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『最愛なるジュリエットのために』51話~55話|愛する人を守りたい二人と、宮殿で動き始める危険な計画

『最愛なるジュリエットのために』51話~55話|愛する人を守りたい二人と、宮殿で動き始める危険な計画
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ジュリエットとエノクがお互いを大切に思いすぎていて、私がもたないんですけど!ジュリエットはエノクの誕生日に何か贈ろうと一生懸命だし、エノクはエノクで、寒くないか、体調は大丈夫か、何か困ることはないかと気遣いまくる。愛情の方向が違うようで、結局どちらも相手のことばっかりなんですよね。しかもジュリエットは、残された時間を意識しているからこそ、何気ない一緒の時間まで大事にしたいと思っているの。その気持ちを知ると、抱きしめ合う姿ひとつでも笑顔で眺めていられないんですよね。一方で、リリをめぐる秘密やイリシュの企み、エルヴィンの救出計画まで動き始めて、周囲は全然のんびりしていない!エノクだって危険な状況に向き合わなければならないのに、ジュリエットとの約束を胸に命を大切にしようとする。愛する人がいるから生きて帰りたい。その当たり前の願いが、切実に響いてくるんですよ。

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51話|ベルティナの思惑が王家の危機へ

【霜の真偽】…エノク、画材をプレゼントして子どもとお話ししてると思ったら、ちゃっかり情報収集してるじゃないの!

リリ、ようやくエルヴィンを探してもらえることになったのね!いやもう、この子がお願いしたのは、自分を助けてほしいということだけじゃなくて、離れ離れになったエルヴィンに無事だと伝えたいからなのよ。自分だって不安なはずなのに、ずっと心配してくれている相手のことを考えてるのが切ないわ。メリノックスもすぐに引き受けてくれたし、これは一歩前進!と思ったら、そんな安心感に浸る間もなくエノクの調査が始まるのよ。

画材を持ってリリを訪ねるエノク、プレゼントまで用意していて一見ほほえましいのに、質問の内容はしっかり捜査なのが気になるところなの。以前使った紙を覚えているか尋ね、リリが叔母からもらったと話すと、今度はその叔母の特徴まで確認するわけよ。髪がリリと同じで、指が一本短いって、かなり具体的な手がかりじゃないの!

しかもエノクは、ラルサの家で見つかった髪がベルティナのものだと結びつけ、リリが彼女の計画に利用されているのではないかと疑い始めてて‥。ちょっと待って、叔母がベルティナなら、リリを連れてこられた理由は何なの?ただ親戚として会いに来ただけ、なんて簡単な話ではなさそうなのが怖いわ。リリ本人はエルヴィンが見つかれば十分だと思っているのに、周囲ではどんどん大きな話になっているじゃない。

そしてギナスの妻・メリノックスよ!ギナスのためにいろいろ動いているのは分かるけど、エノクについて「自分の弟だったら、埋めていた」って、言い方が強烈すぎるのよ!どれだけ遠慮がないの。でも、文句を言いながらもギナスのために動き、エノクがアガンテへ向かうことまで気にかけているのだから、放っておけない人なのよね。

最後には、ギナスの妹を早く見つけなければ、兄の命まで危うくなると警告するメリノックス。父を処刑した過去まで持ち出され、王家の事情も相当複雑そう。しかもギナスの頬にそっと触れる仕草まで見せるなんて、あの毒舌との落差は何なのよ!リリの願いが無事にかなってほしいし、ギナス夫妻にも何とか切り抜けてほしい。エノクもベルティナの思惑を早く突き止めてちょうだい、ナサントラ…気になることが多すぎて落ち着かないって!

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52話|地下へ誘い込め?!エノクへのイリシュの罠

【魔力の絶える地】…エノクを誕生日プレゼント渡す気満々のジュリエットと、地下に閉じ込める気満々のイリシュたち。この温度差よ!

エノクの誕生日プレゼントに似顔絵を描くジュリエット、愛情は満点なのに画力が追いついてないのよ!メイドが絵を見て、トゲなのか髪なのか悩んでるのがもう答えじゃないの。しかも青い目でエノクを当てようとしているあたり、本人はそれなりに自信があったのかしら。正解はエノク・レトラキですって、わざわざ答えまで出してるのに、プレゼントにするのは諦めるんかい!

