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『生き残った王女の笑顔の裏には』106話~110話|エイリックの覚悟とミエサの涙、ファブリアンが選ぶ未来

『生き残った王女の笑顔の裏には』106話~110話|エイリックの覚悟とミエサの涙、ファブリアンが選ぶ未来
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もう、エイリックったら…ミエサを救いたい気持ちは痛いほどわかるけど、自分の命まで差し出すつもりだったなんて、ミエサが怒るのも泣いちゃうのも当然じゃないの!自分が助かるために大切な人が犠牲になるなんて、ミエサにとっては絶対に受け入れられないことなのよね。二人がお互いを大切に思っているからこそ、すれ違ってしまう気持ちがもう切ない。

そしてファブリアンよ!自分の生い立ちや失ったものを打ち明ける姿には、彼がずっと抱えてきた孤独がにじんでいるのに、ミエサはただ同情するのではなく、復讐を果たした先でどう生きるのかを尋ねるんです。この問いかけがまた深い。過去の痛みを理解することと、その人を信じることは同じじゃないのよね。エイリックとミエサの絆、ファブリアンが選ぶ道、そしてセラス伯爵を相手にした危うい駆け引きまで、誰の気持ちも簡単には割り切れないからこそ、みんなの選択を見届けたくなっちゃう!

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106話|アイヴァンは妹を失った怒りから協力を拒む

エイリック、家族を失ったアイヴァンに何を差し出せばいいか悩んだ末に、自分の命まで取引材料にするなんて…。

いやいやいや、エイリックの覚悟が重い!ミエサを助けたい、その気持ちはずっと伝わっていたけれど、アイヴァンに差し出せるものを考え抜いて、自分の命まで持ち出すなんて……。もう、そこまで追い詰められているのね。しかも相手は、妹を失ったアイヴァン。簡単に首を縦に振れない事情があると分かっているからこそ、エイリックも無理なお願いをしている自覚があるのがつらいのよ。

アイヴァンがエイリックを疑うのも当然だわ。なぜ最初から自分に相談しなかったのか、アニカとはどういう関係だったのか。事情を聞けば聞くほど、ミエサを救いたいという目的は理解できても、気持ちよく協力できる話ではないもの。しかもミエサは、アイヴァンの妹を失わせた人物(ベルメル)と家族関係にある王女。本人に責任を押しつけられる話でもないのに、感情だけですべてを割り切るのは難しいわけで‥。エイリックもアイヴァンも、それぞれ譲れないものを抱えているのよね。ここでエイリックが自分の利益を求めず、何を要求されても受け入れると約束したのは大きいわ。アイヴァンがどう答えるのか、気になって仕方ない!

ところが、屋敷のほうも全然安心できないのよ。エイリックが外出しているタイミングで、ファブリアンがセラス伯爵の手下の医師を連れて現れるって、嫌な予感しかしないじゃないの!しかも目的はミエサのもとへ行くこと。ファブリアンはエイリックが戻るまで時間を稼ごうとしているけれど、相手も急いでいるから話が通じるとは限らないの。ミエサの居場所まで正確に把握できていない状況で、メイドたちに直接尋ねようとするのも厄介すぎるわ。

そこで登場するケルラ、頼もしすぎる!薬を飲んだばかりで刺激を避ける必要があると説明し、相手の出方を見ながらミエサを守ろうとするわけ。しかも体調が不安定なことまで踏まえて、無理な診察をさせないようにしているのよね。だけど、部屋から物音がした直後にミエサの叫び声って、ケルラだって気が気じゃないはず。エイリックはアイヴァンとの交渉に全力を注いでいるのに、屋敷では別の問題が動き始めている。お願いだから、ミエサに何事もなく、エイリックが戻るまで持ちこたえて……!

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107話|ミエサ、エイリックを待たずファブリアンへの説明を急ぐ

ミエサ、そんなに苦しいのにファブリアンを見て何を思い出したの……!

待ってミエサ……!苦しそうに倒れているだけでも心配なのに、ファブリアンの姿を見た途端、怯えて必死にすがろうとするのがつらい。なぜ今になって来たのか、怖いから置いていかないでほしいって、ミエサのなかで何が起きているのよ。普段のやり取りとはまるで違う姿に、見ている私まで落ち着かなくなるじゃないの。しかも、この状況でセラス伯爵の手下の医師が来るのが本当に困る!ミエサの体調を心配しているというより、薬の量や本人の様子に疑問を持って、報告する気満々なのが厄介すぎる。言葉はちゃんと話せているのに、様子がおかしい。そんな姿を見られたら、事情を知らない人間が勝手な判断をする可能性だってある。ケルラが必死に止めるのも当然だし、カレンまで剣を構えるんだから、寝室が一気に緊張感でいっぱいよ!

