ミエサとエイリック、もうこの二人を見ていると胸がいっぱいになるのよ!ミエサはつらい症状を抱えながらも、自分の目的のために動こうとしているし、エイリックはそんな彼女の小さな変化も見逃したくない。心配をかけたくないミエサと、どんなことでも打ち明けてほしいエイリック。この気持ちのすれ違いが、ちゃんと二人の約束につながっていくのがたまらないの。しかも、ダンスに慣れていないエイリックがミエサに教わりながら踊る姿まで見られるなんて、普段の緊張感とのギャップがかわいすぎるでしょう!
もちろん、甘い時間だけでは終わらないの。ミエサを苦しめる症状にはまだ謎が残っているし、彼女の秘密を知ったサラケゼ公爵も、ただ優しく見守ってくれる人物ではなさそう。エイリックが誰を信じ、どんな手を打つのか。ミエサへの愛情と、王宮をめぐる危うい駆け引きが絡み合ってきましたよ!
81話|突然過去の恐怖にミエサは襲われ
ミエサが必死に助けを求めているのに、幻覚と過去の恐怖が重なって大変なことに!ラカネ、お願いだから間に合って!
えええっ、ミエサ、いきなり正体を明かして女王になるために協力してって、ずいぶん大きなお願いをぶつけたわね!?でも、ミエサだって時間がないのよ。遠回しに話している余裕なんてないし、ラカネに信じてもらわなきゃ先へ進めない。ところがラカネも当然びっくり。十年以上も周囲に知られていた王女の姿と目の前のミエサが違いすぎて、そりゃ簡単には飲み込めないわよね。疑うのも無理はないけど、ミエサは本当に必死なのよ。
そんな中、ミエサがラカネの言葉を思い出した途端、様子がおかしくなってしまう。ちょっと、さっきまで話し合っていたのに、急にどうしたのよ?目の色が変わり、頭痛やめまいに襲われ、過去の恐怖までよみがえる。ミエサ自身も、以前と同じ感覚だと気づいているのがつらいわ。エイリックを求める声も、ただ会いたいという気持ちだけじゃないのよね。今のミエサにとって、彼の存在がどれだけ大きな支えになっているのか伝わってくるわけで…。
そしてラカネ、ここで放っておかないのが本当にすごい。周囲の貴族たちが騒ぎ始める中、ミエサを人目のない場所へ連れていくんだけど、本人はエイリックのもとへ行きたくて必死。ラカネだって事情が分からないまま対応しているのに、もう大忙しよ!それでもラカネは、ミエサが見ているものは現実ではないと伝え、非常用の薬を飲ませる決断をする。手荒な対応には驚くけれど、ミエサを落ち着かせなければならない状況だったのも確か。ラカネ自身、王女だと認めるから今は落ち着いて、と必死に説明しているのよね。口ではぶっきらぼうでも、目の前で苦しんでいる人を見捨てられないところが彼女らしいわ。
ようやくミエサの目の色が戻ったと思ったら、今度はエイリックの母が登場。さらにサラケゼ当主までやってきて、かつらを含めて目の前の状況にびっくり。いやいや、説明することが多すぎるってば!ミエサの体調も心配だし、急いで帰らなければならない事情も気になるし、落ち着く暇がないわね。
でも、今回いちばん胸に残ったのは、ミエサがラカネを信じようとした気持ちを、それでも簡単には捨てられなかったこと。傷ついて、怖くなって、エイリックにすがりたくなっても、心のどこかではラカネとの関係を大切にしたかったのよね。そんなミエサも、戸惑いながら必死に助けようとするラカネも、どうか少しずつ安心できる場所を見つけてほしいわ…。
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82話|サラケゼ当主にミエサが正体を明かす
エイリックがミエサの涙を拭うところでニヤニヤしてたのに、最後は二人でダンスですって!ごちそうさまですわ!
サラケゼ当主にかつらのことを突っ込まれるミエサ、そりゃそうなるわよね!どう見ても説明が必要な状況なのに、本人もエイリックの母も事情を話している余裕がない。みんなミエサの正体に気づいちゃうんだから、もう見ているこっちがソワソワ。ところがドイド、意外にも大人の対応をしてくれるのよ。事情を無理に聞き出さず、二人が急いで帰れるよう取り計らってくれる。ありがたいわ、この懐の深さ!
