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『最愛なるジュリエットのために』71話~75話|エノクの愛と怒り、ベルティナの復讐が最悪の結末へ

『最愛なるジュリエットのために』71話~75話|エノクの愛と怒り、ベルティナの復讐が最悪の結末へ
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はあ、エノクが背負わされてきたもの、あまりにも重すぎ!セネアを失い、ジュリエットとも離れ離れになって、それでも敵に立ち向かわなきゃいけない。しかも、ようやくジュリエットから届く手紙を楽しみにしているのかと思えば、本人はスキンケアまで始めているんですよ!あの顔をジュリエットに触られることを意識しているの、かわいすぎるでしょ。こんなところで急に愛しい男を出してくるの、心の準備ができていないんですけど!一方のジュリエットも、エノクを信じて待ちたいのに、前世で彼が命を落とした記憶があるから、簡単には気持ちを落ち着けられない。この二人、離れていてもお互いを想っているのが本当に切ないんです。そこへベルティナの復讐心とイリシュたちの戦いまで重なって、状況はどんどん危険な方向へ。エノクの強さに惚れ直す一方で、お願いだからもうこれ以上、大切なものを奪わないでくれ!って。

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71話|エノク、敵の計画を崩す

【誤った判断と】…敵側の結束がガタガタに!ベルティナもイリシュを利用して逃げる気満々だし、誰を信じればいいのか分からなくなってきたわ!

ガロットを城壁から落とすエノク、容赦がないわね…!敵側も大混乱だし、ベルティナは逃げるし、イリシュは疑い始めるし、もう誰の計画も予定どおりに進んでいない。あれだけ勢いよく攻め込んできたのに、身内の話が怪しくなった途端に足並みが乱れるの、人間関係って本当に厄介だわ。

ガロットを失った敵騎士たちが怒るのも無理はないのよね。ベルティナから反乱は成功すると聞かされていたのに、実際には首都の反乱が鎮圧されている。しかも、ガロットを安全に助け出せるという話まで信じていたんだから、そりゃ「いったい何を聞かされていたの?」となるでしょうよ。イリシュだって、ベルティナがわざわざ自分のテントに来て塔の地図を手に入れていたと気づけば、疑いたくもなる。協力しているふりをして、自分の目的を優先していた可能性が出てきたんだから。

ただ、ベルティナも簡単には諦めないのよね。首都の反乱が失敗したと知るや、イリシュに見限られる前に逃げ出す判断の早さよ。昨日まで一緒に動いていた相手でも、利用価値がなくなれば危ない。そう考えているのが伝わってくる。復讐への執着が強いぶん、どこまで行ってしまうのか心配にもなるわ。

そして、今回いちばん胸に引っかかったのはエノク。セネアを失い、ジュリエットとも離れたエノクが、拳を握りしめながらこの土地との縁を断とうとする姿がつらい。戦いに勝てる見込みが出てきても、本人が失ったものは戻らないのよ。援軍が来て状況が好転したからといって、心まで元どおりになるわけじゃないものね。

そんなエノクを元気づけようと酒を持ってきたハレンも、気遣いが空回り気味でちょっと切ないわ。エノクは飲むどころか、ジュリエットへの手紙を届ける仕事を頼むの。会えない相手に自分の気持ちを届けたいんだろうな。しかも、その後に鏡を見ながら顔の手入れをしているのが、エノクらしくて少し笑ってしまった。ジュリエットが自分の顔に触れるのを覚えていて、きれいな状態を保とうとしているのね。こんなときでも好きな人のことを考えているんだもの。でも、最後のノックは何なのよ!返事がないから自分で扉を開けたら、そこにいたのはハレン…?エノクの驚きも気になるし、何が起きているのか落ち着かない。戦いが終わりに近づいても、エノクの心が休まる日はまだ遠そうで、せめてジュリエットからの思いが彼に届いてほしい。

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72話|ジュリエットはエノクに会うため国境へ向かおうとする

【曇った目で】…エノクが帰れないと知ったジュリエット、心配で待つどころか自分から会いに行く気満々じゃない!

エノクから手紙が届いたジュリエット、気に入ったものがあれば送るって言われてるの、普通に幸せな奥さんじゃないの!こういう何気ない気遣いってうれしいのよね。しかもハレンまで、殿下の奥様への愛情は底がないとか思ってるし。周囲にも伝わるくらい大切にされてるなんて、いいじゃないの!…と思っていたら、手紙の続きで一気に空気が変わる。国境で戦闘が起きて、エノクは約束した時期に帰れないらしい。

