オリビア、よくぞ言ったわ! 今までどれだけ我慢してきたのよって、私まで腹が立つくらいなのに、ついにマデレイネ家との決別を自分の口で宣言したーー。父ジオに責められても、ジェイドに引き戻されそうになっても、以前のように相手の顔色をうかがってばかりはいない。しかも、エドウィンがオリビアを守る姿がまた頼もしいのよ。彼女の味方でいるだけじゃなく、食事も休息もきっちり確保しようとする。エドウィン、愛情表現が行動に出るタイプなのね!ただ、オリビアが家族から離れれば全部解決、というほど簡単でもないのが気になるところ。幼い頃の日記には、エセラもようやく家族の思惑に気づき始める。さらにレナとの交渉では、オリビアが持つ記録と白結晶鉱山の謎まで浮上。恋も過去も領地の問題も、ここからどう動くのか楽しみね!
21話|オリビア、父との決別からエドウィンの元へ!
オリビア、ついにマデレイネ家との縁切り宣言!よく言ったわ、もう我慢しなくていいのよ!
ちょっとジオ、まだオリビアのせいにする気なの!?廊下で肩をつかんで怒鳴りつけるわ、皇太子と結婚できなかったことまで責めるわ、もう自分の娘に何を求めているのよ。しかもオリビア、怒鳴り返すかと思ったら突然笑い出すんだもの。ジオもビクッとしてるけど、私だってびっくりよ!でも、この笑いって楽しいからじゃないのよね。ずっと父親に認めてもらいたかった気持ちが、ようやく限界を迎えたんだと思う。人って限界がくると笑いが出るものなのね(笑)。
オリビアは、いつか自分を娘として受け入れてくれると信じていたことを打ち明けるわけ。自分からエドウィンに結婚を申し込ませたわけでもないし、婚約者を無視してマリアをそばに置いていたのはレオフォードのほう。それなのに、なぜ自分だけが責められるのか。いや、本当にそうなのよ!ジオはエセラを守るためにオリビアを皇太子へ嫁がせようとしていたくせに、計画が崩れたら全部娘の責任って、あまりにも勝手じゃない?
そしてオリビアが思い出すのは、ジオから言われた「お前を人生から消せるなら、すぐにでもそうしたい」という言葉。うわ、そんなことを言われたら、そりゃ忘れられないわよ。けれど今回は、その言葉をそのまま父親へ返すように、オリビア自身がマデレイネ家との縁を断つと宣言するのよ。もう認めてもらうために頑張らない。家族だからといって、いつまでも傷つけられる側でいる必要なんてないもの。ここでようやく、自分の人生を自分で選ぼうとしているのが伝わってくる。
しかもエドウィンが、ジオに対してオリビアを傷つければビカンデール家全体を敵に回すと釘を刺すのよ。頼もしすぎるでしょう!オリビアが一人で立ち向かわなければならなかった相手に、今度は隣で守ってくれる人がいる。その安心感がたまらないわ。それでもオリビアは帰らず、せっかく準備した舞踏会を楽しむために会場へ戻るの。震える手でエドウィンの腕に触れる姿には、さっきまでの強さとは違う可愛らしさがあって、もう抱きしめたくなるって。エドウィンも結婚を早く正式なものにしたいなんて、気持ちが、もうもう前のめりすぎじゃないの!二人で踊りながら緊張を打ち明け合う姿にニヤニヤしていたら、レオフォードが怖い顔で見つめているし、最後にはジェイドが手をつかんで割り込んでくるし、ちょっと、今いいところなんですけど!?って感じよ。
それでも、父親の顔色をうかがうオリビアではなく、自分で選んだ相手と堂々と踊るオリビアを見られたのがうれしい。もう誰かに愛される資格を証明しなくていいのよ。幸せになりたいと願う自分を、オリビア自身が大切にしてほしいわ。
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22話|マデレイネ家家名より自分の人生を
オリビアを反抗期扱いするジェイド、今さら何を言ってるの?!
オリビアを連れ戻そうとするジェイド、ちょっと待ってよ、あなた今まで何を見てきたの?とってなるのよ。エドウィンにまで嫌味を飛ばして、オリビアには反抗をやめて家に戻れですって。本人が何を思っているのか、どうして家を離れたのか、そこを聞く気はないのかしら。しかもエセラが倒れてから家の空気が重いなんて、自分たちの事情ばかり持ち出されても、オリビアだって散々傷ついてきたんですけど!
