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『最愛なるジュリエットのために』76話~80話|ジュリエットがエノクを救うために動き出す

『最愛なるジュリエットのために』76話~80話|ジュリエットがエノクを救うために動き出す
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きゃ~びっくり、ジュリエット、エノクがいなくなったと知ってからの行動力がすごいわ!心配で泣きそうなのに、ただ待っているなんてできないんですよね。エノクが残した指輪や塔の揺れ、イノヴィス家に伝わる記録まで手がかりを探し、どうにか自分の力で助けようとする。その必死さが胸にくるんです。しかも、騎士たちに止められても簡単には諦めないし、メイドまで巻き込んで国境へ向かおうとするんだから、ジュリエットの本気が半端じゃない!一方のエノクも、地下で体がボロボロになりながら、ジュリエットのもとへ帰ることだけは諦めない。いや、二人とも相手を大切にする気持ちはよくわかったから、お願いだから自分の体も大事にしてくれ!って。そして、やっと再会できた二人が交わす言葉…。無事に会えた、それだけでよかったはずなのに、心配と怒りと寂しさが一気にあふれてしまう。好きだからこそ腹が立つ、好きだからこそ泣いてしまう。そんな夫婦の感情が、もうたまらないんです。

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76話|白い塔の地下に隠されていた謎の空間

【灯火】…指輪だけ残して消えるエノク、説明するアレン、知らせを運んだハレン。情報量が多すぎてジュリエットが心配!

ジュリエットがエノクを心配しているのが、もう最初から伝わってくるのよ。手紙に無事で帰ってきてほしいと書いて、わざわざハレンに国境まで届けさせるの。今のエノクがどんな状態なのか、ジュリエットだって全部わかっているわけじゃない。それでも何か伝えずにはいられないんだろうなと思うと、夫を待つ側の気持ちがしんどいわ。しかも、ペン先が折れてインクがにじむという小さなトラブルまで起きるのよね。いや、今はそんなことまで起きなくていいのよ!ジュリエットは気持ちを込めて手紙を書き直しているのに、私はその先に待っている知らせを知ってしまったような気分で、全然落ち着かないって。

ハレンも、エノクが手紙を受け取ったら喜ぶだろうと思いながら戻ってきたのに、待っていたのはアレンのただならぬ様子。しかも結婚指輪だけが残っているって、いったい何なのよ。指輪を持っていたアレンの表情からして、楽しい報告ではないのは明らかだし、ここで一気に空気が変わるわ。

白い塔の地下に謎の空間があって、エノクがその床下に消えた可能性があるなんて、説明を聞いても頭が追いつかない。ハレンが「飲み込まれたってこと?」という勢いで困惑するのもわかるわ。そりゃそうでしょうよ。戦争の真っただ中に、行方不明の理由が普通の失踪ですらないんだから。しかも午後には敵の攻撃が再開する可能性があるし。エノクを探したいのに、情報を漏らすわけにもいかない。時間まで敵に回っているのがつらいわけよ。

そして、ここでジュリエットに報告するハレンの判断も大きいのよね。これまで軍を指揮した経験がなくても、エノクは一族の印章が入った指輪を彼女に託していた。つまり、いざというときに自分の代わりを務められる相手として、ジュリエットを選んでいたわけよね。普段の夫婦の関係だけでは見えなかった信頼が、こんな状況になって浮かび上がるのが胸にくるわ。

夫がいなくなったと聞いて、ジュリエットが動揺するのは当然。それでも、ただ取り乱すのではなく、周囲を下がらせて詳しい話を聞こうとする。エノクの状況を知る権利があると考え、妻として、そして今の立場を引き受ける人間として前を向こうとしているのよ。でも、しっかりしなきゃいけないからといって、心配が消えるわけじゃない。さっきまで無事を願う手紙を書いていた人が、今度は夫を探すために動かなければならないなんて。ジュリエットが強くなろうとするほど、本当はエノクに帰ってきてほしいだけなのだと思うと、切なさがどんどん増してしまうわ。

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77話|ジュリエットは指輪を握り、エノク救出を急ぐ

【唯一の頼みの綱】…夫が行方不明、手がかりは危険な塔の下、しかも騎士は動いてくれない。ジュリエット、問題が次から次へと襲ってくるんだけど!

エノクが行方不明だと分かっているのに、ジュリエットがハレンの前では落ち着いて状況を聞いているのが、もう見ていてつらい。こういうときって、冷静にしなきゃと思うほど、ひとりになった瞬間に感情が崩れるんだよね。窓の外に降る雪を見ながら涙を流して、エノクの嘘つきと怒るジュリエット。無事に帰るって笑顔で約束されたら、そりゃ信じるじゃん!しかも怒っている理由が、約束を破られたからだけじゃなく、最初から本当のことを話してくれなかったからなのが切ない。心配させたくなかったのかもしれないけど、残された側の気持ちも考えてくれええ!

