オリビアには幸せになってほしいし、エドウィンにはそのまま全力で甘やかしてほしい!この気持ちがどんどん強くなるのが、たまらないんですよ。今まで周囲の顔色をうかがいながら、自分が望むことさえ遠慮してきたオリビア。それがエドウィンと一緒にいると、眠ってしまっても、寄り道をしても、食事を楽しんでもいいんだって、少しずつ感じられるようになっていくんです。しかもエドウィン、ただ優しいだけじゃない。さらっと甘い言葉を口にするし、オリビアとの距離を縮めるのも自然で、あの余裕は何なのよ!一方で、オリビアがいなくなってから落ち着かなくなるジェイドには、今さら気づいたって遅いのよ!と言いたくなる複雑な気持ちもある。レナの思惑やビガンデール領の人々との関係も気になるところだけれど、何より大きいのは、オリビアが自分の居場所を自分の目で確かめようとしていること。愛される喜びと、自分の足で未来を選ぶ強さ。その両方が見えてくるのが、本当に好き!
36話|結婚準備の裏でレナが新たな企みを始める
レナ!あなたはジェイドを呼びつけて何を企んでいるの?!その顔怖いって‥。
結婚の許可も下りて、ビガンデール領で準備もできる。はい、オリビア、幸せいっぱいのお時間ですよ! なのにエドウィンが貴族会議に出席する話になると、急に心配し始めちゃうのね。皇帝がエドウィンを嫌っているせいで、今まで出席できなかったんじゃないかと気づいて、自分のために無理をしてほしくないと伝えるオリビア。もうオリビア、本当に優しいわね。結婚できるだけで浮かれて終わらないのが彼女らしい。
ところがエドウィン、そんな彼女を見て大笑い。いやいや、心配している相手にその反応はどうなのよ!でも、今まで会議に出なかったのは皇帝のせいではなく、単に面倒だったからって。これから出席するのもオリビアに説得されたからだって、ずいぶんあっさりしてるじゃないの。オリビアが勝手に深刻な事情を想像していたのもあるけれど、エドウィンの説明が軽すぎて、こっちまで力が抜けちゃうわ。
しかも手にキス!結婚するんだからいいだろうって、そういう問題じゃないのよ。人前で堂々と甘いことをするエドウィンと、真っ赤になって怒るオリビア。もう、この二人の可愛さがたまらない。手のひらへのキスに意味があるのか気になって仕方ないオリビアも、すっかり恋する乙女じゃないの。
ただ、今回ちょっと気になったのは、オリビアが名もなき騎士への手紙を思い出すところ。戦争が終わってから手紙が届かなくなっていたのね。結婚を控えた今、偽りの名前ではなく「オリビア」と名乗って、これまで心の支えになってくれたことへの感謝を伝えようとする。エドウィンとの幸せな未来へ進みながら、過去のつながりにもきちんと向き合おうとしているのが印象的だった。相手の幸せを願う気持ちも、ちゃんと残っているのよね。まぁ文通相手はエドウィンだけど(笑)。
そしてまたまたレナ!こっちはこっちで、なんだか嫌な予感しかしないんですけど。皇帝から鉱山の件で呼び出されて、ユーブラー伯爵まで呼びつけようとしているうえ、ジェイドを見てお茶会を思いつくって何なのよ。しかも過去のお茶会を思い出しながら、ひとりで楽しそうに笑っているのが不穏すぎるって。オリビアたちが結婚へ向かって幸せを積み重ねている横で、レナは何を仕掛けるつもりなの!?せっかくの甘い空気に、不安の種を置いていかないでちょうだい!
⬆️目次に戻る
37話|ジェイドが失って初めて気づく大切なもの
自分で散々傷つけておいて、妹が戻らない理由を考え始め、さらには寂しさに気づくの?遅すぎるって!
