オリビア、よく言った! もう本当に、ここまでよく頑張ったわね…と肩を抱きしめたくなるのよ。ずっと家族に認められたくて、レオフォードに振り向いてほしくて、自分なりに努力してきたオリビアが、ようやく「もういい」と自分の幸せを選び始めるわ。この変化がたまらないの!しかも、その隣にいるエドウィンがまたいい男なのよ。照れている姿までかわいくて、こっちはニヤニヤが止まらないじゃないの。一方のレオフォードは、オリビアの決意を前にしても自分に都合よく解釈する始末。いや、どこまで自分中心なのよ!でも、オリビアはもう彼の言葉に振り回されない。過去への決別も、エドウィンとの未来も、彼女自身が選ぼうとしているからこそ、応援せずにはいられないのよ。
26話|甘えん坊エドウィン、名前で呼んでほしがる
オリビアが自分の宮殿に招いた客なのに、周囲がエドウィンの訪問を問題視するのが面倒くさいわ。
オリビアが戻ってきた瞬間、パァッと明るい顔になるエドウィン、ちょっと可愛くない? 待ってましたと言わんばかりの表情で迎えてくれるんだから、オリビアも嬉しいでしょうね。しかも今回はティアゼ宮殿の裏庭を案内するのよ。オリビアが一年かけて大切に育ててきた場所を、自分からエドウィンに見せるのがいいじゃない。宮殿で正式な権限を得てから、毎日手をかけてきた場所なんだもの。オリビアにとっては、ただ綺麗な花が咲いている庭というだけじゃないのよね。
エドウィンも、その気持ちをちゃんと分かっている様子なのが素敵なの。花を見て綺麗だと褒めるだけじゃなく、札に書かれた文字を見てオリビアの筆跡だと気づくなんて、普段から彼女のことをよく見ているんでしょうね。こういうところなのよ! 何気ないものまで覚えているのって、言葉で好きだと伝えるのとはまた違う嬉しさがあるじゃない。ところが、せっかく二人で過ごしていたのに、メイドが皇太子の到着を知らせに来ちゃう。オリビアがエドウィンを自分で招いたのだと説明する姿も、ちゃんと宮殿の主として振る舞っていて頼もしいわ。誰を招くかは自分が決めること。以前より自分の立場をしっかり使えるようになっているのが伝わってくるのよね。
そして帰りの馬車よ。エドウィンがオリビアに、もっと親しく名前で呼んでほしいとお願いするの。普段はあんなに余裕たっぷりなのに、好きな女性から名前を呼ばれることにはこだわるのね。オリビアも小さな声で名前を口にするけれど、聞こえなかったと言われて、むくれちゃうのが可愛いったらないわ。いやいや、ちゃんと呼んだじゃないの!もう一度聞きたいエドウィンと、恥ずかしくてたまらないオリビア。結婚を控えているのに、こういうところはまだ初々しいのよね。
ただ、オリビアが名前で呼ぶのをためらうのも分かる気がするわ。今までずっと敬称で呼んできたし大公だもの。急に呼び方を変えたら、そりゃ意識しちゃうでしょうよ。エドウィンは結婚するのだから自然だと言うけれど、頭で分かることと実際にできることは別なのよね。なのに、ようやく甘い雰囲気になったところで、また、ジェイドが登場。エドウィンが急にカーテンを閉めようとしたのも気になるし、ジェイドがわざわざオリビアの名を呼んでいるのも気になる。せっかく二人の距離が縮まったのに、いったいいまさら何の用なのよ。オリビアがカーテンを開けた先で何を話すことになるのか、エドウィンの表情まで気になって仕方ないわ。
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27話|オリビアは家族への期待を手放した
ジェイド、オリビアがいなくなってから慌てても遅いのよ!
