ミエサがエイリックをどれだけ大切に思っているのか、知れば知るほど胸がぎゅっとなるんだけど…!自分が何を言えば嫌われずに済むのか、どうすれば置いていかれずに済むのか。そんな不安を抱えながらも、ミエサの心にあるのはエイリックへのまっすぐな愛情なのよね。エイリックもまた、彼女をただ守るだけじゃなく、これまで何があったのかを知り、二度と傷つけられないようにしたいと思っている。この二人、お互いを大切に思っているのに、ミエサが抱えてきた恐怖があまりにも深くて、もう……幸せになってくれと願わずにはいられない!
しかも、宮殿の空気がとにかく不穏。自分の立場を守るために他人を傷つける国王と、そんな場所で必死に生き延びてきた婚約者。彼女がミエサに向ける気持ちにも変化が見えてきて、単純に敵だ味方だと決めつけられないのが面白いのよ。エイリックがどこまでミエサを守れるのか、そして彼女を救おうとする人が増えていくのか。胸が苦しくなる場面もあるけれど、だからこそ二人が一緒に笑える未来を見届けたくなる!
51話|エイリックとミエサに建国祭の昼食会?!
ミエサが必死に隠してきた本心を、侍女長が見抜きかけているのが怖い!さらに国王の命令で夫婦は別々の昼食会へ。ミエサを取り巻く不穏な空気が、いよいよ濃くなってきた。
ミエサったら、目が覚めたときにエイリックが隣にいなかっただけで、部屋の隅で震えていたのよ……!もう、ミエサの不安がどれだけ大きくなっているのかと思うと胸が痛いわ。エイリックだって、朝食を用意しようと動いていただけなのに、戻ってきたら妻がいないんだもの。そりゃ慌てるでしょうよ!しかもミエサが求めているのは、ただ隣にいてくれる安心感なのよね。二人とも、気持ちがすれ違うのだけは勘弁してほしいわ。
そして、ついにティルベリックの話!ミエサは彼に優しくしてもらったことは認めながらも、恋愛感情なんてなかったと必死に説明するの。かつて結婚の話があった相手だからこそ、エイリックに話すのをためらっていたなんて、そりゃ言いにくかったでしょうね。でも、黙っていたせいで余計に誤解されるのも怖い。しかも「一番大切なのはあなた」って、もう必死すぎて私まで力が入るわ! エイリックに離れてほしくない、その一心なのよね。エイリックも、ただ嫉妬して終わりじゃないのがいいのよ。ミエサの言葉を信じると伝えたうえで、自分を慰めるためだけに無理して話す必要はない、と釘を刺すの。彼女が傷つくようなことが起きたとき、自分だけ何も知らなかったらどうなるのか。つまり、安心させるための言葉より、本当に必要なことを共有してほしいのね。二人の間に信頼を積み重ねようとしているのが伝わってくるわ。
ところがよ!夫婦がようやく気持ちを確かめ合ったと思ったら、今度は侍女・ナミレアがミエサの秘密に疑いを持ち始めているじゃないの。マレカが残した言葉を思い返し、ミエサが正気を失ったふりをしている可能性を考えている。いやいや、そこに気づき始めるの!?これまでの振る舞いを見て、何かおかしいと感じたのかもしれないけれど、ミエサにとってはとんでもなく厄介な話よ。
さらに建国祭の昼食会では、ベルメルの命令で男女が別々に集まることに。エイリックがミエサと離れるのを嫌がるのも当然だわ。侍女長のナミレアはミエサを見張っているようだし、着替えまで別々。いったい何を企んでいるのよ!最後にはベルメルまで汗をかいてうなされているし、宮殿のあちこちで何かが動いている感じがする。せっかくエイリックがミエサを信じてくれたのに、二人を取り巻く状況はちっとも穏やかにならない。もうミエサを一人にしないでちょうだい…!
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52話|兄弟たちを巡る記憶が、ベルメルを血塗られた王冠へと…
ベルメルの悪夢、過去を知るほど笑えなくなるじゃないの…。愛されたかったのか、認められたかったのか。なのに、どうしてこんな王様になっちゃったのよ!
