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『藤堂司の恋愛事情』91話~95話|家族の事情を抱えながら、由紀と司が少しずつ未来へ進んでいく

『藤堂司の恋愛事情』91話~95話|家族の事情を抱えながら、由紀と司が少しずつ未来へ進んでいく
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はいもう、由紀と司、「仕事仲間」なんて言葉じゃ全然足りないのよ! 由紀は司のそばで支えるだけじゃなく、自分自身もどんどん成長していくし、司もそんな由紀の努力をちゃんと見てる。それが家族にも少しずつ伝わっている感じがして、なんだか嬉しくなっちゃうんですよね。司の母親とのやり取りには緊張感もあるけれど、由紀の誠実さがじわじわ効いてくるし、結衣も二人の関係を察しながら現実的なところを見ている。この家族、いろいろ抱えてるな…と思いつつ、司が由紀を大切にしていることは隠しきれなくなってるのが最高です。しかも仕事では昇進、司は海外を飛び回り、二人の距離が離れても由紀は自分にできることを増やしていくの。だけど、幸せだけでは終わらせてくれない‥もう気になるところです。

91話|司の母の問いに‥

答えるのが怖くなる由紀、分かるよ…!

司母と朝から二人きりで話している由紀、見ているこっちまでちょっと緊張するんだけど。しかも聞かれているのが「子どもの頃、朝早く起きて何してたの?」みたいな、ものすごく普通の質問なのよね。なのに由紀は「勉強していた」と答えるだけで妙に縮こまってしまう。こういうところ、由紀の抱えてきたものがにじんでいて切ないわ。別に悪いことなんて何もしてないのに、自分の過去を話すこと自体に身構えちゃうのよね。

でも司母がそこで変に踏み込まず、「自分も勉強はしたけど朝の運動は無理だった」と自分の話をしてくれるのが優しい。しかも由紀の朝の運動をちゃんと努力として見ていて、司が仕事で立て直せたことまで由紀の支えと結びつけて感謝してくれる。由紀は「そんな大したことじゃないです」と全力で遠慮するけど、いやいや、もっと受け取っていいのよ。

そして司母から突然の昇進祝い。バッグって聞いた瞬間の由紀の慌てっぷり、そりゃそうなるわよね。しかも結構ちゃんとしたものだし、由紀からしたら「いやいやいや、こんなの受け取れません!」になるでしょうよ。ところが司は横から「何を遠慮してるの?」くらいの顔で渡してくる。こういう時だけ妙に押しが強いの、ほんと司らしいわ。さらに司母が、家族の結婚予定があるから婚約者への贈り物を選んでいて、その流れで由紀にも用意したと話すのがまた良い。由紀に対してちゃんと家族ぐるみの気遣いがあるのよね。

その後、廊下で司が由紀の肩にそっと触れたり、頬をつついたりして、由紀がいちいち警戒するのも笑ってしまう。結衣に見られて「本当に決心したんだ……?」と思われてるのも気になるところ。そして、司が昨日話していた「見せるもの」に触れたと思ったら、急に由紀との距離を詰めてくる。この男、朝から何を始めるつもりなのよ。由紀が部屋に入った先で何が待っているのか、嫌な予感というより、もう別の意味で落ち着かないままだわ。

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92話|由紀に大切なロボット司が渡す

司が甘すぎる!と思ったら、まさかの手作りロボットまで出してくるの…由紀の笑顔が可愛すぎてニヤけるんだけど!

もう、最初から司が由紀にべったりなの、朝から何を見せられてるの私……って感じなんだけど、二人の距離が近いこと自体には妙な安心感があるんですよね。由紀も慌てながらちゃんと司を受け止めていて、なんだかんだ二人の関係が自然になってきたんだなぁとニヤニヤしちゃう。

しかも司、由紀の服が乱れないようにする話から、急に「じゃあこれ大事にして」と昔作ったロボットを渡してくるの何なのよ。振れ幅がすごいのよ。さっきまで甘い空気だったのに、突然少年時代の宝物を出してくるんだから、由紀じゃなくても「え、これ自分で作ったの?」ってなるわ。しかも由紀が嬉しそうに細かいところまで褒めるから、司も絶対ちょっと嬉しいでしょ。

そのまま朝食になったら、今度は司の家族がいるわけで、由紀の緊張がすごい。司は普通の顔で料理をよそってあげるし、由紀は恐縮してるし、もう完全に「彼女を家族の食卓に連れてきた男」の空気なのよ。そして結衣とのやり取りがまた面白い。兄の撮影をからかって、司がムキになって、母までたしなめて。由紀もとうとう吹き出しちゃうんだけど、その笑い方を見た司の母が「前より雰囲気が変わった」と気づくの‥怖いような嬉しいような。最初は無機質だった由紀が、司の前では笑って、家族の冗談にも反応して、少しずつ柔らかくなってる。本人はたぶんそんなに意識してないのよね。でも周りから見ると、変化って案外わかりやすいものなんだなぁ。

……って、ほっこりしてたら「誰か付き合ってる人いるの?」は待って。そこ聞く!? このタイミングで!? 由紀の顔、絶対固まるじゃん。せっかく朝食で安心したのに、司母の一言で一気に緊張感が戻ってきたんだけど!

