしてくださいね。
31話:感想・考察|🗝️アデルの行動を裏の裏まで読み解くチェーザレ

チェーザレの傲慢すぎる自信に。誰にも拒まれたことがないというチェーザレの自意識過剰な独白に、鼻で笑ってしまった。自分の日程を把握されることへの怒りよりも、アデルが自分に惹かれていると決めつけるその厚かましさよ‥
商団長のチェーザレは、隠れて自分の日課を探るアデルたちの存在に気づきながらも、あえて泳がせていた。彼はアデルが自分を嫌っていると思っていたが、彼女が陰でダンスを練習しているという情報を耳にし、その不自然な態度に疑問を抱く。ルクレチアとの取引のために接近してきていると確信したチェーザレは、あえてアデルに泳がせ、自ら近づくよう仕向ける。ついにアデルが日常を共有したいという名目で面会を求めると、チェーザレは彼女の嘘を突きつつ、深夜の外出を提案する。それは、アデルを完全に支配下へ引きずり込み、ルクレチアとの関係を利用するための危険なゲームの始まりだった。
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31話、チェーザレって男、本当に食えない奴だよね。アデルが一生懸命取り繕って、「妹として日常を共有したい」なんて嘘をついているのを、全部お見通しで楽しんでいるなんて悪趣味すぎる。しかも、「誰かに拒まれたことはない」なんて本気で思っているあたり、プライドがどうとかいう次元を超えて、完全に自分が世界の中心だと思っているんだろうね。アデルの目的が自分を嫌っていることじゃなくて、ルクレチアとの橋渡しだと見抜いた時のあの余裕たっぷりの表情、見ているこっちが怖くなるレベル。
一方でアデルの方も、相当追い詰められているはず。ルクレチアのためとはいえ、あんな恐ろしい男の機嫌を取りながら、自分を嫌いになってもらおうと必死に距離を縮めるなんて、精神的にどれだけ疲弊しているんだろう。チェーザレがわざと深夜12時なんて指定したのも、彼女がどう反応するか、どう動くかを試しているのが見え見えで、本当に性格が悪い。前もって教えたらつまらない、なんて言われたら、アデルに拒否権なんてないようなものじゃないか。
あの二人のやり取りを見ていると、会話をしているようでいて、実際には互いに嘘と建前を積み重ねるチェスをしているみたい。チェーザレはアデルのワルツの腕が上がったことに興味を示しているけれど、それも純粋な兄としての興味じゃなくて、自分の思い通りに動かせるかどうかを確かめたいだけなんだろうな。アデルにとって、この深夜の外出は命がけのミッションだよね。ルクレチアとの関係を悟られないようにしながら、チェーザレの意図を探らなきゃいけないなんて。二人の関係が、ただの兄妹から、裏切りと疑心暗鬼が渦巻く危険なゲームへと変貌していく瞬間を目撃しているようで、本当にヒリヒリする。どちらの仮面が先に剥がれるのか、目が離せない。
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🚨きっとチェーザレは、アデルが自分を拒絶していると装いながらも、裏でルクレチアのために自分を誘い出そうとしていると確信していて、彼女を追い詰め、自分の掌の上で転がすことに愉悦を感じているんだろう。
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32話:感想・考察|🎭仮面の羞恥、食い物にされるアデルの運命

チェーザレの歪んだ執着に。アデルを突き落としたくせに、他人が欲情すると激昂して殴りかかるチェーザレ。守っているのか、それとも自分の所有物だから触られたくないだけなのか。怒りで手が震えて言葉も出ない。
チェーザレに連れられ、アデルは不穏な気配の漂う会員制クラブへ足を踏み入れる。そこでチェーザレは、アデルの顔に「モレッタ」と呼ばれる、沈黙を強いる仮面を強制的にくわえさせた。中に入った途端、周囲の貴族たちはアデルを獲物のように扱い、嘲笑いながら追い詰めていく。逃げ場を失い床に倒れ込むアデルの姿を見て、周囲の男たちは卑劣な欲情を露わにする。その光景を冷ややかに見下ろしていたチェーザレだったが、他の男がアデルに触れようとした瞬間、突如として激昂。男を殴り飛ばし、アデルに対して自身の所有物としての傲慢な支配欲を突きつけるのだった。
