=最新話の更新履歴・ウェブトーン一覧=

『生き残った王女の笑顔の裏には』111話~115話|ファブリアンの助言で変わり始めるミエサとエイリックの関係

『生き残った王女の笑顔の裏には』111話~115話|ファブリアンの助言で変わり始めるミエサとエイリックの関係
記事内に広告が含まれています。

うきゃ~、エイリックとミエサの関係がたまらないんですけど!大切だから守りたいエイリックと、大切な人の隣に自分の足で立ちたいミエサ。お互いを失いたくない気持ちは同じなのに、相手を思うあまり、どうしてもすれ違っちゃうのが切ないのよね。エイリックの心配性も愛情があってこそなんだけど、ミエサだって守られているだけで満足できるわけじゃない。自分にできることを増やして、ちゃんと認めてもらいたいんだもの!

そんな二人の間で、ファブリアンがいい仕事をしてくれるのも見逃せないところ。相手の望む人間になろうとして自分を見失う、という言葉が、ミエサだけでなく心に引っかかるのよ。怖いものに向き合う姿も、エイリックに本音を伝える姿も、ミエサの頑張りがもう健気で…!しかも、二人の気持ちが少しずつ近づく一方で、歓迎の宴には不穏な空気が漂っている。愛情に胸を温められたと思ったら、ベルメルが何を起こそうとしているのか‥きっと面倒なことになりそう‥。

こちらのマンガは、eBookJapan・LINEマンガで配信中!
電子貸本Renta!厳選無料作品。続きが気になったらレンタル!

111話|ファブリアンがセラス伯爵の私兵を動かすことに‥

セラス伯爵を追い詰めたファブリアンが、ついに私兵の指揮権を要求!信頼なんてなくても互いに逃げられない関係を作るとか、交渉のやり方が強すぎる!

うわぁもう、ファブリアン、セラス伯爵を相手に一歩も引かないどころか、ついに私兵の指揮権まで要求するの!?しかも、その理由が信頼関係を築きたいからではなく、互いに簡単には裏切れない状況を作るためって、発想がなかなか強烈なのよ。普通なら仲間同士の信頼を深めていくところなのに、この二人は相手の弱みを握って逃げ道を塞ぐ方向へ進むんだから、もう交渉の空気がピリピリ。セラス伯爵も黙って従うつもりはないようで、ファブリアンの胸ぐらを掴むほど感情をあらわにするわけで‥焦ってるよね。でも、ファブリアンはまったく怯まないのよね。むしろ、そこまでしてでも自分の本気を示そうとするあたり、今回の計画に相当な覚悟があるらしい。セラス伯爵が私兵の一部を任せたら、二人の力関係はどう変わるんだろう。

それにしても、ずっと緊張感のある展開だったのに、エイリックとミエサの場面になった途端、空気がふわっと甘くなるのがたまらない!白い猫を見せて、狩猟祭で怖がりそうな動物がいないか確認するエイリック。ミエサを気遣っているのは分かるけど、猫を見せながら昔の彼女を思い出す流れ、自然に距離を縮めてくるじゃないの。しかも、初めて会った頃のミエサを猫だと思っていたなんて、そんな話を今する?キュンだわ。ミエサも、自分を最初から好きだったのではないかと気づいて真っ赤になるし、もう二人ともかわいい。エイリックの気持ちが少しずつ言葉に出るようになってきたのは、うれしい変化だわ。

ただ、甘い時間を満喫していたら、ファブリアンが持ち込んだ報告で一気に現実へ引き戻されるわけ。外国の使節団を迎える歓迎の宴に合わせて、セラス伯爵が私兵を王宮近くへ配置しようとしているなんて、どう考えても気になる動きよね。エイリックたちの予想どおりに相手が動いているのは有利に見えるけれど、相手にも別の狙いがある可能性は十分ある。さらに、酒場では謎の男たちが長身の男性と外国人について聞き込みをしている。こちらの動きも、まだ何につながるのか分からないのが不気味。エイリックとミエサの関係がもっと近づいてほしい一方で、歓迎の宴と狩猟祭を無事に迎えられるのか心配だし、ファブリアンとセラス伯爵の危うい協力関係がどこまで持つのか、気になって仕方ない!

