ジュリエットとエノクの愛が深すぎて、胸がぎゅうっとなるんですけど!お互いを大切に思っているのに、相手を苦しませたくない気持ちが強すぎて、自分のつらさを隠そうとしてしまう。この二人、愛し方まで切ないのよ…。エノクはジュリエットの体調が悪くなるとすぐに心配して、食事や休息まで気にかけるようになった。でも、そんなエノク自身も長い間、味覚を失っていたことや過去の習慣を抱えていたんですよね。ジュリエットが悲しんだのは、彼に病気があったからではなく、ひとりで秘密を抱えていたから。この気持ちのぶつかり方が、もうたまらない!そしてジュリエットもまた、自分の命が残りわずかかもしれないと知りながら、エノクが傷つかない未来を考えているんです。家族を大切に思う気持ちも、相手を愛する気持ちも、全部本物だからこそ苦しい。そんな二人が、それでも一緒に生きる道を探そうとしているのが、どうしようもなく愛おしいんです。
96話|ジュリエットとエノクがロゼンタへ旅立つ
【物語の終わりへ】…ジュリエットはエンカルに夫を託し、エンカルもその願いを引き受ける。なんだか、別れを予感させるものが増えてて‥。
ジュリエットはロゼンタの花をエノクに見せる約束をして、キスまでしているのに、エノクはそのあと妻の体調が急変して大慌て。待って待って、さっきまで二人で花の話をしていたじゃないの! もう、つらすぎるわ。
家族からたくさんの贈り物が届き、ジュリエットはロゼンタへ行く予定も立てているのよね。しかも、お気に入りのターメリックの花をエノクに見せたいんですって。香りの正体を知ったエノクも、初めて見る花に興味を持っているし、二人の会話はちゃんと未来へ向かっているのよね。だからこそ、ジュリエットがエノクの前で咳き込み、血を吐いてしまう姿が苦しくって…。エノクはすぐ医師を呼び、本城へ戻ろうとするけれど、ジュリエットの心には別の心配があるわけ。病状が進んでいるのか、それとも以前と同じ速さなのか。そんなことを考えながら、夫が一人になったあとの人生まで案じているのよ。自分だって不安だろうに、どこまでもエノクを大切に思っているの……。
そして出発二日前、エンカルの目にもエノクの変化がはっきり見えてくる。肖像画を嫌っていた人が突然制作を頼み、食事も取らず、朝から晩まで口数が少ない。これ、仕事が忙しいだけで片づけられる様子じゃないわよね。エノク本人はジュリエットのために頑張っているのに、心のどこかでは何かを感じ取っている気もするの。そんなエンカルに、ジュリエットは夫のそばにいてほしいと切実に頼むわけ。命令ではなく、長年エノクを支えてきた仲間へのお願いとして。エンカルも引き受けるけれど、私はもう察してしまう。ジュリエット、自分がいなくなったあとのことまで準備しているじゃないの…?って。
出発当日、エノクは留守中の仕事をエンカルに託し、ジュリエットを抱き上げて馬車へ乗せるスパダリぶり(笑)。エンカルは彼女の別れのような言葉を思い返し、ようやくその意味に気づき始めるのよね。夫婦でロゼンタへ向かう旅なのに、ジュリエットは自分との別れまで考えている。花を見せる約束も、新年祭を一緒に過ごす願いも、どうか叶ってほしい…!
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97話|ギナスの指に触れたメリノックスは…
【おもてなし】…エノクへのプレゼントにキスまで飛び出して、ドリエンの反応も含めて笑いが止まらないわ!
