司って、ほんとに強そうに見えるのに、由紀の前では少しずつ隙が出てくるのがずるいんですよね。仕事では何でも自分でこなしそうな司が、由紀には自分の変化を見てほしがったり、体調がつらいときには素直に助けを求めたりする。その姿を見ると、ああ、この人も誰かに頼っていいんだなって思えてしまうんです。一方の由紀も、ただ司を甘やかすわけじゃない。撮影の仕事をきちんと進めながら、司の体調や負担をずっと気にしている。この絶妙な距離感がすごくいい! 司にとって由紀は仕事を一緒に進める相手でありながら、気を張らずにいられる存在にもなってきているんですよね。しかも、司が抱えているものは見た目や仕事の疲れだけではなさそうで一気に胸が苦しくなる。だからこそ、由紀を頼る司の姿が余計に刺さるんですよね。
81話|司は過去、恋愛より立場を選び続けていた
司が恋愛も結婚も感情さえも切り離して生きてきた理由が少し見えてきた。
司って、昔から本当にこんな生き方してたの?っていうのが今回いちばん引っかかった。恋愛は無駄、感情は邪魔、決められた相手と結婚するなら誰かを好きになる必要もない。いやいや、そこまで割り切れる?と思ったんだけど、子どもの頃からの司を見ていると、これって「割り切ってる」というより、そうするしかなかったんじゃないのかな。
しかも誠が「それで何のために生きるの?」って聞くの、めちゃくちゃ分かる。だって司、自分の人生だと言いながら、実際は家の期待も会社の責任も全部背負ってるんだもの。自分で選んでいるように見えて、選べる範囲が最初からものすごく狭い。
そして個人的に苦しくなったのが、司が笑いながら膝を抱えていた姿。表情だけなら普通なのに、心の中ではずっと身動きが取れないみたいな感じがして、ここで「あ、この人ずっと無理してたんだ」と急に見え方が変わった。そんな司が現在になって突然出社しなくなるのも、そりゃ誠も「何事?」ってなるよね。今まで仕事を放り出したことなんて一度もない人なんだから、由紀が心配するのも当然だと思う。しかも由紀が「大丈夫でしょうか」と聞いたとき、誠が最初は軽く返しながらも、結局ちゃんと話を聞いてるのが印象的だった。
それにしても、誠が昔の司を思い返して「支えられる人が必要だったのかも」と考えるのが切ない。今さら気づいたところで、司はもういない。じゃあ司は今どこで、何を考えてるの?由紀との関係が動き始めたことで、司がこれまで押し込めてきた感情まで一気に表へ出てきたのかな。今まで完璧に仕事をこなしていた司が、この先どう変わるのか。そして由紀は、その変化にどこまで寄り添えるのか。司の過去を振り返る重要な回だったと思うわ。
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82話|司の完璧な肉体美、撮影に向けて準備を詰めていく
由紀は仕事を片付けて大急ぎで司のもとへ向かうし、司は待ち構えてるし、結局ふたりとも会いたいの隠せてないの。
いちばん笑ったの、由紀がどれだけ仕事モードを貫こうとしても、司がその隙を一切見逃してくれないところ。撮影が迫っていて、雑誌会社との打ち合わせもあるし、宣伝方法も撮影環境も詰めないといけない。由紀としては本当に仕事が山積みなのよね。だから司との距離が近くなっても「今は仕事をさせてください」となるのは、めちゃくちゃ分かる。
なのに司は、由紀から自分のことばかり考えているような反応を引き出して、さらに体脂肪率9.9%になったことまで報告してくる。いや、そこまで頑張ったのはすごい。でも由紀の返しが完全に仕事の評価なのよ。「すごいですね」「体格がいいですね」みたいな感じで、恋人への褒め方じゃないのよ。そりゃ司も「なんでそんな業務報告みたいに褒めるの?」って不満になるわ。しかも由紀、司の体を見ても妙に冷静なのが面白い。普通ならもっと動揺しそうなのに、まさかの「全身を見ないと判断できない」方向へ行くとは。司のほうが驚いてるじゃん。ここ、立場が逆転していてかなり笑った。
その後は由紀が打ち合わせを終えて、周りから心配されるくらい遅い時間なのに、さらに会社へ戻ろうとする。仕事人間すぎるわ、相変わらす。でも司から連絡が来たらタクシーで直行。待って、さっきまで仕事仕事って言ってた人どこ行ったの。結局、会いたい気持ちはちゃんとあるんじゃん。
しかも司は当然のように待っていて、由紀が来た瞬間に距離を詰める。このふたり、仕事と恋愛を分けたい由紀と、もう分ける気がなさそうな司の差が本当に面白い。由紀がどれだけ「仕事です」と言い張っても、結局いちばん早く司のところへ向かってるの、もう答え出ちゃってるよね。
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83話|甘い夜のあとに撮影現場で司が別人級に変身する
司に大切にされたら、そりゃ「信じたい」って思っちゃうよ。由紀の警戒心が少しずつ溶けていく感じがたまらないのよ!
