オリビア、あなたもう十分すぎるほど頑張ってるのよ…!誰かに認めてもらいたくて、自分なりに最善を尽くして、それでも思うように愛されない。そんな彼女の姿がもう切なくて、見ているこっちが「もういいから! 自分をそんなに責めないで!」って言いたくなっちゃうんです。しかも、幼い頃から周囲に浴びせられてきた言葉が重すぎる。自分が悪い、自分がいるせいで誰かが不幸になる。そんなふうに思い込まされてきたオリビアが、簡単に自信を持てるわけないじゃないですか。それでも人を助けることをためらわず、相手の事情を考えて行動できるところが、彼女の本当に素敵なところ。レオフォードへの想いは報われず、期待していた相手からも大切にされない苦しさがある一方で、エドウィンとの出会いには違う可能性を感じるんですよね。お願いだから、今度こそオリビア自身を大切にしてくれる人と出会ってほしい!
1話|オリビアが助けた男性との出会い
華やかなドレスは妹に譲り、好きな人には振り向いてもらえず、唯一の楽しみは顔も知らない騎士との文通って。
あぁぁぁぁ、オリビアはいつまでレオフォードを信じて待つつもりなのよ!婚約者なのに、相手には恋人がいて、自分との約束まで忘れられている。それなのに、手にキスをされて次のデートに誘われたら、やっぱり期待してしまうのね。9歳から婚約者として過ごしてきたんだから、簡単に気持ちを切り替えられないのも分かるけれど、こっちはレオフォードの態度にモヤモヤが止まらないわ。
しかもオリビア、自分のために華やかなドレスを選ぶのかと思ったら、妹のエセラに用意するんだもの。セリーが不満を漏らすのも当然よ。自分だって鮮やかなドレスを着たいと思ったことくらいあるでしょうに、どうしていつも自分のことを後回しにするのかしら。街では私生児だと陰口まで叩かれているのに、騒ぎを起こしたくないからとセリーをなだめる姿も、我慢が身に染みついている感じで切なくなるのよね。
そんなオリビアの心の支えが、顔も知らない騎士との文通って可愛くない?!弟ジェイドに送った救援物資がきっかけで始まったやり取りは、約6か月も途絶えたまま。それでも相手の無事を願って手紙を待っているなんて、健気というか、せめてこちらの恋くらい報われてほしいわ!レオフォードへの思いも、文通相手への期待も、オリビアにとっては大切なものなのよね。
ところが街で騒ぎが起きると、普段は控えめなオリビアが自ら飛び出していくの。護衛もいるし危険だから下がっていて、と言いたくなるけれど、困っている人を放っておけないのだろう。騎士たちを動かして騒ぎを収め、脅されていたビカンデールまで助けるんだから、ただ耐えているだけの令嬢じゃないのよ。助けられたビカンデールが思わずオリビアにもたれかかり、慌てて謝る姿も、引っかかるところ。
レオフォードとの関係がこのまま続くのか、それともビカンデールとの出会いが新しい縁につながるのか。さらに、長く途絶えている文通相手は今どこで何をしているのかしら。オリビアが誰かに愛される日が来るのか、1話から気になることが多すぎるわ!
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2話|母の教えをオリビアが思い返す
エドウィン、戦争英雄で冷血君主のくせにオリビアには何なのその甘い態度!
いちばん気になったのは、エドウィンの優しさそのものより、それを受け取ったオリビアがどれだけ心を揺さぶられているか、なのよ。だってオリビア、婚約者のレオフォードからまともに愛されている実感もないまま、周囲には存在そのものを責められてきたわけでしょう? そんな彼女に初対面の男性が「命の恩人です」「またお会いできますか」なんて、まっすぐ気持ちを伝えてくる。そりゃ戸惑うわよ!
しかも相手は、戦争では負け知らず、北部の冷血君主と恐れられるエドウィン。オリビアも最初は正体に気づいて「こんな人なわけないわよね」と疑っているのに、実際に接してみれば感謝は丁寧だし、恩返しまで申し出てくる。評判と目の前の姿が違いすぎるのよ。エドウィン本人もオリビアに興味を持った様子で、再会したいと堂々と伝えてくるし、彼女が理想の高さを口にしても引かない。むしろ期待してほしいと返すあたり、なかなか手ごわい男じゃないの!