メリノックス…ギナスが高熱を出しているのを見て、ようやく気を許してくれたのか、それとも具合が悪くて強がる余裕もないのかって考えているのよね。普段はあれだけ強気なギナスが弱っている姿を見て、メリノックスの中でも何かが変わり始めている感じがするわ。しかも、自分の父親が母を手放せず、母を失ってしまった過去まで思い出すなんて。愛しているからそばに置きたい。でも、その気持ちが相手を苦しめることもある。メリノックスは父と自分は違うと思いたいのね。ギナスの指の細さを感じながら、指輪まで頭に浮かんでいるのが意味深だわ。
そしてジュリエット、ロゼンタに帰ってきたら父親が両腕を広げて待っているなんて!以前は結婚の契約を済ませてヘルベンテルへ向かうときでさえ見送りに来なかった父親よ。それが今度は自分から抱きしめようとするんだもの。ジュリエットがびっくりするのも当然だし、こういう小さな変化って、うれしいのにどう反応していいか分からなくなるのよね。
エノクと庭園を歩く姿も切なかったわ。ジュリエットの兄は、動物に触れられない妹のために庭へウサギを連れてきてくれた。そんな思い出を聞いたエノクは、自分も同じことをしてあげればよかったと落ち込んじゃうのよ。いやいや、あなた、雪でウサギまで作ってくれたじゃない!それなのにジュリエットがヘルベンテルで無理して笑っていたのでは、と勝手にしょんぼりしてしまう。エノクって愛情が深いぶん、考え込むと止まらないのね。
そんな彼にジュリエットが真珠のブローチを贈るのも素敵だったわ。いつも贈り物をもらってばかりだから、自分からも何か渡したい。しかも、もっと欲張ってもいいのよとばかりに抱きしめてキスするなんて、ジュリエットの愛情表現がまっすぐで可愛い!明日には兄に自分の状態を伝える予定だからこそ、何も気にせず過ごせる最後の時間を大切にしたいのよね。
なのに、そこへドリエンが来ちゃうのよ!妹が自分からキスしたと聞いて慌てるドリエンも面白いし、イアソニアが夫を引っ張っていくのも最高。ありがとうイアソニア、今だけは本当にお願いだから、そのまま兄・ドリエンを連れていってちょうだい!
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98話|嫌われるのが怖いエノクにジュリエットが伝えた愛
【切ない私たちは】…欠点を知られたらと思っていたエノクに、ジュリエットが自分をもっと愛してと伝えるの、もう胸がいっぱいになるわ!
ジュリエット一家との食事中、彼女がエノクに料理を勧めているのを見ていたら、まさか塩漬けの魚卵を一袋丸ごと食べる展開になるとは思わないじゃない!場の空気を変えようとしたのは分かるけど、エノク、ちょっと待って。塩辛いから少しずつ食べるものなのよって、ジュリエットがびっくりするのも当然だし、本人が味を感じないと明かした瞬間、笑っていた気持ちが一気に引っ込んじゃったわ。
しかも味覚を失ったのは十代の頃からって、そんなに長い間ずっと黙っていたの!?ジュリエットが胸をドンドン叩きながら問い詰めるのも無理ないのよね。過去に睡眠草を使っていたことまで知らされて、そりゃ何から聞けばいいのか分からなくなるでしょう。エノクは嫌われるのが怖くて隠していたんだろうけど、大切な人だからこそ知っておきたいことってあるのよ。心配をかけたくない気持ちと、何も知らされない寂しさって、どうしてこうもすれ違うのかしら。
それでもジュリエットが責めているのは、エノクの過去そのものじゃないのが本当に好き。もう終わったことより、今も自分に隠し事をしていることが悲しいんだもの。自分を欠点みたいに扱わないでほしい、私が病気でも嫌いにならないのだから、あなたも自分を嫌わないでほしい。そんな気持ちをまっすぐ伝えるジュリエットに、胸がぎゅっとなったわ。
エノクはずっと、自分の欠点を知られたら愛してもらえなくなると思っていたのね。ジュリエットを失えば自分自身さえ愛せなくなると思うほど大切なのに、自分のこととなると途端に自信がなくなるのが…何とも面倒な男よね。ジュリエットから愛を教えてもらったエノクが、今度は自分自身も大切にしようとする姿を見られたのは嬉しいけれど、彼女を失うことへの恐怖はまだまた強そう。二人がもっと本音を話せるようになってほしいし、エノクがジュリエットのためだけじゃなく、自分自身のためにも生きられるようになるのか、これからも見守りたいわ。
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99話|救いたい兄と夫、それぞれの愛が動き出す
【お互いを人質にして】…ジュリエット、お願いだからひとりで全部背負わないで!エノクが自分なしでも生きていけるよう願うなんて、涙腺がもたないわ!
