あぁもう、歓迎の宴がとんでもないことになっているんですけど!ベルメルの挑発にアイヴァンが耐え、ミエサが必死に止める姿を見ているだけでも胸がざわざわするのに、王宮では反乱まで起きてしまうんですもの。しかも、セラス伯爵の思惑どおりに事が進むどころか、ファブリアンまで動き出して、いったい誰を信じればいいのやら!
そんな混乱のなかでも、ミエサは感情に流されるだけではなく、周囲の危険を見極めながら自分にできることを選んでて…。エイリックもまた、ミエサを守ろうとしながら王を守るために動くことになり、二人がそれぞれの立場で判断する姿が印象的。さらに、ファブリアンを待ち受ける厳しい運命を前に、ミエサが諦めていないのも気になるところです。いろいろな思惑が絡み合うなか、彼らがどんな答えを選ぶのか緊迫感が増してきたわね!
116話|笑えない余興の果てに、アイヴァンの怒りが限界を迎える
アイヴァン、お願いだから今は耐えて! 目の前でアニカを侮辱されるなんて、こんなの平気な顔で見ていられるわけがないでしょう!
宴の余興って、普通なら豪華な料理を楽しんだり、普段は見られない出し物に盛り上がったりする時間でしょう?なのにベルメルが用意したのは、ミエサとエイリックを思わせる人物を登場させて、二人を笑いものにする芝居!いやいや、国王主催の歓迎の宴で何をやっているのよ。しかも本人のエイリックが目の前にいるんだから、笑って済ませられるわけがない。貴族たちも最初は反応していたのに、エイリックの表情を見た途端に空気が変わるのが、もう何とも言えないのよね。
それでもベルメルはお構いなし。周囲が気まずそうにしているのを見て、もっと楽しめとばかりに笑いを求めてくるのよ。エイリックも黙って耐えるだけではなく、王の演劇趣味を持ち上げながら、貴族たちに乾杯を促すのがさすが!表面上は丁寧なのに、言葉の端々から皮肉がにじんでいる感じがたまらないって。ベルメルの思いどおりに恥をかかされるだけでは終わらないぞ、という気配があるのよ。
ところが、問題は次の芝居だった。シダテを思わせる女性が連れてこられ、さらにアニカを連想させる内容まで始まってしまう。あぁもう、ミエサとエイリックをからかうだけでも十分に嫌な余興だったのに、アイヴァンにとって大切なアニカまで劇に持ち出すの?これはさすがに笑えないわ。ベルメルは相手がどれほど傷つくか分かったうえで、わざと人前で見せつけているように感じるのよね。周りの貴族たちも、もう気軽に笑っていられる雰囲気ではないって。
そしてアイヴァンよ……!グラスを握る手に力が入り、とうとう耐えきれなくなりそうな姿がつらい。アニカのことを思えば、怒りが込み上げるのも当然だし、目の前で侮辱されて平然としていろなんて無理な話。でも、そこでベルメルに向かってしまったら、相手の思うつぼになりかねない。怒りを飲み込むことが、どれほど苦しいか伝わってくるから余計に胸が痛むのよ。
そんなアイヴァンを止めたのがミエサ。復讐したいなら、まずは生き延びてほしいと必死に伝える姿が、本当に大事な場面だった。今すぐ怒りをぶつけることより、これから先に目的を果たせる可能性を残すこと。ミエサはアイヴァンの気持ちを否定しているわけじゃないのよね。だからこそ、ただ耐えてと簡単には言えない苦しさまで感じるよ。ベルメルの挑発はまだ続きそうだけれど、アイヴァンにはどうか踏みとどまってほしい。そしてエイリックも、この宴で見せつけられた屈辱をどう返していくのか。次こそ、ベルメルの思いどおりにはならない展開を期待したい!
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117話|アイヴァンを追い詰めるベルメルの要求
イヴァンに罪のない女性を裁かせるなんて、ベルメルのやり方があまりにもひどい。妹のことまで利用されて、怒りのやり場がないわ!