オリビアがジェイドと向き合う姿、もう最初から「今度こそ言いたいこと全部言っておいで!」という気持ちで見守っていたのだけど、ジェイドの様子がどうにも煮え切らない。オリビアを心配していたのは伝わる。でも、今まで彼女がどんな思いでマデレイネ家に尽くしてきたのか、そこをちゃんと分かっていたのかしら。心配することと、家族として大切にすることは別なのよね。
しかも、ジェイドはオリビアに帰ってきてほしいと言いながら、オリビアが始めたのは帳簿や屋敷の管理についての引き継ぎ。いや、待って。今から業務連絡するの!?って。ジェイドが感情をぶつけている横で、オリビアは次の担当者が困らないように説明している。この差がすごい。もう自分が戻らないことを決めたからこそ、残った仕事まできちんと片づけようとしているのよね。最後まで責任感が強いのがオリビアらしいわ。
ところが、ジェイドはその話を聞いて激しく動揺しちゃう。これまで何度も困難に耐えてきたのに、ここで諦めるのかと責めるけれど、オリビアからすれば「これくらい」では済まないのよ!!家族のために頑張れば、いつか認めてもらえる。いつか自分の味方になってくれる。そう信じて努力してきたのに、その願いがかなわないまま時間だけが過ぎてしまったんだもの。ジェイドだって何か言いたいことはあったのだろうけれど、オリビアがずっと欲しかった言葉を今さら探しても、もう届かないのがつらい。
そして、自分の家族を持てると思うから、もう必要ないと告げるオリビア。もうここ、悲しいのにうれしい。家族に認められるために頑張る人生から、自分を受け入れてくれる人と生きる人生へ。ようやくオリビア自身が、自分の幸せを選ぼうとしているのよ。ジェイドに別れを告げて門の向こうへ行く姿も、ちゃんと自分の決断を貫いていてよかった~。
……と思ったら、エドウィンの袖を引いて名前を呼び、胸に飛び込むんですけど!?エドウィンも顔を赤くして固まっているし、ちょっとあなたたち、こちらの涙を別の感情に切り替えさせるのが上手すぎない?家族への切ない思いを乗り越えたオリビアが、今度は自分からエドウィンに甘えようとしている。この一歩が本当に大きい。二人がこれからどんなふうに心を通わせていくのか、新しい居場所でオリビアが思いきり幸せになれるのか、期待せずにはいられないわ。
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28話|嫉妬だとレオフォードが決めつける
オリビアとエドウィン、両想いの空気が甘すぎて、私までニヤニヤが止まらないって!
きゃ~ちょっと~、オリビアに名前を呼ばれただけで真っ赤になるエドウィン、可愛すぎっ!?自分から名前で呼んでほしいと言ったくせに、いざオリビアがエドウィンと呼んだら、嬉しさでまともに顔も見られないのよ。しかも、やめると言われた瞬間に慌てて手を掴み、これからも呼んでほしいとお願いするなんて、もう完全に恋する男じゃない!オリビアも一人になってから彼の名前を繰り返して、思わず笑顔になっちゃうし。なによこの二人、名前を呼ぶだけでこんなに幸せそうなの、見ているこっちまで頬が緩んじゃうわ。
ところが、そんな甘い空気から一転、レオフォードとマリア…で、私は一気に冷めた。オリビアが二人の姿を見て約束を取り消したと知りながら、レオフォードは自分の行動を反省するどころか、悪いのは勝手に予定を変えたオリビアだと言い出すのよ。いやいや、そこじゃないでしょうが!婚約者がいる身で別の女性と過ごしておいて、相手が傷ついた可能性は考えないの?しかも、オリビアは自分の言葉に震えるほど従順だとマリアに話しているけれど、いつまで彼女を思い通りにできると思っているのかしら。
そしてオリビアは、婚約を終わらせるためにレオフォードのもとへ。最後に会いに来た彼女が求めているのは、豪華なデートでも甘い言葉でもなく、人として最低限の誠意なのよね。ところがレオフォードは、話を聞くなり大笑いして、マリアへの嫉妬が理由だと決めつける。ああもう、どうしてそうなるの!オリビアが真剣に伝えようとしている気持ちを、全部自分に都合よく解釈してしまうのが腹立たしい‥っていうか、盛大に勘違いしてますけど、あなた‥。
挙げ句の果てには、デートに連れていけば機嫌が直ると思っているうえ、エドウィンと関わらないことまで条件にしてくる。オリビアの気持ちを取り戻したいというより、自分の思いどおりにしたいだけに見えてしまうのよ。オリビアがここまで決意して会いに来たのに、最後まで気持ちを理解してもらえないのが本当に切ないわ。もう彼女が自分の心を守るためにも、早くこの婚約から解放されてっ祈ってる私。
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29話|レオフォードとの恋にオリビアがピリオドを打つ
オリビア、ついに言ったわね!長年の恋に自分で終止符を打つ姿が切ないのに、かっこよすぎる!
