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『最愛なるジュリエットのために』36話~40話|ギナスとエノクのぎこちない兄弟関係に、ジュリエットの優しさが光る

『最愛なるジュリエットのために』36話~40話|ギナスとエノクのぎこちない兄弟関係に、ジュリエットの優しさが光る
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ジュリエットの愛情が頼もしすぎる!エノクが何かを抱え込んでいると気づけば、一人で考えず一緒に推理しようとするし、長旅を心配されても自分の気持ちをきちんと伝える。以前ならエノクの隣に立つことさえ難しかったのに、今は彼の不安まで受け止めようとしているんですよね。こういう変化が本当にうれしい。一方で、ギナスもなかなか素直になれない男でして! エノクからの手紙を読んで笑顔になるくせに、いざ本人を前にすると簡単には優しい言葉をかけられない。いや、そこはもうちょっと頑張ってくれませんかね!?でも、母レティナが残した結婚指輪をエノクに渡す姿には、言葉にできない想いがぎゅっと詰まっている気がして、思わず胸が熱くなるんです。少女をめぐる秘密も皇后の疑念も気になるけれど、やっぱり目が離せないのは、素直になれない兄弟と、その間にいるジュリエットの存在なんですよ。

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36話|赤い髪と金色の目を持つ子供

【雪原に咲く薔薇】…ジュリエットに秘密を打ち明けるべきか悩むエノクと、一緒に考えたいジュリエット。ひとりで抱え込むのをやめてくれたらいいの(笑)。

ラルサが自害したという報告から始まる今回。捜査を続けるならあと二日は必要だとハレンが説明しているのに、エノクはジュリエットと約束したから屋敷に戻ると即決。いや、ハレンからしたら「今それを優先するの!?」ってなるわよね。ハレンがロマンチスト呼びしてるのも笑ってしまう。

屋敷に戻ったエノクは、ジュリエットからエンカルとの夕食が楽しかったと聞くの。ここまでは普通の会話なのに、エノクの反応がちょっと気になるわけ。ジュリエットが自分とエンカルを比べているわけではないと説明しても、どこか考え込んでいる様子で…。ジュリエットも、せっかく一緒にいるのに上の空だと気になるよね。私だって食事中に相手が別のことを考えていたら、料理よりそっちが気になってしまう。

しかも、何を考えていたのか聞いても、エノクは自分の判断で話すのをためらうわけ。あなたのためにならないと思う、って、いやいやいや!その判断をするのはジュリエット本人なのよ。ここでジュリエットが、自分にも一緒に考えさせてほしいと伝えるのがいいわ。何でも打ち明けてほしいというより、二人の問題なのにひとりで決めないでほしいんだよね。エノクもようやく受け入れて微笑む。この二人、少しずつだけどちゃんと変わってきている。

そして、事件のほうも動き出す。ラルサの言葉を思い返したエノクは、以前の本が燃やされたことにも意味があったのではないかと考えるわけで‥。そこへ、住所を調べていた騎士から、住んでいた女性と子供が姿を消していたという報告が入るの。女性の特徴に加え、子供は赤い髪と金色の目。ここでエノクがハッとするのも納得で、ナサントラ帝家の血筋に関係する可能性が一気に浮上するわけよ。

恋愛面では少しずつ距離を縮めているのに、事件はどんどん厄介になっていく。しかもエノクは、この件をギナスに伝えなければならないと考えている。そりゃ簡単には話せないよね。ナサントラ帝家の血筋が絡むなら、黙っているわけにもいかない。

最後はギナスのもとに届いた手紙。眠っているギナスに寄り添う王妃・メリノックスの姿、さっきまでの捜査とはまた違う空気になる。え、あんな上から目線で手紙を持ってくるの!?赤い髪と金色の目の子供の正体も気になるし、ギナスがこの件を知ったらどうなるのかも気になるわ。ジュリエットとエノクの関係がいい方向へ進んだと思ったら、今度はナサントラ帝家の秘密ですか!もう、気になることを一気に増やしてくるんだから!

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37話|ギナスがエノクの手紙に笑顔を見せる

【春の再来】…メリノックスがギナスの弱みを握って追い詰めるやり方、ほんっと容赦がない。人の愛情まで利用して相手を縛ろうとするの、見ているだけで腹が立つわ。

ギナスの夢、しんどいんだけど!雪の降る夜に王妃・メリノックスから追い詰められて、エノクを助けようとしていた過去まで掘り返されるなんて、朝から気持ちが重いわ。しかもギナスは、自分たちが庶子という立場であることを理解したうえで、エノクを遠くへ連れていこうとしていたのよね。なのにメリノックスは、その行動に込められた思いまで利用してくる。人の気持ちを何だと思っているのよ…!