それでもジュリエットは、泣いて終わりにはしない。塔が揺れたことを手がかりに本を調べ、竜の監獄が地下にある可能性へたどり着くの。ここでちゃんと自分の頭で考えて、バラバラだった情報をつなげていくのが頼もしい。エノクが閉じ込められているなら、床を壊せばいいというハレンの案も、言いたいことは分かるけど時間がかかるよね。ジュリエットが急いでいるのは、ただ会いたいからじゃない。いつまで彼が持ちこたえられるか分からないからなんだよね。指輪を受け取って涙を流す姿も、手がかりが増えた喜びより、エノクがそこにいた証拠を手にした気持ちのほうが強そうで苦しい。

ところが、ここからがまた大変。自分で現場へ行こうとしたら、騎士たちに止められる。体調が悪いのも、戦闘中なのも分かる。でも今すぐ助けたいジュリエットにとっては、そんな説明を聞いて待っていられる状況じゃない。しかも騎士が従わない理由は、エノクがジュリエットを危険から守るよう命じていたから。守るための命令なのに、本人が本当に望んでいる行動を邪魔しているの、なんとも皮肉だわ。ジュリエットだって自分の立場は分かっているだろうし、無茶をしている自覚もあるはず。それでも夫の命がかかっていると思えば、引き下がれないよね。

そんな八方ふさがりのところへ来たメイドの言葉が、今回の救い。騎士ではなく、自分はジュリエットを幸せにするためにいるのだと伝えてくれるの。命令だからダメ、危ないからダメと拒まれ続けたジュリエットにとって、願いを聞いてくれる人がいるのは大きいよね。とはいえ、メイドがどうやって騎士たちの目をかいくぐるのか、そもそも本当にエノクを救えるのかはまだ分からない。ようやく突破口が見えたのに、肝心の塔の秘密も鍵の使い方も未解決。ジュリエットが動き出せたのはいいけれど、エノクのいる場所が分かったとしても、そこへたどり着くまでに何が待っているのか。まだ安心できる材料が少なすぎるんだけど!

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78話|吹雪の国境へ向かうジュリエット

【決して離さぬ手】…ジュリエットのために動いてくれるメイドが頼もしすぎる!体の安全より心を守るって、今ほしい言葉をちゃんとくれる人がいるのよ!

ジュリエットのそばに、ちゃんと気持ちを分かって動いてくれる人がいてよかった!兄に嫌いだと言ったことは黙っていてほしい、というお願いからして、ジュリエットも本当は兄を完全に拒絶したいわけじゃないのよね。あれこれ複雑な気持ちを抱えているところに、メイドが騎士として仕えると言ってくれるのが心強いわ。しかもジュリエット、そこで国境まで連れて行ってって、決断が早いわね!吹雪だろうが遠かろうが、もう夫を助けたい気持ちが止まらないんだわ。

さらに好きなのが、体を守ろうとするアレンと、心を守ろうとするメイドの違い。アレンの心配だって当然だし、無理をさせたくないのも分かる。でも、危険だからやめておけと言われ続けたら、ジュリエットの気持ちはどうなるのか。助けられるか分からなくても、何もしないまま諦めるほうがつらいことってあるのよね。メイドはそこを分かってくれている。いや、頼もしすぎない?馬をどうするのかと思ったら、騎士たちと争う許可まで求めているし、いったい何をするつもりなの!ジュリエットを部屋で待たせて出ていく姿に、期待が膨らむわ。

…なんて、私がジュリエット側で少し安心していたら、エノクの状況が全然安心できないのよ!塔の地下で目を覚ましたエノク、落ちた場所がドラゴンの骨の上だったのは不幸中の幸いだけど、体の具合が悪すぎる。しかも、ただのけがではなく、地下の空気そのものが魔法使いに悪影響を与えているらしい。出口は見えても、自力では登れない。騎士たちに助けてもらう方法を考えるしかないって、どこからどうやって脱出するのよ。ベルティナも横で諦めろと繰り返してくるし、状況がしんどい!

それでもエノクは、ベルティナをすぐにどうこうするのではなく、反乱の重要な証人として首都へ連れて行くことを考えているわけで…。今の自分をここまで追い込んだ相手なのに、目的を見失わないのはさすが。でもベルティナは、エノクの死がギナスへの復讐になるとまで考えているのよね。どこまでも話がこじれていくじゃない!

そしてエノクが、まだ、死ぬつもりはない、生きてここから出ると決意した、その瞬間。ジュリエットが国境へ向かおうとする!エノクは地下から出る道すら見つけられない…ジュリエットは助けに、ほんとこの二人、再会するまでにどれだけ試練を積まされるの!?しかも、エノクの体は今も危険な状態。生きて帰ると決めたのはいいけれど、このままでは脱出どころじゃないんじゃないのよぉ!?