ハレンの慌てっぷりがすごい。ジュリエットが怒っているように見えて、何かまずいことをしたのかと内心パニック。しかも、エノクがまた落ち込んで死人みたいな顔で歩き回るのを心配してるのよね。ハレン、エノクの取り扱い説明書を熟知しすぎでは?でも、ジュリエットはちゃんと事情を理解しているわけ。エノクが悪意で隠していたわけじゃないことも分かっているし、ハレンを責めずに休ませる。この夫婦、信頼関係が育ってるなあ。

ただし、ジュリエットの心の中は全然穏やかじゃないのよ。前世ではエノクがアガンテで命を落としている。今は以前より仲良くなれて、一緒に首都へ行き、望んでいたものも手に入れた。毎晩ベッドで夢や希望を語り合える関係になったからこそ、幸せが大きくなったぶん、失う恐怖まで膨らんでしまったのね。二人が近づいたことへの代償が、エノクの最期を早めることだったらどうしようって…そんなの考え始めたら落ち着いて待ってなんかいられないわ。

そしてジュリエット、雪の日の馬車は危ないのかと侍女に確認まで‥。車輪が外れるかもしれないとか、移動には向かない天気だとか、やたら具体的に探りを入れてるのがもう怪しいのよ!侍女も当然、エノク様に会いに国境へ行くのかと察してるじゃない。で、ジュリエットの「馬に乗れる?」で、はい、行く気ですね!と確信したわ。天候も移動手段も問題だらけなのに、夫が心配だから自分で会いに行こうとするジュリエット、愛情も行動力も強いわ。

一方のイリシュは、反乱失敗の知らせで完全に追い詰められているわけです。ここで撤退すれば次期族長の座も遠のく。だからって、撤退を口にした騎士を力で押さえ、仲間まで従わせようとするのは危うすぎるでしょう。土地を取り戻したい気持ちは分かっても、兵士たちの命より自分の野心が前に出始めているのが怖い。エノクを狙うイリシュと、そのエノクを心配して動こうとするジュリエット。二人が国境でどう交わるのか、ジュリエットが無事にエノクのもとへたどり着けるのか、もう気になって仕方ないわ。どうか今度こそ、二人で一緒に帰ってきてほしいって!

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73話|ベルティナがエノクを白の塔へ誘い込む

【振るわれた剣に】…エノク、復讐したい気持ちは分かるけど、敵の本拠地で一人行動は危なすぎるって! しかもベルティナまで絡んできてて‥なに?

エノク、ジュリエットとの約束を守るって決めたのに、どうしてこんなに危ないことが次々と起こるのよ!しかも相手は一人じゃなさそうだし、何がどうなっているのか、私まで落ち着かないんだけど。

まずジュリエットがいいのよね。メイドの乗馬経験を聞いて、国境まで行けるか確認するあたり、エノクのことが心配でたまらないのが伝わってくるの。自分で迎えに行くことも考えていたんだろうな。でも最後には、エノクは約束を破らないから待つと決める。もうここ、信頼が強い! 彼が今まで自分にしてくれたことを、ちゃんと覚えているんだろうね。だからこそ、どうかその信頼を裏切らないでくれと願わずにはいられない。

一方のエノクは、廊下で倒れている騎士を見つけて、すぐに異常事態だと察するわけ。セネアのことで怒りが収まらないはずなのに、勢いだけで動かず、ジュリエットとの約束を思い出して踏みとどまるのが、頭は切れるけど彼を想うと切ないわ。復讐したい気持ちと、無事に帰らなければならない理由。その両方を抱えているのよね。普段のエノクなら敵を追い詰めることを優先しそうなのに、帰る場所があることで行動まで変わっているから。

ところが、現れた青年が謎の襲撃者に倒され、地下室という言葉だけを残す。いやいや、せっかく手がかりが出てきたのに、肝心なところで話がこと切れるじゃないの!しかも、エノクをおびき出した敵はすぐ近くにいるらしいし…。姿も目的もはっきりしない相手を警戒しながら、ベルティナまで追わなければならないなんて、エノクの負担が大きすぎるって。

そして、ベルティナが白の塔へ向かっているのも気になるわけ。エノクをそこへ誘い込もうとしているけれど、いったい何をさせたいのか。エノクは魔力を使えない土地にいるうえ、敵の仕掛けた罠に乗っている可能性まである。騎士たちを呼んだ判断はよかったけれど、本人が先頭に立ってしまうあたり、心配は尽きないわ。当の中でラット・フロックの名を叫ぶエノク。ベルティナを見つけた驚きだけではなさそうだし、彼女とラット・フロックの関係もまだ分からない。ジュリエットは約束を信じて待っているのに、エノクの周りは危険だらけ。彼が無事に戻れるのか、そして地下室には何があるのか、嫌な予感が消えてくれない。

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74話|青い目の男に白旗を挙げた

【落ちる首】…部族を守るために冷徹な判断を下したイリシュだったけど、ソルチは最後まで従う気などなく、兄を失った怒りをぶつけて反撃開始よ‥計画が崩れ始めたわ

ちょっと、エノクもイリシュも自分の問題を片づけようと必死なのに、最後にソルチが全部ひっくり返していくの、どういうことなのよ!