ジュリエットがエノクの手をぎゅっと握って花園を見せるところ、もう好き…!ふたりで穏やかに過ごしている姿はうれしいのに、ジュリエットが話している内容がつらすぎるのよ。自分がいなくなった後のことを考えて、エノクに花園を託すなんて。まだ一緒にいたいはずなのに、残される人のことまで考えているのが、もうね……。
その前にドリエンへ病気を打ち明ける場面も重いすぎた。何としても妹を救うと抱きしめる兄の姿だけなら、頼もしいお兄ちゃんで終わるのよ。でもジュリエットは、誰かが犠牲になっても自分を救うのかと問いかける。前世の記憶があるからこそ、ドリエンの優しさだけを信じて安心できないんだよね。妹を助けたい気持ちは本物。でも、そのためなら冷酷な決断もできてしまう。ジュリエットにとっては、そこが怖いんだろうな。
しかも16歳のときにも同じように病気になっていて、ドリエンがナサントラの先代皇后(レティナ)の心臓を得て救っていたなんて!過去の出来事がつながって、ジュリエットがエノクを心配する理由もはっきりしたの。自分の命を救うために、夫まで同じ運命をたどってほしくない。だから兄に、エノクが自分なしでも生きていけるようにしてほしいと涙ながらに頼むのよ。いや、ジュリエット…自分だって生きたいでしょうに。どうしてそこまで周りの人の心配ばかりするの。
そして花園よ!幼い頃に好きだったチューリップを集めて、ドリエンが作ってくれた場所。エノクに花を持ってきてほしいと素直に言えなかった過去まで話すのが、ふたりの関係が変わった証拠みたいでうれしいわ。エノクも、泣かないでと頬に触れてキスするの‥かなり切なくて‥。約束はしたけれど、本当にその未来を受け入れたわけじゃないよね。
一方のドリエンも、妹を簡単に諦める気なんてまったくない。そこでエノクが治療法を知っていると告げるんだから、最後に希望を差し込んでくるのが気になる!ジュリエットを救いたい気持ちは兄も夫・エノクも同じ。だからこそ、今度は誰かを犠牲にする方法じゃないことを願ってしまう。ジュリエットには、誰かを守るために自分の幸せを手放すんじゃなく、自分自身の未来も大切にしてほしい。お願いだから、エノクと一緒に花園で笑っていてほしいよ。
少しコメントを読んでビックリしたんだけど…「この呪われた人生はすべて3回目の人生で終わる」らしいの!そこでジュリエットは、またドラゴンに出会うらしいのだけど…これが本当なら、また悲しい思いをすることになりますね。
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100話|エノクを救いたい願いを叶えるために…
【生と息を分かち合う】…ジュリエットの寝顔を眺めて抱きしめるエノクが、もう愛おしくてたまらない!
あぁ今世でも、エノクは自分の心臓を使ってジュリエットを救おうとしてるの!?愛する人を助けたい気持ちは分かるけど、自分の命まで差し出す覚悟って簡単に受け止められるものじゃないわよ!
しかも相手はドリエン。ジュリエットの兄として、妹を救いたいのは当然。でも、ジュリエットはエノクが自分の死後にひとり残されることまで心配して、彼のことを頼んでいたのよね。そんな願いを知っているからこそ、ドリエンはエノクの提案を受け入れられないわけよ。どちらもジュリエットを大切に思っているのに、守りたいものがぶつかっちゃうのがつらい。エノクだって、ジュリエットのいない人生を生きるくらいなら……と思っているわけでしょ。いやもう、好きだからこそ簡単に諦められないのよね。
そんな重たい話のあとに、ルードベルとの本の解読計画が出てくるのが大事なところ。王族だけが読める言語に、病を治す手がかりが隠されているかもしれないなんて!エノク、まだ諦めていないのよ。しかもルードベルに協力を頼むとき、以前贈った馬のお礼として助けたいと言われて、本を一緒に読んでほしいとお願いするのがいいじゃない。大げさに騒ぎ立てるんじゃなく、使える可能性をひとつずつ探している感じがする。
そしてジュリエットとの朝ですよ!寝顔をずっと見ていたエノク、本人にバレても平然と肯定するの、もう好きが顔から漏れてるどころじゃないわ。抱きしめながら一緒にいられれば退屈じゃないって、こんなこと言われたらジュリエットだって離れたくなくなるでしょう。夫婦の甘い時間に、国王が来るのは笑っちゃったけど!二人そろって真っ赤になっているのも、そりゃそうなるわよね。国王も訪問するタイミングをもう少し考えてあげてって!
でも、今回いちばん気になったのはジュリエットの行動。前世では兄に頼んでいたウルガス島への許可を、今度は自分で国王に求めたのよ。エノクを救うために必要だからこそ、自分から動こうとしている。誰かが何とかしてくれるのを待つんじゃなく、自分で願いを叶えにいくジュリエットが頼もしいわ。エノクも本の謎を追い、ジュリエットも自分にできることを探す。二人とも大切な人を失いたくなくて必死なのよね。お願いだから、二人の努力がちゃんと希望につながってほしい!まだ間に合うと信じて、ジュリエットもエノクも応援したいわ。
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