そしてエイリックがミエサを見つけた瞬間よ。変装していない彼女を見て一瞬ぽかんとしていたのに、すぐ涙に気づいて、誰かに何かされたのかと心配するの。いや、愛情の察知能力がすごいんですけど!しかも、そっと涙を拭ってくれるのがたまらない。ミエサが何も言えずにいると、体調まで心配し始めるんだから、彼の頭の中はもう彼女のことでいっぱいなんでしょうね。ただ、今回ちょっと胸が痛くなったのは、ミエサが症状の変化を隠していたこと。エイリックを心配させたくなかったんだろうけど、彼からすれば、知らない間に大切な人が苦しんでいたかもしれないわけで。そりゃ不安になるよね。しかも彼、自分が彼女を責めたいわけじゃないって、ちゃんと伝えてくれるのよ。ミエサも悪気があったわけじゃないし、二人とも相手を思ってのことなのが、もう切ないやら愛おしいやら。
そこからキスを交わして、ミエサがこれからは小さなことでも伝えると約束する流れも好き。エイリックの「何かあったらすぐ動けるように知らせてほしい」という気持ちが、言葉だけじゃなく行動にも表れているのよね。心配だからこそ知っておきたい。こういう愛情って、甘い言葉を並べるよりずっと胸にくるものがあるわ。
なのに最後はダンスですって!ミエサがエイリックのダンス経験を聞き、未経験だと分かると即座にお誘い。しかも自分は踊り方をしっかり観察していたから大丈夫だと自信満々なのに、いざ踊ろうとすると動きが合わない。あははは、観察の成果はいずこへ!?でもエイリックが笑いながら手を取って、一緒に踊り始めるところが本当にいいのよ。心配事が消えたわけじゃない。それでも二人で笑える時間を作れるのがうれしい。踊ってる二人、幸せそうすぎて、もうそのままいつまでも踊っていてほしい…!
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83話|ケルラとミエサが吊るされた人形の意味を知る
ミエサがエイリックの気遣いに気づき、涙を浮かべて会いに走る姿にキュン!
サラケゼ当主がワインを飲みながらミエサのことを考えているんだけど、これ、思った以上にミエサの事情が伝わってきているのね。正気を失ったふりをして、王から逃れるために自分の状態を隠していたのではないか。そんな可能性に気づき始めているのが大きいわ。しかもエイリックがミエサの涙を拭った姿まで思い出して、なんだか自分の気持ちに戸惑っている様子。えっ、まさかあなたまでミエサを意識し始めたの?って気になるところだけど、本人も説明できない感情に振り回されているみたい。
ただ、そんな感情の変化をのんびり眺めていられないのがセラス伯爵の計画なのよ。グラドニエ家の中に協力者がいるって、ちょっと待って!誰なのよ、それは。しかもミエサを屋敷から追い出したがっている人物らしいから、エイリックが知らないところで話が進んでいる可能性もある。セラス伯爵はミエサを宮廷へ戻す気満々だし、本人がどこでどう暮らしたいのかという気持ちは置き去り。もう素直に心配になるわ。
そしてカレン!人形を見た瞬間の悲鳴、そりゃそうなるって。窓辺にあんなにたくさん吊るされていたら、事情を知らない人はびっくりするわよ。しかもエイリックは鳥を近づけないために用意したらしい。待って待って、ミエサを守るための工夫なのに、周囲の人間を怖がらせてどうするのよ!エイリックって、ミエサの事になると中途半場がないのよね。
カレンも変装したミエサのことが気になって仕方ないのに、既婚者だと知って大混乱(笑)。さらに身長や年齢差まで気にし始めるのが面白すぎる。問題は相手が若いことじゃなくて、あなたが年上すぎるってことなのね!自分の気持ちをどうにか整理しようとしているのに、考えれば考えるほど変な方向へ進んでいるのがもう笑える。
そんな騒ぎの一方で、ミエサとケルラは大量の人形を見てびっくり。ケルラは怖がらせるためのものではないと説明するけれど、ミエサはエイリックが自分を守ろうとしてくれたのだと気づいて、涙を浮かべるのよ。ああ、そうなのね。あの不格好な人形たちが、ミエサには自分を思ってくれた証しに見えたんだ。だからエイリックが来た途端、嬉しさがあふれて走り出しちゃう。でも医師にぶつかって転ぶなんて、最後まで落ち着かないんだから…。やっと気持ちが通じたようで嬉しいのに、ミエサが安心して笑える日が本当に来るのかと思うと、彼女が抱えてきた不安まで思い出して、なんだか胸がきゅっとなる。
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84話|ミエサを苦しめる毒の正体に迫る
医師がミエサ本人に直接、症状や毒の仕組みを説明してくれる展開にホッ。ようやく自分の体について詳しく知る機会が来たわ!
ミエサが医師を訪ねたら、最初に返ってきたのが「ご主人はいません」みたいな対応で、ちょっと!誰がそんな伝え方をしろと言ったのよ!ケルラがすかさず突っ込んでくれるの、ありがたいわね。しかもミエサ本人はエイリックが来たのかと思っていたらしく、違うと分かってちょっと残念そうなのも可愛いわ。もう、こういうところで期待しちゃうのよね!