一方で、オリビアが簡単に心を開けない理由も分かるのよね。彼女は親切にされても、素直に喜ぶだけでは終われないの。相手が自分の正体を知らないから優しいのだと考えて、期待しすぎないように自分を抑えてて‥。過去にどれだけ傷つけられたら、ここまで予防線を張るようになるのかしら。
そんなオリビアのもとに、今度はレオフォードから花が届く。花言葉まで添えられた手紙を読んで、彼女はうれしそうに微笑む。ここがまた複雑なのよ!エドウィンからは初対面で心に届く言葉をもらったのに、オリビアはまだレオフォードの愛を信じようとしているし。過去に優しかった彼を知っているからこそ、今の冷たさにも何か事情があるはずだと考えてしまうのね。
そして最後に浮かぶのが、母の「最善を尽くせばすべて叶う」という教えと、幼いオリビアが自分のせいで家の評判が悪くなったと責められた記憶。愛されるために努力し続けなければいけないと思い込んできたのかもしれない。だからこそ、エドウィンの自然な優しさが余計に心に響くのよ。花を受け取って微笑むオリビアを見ていると、うれしいはずなのに、どうかその希望だけで自分を縛らないでと思ってしまうわ。
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3話|母の愛した銀髪を切られる
マデレイネ家、幼い子に全部背負わせるなんて、いくらなんでもひどすぎるわ‥オリビア、いったい何をしたっていうんだよ
母にとってオリビアは、何よりも大切な愛しい娘。ところが父ジオにとっては、現れた瞬間から目障りな存在なのよ。この親子の差、あまりにも露骨じゃない?オリビアは母を失ったばかりで、これからは父と暮らせると思っていたはずなのに、待っていたのは歓迎どころか冷たい視線。夢にまで見た父との生活が始まった瞬間に、希望をへし折られるなんてつらすぎるわ。
しかも、公爵家の使用人たちまで母の出自を持ち出して、オリビアを好き放題に評価する始末。銀髪と緑の瞳を見てマデレイネ家の血筋だと騒いだかと思えば、今度は身分が違うと陰口をたたく。いやいや、本人はまだ幼い子どもなのよ。自分で生まれる場所を選んだわけでもないのに、大人たちの都合を全部ぶつけられているじゃない!
中でも腹が立つのは乳母。オリビアが屋敷に来たことで公爵夫妻が言い争い、兄たちの様子が変わり、エセラの立場まで変わったと説明するのよ。事情を知らない子にそんな話を並べたら、そりゃ自分が悪いと思い込むでしょう。さらに、母が特別なものとして愛してくれた銀髪まで切ってしまうなんて。オリビアにとっては、ただ髪型が変わったという話じゃないのよね。母が自分に残してくれた愛情まで、無理やり取り上げられたようなものだもの。
そして数日後、空腹を抱えながら食べ物を探していたオリビアが、とうとうヘイルズと出会う。普通なら、ここで大人に助けてもらえるかもしれないと期待したいところ。でもオリビアは、ヘイルズを見ただけで怯え、自分がここに来たことも、公爵夫人が病気になったことも謝り始めてしまうのよ。乳母の言葉を信じて、自分の存在そのものが誰かを苦しめていると思っているのよ。こんな小さな子が、どうしてそこまで自分を責めなきゃいけないの!