「恋愛してる男」と「仕事中の社長」が、今回かなり別人なのよ。さっきまで由紀の前で距離感ゼロだった司が、翌日には撮影現場で堂々と振る舞ってるんだから、由紀の頭の中どうなってるのよって話なのよね。しかも由紀、司から「美しい」と言われたことを簡単には流せてない。信じたいと思ってしまうくらい、言葉が心に残ってるのがすごく伝わる。普段なら「社長は社長、私は秘書」って線を引きそうなのに、今回はその線がちょっとぼやけちゃった感じ。本人もそこに戸惑ってるんでしょうね。
そして撮影当日、真里が由紀に司の体調確認を頼む流れも好き。単なる付き添いではなく、「司が一番安心できるのは由紀」って周囲にも見抜かれてるのが大きいのよ。本人たちはまだ関係をどう扱うか迷ってるのに、外側から見るとだいぶ分かりやすくなってきたじゃない。
由紀も最初は「私?」ってなるけど、結局引き受ける。このあたり、恋愛だけでふわふわしてないのが由紀らしくていいのよね。司の仕事をちゃんと支えたい気持ちは変わらない。そのうえで、今は以前より近い感情まで抱えてしまってる。仕事と恋愛が同じ相手に重なってくるから、そりゃ心も忙しいわ。
そして、ヘアメイクが終わった司が鏡を見て「これが自分?」みたいになるの、ちょっと笑った。いやいや、あなた元から十分目立つでしょうよ。でも本人が驚くくらい雰囲気が変わるなら、撮影本番どうなるのか気になりすぎる。甘い時間を越えた二人が、今度は仕事の顔で向き合う。、由紀がまた司に心を持っていかれそうなのが怖いし、楽しみなのよ。
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84話|カメラのフラッシュ!司に迫る試練
冗談まで言える余裕があった司が、撮影中にどんどん苦しそうに‥由紀も心配だよね?!
司が「これ、本当に俺?」みたいな顔をしながら、ちゃっかりモデル役を楽しんでるの、まず可愛いんですよね。しかも肌がきれいすぎてメイクさんに褒められ、衣装も想像以上に映える。いや、もう普通にモデルじゃん。由紀が「本人が目立ちすぎて服を誰も見なくなるんじゃ?」と心配してるのも笑った。そこ心配するところなんだ。
でも今回、本当に良かったのは司の頑張り方。由紀に「きつかったらちゃんと知らせて」と言われて、右手を上げて撮影を止める合図まで決めるんですよ。しかも妙に真面目な顔で「全力を尽くします」って。由紀が思わず吹き出してるのも最高。司って、こういう時に妙なところで子どもっぽさが出るのよね。
撮影が始まると一転して、ちゃんと仕事モード。ポーズも表情もカメラマンの指示に合わせてどんどん決まっていくし、周囲からも「すごい」と褒められる。由紀も最初は思ったより大丈夫そうって安心してるんだけど、照明が当たったあたりから司の様子が怪しくなる。息を整えたり、座り込んだりしていて、さっきまで余裕だった人とは別人みたいで…。それでも司は由紀に心配をかけたくないのか、足が震えると言った直後に「冗談」と笑ってみせる。いやいや、絶対しんどいでしょ。そこを笑って誤魔化すなって!由紀も完全に察していて、水を渡しながら「無理なら言って」と何度も気にしてる。この二人、もう仕事仲間というより、お互いの状態を見れば分かるところまで来てる感じがするわ。
そして由紀の「みんながこの写真を見るの、ちょっと嫌」という気持ちがまた可愛いの。司の出来が良すぎるからこそ、誰にも見せたくない気持ちが出ちゃうんですよね。なのに本人は何も知らずに淡々と頑張ってるし。……と思ったら、さらに強い照明で撮る予定だと判明。由紀の表情がピクッとなった瞬間、こっちまで「まだあるの!?」となった。司、頑張り屋なのはいいけど、ほんと無理だけはしないでほしい。由紀に心配されながらも一生懸命やり切ろうとする司が、今回はかなり愛おしかったです。
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85話|限界を迎えた司がようやく助けを求める
撮影中でやっと手を挙げたギブアップした司にホッとしたのも束の間、ちゃっかり由紀に甘えてるの可愛いの!
司が「大丈夫」で押し切ろうとするたびに、いやいやいや、全然大丈夫じゃないって!とツッコミたくなったわよ。撮影内容が急きょ変わって、かなり強いライトを使うことになったのに、司は服の撮影を優先してそのまま引き受けるんですよね。由紀はもう明らかに心配してるし、無理なら断っていいって何度も言ってるのに、司は仕事を止める気なし。しかも「自分よりブランドが大事」みたいなことまで言っちゃうから、いや責任感が強いにもほどがあるでしょうよ。
撮影が始まってからも、ライトが当たるたびに司の様子がおかしくなっていく。顔をそむけたり、目を閉じたり、ふらついたり。由紀もただ見てるしかなくて、心の中ではずっと「もう止めて!」って叫んでる感じなのが切ないんです。特にフラッシュをきっかけに司が過去を思い出したように動揺するところは、ただ撮影がきついだけじゃないんだなって伝わってきて‥。それでも司はギリギリまで耐えるんですよね。由紀が「手を挙げて」と必死に呼びかけて、やっと司が手を挙げる。この瞬間、もう私は「遅い!」って思いながらも、ちゃんと助けを求めてくれたことにはホッとしたわ。
そして外に出た途端、由紀にもたれかかる司。さっきまであんなに強がってたのに、由紀の前では急に弱くなるの、ずるいでしょう。さらに最後は由紀に助けてもらおうとするちゃっかり具合まで出てきて、こっちは心配してたのに思わず笑っちゃう。でも、この軽いやり取りの裏には、司が由紀には弱いところを見せられるようになった変化もあるんですよね。無理をする司を見ていると腹も立つけど、それ以上に、もっと早く由紀を頼っていいのにって思ってしまう。強がってしまう司だからこそ、最後に由紀のそばで少し安心したような顔をするのが、なんだか切なくて放っておけなかったわ。
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