はぁもう、愛美と蓮、再会したからって素直に喜べるような関係じゃないのがつらい! 10年も経てば昔のことなんて整理できていると思いたいけれど、愛美の中には、蓮がそばにいると約束したあの頃の記憶も、何もかも置き去りにされたような気持ちも残っているんですよね。しかも再会した蓮は、昔のように簡単に本音を見せてくれない。仕事では有名な音楽プロデューサーとして堂々としているのに、愛美との間では肝心な言葉が出てこないんだから、そりゃ腹も立つわ! 愛美だって、ただ昔の恋を引きずって泣いているわけじゃない。仕事では自分の考えを伝えようとするし、蓮に対しても嫌なものは嫌だとはっきり言う。でも、何気ない会話が昔の記憶を連れてくるたび、簡単には割り切れない気持ちが顔を出してしまうんです。好きだったからこそ許せない。忘れたいのに、忘れられない。愛美の複雑な心が、もう痛いほど伝わってきます。
106話|蓮との再会?!
ラマン会長、ベルブラの更新も読まずに寝てるの!?唯一の読者だった頃から10年‥何があったんだ?!
宮沢との初めての紹介で、ちゃんと笑って会話している愛美。友達に心配されながらも、別に恋愛を避けてるわけじゃないし、ただいい人がいないだけだと笑い飛ばしている姿に、ちょっと安心したのよ。春奈もお節介というより、本気で愛美に幸せになってほしいんだろうな。写真を送って何度も勧めるのも、本人には面倒でも友達なりの愛情なのよね。ところがよ! ようやく紹介の席に座った日に、まさか蓮を見つけてしまうなんて、タイミングが悪いにもほどがあるじゃない!
10年よ、10年。愛美だってずっと昔の恋にしがみついていたいわけじゃないし、人生を進めようとしてる。なのに、よりによって宮沢から次のお出かけに誘われた瞬間、視線の先に蓮がいるんだもの。しかも隣には女性。そりゃ頭の中も大渋滞になるわよね。帰国してたの?いつから?あの女性は彼女なの?って、聞けるわけもない疑問が次々と湧いてくるのが、もう見ていて苦しい。自分は初めて男性を紹介してもらっているのに、10年も会っていない元カレの恋愛事情が気になってしまう。この気持ち、認めたくなくても目の前に突きつけられちゃうのよ。
それでも愛美は宮沢との会話に戻ろうとする。コーヒーが苦いなんて言いながら、さっきまで何を話していたのか分からなくなって、慌ててギャラリーカフェの誘いを受けるあたり、頑張れ愛美!と応援したくなるじゃない。宮沢だって悪い人ではなさそうだし、せっかくの出会いなんだから楽しめばいいのに、心はそんなに器用に切り替わらないのよね。しかも、もう落ち着いた、元カレを見ただけだと自分に言い聞かせたところで、蓮がじっと愛美を見ているんだから困ったもの。ちょっと、蓮は蓮で何を考えてるのよ!
さらに切ないのが、愛美が今も『ベルサイユのブラックローズ』のコメント欄で、かつて唯一の読者だったピンピン88を気にしていること。連載は大きく成長して、たくさんの読者に読まれるようになったのに、たった一人の存在は心に残ったまま。一方のラマン会長は更新も読まずに眠っているし、愛美はそんなことも知らない。恋も小説も、10年という時間があれば変わるものだけれど、変わったからといって気持ちまできれいに片づくわけじゃないのね。蓮の視線の意味も分からないまま、愛美の心だけがまた昔に引っ張られてしまいそうで、もうこの再会、平然と見ていられないわ!
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107話|10年越しの再会の先に蓮も待っていた
玲央のツンツン具合に愛美がビビってるの、ちょっと笑う!