オリビアが戻ってこないだけで、頭の中がオリビアだらけになってるジェイド、どういうことなのよ!あれだけ妹を邪険にしてきたのに、いざ姿が見えなくなると気になるなんて、そりゃそうなるでしょうよ…と言いたい気持ちと、今さら気づいたの?という気持ちが同時に押し寄せてくるわ。
しかも思い出す内容が、カエルを寝床に入れたり、雨の日に締め出したり、大切な本を破ったりって、子どもの頃からなかなかひどい。オリビアが笑顔で「兄さん」と追いかけてきたからって、何をしても許されるわけじゃないのよ。でもジェイドの中では、そんな妹の笑う姿がずっと残っていたのね。エセラとオリビアの瞳を宝石にたとえて笑っていた記憶まで出てくると、妹として大切に思っていた気持ちも、確かにあったんだろうなと思うわけよ。
そこへレナが登場して、オリビアを出生や身分で見下す言葉を並べるものだから、ジェイドの表情が変わるのも無理はないわ。自分だって同じようにオリビアを扱ってきたくせに、他人の口から聞かされると耐えられない。いやいや、あなたも散々やってきたでしょうが!とツッコミたいところだけど、本人もようやく自分のしてきたことを思い返しているのよね。
そして、オリビアがいつか家族として受け入れてもらえると思っていた、でも今はもうその必要もないと告げた姿がよみがえるの。これが効いてるのよ。ずっと自分を追いかけてきた妹が、もう自分を必要としていない。その事実に直面して、ジェイドはとうとうレナを残して立ち去ってしまうわけ。レナからすれば、白水晶鉱山のために利用するつもりだった相手に勝手に退出されて大激怒(笑)。目的のためなら次の手を探せばいいと切り替えるあたり、レナはレナで抜け目がないわね。
さらに劇団を呼んで気分転換する流れまで出てきて、レナの関心はもう別の方向へ。男性(ダニエル?)に親しげに接する姿も世間知らず自分勝手皇女っぽくて、ジェイドとのやり取りとはまた違う顔が見えてくるわ。妹を傷つけた過去にようやく向き合い始めたジェイドと、自分の目的を優先するレナ。この二人の差がすごいのよ。ジェイドには、オリビアが戻らない寂しさだけじゃなく、自分が壊してしまった関係の重さまで、ちゃんと考えてほしいわ。だって、オリビアが欲しかったのは、最初から特別なことじゃなくて、兄に家族として受け入れてもらうことだったんだから。
⬆️目次に戻る
38話|兄・コンラッドの本音をジェイドが知った
ジェイド、オリビアへの侮辱にショック、兄・コンラッドの返事がまさかの「それで?」って信頼まで揺らぐよ。
ん?エドウィン、オリビアが馬車の中で寝ちゃったからって庭をぐるぐる回ってたの!?起こさずに寝顔を眺めていたのは優しいけど、いつまで回っていたのよ。オリビアが目を覚まして真っ赤になっているのもかわいいし、本人は寝顔や顔のむくみまで気にしてるのに、エドウィンはそんなこと全然気にしていないのよね。むしろ腕に抱えて屋敷まで運んでほしかったのかも、なんて冗談まで言い出す始末。はいはい、ごちそうさまです!
しかもオリビアが「次は絶対に起こして」と念を押したら、エドウィンは次の次まで話を進めようとする。いや、話が早いのよ!オリビアも何をされるかわからないから全部ダメ、次なんてないと必死なのに、エドウィンは楽しそう。ところが、今度は自分が眠ったときの話になり、馬車で長時間眠ると体がこわばるから到着したら起こし合おう、とオリビアが提案するの。ここまでは普通なのに、エドウィンが「馬車以外なら?」と聞いてくるから、もう話がどこへ向かうのか丸わかりじゃない!
応接間でお茶を飲んでいるときに眠ったら、肩を貸してくれないか。そんなお願いにオリビアもつい了承しかけるし、エドウィンまで本気にして顔を赤くする。お互いに意識しまくりじゃないの。せっかく二人の距離が(チュ?)縮まりそうだったのに、御者の声で現実に引き戻されるオリビア。タイミング!いや、仕事だから仕方ないんだけど、あと数秒だけ待ってほしかったわ。エドウィンが髪にそっと口づけるのも、焦らず進めようとしながら結局ちゃっかり行動しているのが彼らしい。
でも、後半は一気に空気が変わるのよ。雨の中でジェイドがコンラッドに訴えるのは、皇宮でオリビアが侮辱的な扱いを受けているという事実。ジェイドは兄も知らなかったと思っていたのに、コンラッドは驚くどころか、そんな扱いを受けることを承知で放っておいたと明かすわけよ。え、待って。知らなかったから何もしなかったんじゃなくて、知っていてそのままだったの?ジェイドが兄を見る目が変わるのも当然だよ。
幼いころには頭を撫でてくれた兄の姿が浮かぶからこそ、今のコンラッドの言葉は余計につらいはず。ジェイドはその場を走り去り、鏡に映る自分を見つめる。何を考えているのか、まだはっきりとはわからないって。でも、兄を信じていた気持ちと、オリビアが受けてきた扱いを知った衝撃が、ジェイドの中でぶつかっているのは伝わってくるの。エドウィンとオリビアの甘いやり取りで浮かれていた気分を、コンラッドの一言がここまで冷やしてくるなんて。ジェイド、あなたはこの先、兄の言葉をどう受け止めるのよ……。
⬆️目次に戻る
39話|視察中に寄り道をしてオリビア、ピクニックを楽しむ
エセラ、ジェイドに何も教えないのね。遅すぎた後悔と姉の優しさが胸に刺さるわ!