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79話|古代文字がエノク救出の手がかりに…

【迷路の果てで】…日記に書かれていたのは監獄の開け方。でも肝心な部分が抜けているなんて、希望を見せてから落とすのやめてぇ!エノクを助けたいのよ!

ジュリエット、もう見ていられないわ…!エノクを助けたくて、こんな寒い場所まで自分でやって来たのに、肝心の救出方法が分からない。頑張っている人が目の前の壁にぶつかって、どうにもできずに泣いてしまう姿って、こっちまで胸が苦しくなるのよ。本人は必死なのに、状況が全然思いどおりにならないんだもの。

そんな中、メイドの頼もしさがすごい。騎士たちから馬を確保してくるわ、鍵のかかった引き出しは針金で開けるわ、もはや普通のメイドという肩書きが仕事に追いついていないのよ!ジュリエットが思わず好きだと伝えるのも分かるわ。困ったときにちゃんと動いてくれて、しかも自分のことを気遣ってくれる。こんなの、信頼しないほうが難しいじゃない。

そして国境に着いたら、敵軍から停戦の申し出ですって。司令官のイリシュがいなくなり、副司令官が交渉に来たという、これだけでも気になる話なのに、ジュリエットの頭の中はエノクでいっぱい。返答まで二日あると聞いても、今はそれどころじゃないのよね。彼女にとっては、政治的な判断よりも大切な人を見つけることが先。迷わず捜索を続ける姿に、焦りと覚悟の両方が見えるのよ。ところが、日記に救出の手がかりがあったと思ったら、門の開け方が途中で切れている。なんで一番大事なところがないのよ!と私まで本に文句を言いたくなったわ。ジュリエットが日記を抱えて泣く姿もつらいわ。自分が助けられなかったら、エノクはどうなってしまうのか。考えれば考えるほど怖くなるんだろうね。

そこでメイドが涙をぬぐい、まだ行っていない場所があると励ましてくれるのが本当にありがたいって。無理に大丈夫だと言い切るのではなく、これから探せる手がかりに目を向けさせてくれるのよ。こういう支え方って、追い詰められた人には大きいと感じるわ。そして塔の床に現れた古代文字。悲しみと切望が救いになるという言葉に、ジュリエットの今の気持ちが重なる。さらに日記の文字や指輪の模様までつながってきた!まだ答えは出ていないけれど、何も分からなかった状態から一歩進んだのは確か。ジュリエット、どうかその手がかりをつかんでエノクにたどり着いて。今度こそ、ふたりが再会できる希望を信じたいわ。

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80話|ジュリエットを導いた詩が地下への道を開く

【抱きしめたあなたに】…

うわぁうわぁ、ジュリエットが地下でエノクを見つけた瞬間、私まで心臓がギュッとなったんだけど…!せっかく謎を解いてここまでたどり着いたのに、肝心のエノクが倒れてるなんて、そんな展開は聞いてないのよ。ジュリエットだって助けたいに決まってる。でも自分にはどうにもできない。その悔しさで涙が出てしまうのがつらいわ。しかも、そんな彼女にメイドが「私が連れてきます」と頼もしく言ってくれるのよ。今はもう、その言葉を信じるしかない!って。しかも力持ち(笑)。

そしてエノク、目を覚ましたら自分のケガよりジュリエットのことなのね。左腕を痛めて安静にしろと言われているのに、妻が来ていると聞いた途端に着替えを要求。いやいや、まず自分の体をどうにかしてくれませんかね!?ハレンが助けられたときの様子を面白がって話しているのも笑ってしまった。あのエノクを荷物みたいに担いで運んだメイド、頼もしすぎるでしょ。しかもジュリエットまで一緒に救出しているんだから、今回の影の功労者は間違いなく彼?彼女?だわ。

でも、エノクはエノクで、ジュリエットが寒い中を馬で来たことや、体調を崩しやすいことを心配しているのよね。ジュリエットだって同じ。何も言わずに剣を取って戦いに向かったエノクが許せない。心配だから怒っているのに、口から出るのは責める言葉ばかり。もう、二人とも相手を大事に思っているのは十分すぎるほど伝わってくるのに!

ジュリエットの「未亡人になって悲しめばよかったの?」という言葉は、本当に切実だったと思うわ。エノクを失うかもしれなかった恐怖も、自分だけ置いていかれたような悲しさも、全部そこに詰まっている気がする。それなのにエノクは、素直に安心させる言葉を返せないわけで…。ジュリエットが胸に手を置いて、涙を流しながら求めたのは、難しい説明でも謝罪の言葉でもなく、ただ再会できてうれしいという気持ちだったのよね。

ここまで互いを心配して、必死に相手のもとへ向かってきたのに、最後の最後まで気持ちを伝えるのが下手すぎる!もう少し素直になってくれたらいいのに、二人の間にはまだ、言葉にできない不安や意地が残っているのかも。会えた喜びを分かち合うだけでも、こんなに遠いなんて切ないわ。

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