一方のヘイルズは、オリビアの言葉を聞いて明らかに反応する。ここまで彼女を追い詰めたのは誰なのか、ようやく真実に目を向ける大人が現れたのかもしれない。母が「最善を尽くせばすべて叶う」と教えてくれたオリビアと、その言葉を信じることさえ難しくなった今のオリビア。この対比が切なすぎるし、ヘイルズが何を知り、どう動くのか気になって仕方ないわ。
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4話|ジェイドとエセラがオリビアを笑顔に
ヘイルズの優しさに泣き、ジェイドの絵本に泣き、ようやく家族ができると思ったらコンラッドがっ‥。
オリビアがジェイドの絵本を見て、涙をぽろっとこぼすところ、もうダメ。私は「やっとこの子に幸せが来た!」と喜んでいたのに、本人は嬉しい気持ちをどう受け止めたらいいのか分からないくらい、ずっと寂しかったんだもの。しかも、その前にヘイルズが乳母を追い出してくれたのが本当に大きい。オリビアは自分が悪いと思い込んでいたけれど、ヘイルズは「あなたは何も悪くない」ときっぱり伝えてくれた。こういう言葉って、本人が自分を責める癖をつけてしまったあとでは、簡単に信じられるものじゃないのよね。
食事をしながら、亡き母が自分に食べるよう勧めてくれた場面を思い出すオリビアも切ないわ。ヘイルズの言葉が、母親との温かい記憶につながっているのよ。髪を切られたことまで自分のせいだと謝る姿を見ると、どれだけ乳母の言葉に縛られていたのかが伝わってくるわけ。まずは安心して眠って、好きなだけご飯を食べてほしいわ。
そしてジェイド!この子、オリビアを妹だと知ったら、変に難しいことを考えずに受け入れるのがいいの。エセラより年上なのに妹なのかと不思議がりつつ、すぐに挨拶してくれるのも可愛いじゃないの。さらに、自分で絵本まで作って、エセラをアメジストのお姫様、オリビアをエメラルドのお姫様にしてあげるなんて。オリビアがずっと欲しかったのは、豪華な暮らしよりも、こういうふうに自分の居場所を作ってくれる人だったんじゃないかしら。
ジェイドがオリビアを妹として扱ってほしいとヘイルズに尋ねる姿も、子どもらしい素直さが胸に響くわ。ヘイルズも頭を撫でて、帰ってから考えると答えているし、ここでようやく本当の家族になれる可能性が見えてきたのよ。ところが、コンラッドだけは違った。オリビアを妹として受け入れるどころか、母親に関する怒りまで彼女にぶつけてて。幼いオリビアからすれば、せっかく見つけた希望をいきなり取り上げられたようなものよね。コンラッドにも事情はあるのだろうけれど、何も分からないオリビアが全部背負う必要なんてないのよ。どうかジェイドとエセラの優しさが、オリビアの心にちゃんと残っていてほしい…。オリビアには、今度こそ自分を責めずに笑える場所を見つけてほしいわ。
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5話|オリビアの期待を打ち砕いたデビュタント
母を失ったばかりなのに、父からも責められるオリビア。幼い子どもに背負わせるには重すぎる話で‥。
「お前の不幸が私の家庭を壊した」って、ちょっと待ってよジオ!義理母を失ったばかりの幼いオリビアに、そんな言葉をぶつけるなんてあんまりじゃないの。しかも、エセラのそばに行こうとするオリビアを引き離して、妹にまで近づくなと言わんばかりの態度。オリビアだって義理母を失って悲しいのに、泣くことすら許されないような空気がつらいわ。
エセラはお母様に会いたいと泣いていて、オリビアはそんな妹の手を握りながら謝っているのよね。何を謝る必要があるのよ……。ヘイルズ自身は、オリビアに悪いところなんて何もないと伝えていた。それなのに、父親から繰り返し責められたら、幼い子どもが自分のせいなのかもしれないと思い込んでも不思議じゃない。大人の言葉って、子どもが思っている以上にずっと深く残るものなのよ。
そして現在。オリビアは食卓で、エセラがジェイドからの手紙を楽しみにしている様子を見ている。ジェイドは一年半も南部の国境にいて、なかなか帰ってこない騎士。手紙が届けば、そりゃあ家族だってうれしいわよね。ところが、オリビアも手紙を受け取りたいと申し出た途端、コンラッドから自分宛ての手紙はないと知らされる。いや、言い方よ!コンラッドに悪気があったのかは分からないけれど、オリビアがどんな気持ちになるか、もう少し考えてあげてほしいって。
そんな空気を変えようとしたのか、エセラは姉のデビュタントの話を始めるわけ。でも、ここからのオリビアの想いがまた切ないのよ。食事まで我慢して体型を整え、ドレスもメイクも髪型も完璧に準備した。初めての社交界で、レオフォードと素敵な時間を過ごせるかもしれない。そんな期待があったはずなのに、彼が最初のワルツを申し込んだ相手はマリアだった。周囲の令嬢たちはオリビアを見て笑っているし、本人にしてみれば、あれだけ頑張った自分の気持ちはどこへ行けばいいのよ。
義理母を失った過去も、家族の中で感じる孤独も、恋への期待が崩れる瞬間も、オリビアはずっとひとりで抱えてきたのね。強くなってほしいとは思うけれど、これ以上傷つかなくていいとも思うの。誰かに責められることなく、ただ安心して笑える日が、オリビアにもちゃんと来てほしいわ。
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