そしてファブリアン、黙っているけれど、頭のなかでは相当先のことまで考えているのね。セラス伯爵がこの情報を知ったら、どう動くのか。ミエサの状態を利用するのではないか。そこまで予測しているからこそ、手下を無理に止めず、目撃したことを正確に報告させようとしているわけ。感情だけで動いていないところが、かえって怖いのよ。情報ひとつで立場がひっくり返りそうな状況だもの。

一方、意識を取り戻したミエサは、エイリックを待っていられないとファブリアンへの説明を急ぐって?ケルラは危険だと止めるけれど、ミエサにとっては自分で解決しなければならない事情があるのよね。エイリックが戻るまで待てばいい、なんて簡単には言えないんだろうな。本人が焦っている理由も気になるし、ファブリアンに何を伝えようとしているのか、そこが大きな引っかかり!

そんなところへエイリックが帰ってきて、夜明けにシダテの使節と会い、解毒薬を手に入れる計画を明かすの。ミエサを救うために動いているのは分かるけれど、最後に「知っておいてほしいことがある」って、ちょっと待ってよ!このタイミングで何を話すつもりなの。解毒薬の話だけでは終わらない気配がぷんぷんするし、ミエサがファブリアンに説明しようとしていたこととも関係するのか、気になりすぎる。心配事をひとつ片づける暇もないままで‥落ち着かないって!

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108話|ミエサがファブリアンに突きつけた、復讐の先に何がある?

ミエサを信頼させるために秘密を明かしたファブリアンだけど、まさか質問を返されるとはね!復讐の先まで考えていなかった彼の表情が気になる!

えっ、そこを聞くの!?ミエサ、思った以上に鋭いわ。ファブリアンがようやく自分の過去を話して、これで少しは距離が縮まるのかと思ったら、まさか復讐のその先まで問い詰めるとは。いや、でも大事なのは本当にそこなのよね。

ファブリアンが母親に存在を隠されていた話、これがなかなか切ないのよ。家族に認められたい、自分がここにいる意味を知りたい。そんな願いを抱えて、いつか役に立てば受け入れてもらえるかもしれないと期待していたわけでしょ。そりゃあ、自分を必要としてくれる場所を求める気持ちも強くなるわよ。しかも、ようやく身分を取り戻した頃には、答えをくれるはずだった人たちがもういない。ファブリアンにとっては、長い間追いかけてきた希望そのものが消えてしまったようなものなのよね。だからこそ、ミエサなら理解してくれると思ったんだろうな。自分の秘密を明かすなんて、ファブリアンにしてみれば相当な決断だったはず。ところがミエサ、彼がベルメルを憎んでいるかどうかなんて、最初から疑っていないのよ。そこじゃない、と。復讐が終わったあと、あなたはどう生きるのか。うわあ、これは答えに詰まるわ。

だってファブリアンの人生って、家族に認められることを願い、その願いが消えてからは復讐が大きな目的になっているように見えるもの。じゃあ、その目的を果たしたあとには何が残るのか。自分が何をしたいのか、誰と生きたいのか、どんな未来を選びたいのか。そういう話になると、今までの覚悟だけでは答えられないのよね。

ミエサも意地悪で聞いているわけじゃないのが大きい。ファブリアンの過去を理解したうえで、それでも彼自身の考えを知ろうとしている。信頼するかどうかを決めるために、都合のいい告白だけで納得しないところがいいわ。相手の痛みに寄り添うことと、相手のすべてを無条件に受け入れることは違うもの。

そして、セラス伯爵側にはミエサを利用できそうだと話しているファブリアン。おいおい、さっきの真剣な告白はどこへ行ったのよ、とツッコミたくなるけれど、彼がまだ本心をすべて見せていない可能性もあるし、罠を仕掛けるきなのか…。ミエサの問いに答えられなかったファブリアンが、これから自分の未来をどう見つけていくのか?復讐だけで人生を終わらせないでほしいのよ、ほんとに。

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109話|エイリックの覚悟にミエサが泣いて怒り‥

ミエサを守るためなら自分の命まで差し出すつもりだったエイリックに、ミエサが涙ながらに怒るのよ!愛する人を失ってまで生きたいわけないでしょう!