はぁベルメル…あんた、いったい何を抱えて生きてきたのよ。でも、だからって今の振る舞いが許されるわけじゃないのよね。今回、ベルメルの悪夢から過去が見えてきたけれど、思っていた以上に根深いものがありそうで、なんとも複雑な気分になったわ。
20年以上前のベルメルは第一王子。立場だけ聞けば恵まれているように思えるけれど、実際は王位を継ぐために失敗も許されない毎日だったみたい。食事のナイフを落としただけで報告すると言われ、母親からは王になれなければ何の価値もないとまで言われる。ちょっと、母親の言葉がきつすぎるでしょう!息子を励ますどころか、王位を取れなかったら人生終了みたいな言い方じゃないの。これじゃベルメルが王冠に執着するのも無理はない…と、一瞬は思うのよ。
でも、鳥を傷つけてしまった姿は胸がざわついたわ。母親の言葉が頭から離れず、追い詰められていたのかもしれない。それでも、やっていることは別問題。そんなベルメルに女性(ミエサの母)がかけたのは、責める言葉ではなく、失ったものを悲しむ気持ちへの理解だった。自分も大切な鳥を失ったことがあると話し、新しい鳥の思い出まで伝える。あら、この人はベルメルの肩書きじゃなく、目の前にいる彼の気持ちを見ようとしていたのね。さらに、ミエサを抱きしめて愛情を伝える姿をベルメルがじっと見つめるのも気になる。厳しい言葉ばかり浴びてきた彼には、ああいう無条件の愛情がまぶしく映ったのかしら。欲しかったものが何だったのか、本人にも分からなかったのかもしれないわね。
そして現在。悪夢から目覚めたベルメルは婚約者・アニカにすがったかと思えば、彼女への怒りをぶつけ、とうとう手まで出してしまう。怖かったのは分かる。でも、自分は王なのに無視された、何も間違っていないって、いやいや、そこなの!?自分の不安ばかりで、相手がどう感じるかは置き去りなのよ。
最後には、エイリックとミエサが宮殿にいるせいで不吉な夢を見たのだと決めつける始末。過去に傷ついたベルメルには同情するけど、その痛みを理由に周囲を敵にして、自分の正しさだけを守り続けるなら話は別よ。王冠を手に入れても心は少しも安らいでいないなんて、いったい何を守るために王になったのかしら…。
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53話|ナミレアがミエサに毒を飲ませた!
エイリックがミエサを守ると誓っても、王宮には知らないことが多すぎる。しかも、彼が目を離したほんのわずかな隙にミエサが連れ去られ、得体の知れないものまで!
ああもう、エイリックが必死になってミエサを守ろうとしているのに、なんでこんなに次から次へと不安の種が出てくるのよ! 最初は侍女・ナミレアとの押し問答だったのに、最後には背筋がゾワッとする展開まで待っていたんだけど…!?
エイリックは、男女別々に昼食を取るという国王・ベルメルの命令に従うよう求められても、ミエサのそばを離れようとしないの。理由だって、ただの独占欲とは違うのよね。宮中で彼女がどんな扱いを受けてきたのか、耳にした噂を思い出しているんだもの。食事すらまともに与えられなかったという話を知ったら、そりゃ簡単に他人へ任せられないわ。しかも、王宮を出た後まで政治の道具にされているなんて、ミエサの人生はいったいいつになったら落ち着くのって!?
着替えの間もそばにいると言い出すエイリックには、ちょっと、そこまで行くの!?とツッコミたくなったけれど、本人は本気なのよね。扉の外で待つところまで譲っても、侍女・ナミレアには疑われ、ベルメルへの報告まで宣言される始末。夫として守りたいだけなのに、何をするにも王室の顔色をうかがわなければならない。拳を握る姿が、もう腹立たしさと悔しさの塊に見えるわ。さらに気になるのが、エイリック自身もミエサの過去をほとんど知らないこと。誰が敵なのか、何を警戒すべきなのかさえ分からず、頼れそうなのはハイケル大公くらい。守る気持ちは誰より強いのに、肝心の情報が足りないって、あまりにも苦しい状況じゃない?
そして、ミエサの部屋から物音がした瞬間よ! 慌てて駆け込んだら窓は開いているし、靴は木に引っかかっているし、エイリックの焦りが伝わってきて心臓がバクバク。あんなに離れないと頑張っていたのに、ほんの隙を突かれてしまったのね。ティルベリックに助けを求めるような流れも気になるけれど、間に合うのかしら。しかもナミレアはミエサを捕まえたうえ、心の状態を確かめるという名目で何かを飲ませている。ミエサの目が赤く染まる場面、怖いんだけど!エイリック、早く気づいて。守ると約束した彼女に、いったい何が起きてしまうのよ…!