⬆️目次に戻る

112話|歓迎の宴でミエサの正体を探ろうとするセラス伯爵

ミエサが猫に逃げられて椅子から転げ落ちるの、気の毒なのにちょっと笑っちゃった!

一番気になったのは、エイリックがミエサを守るために立てた計画を、本人には知らせるつもりがないところ!いや、気持ちは分かるのよ。ミエサを危険から遠ざけたいし、セラス伯爵の注意を自分に向けさせて、その間に退避させる。考え方としては筋が通っているのだけど、ミエサだけが何も知らないまま話が進んでいるのは、ちょっと待ってと言いたくなるよ。エイリックにとっては守るための判断でも、ミエサにとっては自分の知らないところで大事なことが決まってしまうわけだからね。

しかもファブリアンは、その計画の危うさを理解しながら、ミエサ本人の気持ちにも目を向けているの。ここからの庭園の場面、最初はずいぶん和やかなのよ。猫を抱いて眠っているミエサを見つけて、風邪をひくから中へ入ったほうがいいと声をかけるファブリアン。ところが猫が突然飛び跳ねて、ミエサまで椅子から転げ落ちちゃうのだから、せっかくの穏やかな空気が一瞬で大騒ぎ!ファブリアンも心配して駆け寄るし、ミエサはミエサで、猫と仲良くなれたと思った矢先の出来事に内心しょんぼりしていそう。ちょっと気の毒だけど、あの猫、なかなか自由な子ね。

でも、本当に注目したいのは、そのあと。ファブリアンはミエサの話し方を褒めながら、どうやって自然で洗練された言葉を身につけたのか尋ねるの。ミエサはクラドニエ家の女主人になった以上、いつまでも子供のようには振る舞えないと考えているのよね。エイリックに大切にされているからこそ、その期待に応えたい気持ちもあるのだろうけど、ファブリアンには少し頑張りすぎているように見えるわけで‥。

そして、ファブリアンが口にした「対等な存在として認められたいのではないか」という指摘。これ、かなり大事だと思う!愛されていることと、自分の力や考えを認めてもらうことは、似ているようで違うもの。エイリックがミエサを大切にしているのはファブリアンも疑っていない。それでも、守られるだけでは満たされない気持ちがあるのではないかと考えているわけね。しかもファブリアンは、かつて誰かに認めてもらいたくて必死だった自分をミエサに重ねてて‥。単なる親切ではなく、自分と似た苦しさを感じ取ったからこその提案なのかもしれない。復讐のあとに何を生きがいにするのか、以前ミエサから尋ねられたことも思い出しているし、彼自身の心にも変化が起きていそう。

一方で、セラス伯爵は歓迎の宴でミエサについて探ろうとしているのよ。ミエサを取り巻く状況がどんどん複雑になるなか、ファブリアンが彼女の味方として何をするのか、気になるところ!それにしても、ミエサを守るために本人抜きで計画を進めるエイリックと、ミエサ自身が認められる道を考えるファブリアン。この二人の違いが、今回いちばん印象に残ったわ。

⬆️目次に戻る

113話|ミエサが選んだ一歩

ミエサを心配するエイリックの気持ちは分かるけど、本人の意思まで置いていかないで!自分の足で歩きたいミエサの決意に胸がギュッとなる。

誰かを大切に思う気持ちが強いほど、相手のために何でもしてあげたくなる。でも、される側だって自分でやりたいことがあるのよね。今回のエイリックとミエサ、まさにそれ!エイリックはミエサを守りたい。危険を避けて、無理をさせず、できるだけ心配のない場所にいてほしい。気持ちは分かる、分かるんだけど、ミエサからしたら自分のことなのに自分で決められないのはつらいわよ。