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32話、もう、吐き気がするほど胸が悪かった。チェーザレという男、どこまで残酷になれば気が済むんだろう。妹だよね?それなのに、あえて一番卑劣な社交場に連れて行って、しかも「何をされても黙る」という意味の仮面を強制するなんて、常軌を逸している。アデルの不安そうな表情なんて、彼にとってはただの遊びでしかないんだろう。床に突き飛ばされて、男たちに囲まれて怯えているあの子を見て、笑いながら見下ろしている姿が、本当に悪魔そのものに見えた。アデルがどれだけ傷ついているかなんて、あの兄は一生理解できないんだろうね。
でも、後半のチェーザレの行動で、さらにゾッとしてしまった。あんなにアデルを突き放して、蔑んで、自分で追い詰めておいて、他の男がアデルに触れた瞬間に激昂して殴りかかるなんて、一体どういう神経をしているんだろう。それは愛情じゃないよ。ただ自分の持ち物に他の男が手を出すのが気に入らないっていう、醜い独占欲でしかない。アデルを泣かせたり、逃げさせたりして、結局は自分にすがるしかない状況に追い込みたいっていう、その精神構造が本当に歪みきっている。
殴り飛ばされた貴族の男も汚らわしいけれど、それを暴力で解決して、アデルに「俺にすがれ」と言わんばかりの圧をかけるチェーザレのほうが、よっぽどタチが悪い。アデルは、兄が自分の人生の支配者だと思い込まされているけれど、その兄こそが彼女を一番壊そうとしているなんて、皮肉すぎるよね。あの仮面の下で、アデルの心がどんどん凍りついていくのが目に見えるようで、本当に苦しい。この物語、アデルはこの地獄から抜け出せる日が来るのかな。今のところ、兄という一番の檻から一歩も動けない彼女の境遇が、あまりにも無力で見ていてつらい。これ以上、この狂った兄弟の歪な関係を見せつけられるのかと思うと、ただただどんよりと重い気分になる。
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🚨きっとチェーザレは、アデルを精神的に極限まで追い詰めて屈服させることで、初めて自分だけのものになったと錯覚し、歪んだ満足感を得ようとしていたんだろうか。
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33話:感想・考察|🥀仮面の下で溢れ出したアデルの涙

「レディらしくいれば助けてもらえる」という幻想が砕け散り、靴磨きの身分を突きつけられた絶望。死を覚悟しつつも誇りを守ろうとするアデルの健気さと、残酷すぎる現実の対比が痛すぎて胸が張り裂けそうになった。
貴族たちの辱めを受け、どん底に突き落とされたアデル。階上から冷笑を浮かべていたチェーザレは、アデルが絶望の中で流す涙を見て、なぜか言いようのない不快感に襲われる。逃げ出したアデルは、自分がチェーザレの妹になれるはずなどなかったという残酷な現実に打ちひしがれ、自嘲の笑みを浮かべる。護衛のエギルに隠しきれない惨めさを見せつけたアデルは、再びチェーザレの前へ戻り、自らの身分を弁えた態度で罰を求める。アデルの毅然としつつも虚無的な表情を見たチェーザレは、舌打ちを残してその場を去るのだった。
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33話、本当に、胸が焼けるように苦しい。アデルがどれだけ必死に「レディらしく」あろうと足掻いたか、その健気さが仇になった瞬間が本当に残酷すぎる。靴磨きに戻ればよかったなんて、そんな自虐を口にさせるまで追い詰めるチェーザレは、本当に血が通っているんだろうか。アデルが涙を見せた時に、心配するんじゃなくて「なぜ不愉快なんだ」って戸惑うあたり、この男はアデルを人間としてじゃなく、自分の支配下に置くための駒か、あるいは感情を揺さぶるための玩具としてしか見ていないのが伝わってきて、本当にゾッとする。