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93話|司母が愛を恐れる理由が明かされる

司の家族にとって愛が怖いものになった理由が、あまりにも根深かったよ。

一番切なかったのは、司と由紀の関係がバレそうになって慌てる姿そのものより、「恋愛している」と普通に言うことすら、この家では簡単じゃないんだと分かってしまったところ。由紀なんてもう、母親から縁談を勧められて「いやいやいや!」って顔になってるし、司も言いかけた瞬間に結衣に止められるし、家族の前で恋人宣言するだけなのに何この難易度。

しかも結衣がかなり現実的なんですよね。「今はやめたほうがいい」と言うだけじゃなくて、司の母がどう受け止めるかまで考えているの。司としては由紀との関係を隠し続けたいわけじゃない。でも、母親が過去に経験したことを知っているから、簡単には踏み出せないわけなのね。

ここで学生時代の司が、母親の苦しそうな姿を見ていた記憶が出てくるのが重い。母にとって愛は、幸せなものというより、人生を狂わせるものになってしまったんですよね。自分の姉の恋愛、夫をめぐる女性問題、それを一人で抱えてきた経験が積み重なって、「感情に流されるな」という考え方になったんだと思う。そして幼い司に向かって「ちゃんと生きて、どこへ行っても恥じることのない人になりなさい」と言い聞かせていたのも苦しい。司はその言葉を守ろうとして、ずっと自分の気持ちを後回しにしてきたんじゃないかな。だからこそ今回、「自分で決めたい」と言った司には、ちょっと胸が熱くなったよ。まだ家族に全部打ち明ける勇気までは持てなくても、自分の人生を自分で選びたい気持ちはちゃんと育ってる。

由紀との恋は、司にとって単なる恋愛じゃないのかもしれない。母から受け取った価値観を否定するのではなく、自分なりの幸せを探していく話になってきた感じがする。最後に司父まで帰ってきたし、平穏な結婚式の裏でまた一波乱ありそうだけど……司、今度はちゃんと自分の気持ちを手放さないでほしいわ。

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94話|由紀は司を恋しく思う

たった一週間離れただけなのに「寂しい」が漏れる由紀、もう完全に司不足じゃない?

あははっ、ちょっとだけなのに由紀、もう司がいないことにこんなに寂しくなってるの!?って、まずそこに食いついちゃった。しかも本人は仕事をして、中国語まで勉強して、ちゃんと忙しくしてるのよ。それでも走りながら「ソウルが空っぽに感じる、会いたい」ってなるんだから、もう気持ちのほうが先に司を探してるじゃないの。

しかも司も司で、パリの夜景を見て由紀を思い出すって何なのよ。海外出張中なのにちゃんと頭の中に由紀がいるじゃない。そこでプラモデルの話になって、「それ見ながら僕のこと考えてる?」みたいに聞いてくるのも、さらっと距離を詰めてくる感じがずるいのよね。由紀が真っ赤になって黙るのも当然だわ。本人だけ平然と笑ってるし。

でも今回は恋愛だけじゃなくて、司自身の変化もかなり大きかったと思う。祖父から「もう自分の影に隠れている存在じゃない」と認めてもらえたのよね‥司にとってかなり大きかったんじゃないかな。昔の呼び名まで「祖父に愛されていた証」として受け止めているのも、なんだか切なくて好きだった。仕事で自分の立場を作る一方で、家族からもちゃんと認められていく司、強くなったなあ。

そして由紀も昇進して、もう「司の秘書だから」だけで動いてるわけじゃないのがいい。司から希望する部署を聞かれて、秘書に残ってほしいと言われても即答で断るあたりは笑ったけど、二人の関係が仕事だけでは収まらなくなってきた感じがするのよね。だから司の「デートしない?」には、はい来た!ってなったわ。離れて寂しくなって、電話で気持ちを確かめて、帰ってきたら今度はちゃんと会おうとする。なのに二人ともまだ微妙に遠慮や壁がある。この距離、近づいてるのに完全には縮まらない感じが、ほんともどかしいのよ。

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95話|司が由紀へパリから月を贈る

ただの川辺ラーメンだったはずなのに、急に恋愛映画みたいになるの。司の照れ方まで可愛くて、もう完全に負けました。

きゃ~、漢江でラーメン食べてるだけだったのに、なんで月まで出てくるの!?この二人、普通に夜ごはん食べて帰る気ないでしょ。司が「ラーメン大丈夫?」って妙に気にしてるのも可愛いし、由紀が「普通のラーメンです」って真顔で説明してるのも、相変わらず温度差がすごいのよ。しかも由紀が「環境によって味の感じ方が変わる」と理屈で説明し始めたら、司がそこから「じゃあ僕と一緒だから美味しいってこと?」に持っていくの、恋愛の嗅覚だけ異常に鋭くない?由紀はたぶん普通に説明してるだけなのに、司だけ完全に恋愛モード。なのに本人が照れて真っ赤になるから、こっちまで変な笑いが出ちゃうわ。

さらに由紀が、毎朝ここで走っていて、司が出張している間も同じ景色を見ていたと話す姿が好き。いつも見ていた漢江が、今日はいつもよりきれいに見える。これ、由紀本人は淡々と言ってるけど、めちゃくちゃ大きな変化じゃない?好きな人と同じ場所にいるだけで、見慣れた景色まで違って見えるんだから。そりゃ司も照れるわよね。

そして突然の月時計。パリから月を持ってきたって、プレゼントの発想がもう司なのよ。由紀が「月は一つなのに」って返すのも彼女らしいし、司が「今夜は空に月がないから、ここに置いた」みたいに返すのは、はい、キュンキュンよ。「月には人の心を動かす力がある」という話も、ただロマンチックなだけじゃなくて、司自身が由紀への気持ちをちゃんと形にして渡してる感じがするの、あぁもうたまらんわ。

そして後半は一気に仕事モード。由紀は昇進して司の戦略顧問になり、秘書業務は新しい熊谷秘書へ引き継がれる。司が怖いという噂を聞いてビクビクしてる彼にはちょっと笑ったけど、由紀が「仕事では合理的な人」とさらっと庇うのも良い。ところが最後、電話を取った瞬間に由紀の表情が曇る。甘い夜の余韻から一転して、また何か始まりそう。この落差、ほんと油断ならないわ。

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