そんな二人の間に入ったファブリアンが、思った以上に人生の核心を突いてくるの。誰かに認められたいと思うと、その人が望む自分になろうとして、いつの間にか自分を見失ってしまう。これ、恋愛に限らず身に覚えがある人もいるんじゃないかしら。ファブリアン自身、復讐を終えた後に何を目指して生きるのか、まだ答えを探しているんだもの。ミエサに助言しているようで、自分にも言い聞かせている感じがするのよね。

そしてエイリック!ミエサが会いに来てくれたことはうれしいはずなのに、心配が先に立って抱き上げてしまう。しかも頬へのキスまでして、気遣いも愛情もたっぷり。いや、愛されているのは十分伝わるのよ。でもミエサが求めているのは、ずっと抱えて運んでもらうことじゃない。自分の足で歩いて、エイリックの隣にいたいのよね。鳥への恐怖も、人に心配をかけてしまう不安も、ミエサにとっては簡単に割り切れるものではない。それでも自分で歩きたいと伝え、実際に歩き出したのは大きな変化だと思う。エイリックの愛情を拒絶したいわけではなく、愛されながら自分にできることを取り戻したい。あの一歩には、そんな気持ちが詰まっているように見えたわ。

ところが、最後に登場したアニカの侍女!男たちが彼女を代わりとして扱っているうえ、本人はアニカを恋しく思っている。ミエサが自分の意思で前に進もうとしている一方で、こちらは誰かの都合で動かされそうな状況なのよ。この対比がなんとも不穏。エイリックの腕から降りたミエサの小さな決意に胸が熱くなった直後なのに、アニカの侍女の場面で一気に心配が押し寄せてくる。穏やかな庭の散歩だけで終わらせてくれないのね…。

⬆️目次に戻る

114話|ミエサの本当の恐怖は‥大切な人を守れないこと

エイリックに褒めてほしかったミエサが健気すぎる!守られるだけじゃなく、自分の足で立ちたいなんて、成長がまぶしいじゃないの。

ミエサが自分から鳥の肉を食べようとしているの、もうそれだけで胸がいっぱいなんだけど!いやでも、本人にとってはそんな簡単な話じゃないのよね。目の前に七面鳥の丸焼きが出てきただけで、過去の恐ろしい記憶がよみがえってしまう。エイリックもすぐに異変に気づいて料理を下げようとするし、そりゃ心配になるわよ。無理しなくていいから!って言いたくなるのに、ミエサは必死に止めるの。自分で挑戦したい、その気持ちがもう切実なのよ。

そこでファブリアンが、鳥そのものと、鳥を見たことで思い出してしまう過去は別のものだと気づかせるのが大きい。ミエサが怖いのは鳥じゃなくて、大切な人が目の前からいなくなってしまうこと。そして、そのとき自分には何もできなかったという無力感なのね。なるほど、ただ苦手なものを克服したいわけじゃないんだ。もう誰かを失うかもしれない状況で、震えているだけの自分でいたくないんだわ。そう考えると、震えながら鶏肉を食べる姿がいっそう胸にくる。よく頑張ったね、ミエサ…!

しかもエイリックに、頑張ったことを褒めてほしかったのね。自分から挑戦したんだから、少しくらい誇らしげに報告したいじゃない。ところがエイリックは体調を気にして、無理をしないようにと心配するの。うん、わかる。大事な人だからこそ危ないことはしてほしくない。でもミエサからすれば、いつも守ってもらってばかりで、自分が変われていないように感じてしまうのよね。このすれ違い、どちらの気持ちもわかるから困る!