そんなギナスに届いたのが、エノクからの手紙。今まで自分から連絡してこなかったエノクが、ようやく手紙を送ってきたんだから、そりゃあ奪い取る勢いで受け取るわよね。そして読んだ途端、ふっと笑顔になるギナス。ちょっと待って、さっきまであんなに苦しい夢を見ていたのに!この笑顔だけで、ギナスがエノクからの連絡をどれほど待っていたのか伝わってくるの。王妃も黙って見ているし、なんだか気になる反応だわ。

一方のジュリエットは、兄から届いた手紙を読んで都へ行く方法を考えている。皇帝に会いたくても国境を越える許可が必要で、簡単には動けない。そんな事情があるところへ、エノクから都へ行く理由まで転がり込んできたんだから、ジュリエットとしては願ったり叶ったりよね。ところが、エノクはどうにも浮かない顔。兄との関係が思ったほど単純じゃないのかしら。

それでもジュリエットは一緒に行こうと誘うわけ。ここでエノクが気にするのは、自分のことよりジュリエットの体調なのよ。長旅をさせたくない、体調を崩してほしくないって、もう心配が止まらない。しかも手にキスするって何なの!?以前のエノクを知っていると、甘さの出し方が急に上達していてびっくりするじゃない。ジュリエットが心の中で、どこでそんなセリフを覚えたのかと戸惑うのも分かるわ。

でもジュリエットだって、ただ甘い言葉に浮かれているわけじゃない。時間を巻き戻した自分は、これから体がどうなるのか分かっている。だからこそ、エノクの心配を受け止めながら、自分の意思で一緒に進もうとしているのよね。過去に苦しめられてきたギナスの笑顔と、愛する人を守りたいエノクの優しさ。少しずつ変わり始めた二人の姿が、どうしようもなく愛おしいわ。

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38話|メリノックスが捕らえた少女の正体は?

【極寒】‥ジュリエットとエノクの甘さにニヤけていたら、ギナスと皇后の空気が冷え冷えで…。

ジュリエットとエノクが手を握って微笑み合っているの、いいわねえ。ジュリエットはヘルベンテルに行ったことがないから一緒に行きたい、エノクは遠いし体調が心配。でもジュリエットは自分の経験を根拠に自信満々なのよ。いや、その自信どこから来るのよと思いつつ、本人がこんなに楽しみにしているなら止められないわよね。エノクも結局は願いを聞いてあげるし、最近ほんとに優しくなったわ。しかも手をギュッと握るのが自然になっているのがいいのよ。以前のエノクを思うと、もう人間関係の成長記録を見せられている気分だわ。

ところが、ギナスと妻・メリノックスの場面に移った瞬間、温度差がすごい。ジュリエットたちがほんわかしていたのに、こちらはピリピリ。皇后はギナスの機嫌がいい理由を、大公の上京を知らせる手紙だと見抜いているのよね。たった一枚の手紙で、そこまで気分を乱されるなんて。しかもギナスを自分のものにしたい気持ちが強すぎるのよ。返事を求めて、キスまで迫って、拒まれたらそれでも平然と去っていく。いや、皇后のプライドはどこに置いてきたのかしら。欲しいものが手に入らないからこそ、余計に執着している感じがするわ。

そんな皇后に気づかれないよう、ギナスは少女を宮殿へ連れてくるよう騎士に命じるの。何か事情があるのは確かだけれど、少女にとっては突然知らない場所へ連れていかれる話なのよね。少女もエルヴィンにすがって、一緒に行こうと必死になる姿がもうつらい。エルヴィンだって嫌で離れるわけじゃないのに、幼い少女にはそんな事情を冷静に受け止める余裕なんてないもの。助けてくれる騎士がいると聞かされても、実際に現れた騎士は自分を連れていこうとする。そりゃエルヴィンを嘘つきだと思っちゃうわよね。

そして、メリノックスとご対面!少女からすれば、知らない場所に連れてこられただけでも怖いのに、今度は皇后自ら顔を見せるよう求めてくるんだから、気持ちが休まる暇もない。しかもギナスが秘密裏に動いていた少女を、皇后が直接確かめる流れになっているのが気になるのよ。ジュリエットとエノクの甘いやり取りで緩んだ気持ちを、最後に一気に引き締められたわ。お願いだから、この子をこれ以上怖がらせないでほしいのよ……!

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39話|ジュリエットの予想を裏切る兄弟の再会

【花冷え】…ジュリエットがエノクの心配を分かったうえで冗談を言い、二人で笑い合っているのがかわいい。到着前の馬車が癒やしすぎる!