まずエノク。頭から血を流している状態でもベルティナを追い、ラットとの戦いにも容赦がない。しかもラットが最後に持ち出したのが、妻と一緒にいられないだの、母親と同じ孤独な最期になるだの、エノクの心をえぐる言葉なのよ。いや、戦っている最中にそこまで言う!?相手の怒りを買う才能だけは一流じゃないの。

エノクだってラットを簡単に終わらせたいわけじゃないほど怒っている。でも、ラットとの決着がついたと思ったら、今度はベルティナを追跡。ベルティナも逃げた先でエノクを誘い込もうとしているけれど、本人が目の前に現れた瞬間、もう隠れんぼ終了のお知らせである。エノク、追いかける側になったら本当に逃がしてくれないわね。

そして、もうひとつの戦場ではイリシュがソルチを相手に大仕事。ソルチが兄ガロットの負傷をきっかけに報復を計画し、戦争を広げたことを説明するの。イリシュとしては、部族全体を巻き込まないためにも、責任を取らせるしかない。自分だって父親に真実を知られたら立場が危ういのに、それでもここまで計算して動いているのよ。ところがソルチ、まったく納得していないわけ。そりゃ自分が処分される話を聞いて、はい分かりましたとはならないだろうけど、まさか反撃に出るとは!しかも火を放ち、騎士たちは消火に大慌て。さっきまで部族を守るために話をまとめようとしていたのに、事態が悪化する速度がすごいのなんのって味方からの裏切りって、ほんと腹立つよね。

ソルチも兄を失った怒りを抱えているのだろうけど、その怒りをぶつけた結果、部族そのものが危険にさらされているのがつらいところ。最後には白旗を掲げるよう命じるなんて、ここまで強気だったのに、もう敗北まで来たのね。エノクの怒りも、イリシュの覚悟も、ソルチの執念も、それぞれ理由があるから簡単に割り切れない。みんな必死なのに、どうしてこうも話がこじれるのかしら。

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75話|竜の幽閉場所へエノクを突き落とすベルティナ

【そして白夜】…ベルティナ、復讐したい気持ちは分かるけど、エノクまで道連れにする気なの?もう怒りも悲しみも限界突破で、話し合いの余地がなさすぎるわ!

ベルティナ、もう自分がどうなってもいいからエノクを巻き込む気なのかな!?ランプを投げて炎が広がる中に居座るなんて、怒りが限界を超えているのは分かるけど、エノクからすればたまったもんじゃないわよ。しかもエノク、そんなベルティナに逃げろと言いながら助けようとしているのよね。ここで見捨てないあたり、根っから冷酷な人ではないのが伝わってくる。

そして始まったイリアドの話。ベルティナにとっては、時代を変えようと頑張った立派な姉・イリアド。なのにエノクにとっては、自分を何度も暗殺しようとし、仕えてくれた人たちまで奪った相手だった。暗殺者を送り込んだ回数が21回って、ちょっと… 一度でも十分すぎるのに、二桁に乗るほど繰り返していたなんて、エノクへの恨みも相当なものよね。

でも、ここが本当に苦しいところ。ベルティナはイリアドが皇帝になっていれば帝国はもっと良くなったと信じている。でもエノクからすれば、そのイリアドこそ自分の人生を壊した張本人。しかも、エノク自身もギナスを大切に思っていた時期があったからこそ、身近な人への失望まで重なっているのよね。誰かにとって優しい人でも、別の誰かにとっては許せない相手になる。そんな現実を突きつけられると、どちらか一方だけを悪者にして終わらせられないわ。

ただ、ベルティナも姉を愛しているからこそ、都合の悪い事実を受け止められないんだろうな。エノクに復讐の理由を見透かされた瞬間、怒りを爆発させて飛びかかる姿が、もう悲しいくらい必死。しかも地面が割れたと思ったら、竜が幽閉されていた場所だと判明し、最後にはエノクを突き落とすって展開が急すぎる!さっきまで助けようとしていたエノクが、今度は自分の命を脅かされる側になるなんて。

そしてジュリエットよ。手紙を書いているだけなのにペン先が壊れる、あの何気ない場面が妙に引っかかる。エノクが危機に陥っているなんて知らず、ただ無事に帰ってきてほしいと願っているのが切ないじゃないの。ベルティナの行動は許せないけれど、姉を失った悲しみも、エノクが背負ってきた苦しみも軽く扱えないよ。だからこそ、エノクにはどうにかこの状況を切り抜けて、ジュリエットの待つ場所へ帰ってほしい。あの手紙の続きを、ちゃんと本人に届きますように!

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