そんなミエサに、エイリックがこれまでの成長をちゃんと伝えるところが素敵なの。雨への恐怖も少しずつ乗り越えたし、自分の言葉や振る舞いで周囲の人とも関係を築いてきた。ミエサ自身は気づいていなくても、エイリックにはちゃんと見えていたのね。しかも守り続けるだけでなく、自分で立ちたいという願いまで受け止めて、短剣の扱いを教えると約束するなんて。優しく抱きしめるだけじゃなく、彼女の望む未来まで支えようとしているのがたまらない。

ただ、ベルメルよ!宴の準備を見ながら、ついに明日だと考えているのが気になるのよ。ミエサが一歩踏み出した大切な回なのに、何か起こりそうな気配を置いていくのはやめてぇ!それでも、自分の弱さと向き合い始めたミエサを、私はますます応援したくなった。怖くても前へ進もうとする彼女が、どうか自分を責めずに成長していけますように。エイリックと一緒に、その姿を見守っていたいわ。

⬆️目次に戻る

115話|ベルメル、歓迎の宴を不穏な空気に!

ベルメルはアイヴァンの怒りを刺激しまくり。お願いだから、宴を台無しにするようなことはやめて!

アイヴァンの気持ちを考えたら、ベルメル、それは言っちゃダメでしょう!歓迎の宴という大勢の人が集まる場所で、わざわざ妹(アニカ)の死を話題にしたうえ、本人の選択が招いた結果だなんて言い方をするなんて。お悔やみの言葉を添えれば何を言ってもいいわけじゃないのよ。アイヴァンが拳を強く握りしめるのも当然だし、隣にいたシダテの貴族が止めに入ったのも分かるわ。ベルメル、いったい何を考えているのかしら。相手の気持ちを逆なでする才能だけは、ずいぶんとお持ちのようで…。

そんなピリピリした宴の裏側では、エイリックたちも相当難しい状況に立たされているのよね。ファブリアンが私兵を配置しているのは、何か起きたときに備えるため。でも、いざ自分たちの兵を動かせば、首都に兵を潜ませていたことが問題になり、反乱の準備まで危うくなる。動かなければ守れないかもしれないし、動けば計画が崩れるかもしれない。どっちに転んでも簡単じゃないのよね。しかもシダテにはアニカの訃報が伝わっていて、アイヴァンが事情をどう受け止めるかも大きな問題になっているわけで…。エイリックが事前に説明し、ベルメルの引き渡しまで約束したのは、それだけ事態を深刻に考えているからなのだろうね。

ただ、今回いちばん心に残ったのは、エイリックとミエサのやり取りだった。エイリックは相変わらずミエサの体調を気にして、そばを離れないようにしているけれど、ミエサもその心配をただ窮屈なものとして受け取っているわけじゃない。以前、自分を大切に思うエイリックに無茶をしてほしくなくて、何もしないでほしいと願っていたミエサ。恋しくなればなるほど、失うことが怖くなってしまったのよね。でも、ようやくエイリックも自分と同じくらい怖かったのだと分かった。ああ、そういうことだったのか…と、二人の気持ちがやっとつながった感じがして、じんわりくる。

ミエサは、エイリックが自分のせいで嫌な思いをするのが今もつらい。それでも、いつか二人で堂々と立てる日を信じて、今できることをしようとしているの。守られるだけではなく、自分なりに彼を支えたいって思っているのがヒシヒシと伝わってくるの。こういう気持ちの変化はうれしいし、二人が少しずつ前を向けているのも感じられる。でも、よりによって今は歓迎の宴。ベルメルの言葉ひとつでアイヴァンの怒りが爆発しかねないうえ、仮面をつけた人々まで登場して、何が起きるのかまるで読めなくなってきた…。やっと互いの気持ちを分かり合えたエイリックとミエサが、またベルメルに振り回されることにならないか心配だわ。二人には穏やかに寄り添える時間も必要なのに、どうしてこうも落ち着かせてくれないのかしら‥この王ほんとに‥。

⬆️目次に戻る

⬅️ 全話一覧はここ|116~120話 ➡️

タイトルとURLをコピーしました