オリビアがレオフォードに笑顔で皮肉を返しているのを見て、もう、あなた、いつの間にそんな強くなったのよ!って嬉しくなっちゃったわ。以前ならレオフォードに何を言われても、好きだからこそ我慢していたのに、今回は違う。二十歳だと訂正しただけでなく、マリアを勝手に宮殿へ連れてきたことまで持ち出すんだもの。自分の礼儀は棚に上げて、オリビアの態度ばかり責めるレオフォードには、もう呆れるしかないわね。
しかも彼女、婚約を解消すると言われても怯まないどころか、自分から終わりにすると宣言。レオフォードが別の女性を皇后にしたいのなら、自分は身の程をわきまえるですって。いやいや、あなたが身を引く必要なんて本当はないのよ!と言いたくなるけれど、オリビアなりに長い恋を終わらせるため、精いっぱい気持ちに区切りをつけているのよね。笑顔で話しているぶん、胸の内を考えると余計に切ないわ。
そしてレオフォードが声を荒らげた瞬間、エドウィンがスッとオリビアの前に立つのよ!もうこのタイミング、頼もしすぎない?オリビアを守るように前へ出て、皇太子にも堂々と挨拶する。さらにオリビアは、自分が招いたのだと説明し、最後に与えられた権限を使って別れを告げる。もう誰かの許可を待つばかりの女性じゃないのよね。自分の意思で宮殿を出ていく姿に、思わずゾクッとしちゃった。
ただ、オリビアが振り返る過去がつらいの。九歳で出会い、十四歳ではハンカチを渡せず、十八歳では初舞踏会の相手を疑いもしなかった。それが二十歳になって、婚約者が別の女性に想いを伝える姿を知るなんて。長年大切にしてきた恋だからこそ、簡単に忘れられるわけがないのよ。
そんな彼女が自分の背中は大丈夫だったかと尋ねると、エドウィンは立派だったと答えてくれる。しかも、いつも素敵だけれど自分といるともっとそう見えるですって!ちょっと、エドウィン、さらっと何を言ってるのよ。オリビアが微笑み返すのも分かるわ。傷ついた気持ちをすぐに消すことはできなくても、隣にいてくれる人の言葉に救われる瞬間はあるもの。だからこそ、最後に皇帝との面会まで断られてしまう展開には、もう勘弁してあげてよと心配になっちゃう。せっかく自分の足で歩き始めたオリビアなんだから、今度こそ自分の望む未来をつかんでほしいのよ。
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30話|オリビアとエドウィンの婚約に一年の猶予?!
エドウィンの結婚宣言に皇帝がブチギレ、皇后まで動き出したと思ったら、レオフォードもバカげたことを言い出す始末で‥。
エドウィンが皇帝のもとで三時間も待たされているのに、皇帝はまだ重要な政務の真っ最中ですって。いや、三時間よ!?どれだけ待たせる気なのよ。しかもエドウィンが伝えに来たのは、皇帝自身が約束した願い(婚約)を叶えてもらうため。オリビアがそっと腕に手を回して帰ろうと促すと、彼もすぐに引き下がってて。この二人、皇帝への圧力は強いのに、オリビアが疲れたと言えば帰るのね。そこは素直なのがかわいいじゃない。
ところが皇帝は、エドウィンが白水晶の鉱山を欲しがっていたと思っていたのに、その願いをオリビアとの結婚に使われて大激怒。自分が勝手に予想して、思いどおりにならなかったら相手をずる賢い呼ばわりって、ちょっと待ちなさいよ。そもそも約束したのは自分でしょうが!って話。しかも昔、ジオからオリビアを皇太子妃にする話が出ていたことまで思い出し、マデレイネ家の忠誠心まで怪しんでるわけ。結婚ひとつで皇帝の頭の中、政治の計算だらけなのよね。
そこで皇后が出してきたのが、一年間の猶予期間。皇族と婚約していた女性は、一年が経つまで別の貴族と結婚できないという慣例を使えば、エドウィンとの結婚を先延ばしにて時間稼ぎができる。皇帝もその間にオリビアを皇太子妃へ戻すか、エセラを迎えるか考えられると、すっかり乗り気なの。ところがオリビアが婚約解消を求めたと聞いた皇后は、今度は一年も待たずエセラに交代させようとするわけで‥。自分の思いどおりにならないと、すぐ次の手を打つんだから忙しい人たちだわ。
そしてレオフォードよ! 皇后はオリビアを追い出せと迫っているのに、本人は一年の猶予を認めると言い出す。オリビアがエドウィンの大公妃になると宣言した姿を思い出して、ニヤッとしているのが気になるのよ。しかも、その期間中にマリアを婚約者にしたいですって!?皇后の計画に従うどころか、自分の都合で別の婚約まで持ち出してきたじゃない。オリビアへの未練なのか、政治的な計算なのか、それとも両方なのか。皇帝も皇后もレオフォードも、それぞれ別の方向を向いているのに、全員がオリビアを自分の計画に組み込もうとしているのが腹立つわ。もう結婚の話なのに、宮廷全体が駆け引きの盤面じゃないの!
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