でもジュリエット、ちゃんと悩んでるのよね。ほかの令嬢みたいに刺繍や楽器が得意なわけでもないから、自分にできることでエノクを喜ばせたいわけ。メイドが代わりに作ると言っても、自分の手で贈りたいと譲らないのがかわいいの。字を褒められて、じゃあそれを使おうと考えるのもいいじゃない。愛情って、器用さとは別のところにあるものね。

ところが、エノクの誕生日の話でニヤニヤしていたら、朝食前から額にキスされてジュリエットがすっかり調子を狂わされてる!宴が苦手なエノクに理由を聞いたら、人がいるから。いや、理由がシンプルすぎるでしょう!好きな人は毎日そばにいるから宴なんていらない、なんてさらっと言える男なのに、ジュリエットが自分のために何かしようとしていることは、どこまで分かっているのかしら。

そしてアガンテへ向かう朝。エノクが段差を心配したり、重い本を持とうとしたりするのを、ジュリエットが妙に慌てて断るのも気になる。これから何が起きるか知っている彼女にとって、いつもの気遣いまで胸に刺さるのよね。指輪を太陽にかざしながら、今度こそエノクを生きて帰すと決める姿には、もう絶対に譲れない覚悟が見えたわ。なのに、別の場所ではイリシュがとんでもない計画を立てている。白い塔の地下は魔力を持つ者にとって危険で、エノクのような存在なら長く耐えられないって?そこへ誘い込むだけでも十分に恐ろしいのに、ベルティナまで一緒に閉じ込めるつもりって、ちょっと待ちなさいよ!ベルティナが思わず正気を疑うのも当然だわ。

ジュリエットはエノクを守るために動き、イリシュはエノクを追い詰めるために動く。同じアガンテへ向かう話なのに、片方には愛情いっぱいの手作りプレゼント、もう片方には危険な罠が待っている。この落差が怖いのよ。エノクに無事に誕生日を迎えてほしいのに、計画が不穏すぎて全然安心できないじゃないの!

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53話|イリシュ、地下に眠る竜の遺物を明かす

【秘密】…ジュリエットを寒さから守るために魔法で天気まで変えてたエノク、愛情が規格外なのよ!

エノクがジュリエットの頬にキスされて、そのまま膝の上に乗せてるの、もう馬車の中だけ別世界じゃないの!外は雪で国境へ向かう緊張感たっぷりなのに、二人の空気だけ妙に甘いのよ。しかもジュリエットが眠いわけじゃないと言い張っているのも可愛いし、エノクは退屈していないかまで気にしてる。奥さんがちょっとでも不快そうなら、すぐ対策を考えそうな旦那様だわ。

ところが、ジュリエットが空の様子に気づくと、エノクがずっと魔法で天候を変えていたことが判明。ええっ、そこまでしてたの!?寒い思いをさせたくないからって、移動中ずっと空まで調整していたらしい。本人は難しくないから心配するなという感じだけど、ジュリエットが魔力を使い続けることを気にするのも当然よね。愛情は嬉しい、でも無理していないか心配。この二人、お互いを大切にする気持ちが強すぎて、心配のキャッチボールが止まらないのよ。

さらにエノクの注意事項が細かいこと!毛皮も手袋も外すな、窓を開けるな、具合が悪くなったら紐を引けって、もう冬の馬車の取扱説明書なのよ。ジュリエットが内心で子ども扱いしないでと思うのも分かるわ。でも、エノクからしたら慣れない寒さの中でジュリエットに何かあったら困るんだもの。指輪まで手袋の都合で首に掛けているし、ジュリエットも自分の指輪を同じようにしようとするのが、さりげなくお揃いでいいじゃない。

そしてね、ジュリエットが「あなたも一緒に乗るんじゃないの?」と聞いたところでエノクが動揺するの、ちょっと!あれだけ彼女の体調を気にしておいて、自分が一緒にいるかどうかは曖昧なのね。しかもジュリエットが隠している本にも気づいている様子だし、彼女には彼女の時間が必要だと思って遠慮しているのかしら。ジュリエットは一緒にいてほしいのに、エノクは気を遣って引こうとしているなら、もう少し素直になってちょうだい!国境へ向かう道のりは長いんだから、二人とも遠慮ばかりしていたら、私が馬車の中でじれったくなっちゃうのよ。

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54話|リリを救出したいエルヴィンの危険な潜入

【はやる心】…エノクがジュリエットと馬車に乗れるだけで満面の笑みなの、愛が重いというより幸せのハードルが低すぎる!もうずっと一緒に乗ってて!

エノク、ジュリエットと馬車に乗りたいって言われただけで、顔が真っ赤になってるんだけど!いや、あなたたち夫婦ですよね?そんな初恋みたいな反応する?ジュリエットも忙しいからって別々に乗る必要はないと、さらっと隣にいてほしい気持ちを伝えてるし‥。エノクにとっては、これだけでもう一日分の幸せを使い切りそうな勢いなのよ。

しかも馬車には薬まで持ってきている。ジュリエットの体調が心配だからなんだけど、彼女はそれを見て、自分が今までエノクの前で具合を悪くしてばかりだったことを思い出すのよね。散歩したり、本を読んでもらったりする姿も見せてきたけれど、もし自分がいなくなったあと、彼に残るのがつらい記憶ばかりだったらどうしようって。もう、切ない。エノクはただ大切にしたいだけなのに、ジュリエットは自分が彼に何を残せるのかまで考えてしまう。しかも残された時間が少ないと分かっているから、余計に過去の自分を悔やんでしまうのよ。

もっと早く素直になればよかった、意地を張らずに接すればよかった。ジュリエットの後悔がじわじわくる。だけど、ずっと反省会をしているわけにもいかないのよ。エノクが一緒にいられるだけで幸せだと笑っているんだから!