オリビアがエドウィンとの旅の途中でサンドイッチを食べているの、なんだかじわじわくるのよ。だって本人は「これ、本当にいいの?」って落ち着かないのに、エドウィンは当然のようにピクニックを楽しんでるんだもの。しかもハムにチーズ、チキンにサーモンって、ちょっと待って、選択肢が妙に充実してるじゃないの!仕事で移動しているはずなのに、すっかりお出かけ気分。オリビアにとっては、そんな当たり前の時間すら新鮮なのよね。
以前のオリビアなら、仕事に出た以上はさっさと用事を済ませて戻るべきだと考えていたはず。皇帝から時間の使い方まで細かく求められていた記憶があるから、道中でのんびりすることに罪悪感があるのよね。でもエドウィンは、時間がかかっても目的地は変わらないと考えているわけ。いや、エドウィン、オリビアを甘やかしているようで、実は今まで彼女が知らなかった時間の使い方を教えているんじゃない?って。急がなくてもいい、楽しんでもいい。そんな許可を自然にくれるのが素敵なのよ‥ほんとに。
騎士たちもオリビアが食べるまで待っているし、本人がひと口食べて「おいしい」と笑えば、エドウィンまで嬉しそう。もう、周囲まで二人を見守る空気になっているじゃない。しかもオリビアから「またできる?」と聞くのがたまらない。楽しかったから、もう一度したい。そんな素直な願いを口にできるようになったことが、何より嬉しくて微笑ましくって。
ただ、幸せいっぱいで終わらないのがオリビアなのよね。ビカンデール領に着いたら、自分が領民に受け入れられるか不安だから、確かめられるまでそばにいてほしいと頼むわけ。ここで一気に現実が戻ってくるの。エドウィンが大切にしてくれることと、彼の周囲の人たちが自分をどう思うかは別問題。オリビアだって、それくらい分かっているのよ。だからこそ、彼に守ってもらうだけではなく、自分の目で確かめたいんだろうな。
そしてエセラの姿も、つらい。ジェイドがオリビアの行き先を尋ねても、エセラは教えない。以前、自分が遅い時間に姉を訪ねたとき、オリビアは受け入れてくれた。その優しさを思い出したからこそ、今度は自分が姉の気持ちを守ろうとしているのよね。物置にしまわれていた家族の肖像画を取り出す姿も、簡単には言葉にできない思いが詰まっているわ。オリビアは新しい場所で幸せを探し、エセラは残された思いと向き合う。同じ姉妹なのに、それぞれ別の場所で前に進もうとしているのが、もう胸にくるわ。
⬆️目次に戻る
40話|オリビアを乗せビカンデール領へ(S1完)
なにより、エドウィンがオリビアを信じてくれるの、二人とも信頼しあってるじゃない!
オリビアがビカンデール領に行く前から、歓迎されるかどうかを自分の目で確かめたいって言い出すの、ここは大事なところよね。だってエドウィンのそばにいるからって、領地の人まで全員が自分を受け入れてくれるとは限らない。しかも皇帝と先代大公の間には対立があって、今のエドウィンも皇帝に従ってきたと思われているわけだから。そんな事情があるなら、オリビアが簡単に安心できないのも分かるわ。ここを適当に「みんな歓迎してくれるよね!」で済ませないのがいいのよ。
それに対するエドウィンが、またいい男なのよ!オリビアの不安を否定して無理やり安心させるんじゃなくて、本人が望むなら確かめればいいと受け入れる。しかも、ウィンスターまで味方になっていることを挙げて、オリビアには人の心を開く力があるって認めてくれるのよね。これ、ただの甘やかしじゃないの。オリビアが自分で築いてきた信頼を、エドウィン自身がちゃんと見ていたってことだから。最後には、領地の人たちと仲良くできるかより、自分と遊んでくれなくなるほうが心配だなんて言い出すし。ちょっと、そこで寂しがるのかって、大公殿下でしょ?かわいさを隠す気がないじゃないの。
一方で、ジオの姿はなかなか複雑。娘に会おうとする父親なのに、エドウィンからは警戒されてしまう。ジオ自身も、過去のことを思い出している様子で、簡単には割り切れない事情がありそうなのよね。それでも、オリビアが健康を気遣ってお茶を用意していたことが、執事の記憶にも残っているわけで‥マデレイネ家もそろそろ後悔?!でも、娘が父親を気にかけているのは伝わるけれど、それだけで二人の間にあるものが全部片づくわけじゃない。ジオには、ちゃんと向き合ってほしいわ。
そしてダイアン!オリビアが大公の伴侶に選ばれたことが気に入らず、過去の婚約や噂まで持ち出して不満をぶつける、ぶつける。いや、まだ本人の何を見たっていうのよって。ベサニーがかばってくれているのに、納得できない様子なのも気になるところ。瞳の色(オリビアと同じ緑?)まで変えているし、ダイアンにも何か事情がありそうね。レナの白水晶鉱山の件も含めて、恋愛だけでなく領地や人間関係の問題も残ったまま。シーズン1完結なのに、気持ちよく全部解決!とはいかないのね。オリビアが自分の力を信じて進み始めた今、次はどんな相手と向き合うことになるのかしら。エドウィン、今度こそ彼女が一人で抱え込まないように、隣でちゃんと支えてあげてよね!って、甘すぎないで程度で‥。
⬆️目次に戻る