アデルのあの笑い声、本当に切ない。バカみたいな勘違いって、自分を笑い飛ばすしかないほど心が壊れかけている証拠じゃないか。地面に落ちたハンカチをゴミのように捨てる仕草から、彼女の中で何かが完全に終わったのが分かって、背筋が冷えた。もう、守ってくれるはずだった希望すらも自分で切り捨てなきゃいけないくらい、今の彼女は孤独なんだと思う。
逆にチェーザレの方も、アデルが泣いた瞬間にピタッと止まったり、舌打ちして立ち去ったり、あの不快感の正体は何なんだろう。ただの興味本位なはずなのに、アデルが自分の意図通りに動かない時や、予想外の反応をした時に苛立ちを隠せないのは、執着の芽生えなのか、それとも支配欲が満たされないもどかしさなのか。アデルを「クソ真面目」と評しながらも、心のどこかで彼女の反骨精神を認めているようにも見えるのが、また厄介だよね。二人の関係が、単なる兄妹ごっこから、もっとドロドロとした歪な力関係へと変貌していく瞬間を目の当たりにした気がする。あんなにボロボロになったアデルが、次にどんな表情を見せるのか、怖くて仕方ない。、
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🚨きっとアデルは、チェーザレという絶対的な権力者の前では何をしても無駄だと悟り、全てを諦めることで自分を守ろうとするしかなかったんだろう。
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34話:感想・考察|🎭微笑みの裏に隠された女たちの戦い

薄気味悪い笑顔に震え。内心ではお互いをどう思っているか分からないのに、あえて「いい友達になれそう」と笑い合うアデルとルクレチア。美しくも狂気じみたその光景が、何倍も恐ろしい。二人の間に流れる、歪んだ関係性が生々しすぎる。
幼少期のトラウマにうなされたチェーザレは、不機嫌なままアデライデとの午餐に臨む。ジジからアデライデの過去の悲惨さと現在の苦悩を突きつけられ、多少の苛立ちは覚えつつも、彼は自身の計画を実行に移す。社交界でのアデライデのデビューを確実なものにするため、チェーザレはルクレチアを呼び出し、あえて二人を「友人」として引き合わせることにした。再会したルクレチアの厚意に、アデライデは穏やかな笑みを浮かべて応じる。すべてはチェーザレの手のひらの上。食欲を失うアデルをよそに、彼は計画が順調に進んでいることに密かな満足感を抱くのだった。
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34話、冒頭のチェーザレの夢、あれは一体何なんだろう。自分を捨てた母親のような存在の残像なのか、それとも心の奥底で彼もまた孤独を恐れているのか。でも、すぐにそれを「ふざけた夢」と切り捨てるあたりが彼らしいというか、救いようがない。靴磨きが泣いたくらいで大げさだと冷笑して、アデルのことを心底どうでもいい存在として扱っているのが、見ていて本当に気分が悪い。でも、ジジが語ったギモーラの現実は、アデルが味わってきた地獄の深さを改めて突きつけてきて胸が締め付けられた。あんな場所で生き延びてきたのに、ここに来てまたチェーザレの支配に苦しめられるなんて、彼女の人生は一体どこまで踏みにじられればいいんだろう。
そして、今回の核心であるアデルとルクレチアの対面。もう見ていてゾワゾワした。アデルの「お兄様のおかげ」って言葉、絶対に本心じゃないはずなのに、あの完璧な笑顔は何?あんなに泣いていたのに、あんなふうに何事もなかったかのように振る舞えるなんて、彼女の心はもう鋼でできているのか、それとも完全に折れてしまっているのか。一方でルクレチアの、自分に都合のいい展開にパァァと表情を輝かせる様子も、純粋なのか計算なのか分からなくて不気味だ。チェーザレがそれを「計画通り」と笑っているけれど、この女二人が本当に大人しく彼の駒として動くとは思えない。