エドウィンがジェイドの態度をさらっと受け流し、オリビアに笑顔を向けるのはちょっと救いよ。ジェイドがピリピリしている横で、予定どおり帰ろうとする余裕がいいのよね。オリビアを自分の側に置きたい気持ちはあっても、少なくともこの場では彼女の意思を尊重している。こういうところ、二人の違いが出るわ。
ただ、ジェイドの想いが入ると、簡単に嫌な奴と片づけられなくなるのがつらい。幼いジェイドは母親を失ったことで、オリビアにまで疑いを向けていたのね。それでも妹としてそばにいてほしかった。ぬいぐるみを渡しながら涙を流す姿を見ると、あの子もずっと寂しかったんだろうなと思うわけで‥。手紙に書かれた、オリビアにも手袋を送るのかという言葉も気になるのよ。自分だけが大切にされたい気持ちと、妹にも同じようにしてしたい気持ちが混ざっていたのかしら。現在のジェイドの態度を見ていると、素直になれなかった時間の長さまで感じてしまうわ。
でも、事情があったからといって、オリビアが傷ついた事実まで消えるわけじゃないのよ。オリビアがマデレイネの名を人生から消すと宣言した姿は、かなり大きな決断だったと思うわけ。あれだけ家名に縛られてきたのに、自分から手放すんだから。ジェイドに別れを告げる姿も、もう以前のオリビアではないのよね。悲しくても、自分の人生を選ぶんだという気持ちが伝わってくるわ。
ところが、エドウィンと帰宅して、ようやくひと息つけるかと思ったら突然倒れるって、ちょっと待って!さっきまで普通に話していたじゃないの。エドウィンが慌てて呼びかけるのも当然だし、私だって心配でたまらないわ。家族との決別を決めたオリビアが、これから自分の人生を歩き出すところなのに。今はもう、ジェイドへの怒りも過去への切なさもいったん置いて、オリビア、お願いだから無事でいて……!
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23話|幼い自分の日記にオリビアが涙する
自分は悪くないと書くオリビア。あんな小さな子が、自分を守るために自分自身へ言い聞かせていたと思うと、胸が締めつけられるって。
幼いオリビアが夢の中で昔の日記を読み返す姿、もう開始早々に胸が痛いのよ。舞踏会のことを書こうとして古い日記を開いただけなのに、そこに残っていたのは楽しい思い出なんかじゃない。エセラに気軽に話しかけすぎた、食事のマナーが悪くて父親の食欲をなくしてしまった、次は失敗しないようにしなきゃ。ちょっと待って、オリビアは何歳なのよ。どうしてそんな小さな頃から、周りの顔色をうかがって自分の行動を反省し続けなきゃいけないの。
しかも、日記に書き込むのが「私は悪くない」という言葉なのよね。誰かに言ってもらいたかった言葉を、自分で自分に言い聞かせているように見えて、もうダメだったわ。褒めてほしいとか、優しくしてほしいとか、そんな当たり前の気持ちすら後回しにしてきたのかしら。オリビアが今までどれだけ我慢してきたのか、日記だけで伝わってくるのがつらい。
そんなオリビアが倒れて、エドウィンが医師から聞かされたのは、睡眠不足や栄養不足などによる深刻な疲労。本人は自分が迷惑をかけたと謝っているけれど、いやいや、謝るところじゃないのよ!むしろ今までよく頑張ってきたねって、誰かに抱きしめてもらう場面でしょうに。エドウィンも彼女の手の状態を気にかけ、これまでどんな思いを抱えてきたのか考えているsし。戦場では自分の安全を気にしていたオリビアが、自分自身のことは後回しにしていたと気づいたのね。
そして、お世話モードに入ったエドウィンがなかなかいい。ハナと協力して休息と食事を用意し、スープまで自分で食べさせようとするんだから。オリビアが自分で食べられると抵抗しても、喉を休めるためだと譲らない。しかも、食べなければ毎食こうして食べさせるなんて、さらっと言うのがずるいわ! オリビアが真っ赤になるのも分かるし、蜂蜜入りの薬を飲ませるところまで、細やかな気遣いが見えてニヤニヤしちゃう。
でも、オリビアがようやく安心して眠れそうな一方で、マデレイネ邸では結婚の噂が広がり、エセラまで耳にしてしまう。オリビアが少しずつ休める場所を見つけたとき、別の場所ではまた新しい波が立ち始めているのね。幼い自分に「悪くない」と何度も言い聞かせていたオリビアが、いつか本当に、自分は幸せになっていいんだと思える日が来てほしい。そう願わずにはいられないのに、あの日記の文字がどうしても頭から離れない。
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24話|エセラが知った姉の本当の苦しみ
休ませすぎて本まで取り上げるのは過保護だけど、エドウィンのそこがまたいいのよ。
エセラがメイドたちの話を聞いて、姉が結婚すると知ったところから、もう心が落ち着かないのよ!オリビアが皇太子をどれだけ好きだったか、エセラだって知っている。だからこそ、姉とぶつかったことがあっても、この結婚は何かおかしいと感じて走り出すのよね。ところが、いざ父に知らせようとしたら、まさかの父と兄の会話を聞いてしまう展開。いや、そこで聞いちゃうのか‥?!しかも話の内容が重すぎるわ!