おいおい、ベルメルってば、どこまで人を追い詰めれば気が済むのよ!今回はアイヴァンにアニカの侍女を裁かせようとする場面から、もう嫌な予感しかしない。妹の死の真相を知りたいアイヴァンにとって、アニカのことを持ち出されるだけでもつらいはずなのに、今度は目の前の女性を自分の手で裁けって、そんな選択を迫る?しかもシダテの使節団まで巻き込んでいるんだから、アイヴァンが簡単に動けるわけがないのよね。
ミエサがアイヴァンを止めたのも、ただ黙って耐えてほしいからじゃない。ここでアイヴァンが動けば、使節団全体が危険にさらされる。復讐したい気持ちがあっても、今は生き延びることを優先しなければならないなんて、悔しいけれど現実的な判断だわ。アイヴァンだって、目の前の女性を放っておきたいわけじゃないでしょうし、妹のことまで考えれば感情がぐちゃぐちゃになって当然よ。
それにしても、ベルメルの言う「真実」って何なの?アニカの名誉を守るような顔をしながら、実際には侍女を差し出してアイヴァンに判断を迫っている。しかも、罪に関わった人間は本当に無実とはいえない、という理屈まで持ち出してくるのが厄介すぎる。そんな乱暴な理屈で何でも決められたら、誰だって逆らえなくなってしまうじゃないの。
そこでエイリックが口を挟んだのは大きいわ。外国の使節に侍女を裁かせれば王の威厳が損なわれると指摘して、ベルメルのやり方に待ったをかけた。でも、ベルメルが素直に引き下がるはずもなく、今度はアイヴァンとの密会を持ち出して、使節団か侍女か選べと迫るんだから、話がどんどん嫌な方向へ…。エイリックを揺さぶりたいのか、ミエサまで巻き込んで何を引き出そうとしているのかしら。
そしてよ、ミエサが会話できるという噂をベルメルが問い詰める姿!ここで来たか、と背筋が伸びたわ。これまで隠していた能力が知られたとなれば、ミエサの立場は一気に変わってしまう。エイリックが剣に手をかけたのも気になるし、ベルメルが激怒した理由も、単に欺かれたと思ったからなのか、それとも別の思惑があるのか。ミエサはどう切り抜けるのか、もう心配することが多すぎるのよ!
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118話|ファブリアンが動いた!セラス伯爵の計画まで狂い始める
イヴァンの悲しみにつられていたら、今度はセラス伯爵の思惑まで動き出して大混乱!戦争を利用する気満々の男に、ファブリアンの乱入まで来た!
あぁぁぁぁ、ベルメル、どこまでやる気なのよ!?ミエサに怒りをぶつけるだけでも十分に大変なのに、気づけばシダテの使節団まで巻き込んで、とんでもない状況になっているじゃないの。しかも本人は、自分が起こした事態をどう収めるか考えるどころか、いっそ全員いなくしてしまえばいいという方向へ進んでしまう。発想が怖いというより、王としてそれを口にできる感覚がもう理解できないわ……。
今回、胸が苦しくなったのはアイヴァンよ。アニカの侍女がアニカへの思いを胸にベルメルを止めようとする姿を見て、アイヴァンも必死に動くのだけれど、間に合わない。アニカと過ごした幼い頃の記憶までよみがえるのがつらいのなんの。赤いネックレスを贈り合って笑っていた過去が、今のアイヴァンの姿と重なるんだもの。大切な人との思い出って、幸せだったぶん、どうしようもなく苦しいときにも浮かんでくるのよね。アイヴァンの叫びには、どうにかしたい気持ちが詰まっていて、もう、ほんとに胸が痛んだわ。
その一方で、セラス伯爵はこの状況を利用する気満々。シダテとの戦争が起きればエイリックを戦場へ戻せるし、戦いが長引けば自分に都合のいい展開になる。いや、あなた、こんな状況でも自分の計画を優先するの!?ミエサを見て意味ありげに笑うあたりも、何を考えているのか分かりやすすぎて逆に腹立たしいわ。
ところが、そんなセラス伯爵の計画にも予想外の動きが出てくるわけ。自分の私兵が合図を待たずに現れ、ベルメルを討つよう命じているのだから、本人が驚くのも当然よね。いったい誰が、いつ、何のために動かしたのか。ここでファブリアンまで剣を振り上げるものだから、もう誰が誰を狙っているのか、頭の中が大渋滞!でも、混乱のなかでも自分の判断で動くファブリアンは気になるし、ミエサのそばを離れまいとするエイリックも放っておけない。追い詰められた人たちの必死さが伝わってくるからこそ、どうか大切な人を守ってほしいと願ってしまう。アイヴァンにも、アニカとの思い出を抱えながら踏ん張ってほしいかったのよ。泣きそうだわ‥アイヴァン。
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119話|ファブリアンの裏切りとセラス伯爵の逃走
ファブリアンの謝罪が切なすぎる一方、セラス伯爵は逃げるのに必死! そこへラカネが登場って、逃走ルートまできっちり塞がれているじゃないの!