食が進まないアデルの様子を、チェーザレがちらっと見る視線には、心配なんて微塵もなくて、ただ「俺の管理下で順調に育っているか」を確認するような執着しか感じない。二人の女性の間に流れる、表面上は穏やかなのに、毒が混じっているようなあの空気感。お友達なんて、お互いを観察して、いつ刺すか機会を窺っているだけにしか見えない。これから社交界という広くて冷たい海に放り出されて、アデルがどうやってこの狂ったチェーザレの計画を逆手に取っていくのか。あるいは、このまま二人の歪んだ友情に飲み込まれていってしまうのか。どちらに転んでも、血の匂いがするような展開しか想像できなくて、目が離せない。
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🚨きっとアデルは、チェーザレの計画を悟りながらも、今はあえてルクレチアと仲良くするフリをして、自分を守るための鎧と武器を揃えようと必死だったんだろう。
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35話:感想・考察|👥社交界の噂、妹の登場で揺れ動く貴族たち

アデルの虚しい努力に号泣。「寝ろと言えばそうする」と自ら尊厳を差し出すアデルの姿が痛々しい。愛を諦め、ただの駒として生きることを選んだ彼女の姿は美しくも残酷で、その健気な執念が胸を締め付け、涙がこぼれそうになった。
ルクレチアを送り届け、満たされた表情で見送ったチェーザレは、帰宅するなりアデルを激しく問い詰める。アデルがエズラと親密であることに猛烈な嫉妬と嫌悪を抱くチェーザレは、彼女の従順すぎる態度に苛立ちを募らせる。一方、アデルは「お兄様のご期待に添う」と誓い、自分の心を殺して理想のレディを演じ続けることを決意する。チェーザレの残酷な言葉に傷つきながらも、彼女は深夜まで踊りの練習に明け暮れる。そして迎えた宮殿のパーティー。大金を使ってアデルを飾り立てたチェーザレの行動に、貴族たちは二人の関係を怪しみ、今夜すべてが暴かれると噂を交わし合う。
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35話、もうチェーザレの言動が胸糞悪すぎて‥。あんなに健気に尽くしているアデルに対して、なんであんなにトゲトゲしい言葉しか投げられないんだろう。自分の意に沿うように、まるで操り人形を動かすみたいに彼女を支配しておいて、いざ従順になると「虫唾が走る」なんて。結局、自分が何を望んでいるのかも分からなくなっているんじゃない?アデルがエズラと関わっていることが許せないだけの、ただの醜い嫉妬でしかない。それを「兄妹ごっこ」なんて言葉で誤魔化して、自分を正当化しているようにしか見えなくて本当に冷める。アデルが必死に噛み締めていた唇の痛みが、こっちまで伝わってくるようで苦しかった。
アデルもアデルで、なんでそこまでして自分を捨てられるのか。レディとして認められるためなら、死んだように生きることも厭わないなんて、あまりにも悲しすぎる。踊りの練習をしながら歌うオペラの一節が、今の彼女の孤独を象徴しているようで泣けてきた。「美しさ」を探される側として、中身がボロボロになっていく姿を誰も見ていないなんて残酷すぎる。あんな冷たい屋敷で、誰にも本音を漏らさず、ただチェーザレの言いつけだけを糧にして生きるなんて、もう壊れてしまうのも時間の問題じゃないか。
そして、外野の貴族たちの噂話。50億ゴールドだなんて、数字が大きすぎて現実味が湧かないけれど、それだけチェーザレがアデルに固執しているっていう証明だよね。ルクレチアを牽制しつつ、自分はアデルに大金を使う。一体、何を考えているのか。パーティー会場で貴族たちがひそひそ話をしている光景が目に浮かぶ。今夜、二人の張り詰めた関係が何かの拍子に弾けてしまいそうで、怖いけど期待してしまう。アデルがどれだけ飾り立てられても、その瞳から光が消えていくのが見えて、この祝祭が地獄への入り口になるような気がしてならない。
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🚨きっとチェーザレは、アデルが自分以外の誰かに心を寄せることがどうしても許せなくて、彼女を徹底的に傷つけ支配することでしか、自分の存在を確認できなかったんだろう。
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