ただ、今回は恋愛の空気に浸っている場合じゃなかった。医師はミエサの体調を確認し、外出や変装をしばらく控えるように念を押すわけ。ミエサは自分でも気をつけていると伝えるけれど、もし大勢がいる会場で症状が出ていたら、あれこれ噂されていたかもしれない。あの場を無事に切り抜けられたのは本当によかったわ。そして、ようやく毒の仕組みが説明される!サルビノリンは、本人が最も恐れているものを幻覚として見せる成分らしい。でも本来なら影響は長く続かないはずなのに、ミエサの場合は一か月以上も続いている。そこで出てきたのがPN-02。いやいや、ひとつ原因が分かったと思ったら、さらにもうひとつ隠れていたの!?しかも正体も解毒方法もはっきりしないなんて、簡単には安心させてくれないのね。
アニカについても判断が難しいわ。彼女が渡してくれたナミレアの記録のおかげで、ミエサの症状や毒について調べる手がかりが増えたのは確か。でも、わざわざ自分から渡した理由が分からない。ケルラが「本当に助けようとしているのかも」と考えるのも自然だし、ミエサが罠の可能性を警戒するのも分かるのよ。助けてくれたように見える相手を、どこまで信じていいのか。ここが悩ましい!
さらに場面が変わると、今度はエイリックとサラケゼ当主の面会。ミエサの正体を知ったドイドは、彼女が王族の生き残りでありながら、あえて変装して公の場に現れたことに疑問を抱いてて…。そりゃそうよね、ただ隠れて生きるだけではない何かがあるのかもしれないんだから。しかも最後には、秘密を知った自分をエイリックが警戒しているのではないかと探りを入れるわけで。ドイドもただ世間話をしに来たわけじゃなさそう!
ミエサの解毒問題にアニカの思惑、そしてエイリックがどこまで秘密を明かすのか。心配事が次々増えていくけれど、ミエサにはもう一人で抱え込んでほしくないのよ。エイリック、どうか彼女を守るだけじゃなく、一緒にこの難題を乗り越えてちょうだい!
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85話|エイリックがクラドニエ家の内通者を探る
エイリックがドイドの能力を次々に挙げていく姿は、容赦ない駆け引きの最中なのに妙に気持ちいい、けど、妻へ近づきすぎるなと釘を刺すところまで、しっかり笑わせてくれる。
サラケゼ公爵がエイリックに探りを入れていると思ったら、あらら、今度は王への告発まで持ち出してきた!お互いに腹の中を全部見せる気なんてない二人だから、会話のひとつひとつに裏がありそうで落ち着かないのよ。しかもドイド、自分はそこまで善人じゃないし、得にもならないのに協力する理由がないと、なかなか正直。いや、正直というより、エイリックがどこまで信用できる相手なのか確かめずにはいられないのね。
でも、エイリックはまったく慌てないの。ニアス港で見つけた不審な商船の話を持ち出したかと思えば、貨物記録の管理方法まで説明し始めるのだから、ちょっと、どこまで調べてあるの!?表向きの記録だけでは見抜けない仕組みを逆手に取り、別にまとめた記録まで用意しているなんて、準備が細かすぎるでしょう。ドイドが強気に出たつもりでも、エイリックはその先まで読んでいたわけで、駆け引きの差がすごい。
ところが、今回ぐっときたのは、エイリックがドイドを追い詰めるだけで終わらなかったことなのよ。ドイドは、自分が必要とされることを嬉しく思っていたと打ち明けるわけ。これまで周囲から軽く扱われてきた彼にとって、エイリックに認められたことは、思っていた以上に大きかったのかもしれない。だからこそ、どうして自分のような人間と手を組もうとするのか、どうしてそこまで信じてくれるのかが分からない。強気な態度の裏側に、認められたいのに信じきれない気持ちが見えて、なんだか切ないのよね。
そしてエイリックの返答がいい。ドイドの度胸や仕事の腕、状況を見極める力を具体的に挙げて、あなたには十分な価値があると伝えるの。ふわっと褒めて終わりじゃなく、何を評価しているのかをきちんと分かっているのが素敵だわ。しかも手を差し出して協力関係を結んだ直後には、妻に近づきすぎるなと釘を刺すんだから、もう、せっかく感動していたのに、最後までエイリックらしいんだから!
ただ、二人が手を組んで一件落着、とはならないのよね。クラドニエ家の内部で宮廷伯爵と連絡を取っている人物がいるという、新たな疑惑まで浮上。ようやく信頼が芽生えた二人が、今度は身内に潜む問題へ向き合うことになりそう。疑い深いドイドが少しずつ心を開き、エイリックも彼を対等な相手として迎え入れる、この変化がたまらないったら。
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