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54話|宴の席でミエサが突然取り乱す
生き延びるために耐え続けてきたベルメルの婚約者も、もう限界だった。ミエサを自分と同じ境遇の人間だと悟った彼女は、二人を縛る苦しい日々を終わらせようと動き出した‥。
ベルメルの婚約者・アニカもずっと苦しかったのね…。これまで王の機嫌をうかがいながら、何とか生き延びてきた彼女。周囲の貴族たちは、うまく立ち回っていると思っているみたいだけど、本人の心の中はそんな余裕なんてないじゃないの!しかもベルメル、ミエサのことを自分の玩具だと言い切るのが本当に嫌。婚約者に晩餐会を任せて、面白いものを見せろだなんて、どこまで人の気持ちを踏みにじれば気が済むのよ。ミエサを傷つけるなと念押ししているけれど、そもそも人を所有物みたいに扱っている時点で、何も分かっていない感じがするわ。
そんな中、アニカがミエサのことを考える場面には胸が詰まったわ。自分だけが苦しい思いをしてきたわけじゃない。ミエサもまた、逃げ場のない日々を耐えてきたのだと気づいたのね。以前のミエサを思い返しながら、彼女を助けようと決めるなんて…。自分だって余裕がないはずなのに、ようやく誰かを救おうとしているのが切ないわ。二人で逃げようという決意が、どうか口先だけで終わりませんように!
ところが、晩餐会にやってきたミエサの様子がおかしい。具合が悪そうにふらついて、熱さやめまい、息苦しさまで感じているうえ、何かを飲まされたことにも気づいている様子。えっ、いったい誰が何をしたの!?鳥を見た途端に取り乱してしまうのも心配だし、周りの貴族たちが事情も分からず騒いでいるのがまた腹立たしい。苦しんでいる人を目の前にして、まず陰口ってどうなのよ!
そしてアニカがミエサを連れ出そうとするけれど、ミエサには彼女がエイリックに見えているのよ。これはもう、ミエサの心も体も相当追い詰められているんじゃないの…。アニカが本当に助けようとしているのは伝わってくるのに、二人を取り巻く状況があまりにも厳しい。お願いだから、今度こそ誰にも邪魔されずにベルメルから逃げてほしい…。
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55話|ティルベリックの本心をエイリックが問い詰める
エイリックとずっと一緒に生きたいと願う!一人ぼっちだったミエサが、やっと見つけた家族と未来を守ろうとする姿が切なすぎるのよ!
うわあああ、ミエサぁぁぁ!もうダメ、これは胸が苦しいってば!ずっと怯えて、相手の顔色をうかがって、何かあれば自分が悪いと思ってしまうミエサが、とうとうアニカ(エイリックに見えている)への気持ちを口にしたのよ。しかも、自分を守ってほしいだけじゃない。エイリックに無茶をしないでほしい、置いていかないでほしい、一緒に生きていたいって…。もう、涙腺に直撃する言葉ばっかりじゃないの!
アニカは、ミエサを苦しい現実から解放しようとしていたの…でも、ミエサがエイリックだと思い込んで話している間に、思いもよらない本音が飛び出してくるのよね。クラドニエ家の一員になれたことが幸せだった。エイリックと出会って初めて未来を想像できた。好きになればなるほど、幸せを失うのが怖くなった…って、ミエサの心の中はこんなにも愛情でいっぱいだったのね。今までのミエサを思い返すと、幸せを願うことさえ怖かったんだろうな。やっと自分の居場所を見つけたのに、それが消えてしまったらどうしようって。だからこそ、エイリックへの告白がただの恋愛シーンで終わらないのよ。自分の気持ちを伝えながら、彼の身まで案じているんだもの。自分がどれほど苦しくても、愛する人には生きていてほしい。その必死な願いがアニカの手から剣を落とさせたのだから、ミエサの言葉には本当に大きな力があったわ。
そして、エイリック側も大変なことになっているじゃないの!ミエサを捜しているのに、ティルベリックは国王の怒りを買えば彼女がもっと苦しい立場になると説明するわけ。理屈は分かる。でも、エイリックからしたら、そんな説明で納得できるわけがないのよね。ミエサが苦しんでいる間、あなたは何をしていたの?彼女を救うつもりだったの?と、今までの態度までまとめて問い詰めるのも当然だわ。ただ、ティルベリックも完全に見捨てたわけではなかったのね。剣を渡し、天使の庭園という場所を教える。これが彼にできる精一杯の助けだというけれど、もっと早く何かできなかったのかという気持ちも残るわよ!
それにしても、ミエサの「一緒に生きたい」という願いが切なすぎる。大きな幸せなんて望んでいない、ただ愛する人のそばにいたい。その願いさえ簡単にはかなわない状況なのがつらいのよ。剣を捨てたアニカ、ミエサを捜すエイリック、そしてようやく動いたティルベリック。お願いだから、今度こそミエサが見つけた幸せを誰にも壊させないで…。
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