愛美が何度も想像してきた蓮との再会、まさか現実がこんなに冷たいとは思わないじゃないの。自分の中では、蓮が困った顔をして、申し訳なさそうに謝ってくれるところまで考えていたのよね。そりゃ10年も心に引っかかっていたら、再会したときくらい何か言ってほしいと思うわけ。でも実際の蓮は、愛美を見つめたあとに顔をそらすだけ。えっ、ちょっと待って、あなたたちの間にあった時間はどこへ行ったの? 愛美が言葉を失うのも無理はないし、想像と現実の落差が痛いすぎ‥。
その一方で、玲央とのやり取りは空気が違う。ホテル代の連絡から始まって、愛美に「覚えてる?」と聞かれたら、すぐに「覚えてる」と返す。しかも、マネージャーが心配してあれこれ話している横で、玲央は完全に愛美とのメッセージに夢中。いや、聞いてあげて! マネージャーの話が右から左へ流れているのが目に浮かぶんだけど、本人にとってはそれどころじゃないのよね。再会できたことがうれしくて、食事に誘うところまで進むのがかわいい。
数日後に会った愛美が、玲央のツンツンした雰囲気に怯んでいるのも笑ってしまった。昔はもっとコロコロしていてかわいかったなんて、本人を前にしてよく言えるわね。でも玲央も笑って返しているし、二人の間にはちゃんと昔の空気が残っている。だからこそ、愛美が「偶然じゃない」と打ち明けた瞬間、玲央の表情が変わるのが気になる。仕事のお願いがあるなら、そりゃ話は別よね。玲央はどこまで事情を察したんだろう。
そして、仕事のミーティングで蓮が音楽監督として現れる展開よ。ここで再会するの!? 愛美は仕事を頑張ってきたはずなのに、過去まで職場にやってくるなんて、心が休まる暇もない。しかも、これから一緒に仕事をするとなれば、顔を合わせずに済ませるわけにもいかないじゃない。蓮があのとき何を思っていたのか、愛美のことをどう受け止めているのか、まだ何もわからないままなのが苦しい。10年前の出来事を思い出すだけで胸がざわつくのに、今度は仕事相手として向き合うなんて。愛美、どうか自分の気持ちまで置き去りにしないでほしい。ここから始まる二人の時間が怖いような、でも知りたくてたまらないような、なんとも落ち着かない気分なのよ。
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108話|愛美を揺さぶる蓮の平然とした態度に怒りがよみがえる
元カレとの再会が仕事の現場とか、愛美にとっては心の残業が確定したようなものよね‥。
元カレ・蓮と仕事で再会ってだけでも胃がキュッとなるのに、愛美の場合は相手が音楽プロデューサーとして目の前に現れるんだから、もう勘弁してあげてほしいわ。しかも自分が関わるプロジェクトで今後も顔を合わせるって、逃げ場がないじゃないの!会議中も気になって仕方がないし、仕事に集中しなきゃと自分に言い聞かせる姿が切なくて。社会人だから笑顔で挨拶するけど、心の中は全然それどころじゃないのよね。
それなのに蓮は、久しぶりだな、元気だったかって、ずいぶん普通に話しかけてくる。愛美からしたら、こっちはいろいろ抱えてるんですけど?という話よ。だから「元気だったら?」と返したくなる気持ちも分かる。彼女が腹を立てているのは、単に蓮が冷たいからじゃないんだと思う。自分はこんなに引っかかっているのに、相手は昔の同級生にでも会ったような顔をしている。その差が、愛美には自分だけが未練を抱えているように感じられて、悔しくてたまらないんだろうな。
しかも愛美が距離を置こうとすると、蓮はあっさり受け入れる。ここがまた複雑!無理に近づかれたら怒れるのに、言ったとおりに引かれたら引かれたで、なんだか自分だけが取り残された気持ちになるわけ。蓮は約束を守っているだけなのに、その誠実さすら今の愛美には腹立たしいのかもしれない。感情って本当に面倒くさいわね。
そして上司の代役で蓮の車に乗ることになり、気まずさは第二ラウンドへ。沈黙に耐えられず、ラジオでもつけてくれないかなと考えている愛美が、もう分かりやすすぎる。そこへ蓮がコーヒーの好みを尋ねてくるものだから、愛美の心は大騒ぎ。今でもコーヒーを飲むかって、覚えていたの?と引っかかるくせに、出されたものは受け取っちゃう。そして濃厚コーヒーで盛大にむせるという、なんとも締まらない展開!いや、そこで吹き出すのは仕方ないけど!
さらに蓮が服を拭こうとした瞬間、さっきまで怒りでいっぱいだった愛美の心に別の反応が走るわけ。やめてよ、そういうの!愛美は距離を守るって決めたばかりなのに、昔を思い出すような気遣いをされたら、気持ちが追いつかないじゃない。敬語の約束を思い出した蓮の笑いまで、愛美には腹立たしいやら気になるやら。怒っていたいのに、心まできれいに割り切れない。愛美の中ではまだ、蓮との過去が終わっていないんだろうな‥て感じるのよね。
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109話|永遠は嘘だったの?