皇后・メリノックスが少女のフードを力いっぱい取り去るところ、ちょっと待て待て、いきなり何してるの!?ってなったわ。赤い髪に金の瞳を見てナサントラ帝国の血筋だと判断した途端、今度はギナスの隠し子疑惑。いや、まだ何も分かっていないのに話が早いのよ。少女だって抵抗しているのに、皇后は自分の疑いを確かめることしか頭にない様子。初対面からこの扱いじゃ、少女が安心できる場所なんてあるのか心配になる。

しかも皇后、ギナスに対しても圧がすごい。自分が彼に王位を与えた、自分の力がなければ何もできなかったと、過去の功績を持ち出して責め立てるわけよ。ギナスを手に入れたことも、王位を与えたことも、全部自分のものだという感覚なのかしら。ギナスが別の女性との間に子供をもうけた可能性だけで、ここまで感情が爆発するのも怖いわ。しかも本人は否定しているのに、信じる気なんて最初からなさそうなのよね。

そんな空気の重さから一転、ジュリエットとエノクの馬車は平和で助かる~。もうすぐ首都に着くと聞いてニコニコしているジュリエット、実は騎士たちに到着までの時間をこっそり聞いていたらしい。エノクにはずっと寝ていたことを指摘されて、怠け者だと思っているのかと冗談を返すのもかわいい。心配するエノクが赤くなって顔をそらすのも、はいはい、ごちそうさまです!ってなる。皇宮に着く前にこの二人の空気をもっと浴びていたいわ。

でも、街並みが以前とあまり変わっていないと話すジュリエットに対して、エノクの表情は晴れないの。ギナスに会うことを何度も確認するのは、ジュリエットの予想どおりに物事が進むとは限らないと分かっているからなのかな。ジュリエットは大丈夫だと伝えるけれど、確かな未来を知っているわけではない。そこがまた不安なのよ。

そしてギナスとエノクの会話を想像していたジュリエット、まさかの仲の悪さに無表情。分かる、分かるわよ。自分の中で勝手に再会の雰囲気を想像していたのに、実際は二年も手紙で頼んでようやく顔を見られる関係だったなんて。兄弟なのに、どうしてそんなに距離があるの(笑)。ジュリエットの戸惑いも気になるけれど、エノクが抱えてきた寂しさまで見えてしまった気がして、胸がきゅっとした。ようやく会える相手なのに、会いたい気持ちだけでは埋まらない溝があるのね。

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40話|少女を見たエノクがイリアドの娘だと確信する

【芽生える蕾】…エノクを引き止めるギナスが、母レティナの形見である結婚指輪を渡す。しかもジュリエットに贈れという展開に、兄の本音が気になりすぎる!

ジュリエット、頑張れ!いや、これは頑張っても難しいって!ギナスとエノクが顔を合わせた途端、空気がピリピリしてるんだもの。二年間も手紙で会いに来るよう頼んでいたギナスに対して、エノクは今回も来るつもりがなかったと平然と返す。もう最初から会話のキャッチボールをする気があるのか怪しいのよ。ジュリエットがこっそりエノク見るのも分かるわ。

しかもエノク、ギナスの手の怪我には気づくのに、兄弟の関係をどうにかしようという気配は薄い。ジュリエットがそっと手に触れても、頬を赤らめて笑っている場合じゃないのよ!そこは兄上にも少し優しくしてあげて!と言いたくなる。でも、エノクにとってギナスは、ただ仲が悪い相手というわけじゃない。かつての傷がまだ残っているから、ジュリエットのように自然に接するのは難しいんだよね。

だからこそ、ジュリエットが一人で帰ると決めた姿が印象的だった。二人の間に自分がいることで、かえって本音を話しにくくなっているかもしれない。そう考えて席を外すなんて、気遣いが細かい!ただ、エノクはエノクで国外へ出る許可を求めることに必死。ギナスが会話を続けようとしても、本人は早く出発したい。兄弟の気持ちがすれ違いすぎて、ジュリエットの仲直り計画が一筋縄ではいかないのよ。

さらに気になるのが、見つかった子どもの話。エノクはイリアドの娘だと確信しているのに、ギナスは皇后の話題が出た途端に反応する。えっ、そこは何かあるの!?と気になって仕方ない。ギナスがすぐに説明しないあたり、まだエノクに明かしていない事情がありそうで落ち着かないわ。

そしてですよ! ギナスがエノクを誕生日まで引き止めようとしたうえに、母レティナの形見まで渡してくるわけ。しかも、それが代々受け継がれてきた結婚指輪で、ジュリエットに渡せというのだから驚いた。さっきまであんなに険悪だったのに、急にどうしたのギナス!もちろん、これだけで兄弟のわだかまりが消えたわけじゃない。でも、エノクを遠ざけるだけではなく、何かを託そうとしているのは確か。箱を開けたエノクがどんな気持ちで指輪を見つめているのか、もう気になって仕方ない。ジュリエット、お願いだからこの兄弟にもう一歩だけ希望を見せてあげて…!指輪かぁ‥この先何かに関わってきそうだよね?

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🔙 全レビュー|41~45話 🔜

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