自分のために大切な人が無理をしていたと知ったら、助かった喜びより先に「なんでそんなことしたの!」って気持ちが込み上げてきそう。ミエサもまさにそれなのよね。エイリックがようやく戻ってきて、しかも探していた解毒薬まで持ってきてくれた。体調が悪化しているミエサにとって、待ち望んでいたもののはずなのに、袋の中身を知った瞬間から話がとんでもない方向へ転がっていくの。

エイリックはミエサを抱きしめて、驚いただろうと気遣うわけ。ファブリアンと会ったことも心配していたけれど、ミエサは事前に教えてもらったおかげで落ち着いて対応できたと伝えるのよ。しかも、自分なりにちゃんと頑張れたから、褒めてほしい気持ちもある。これ、かわいいじゃないの!エイリックも素直に頑張りを認めてくれて、二人の空気がやっと和らいだと思ったら、解毒薬の入手方法が重すぎる。

アイヴァンは姉アニカの最期について調べ、彼女が残したものさえほとんど失われていたと知った。だからこそ、ベルメルへの怒りを抱え、反乱が終わったあとにベルメルを引き渡すよう求めたのね。エイリックもミエサを救うためなら、財産でも軍事力でも、果ては自分の命でも差し出す覚悟だった。いや、待って! その覚悟の強さはわかるけれど、あなた自身のこともちゃんと考えてちょうだいよ。

エイリックはミエサから復讐の機会を奪ったことを謝るんだけど‥、でも、ミエサが聞き逃せなかったのはそこじゃない。自分を助けるためにエイリックが命まで差し出そうとしていた、その一点なのよ。涙を流しながら、彼を失ってまで生き続けることに何の意味があるのかと訴えるミエサ。これ、単に「危ないことをしないで」という話じゃないのよね。自分の命と同じくらい、エイリックの命も大切なのだと必死に伝えているのよ!!

エイリックもようやく彼女の気持ちを受け止め、軽率だったと謝罪するの。そして、もう自分の命を無造作に差し出さないと約束した。ミエサを救いたい一心だった彼も、彼女が何を望んでいるのか、改めて向き合うことになったわけよね。ただ、二人とも相手を失いたくないからこそ、いざというときに自分を犠牲にしようとしてしまうのよね。次に何か大きな危機が訪れたとき、エイリックは本当にミエサとの約束を守り、彼女と一緒に生き残る道を選べるのだろうか‥ちょっと心配になって来たわ。

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110話|狩猟祭に合わせて王族を狙う作戦を立てる

ファブリアン、ミエサたちの作戦に乗るのね!しかもセラス伯爵には反逆の疑いを突きつけるとか、展開が一気に動き出した!

セラス伯爵、今までミエサをずっと観察してきたのに、ここにきて「もしかして、全部わざと隠していたのでは?」って疑い始めるの、そりゃ気になるでしょうよ!手下から簡単な会話ができる程度の理解力があると聞かされ、今まで信じていたミエサの姿が揺らいでしまうわけ。しかも、ただ驚くだけじゃなく、自分の計画に支障が出ることまで考えているのがセラス伯爵らしいのよね。ミエサの体調も気になるし、彼女が本当はどこまで理解していたのかも気になるし、セラス伯爵にとっては一気に厄介な話が増えたわけよ。ファブリアンへの疑いも強まって、もう待っていられない様子なのが伝わってくるって。

そして数日後、エイリックたちの作戦会議!狩猟祭に合わせて港と首都を同時に動かし、警備の混乱に乗じて王族のいる場所を狙うなんて、ずいぶん大がかりな計画になってきたじゃないの。ただ、エイリックが盤面を使って説明しているのを見ると、頭の中では筋道ができていても、実際に動かすとなると話は別なのよね。とくにセラス伯爵の私兵は規模も行動も読めない。ここが崩れたら作戦そのものが危うくなるんだから、ラカネもドイドも、ファブリアンを疑うのも無理はないわ。

でも、ファブリアン本人は伯爵の軍勢を引き受ける気満々。過去に敵側と関わっていた人物を、そんな重要な役目に任せて大丈夫なのかしら?って、ラカネが警戒するのも当然だし、サラケゼ当主が黙って様子を見ているのも気になるところ。そこでミエサが、ファブリアンこそ伯爵の動きを把握できる唯一の人物だと説明するのよね。まだ全部は話せないけれど、自分を信じてほしいと頼むミエサ。仲間に無理を言っている自覚もありそうで、この言葉には覚悟がにじんでいるの。エイリックも別の計画を用意しているようだし、ただ彼を信じて突っ走るわけではないのね。

そして、セラス伯爵のところへ戻ったファブリアンが、まさかの反撃!エイリックがシダテ王国の使節団と秘密裏に接触している事実を持ち出し、反逆の疑いをかけられると告げる。待たされたことに腹を立てていたセラス伯爵も、さすがにこの話は聞き流せないでしょう。ファブリアン、ただ時間を稼いでいたわけじゃないのかもしれない。ミエサが信じてほしいと頼んだ理由も、少し見えてきた気がする。いや、これ、セラス伯爵のほうが追い詰められる展開になるの!?ワクワクじゃない?

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