愛美にとって永遠は蓮との約束そのものだったのに、蓮の口から語られる現実的な永遠はあまりにも残酷で‥。
ピアノの音を聞いただけで10年前の夏に引き戻される愛美、そりゃそうなるよね…。しかも目の前にいるのは、昔みたいに自分だけを見てくれる蓮じゃなくて、仕事相手として淡々と説明する音楽監督K。仕事だからちゃんと集中しなきゃいけないのに、指先ひとつで思い出がよみがえるなんて、気持ちの切り替えスイッチがそんな簡単に見つかるわけないじゃない!
愛美はあの頃、隣にいても一歩後ろにいても、蓮と一緒ならそれでよかった。自分なりに誇らしく思って、応援して、二人は同じ方向を向いていると信じていたのよね。それが今になって、自分には誇る理由も応援する資格もなかったと思い知らされる。この気づきがまた痛いの。蓮が何を考えていたのか、どうして離れていったのか、愛美の中では答えが出ていないのに、時間だけは勝手に進んでしまったんだもの。
さらに追い打ちをかけるのが「永遠」の話よ!蓮は音楽を通して、変化しても本質が残っていれば永遠と呼べると説明する。仕事の説明としては筋が通っている。でも愛美にとっては、そんなきれいな話で片づけられないのよ。だって10年前、蓮はおばあちゃんになるまでずっと隣にいると約束したんだから。あの言葉を信じていた愛美が、今さら「永遠なんて思い込みか嘘なの?」と聞きたくなるのも無理はないわ。
しかも蓮、そこで仕事の話に戻そうとするの‥いや、愛美が何を聞いているか、本当に分からないの?分かっていて答えられないの?もう、ここが苦しい。愛美はとうとう、そばにいると息が詰まるし腹も立つ、昔を思い出してしまうと全部ぶつけた。謝罪さえ求めないから、これ以上つらくさせないでほしいなんて、怒りの奥にどれだけ傷ついた気持ちがあるのよ。
蓮も最後には何か言いかけたのに、結局口を開けないまま。愛美が出ていったあと、目元を押さえて立ち尽くす姿を見ると、彼だって平気ではないのだろうと思うのよね。でもね、傷ついていることと、相手に何も説明しないことは別なのよ。愛美が欲しかったのは、仕事の話でも永遠の定義でもなく、あの約束をどう思っていたのかという蓮自身の言葉だったはず。10年分の気持ちを抱えた愛美が、もう我慢しなくていいと思える日は来るのかな……。
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110話|友里が蓮に問いかける10年前
友里たちの前では強がっていた愛美が、お酒の勢いで蓮への不満をぶちまけるの、そりゃそうなるって。
愛美、仕事から帰ってお風呂まで済ませたのに、カバンの中から出てきたのがクリエイティブノートじゃなくて自分の企画書って、もう勘弁してよね!明日チーム長に渡さなきゃいけないのに、なんでこんなときに間違えるのよって‥。でも問題はそれだけじゃなくて、蓮が企画書に赤ペンであれこれ書き込んでいるのを見つけた瞬間、愛美の怒りが一気に爆発するのよね。そりゃ、自分が考えて出したものに好き勝手書かれたら腹も立つわよ。しかも相手が10年前に突然いなくなった元カレなんだから、仕事上の指摘だけでは済まない感情までくっついてくるのが厄介なのよ。
友里たちとの飲み会でも、愛美は蓮と一緒に働いていることを話しながら、気まずいし腹が立つし、昔を思い出すとまで打ち明ける。普段はちゃんと大人として対応しているけれど、気持ちの整理がついているわけじゃないのよね。しかも深夜に蓮から電話が来て、USBのことを聞かれたら、もう我慢できずに怒りをぶつけちゃう。友里が代わりに電話を受けてくれたのは助かったけれど、酔った愛美が蓮の悪口を延々とこぼしているのも、積もり積もったものがあるんだろうなと思うわ。
そんな中、友里たちが蓮に対して抱えていた気持ちも、なかなか簡単には片づかないのよ。突然いなくなったことを今でも引っかけているし、友達だったはずなのに、いつの間にか過去形で話すしかなくなっているのが切ないじゃない。そこで友里が尋ねた、学校を辞めた日の美術室で何をしていたのかという質問が気になる!蓮は覚えていないと答えたけれど、車の中で思い出す10年前の記憶では、ピアノの前で愛美の名前が書かれたプリントをじっと見つめていたのよ。えっ、何を思っていたの?どうしてそれを今も話さないの?愛美が怒っている一方で、蓮にも言葉にしていない過去がありそうで、二人の再会がただの気まずい元カレ・元カノの話では終わらない気配に、もう気になって仕方ないわ!
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