ファブリアン、ちょっと、いやいや、あなた今回どこまで計算して動いているのよ。セラス伯爵の騎士たちを説得して王を狙わせたと思ったら、最後には自分たちが信じていた計画そのものをひっくり返すんだから、見ているこっちは振り回されっぱなし。しかも騎士たちは本気でファブリアンの指示を信じていたわけでしょ。そりゃ、裏切られたと気づいたときの反応も当然よね。
ファブリアンが騎士たちに説明した内容は、セラス伯爵の立場を考えれば妙に説得力がある。王宮で騒ぎが起きれば、宴を主催してシダテの使節を招いた伯爵まで疑われる。領地も財産も失い、配下まで処分されるかもしれない。そんな状況を並べられたら、騎士たちも追い詰められて判断が揺らぐわよ。ファブリアンはそこを突いたわけだけど、最初から自分たちを危険な場所へ誘導していたのかと思うと、なんとも複雑な気持ちになるわ。
そしてベルメルよ!王宮が大混乱になっているのに、怒りの矛先はセラス伯爵とファブリアン。自分が面目を潰されたことへの怒りも相当なものらしい。エイリックが王を守ろうと動いているのとは対照的で、同じ騒動の中でも見ているものが違うのね。
それから、ミエサの判断も頼もしい。ラカネがいったん離れようとする中で、ファブリアンがクラドニエにいる以上、自分たちまで共犯者と疑われる可能性に気づくの。こういうとき、ただ怖がって逃げるのではなく、その先に何が起きるかまで考えられるのがミエサらしいわ。エイリックも彼女の意見をすぐ受け入れ、ミエサを安全な場所へ送り、自分は王宮に残るわけ‥。守りたい相手を危険から遠ざけながら、自分の役目も放り出さないのがいいのよ。
ただ、今回いちばん胸に引っかかったのは、ファブリアンが騎士たちに謝った姿。自分の計画に彼らを巻き込んだことを理解しているからこそ、あの謝罪が出たんだろうな。やっていることはあまりにも厳しいし、簡単に許せる話でもない。それでも、自分の罪を背負う覚悟まで見せられると、彼が何を守ろうとしているのか気になってしまう。
一方のセラス伯爵は、捕まれば反乱の首謀者として追及されると考えて必死に逃げるものの、ラカネにあっさり行く手を塞がれちゃうの。あら、逃げ切れると思った?このタイミングで待ち構えられていたら、さすがに言い逃れも難しそう。ファブリアンの計画がどこまで明らかになるのか、そして騒動の中でエイリックとミエサがどう動くのか。みんなそれぞれ背負っているものが重いけれど、自分の選択から逃げずに進もうとする姿は、やっぱり最後まで見届けたくなるわ。
なんでベルメルをやっちゃわないの!!!って声も多かったわ、実際、エイリックたち何でベルメル守るの?って感じだしね…きっと最後には繋がるんだろうね‥ベルメルを生かした意味が!それからファブリアン、生きれるっぽい‥(笑)。
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120話|ミエサがファブリアン救済に動き出す
セラス伯爵もファブリアンも、自分の都合ばかりで本当に困った人たちだわ! そんな中、ミエサがファブリアンを救おうとするなんて…!
ミエサの立場を考えると、セラス伯爵を捕らえた時点で、もう十分すぎるほど頑張っているのよ。それなのに、この男ったら最後の最後まで自分を助けてもらうことしか考えていないの。しかもミエサの母親との関係まで持ち出すなんて、ちょっと待ちなさいよ!そこを利用すれば情に訴えられると思ったのかもしれないけれど、ミエサがそんな言葉で揺らぐわけがないのよね。
母親を侮辱するような発言をきっぱり拒むミエサ、ここは本当に頼もしいわ。普段の彼女を知っていると、こうして自分の意思をはっきり示せる姿に胸が熱くなるって。セラス伯爵が財産や名誉をちらつかせても、ミエサは耳を貸さず、ひとまず拘束する道を選んで、ラカネが不思議に思うのも分かるのよ。危険な相手なら、早く決着をつけたほうが安心できるもの。でもミエサは、自分よりも輝ける人たちに機会を与えたいと考えている。敵への対処だけでなく、その先に誰が立つべきかまで見ているのが彼女らしいのよね。
一方のファブリアンは、セラス伯爵の言葉を信じ、自分こそ正統な王位継承者だと思い込んでいたとベルメルへ言うわけで…。焦りから自分の手で状況を悪くしたと認めているけれど、今さら気づいても遅いのでは……と思ってしまう。ベルメルの怒りも当然だし、王家への侮辱を軽く扱うわけにはいかない。ただ、サラケゼ当主が処刑を翌日に延ばす提案をしたことで、事態は少しだけ動いたの。噂を広げないための判断なのに、ファブリアンには時間稼ぎに見えているのも皮肉なものね。
そして、ミエサとエイリックの再会!無事を確かめ合う姿にはほっとしたけれど、安心している場合じゃない。ファブリアンの処刑は翌日の午後に決まっているのだから。エイリックが難しいと考えるのも無理はないのに、ミエサは救う方法があるときっぱり告げる。セラス伯爵への決着をつけるだけではなく、ファブリアンにも別の道を残そうとしているのね。
ただ助ければ済む話でもないし、ファブリアン自身が自分のしたことと向き合わなければ、何も変わらない。それでも、もう手遅れだと決めつけないミエサの姿を見ていると、彼女が背負おうとしているものの大きさが気になってしまう。救いたいという気持ちが強いほど、救えなかったときの苦しさまで大きくなるのに。それでも手を伸ばそうとするミエサを思うほど、胸の奥が切なくなるわ。
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