コンラッドとジオの話から、エセラはオリビアが皇太子妃になるために連れてこられたことを知るわけ。自分が皇太子妃になれば宮殿で苦しむことになるから、父はそれを避けたかったらしい。でも、それってオリビアなら苦しんでもいいってことなの?って話よね。もちろん父にも父なりの事情はあるんだろうけど、娘たちの人生を家族が勝手に割り振っている感じが、どうにも引っかかるのよ。エセラだって何も知らされずに育ってきたわけで、そりゃ頭の中が大混乱になるでしょう。
ジェイドに真実を問い詰めるエセラもつらい。否定してほしいのに、はっきり違うとは言ってもらえない。さらに、これまでの出来事が一気につながってしまうのよね。自分が社交界に出されず、使用人たちがオリビアをいないもののように扱い、姉が宮殿から帰るたびにひそかに泣いていたこと。母を亡くしたとき、まだ幼かったオリビアがどんな思いをしてきたのか。エセラは姉と争った自分の言葉まで思い出して、とうとう涙があふれてれしまうの。もう、姉妹の関係がただの仲違いじゃなかったと分かって、胸がぎゅっとなるわ。
一方のオリビアは、エドウィンのもとで療養中。ところが本を取り上げられて、もう治ったのに!と必死の抗議。いや、元気なのは分かったから!でも医師まで休めと言うんだから、ここは大人しくしておきなさいって。エドウィンも花を気に入ったか聞いたり、食事に誘ったり、あれこれ世話を焼いていて、オリビアを心配しているのが伝わってくるのよ。こういう自然な気遣い、いいじゃないの!
そこへ家族から手紙が届くけれど、レオフォードの文章には愛情も心配も感じられない‥相変わらず通常運転。オリビア自身がそれを見抜いているのも切ないし、エドウィンが一緒に返事を書こうとするのも気になるところ。そして、オリビアが出席を断ったと聞いたレオフォードが、もう一度言えと反応する。えっ、今さらそんなに気になるの!?エセラは姉の本当の苦しみに気づき、オリビアは少しずつ自分を大切にしてくれる人との時間を過ごし始めた。なのに、ここでレオフォードが反応するなんて、もう何様って感じなのよ!
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25話|レナは白結晶鉱山を持参金に差し出す
オリビア、やられっぱなしの令嬢じゃなかった! レナの弱点を握って堂々と嫁入り支度を要求する姿、頼もしすぎるっ。
レナに呼び出されたオリビア、まさか大人しく説教を聞きに来たわけじゃなかった!私財を使って領地を立て直した記録を持参して、レナが困る情報をしっかり握っていたのよ。今までオリビアを好きなように動かせると思っていたレナからすれば、そりゃ顔色も変わるでしょうね。しかもオリビア、にっこり笑いながら話を進めるのが強いのなんの。怒鳴り合いに付き合うんじゃなくて、相手が困る材料を出して交渉するんだもの。こういう賢さ、大好きだわ。
レナも最初は王族としての立場を持ち出して、オリビアを黙らせようとするのよね。正当な血筋の自分と、そうではないオリビアなら、誰が信じてもらえるかなんて言い方までして。でも、オリビアはそこで引き下がらない。自分のお金で領地を復興させた記録を示し、しかもレナ自身が以前、まずは自分の資金で対応するよう命じたことまで押さえている。いやいや、ちゃんと覚えていたのね!レナが書類を破っても原本は別にあるという抜かりのなさに、思わず笑っちゃった。
そしてオリビアの要求が持参金!そこなのね、と思ったけれど、考えてみれば結婚に向けて必要なものを自分で確保しようとしているわけで、実に現実的なわけ。レナが拒否できない状況を利用して、条件を提示するオリビアが頼もしいのよ。ミネレ領を求めてレナを慌てさせたあと、別の領地も候補に出すあたり、交渉の主導権はすっかりオリビアに移ってるって(笑)。
ところが、レナが差し出したのは白結晶鉱山。価値がない土地だから押しつけてしまおう、という考えなのかもしれないけれど、オリビアには引っかかる理由があるわけで…。鉱脈は枯れたとされているのに、王族しか見られない隠された記録には、その鉱山の価値に関する情報が残されていたのよね。レナは厄介払いのつもりでも、オリビアにとっては別の意味を持つ土地なのかもしれない。交渉で勝ったはずなのに、また大きな謎を渡されるなんて!レナの思惑も鉱山の秘密も気になるし、何より自分の未来を自分で切り開こうとするオリビアが、ますます愛おしくなっちゃうわ。
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