そして本の話。エノク、まさか嫉妬の相手が本なの!? 自分には見せてくれないほど大切らしいと気にしているのが、なんだか可愛い。ジュリエットが秘密だとかわしつつ、彼の隣に移動して甘えると、今度はエノクが照れて抱きしめる。さっきまで本に嫉妬していた人とは思えないほど幸せそう。ジュリエットも、こういう言葉をもっと早く伝えられたらよかったと思っているんだろうな。

雪に触れるジュリエットを心配し、肌が荒れるからと気遣うエノクも相変わらず。本人はそこまで弱くないと言っているのに、心配性の夫は止まらないのよね。頬にキスをして別れたあと、たまった報告を処理するエノクを見た騎士たちがげっそりしているのも笑ってしまう。いや、あなたたち、殿下の幸せな時間を邪魔したくなかったのね……?

ところが夜になると空気が一変。エルヴィンがリリを宮殿から連れ出そうと、ベルティナに相談しないまま動いているわ。反乱が起きるまで待つ予定だったのに、今のほうが安全だと判断したらしい。ただ、ベルティナが本当にリリを心配しているのか疑っているのが気になるところ。心配で行動する気持ちは分かるけど、独断で進めて大丈夫なの?そして侍女に変装して、ついにリリの部屋へ。ジュリエットとエノクの甘い時間にほっとした直後なのに、今度はリリが心配で落ち着かない。エルヴィン、どうか無事に会って、ちゃんと連れ出してあげてほしい…!

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55話|メリノックスがエルヴィンを追い詰める

【誤った選択】…あぁぁぁ、エルヴィンが大変なことに!

眠い目をこすりながらエノクを待っているジュリエット、かわいすぎない?夫の帰りが遅いからってベッドでランプを持って待ってるのよ。もう完全に新婚夫婦の夜じゃないの。しかもエノクが帰ってきたら、遅くなった理由を聞くどころか、夫が遅れるわけがないくらいジュリエットが美しいから、みたいなことを言い出す。はいはい、ごちそうさま!自分で自分の妻を褒めるのに一切ためらいがないの、エノクらしくて笑っちゃう。

でも、この甘い会話の裏側では、ギナスの妻・メリノックスがエルヴィンを追い詰めているのよね。リリには何も知られないように振る舞いながら、エルヴィンには容赦なく現実を突きつけるわけ。亡き王女の娘が豊かな暮らしを送っていることを持ち出すあたり、相手の気持ちを逆なでするのがうまいというか、怖いというか。しかもエルヴィンがメイド姿で運ばれていく展開まで来て、状況がどんどん不穏になってて‥。さっきまで夫婦のいちゃいちゃを見ていたのに、気持ちの切り替えが追いつかないわ!

一方のエノクも、国境の問題を抱えているわけで‥。敵が自分を狙っている可能性を聞いて、どうして自分なのかと考えるけれど、以前なら危険を承知で突っ込んでいきそうなところで、ジュリエットの泣き顔を思い出すのが大きいわ。自分がいなくなったら彼女がどんな思いをするのか、もう分かっているのよね。ジュリエットに生きてほしいと願われたから、自分もその約束に応えようとする。これ、口先だけじゃなくて本当に変わってきたんだなと感じるわ。

そして夜の夫婦の会話よ。結婚して何年たっても新婚気分だと言い張るエノクに、ジュリエットが呆れながらも笑っているのが微笑ましくって。しかもエノク、ロゼンタの法典を隅から隅まで三回も読んだって、どんな勉強の仕方なのよ!法律書から夫婦円満の知識を仕入れてくる男、なかなか独特だわ。でも、その理由がジュリエットとの間で間違いを犯したくないからというのだから、結局かわいいの。過去には苦しい時間もあった二人だからこそ、これからの一年を幸せで満たしたいというエノクの思いが胸にくる。手をつないで、ジュリエットが今日どこへ行ったのか尋ねる姿も、何でもない日常を一緒に積み重ねたい気持ちが伝わってくるのよ。どうかこの二人には、もう悲しい思いをさせずに、普通に笑って過ごせる日々をあげてほしい。ほんとに、頼みますから!

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