きゃ~、司と由紀、仕事の顔をしてる場合じゃなくなってきたでしょ……! 由紀はどこまでも「秘書」として振る舞おうとするし、司はそんな由紀との距離を縮めたくて仕方ない。この温度差が、じわじわ苦しくて最高なんですよね。司が仕事の成功だけじゃなく、自分自身の弱さまで由紀に受け止めてほしいと求めるところには、これまで見せてきた強い社長の顔とは違う一面が出ていて、思わず胸を掴まれるの。一方の由紀は、自分が秘書として働き続けるために、司との間にちゃんと線を引こうとするんです。でも司は、その線をずっと我慢してきた人。ついに「必要だ」とまで伝えてしまうんだから、そりゃ由紀も平常心ではいられないよね。仕事のできる男が好きな女のためだけに頑張ってるの、破壊力ありすぎるんですよ……。
66話|司が由紀にだけ見せた弱さ
司がとうとう由紀に本音を出した!ここまで頑張ってきた男の弱さが一気に見えて胸がギュッとなる!
「社長、胃薬です」って由紀が持ってきた瞬間、もう私は完全に心配する側に回ってしまった。司、食事もほとんど取らずに外を眺めてるし、絶対なんか抱えてるじゃないの。しかも本人は「そんなに顔に出てた?」って…出てる出てる!めちゃくちゃ出てるわよ!
その前に茂とのやり取りがあったから、そりゃ司も疲れるよね。女性関係について軽く考える茂に対して、司が「そんな生き方をみんながしていると思うな」と真正面から怒るのが良かった。特に母親のことまで出てきたのを見ると、司にとっては単なる親子喧嘩じゃないんだろうな。ずっと見てきた家族への不満が積もってる感じがする。そんな状態で由紀が「ホテルに戻ったらすぐ休めるようにします」と淡々と世話を焼いてくれるの、優しいなぁ。しかも夕食を拒否されたら「私が開けますよ」って、秘書としての圧が強いのも好き。司がしんどそうだから心配してるのに、ちゃんと仕事の顔を崩さないのよね。
でも、部屋に入ってから空気が変わる。司が由紀の手を握って「一緒に夕食を食べてくれないか」と頼むところ、ここで一気に弱くなるのズルいって。さらに「君には情けないところばかり見せてしまう」と言われて、由紀がまた仕事の話として受け止めようとするのも、あまりにも由紀らしい。違う違う、司が今ほしいのは秘書としての対応じゃないのよ!だから「会社のことじゃなくて、僕個人のことだ。わかる?」には、こっちまでドキッとした。司が由紀に対して、自分の弱さをちゃんと受け止めてほしいと言ってるんだもん。由紀もようやく意味を理解して、「全部一人で背負わないで」と前に伝えた言葉を返す。この二人、少しずつだけど確実に距離が変わってる。
そして、帰ろうとする由紀を司が「もう少し君と一緒にいたい」と引き止めるの。もう仕事の予定とか秘書とか関係ないじゃない。今日だけは、ただ由紀にそばにいてほしいんだよね。あんなに何でも一人で抱えようとしていた司が、とうとう自分から「いてほしい」と手を伸ばしたのが胸に刺さる。由紀、この人かなり限界だったんだよ。
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67話|司の笑顔に由紀の心がまた揺れる
パーティーでは司の隣に行くことになって、もう心臓が休む暇ないじゃないの。
由紀、危なかったわね……「半裸の司?」と思った次の瞬間に、バスボムの効能を延々説明し始めるの、もう笑うしかないのよ。司が完全にその空気で来てるのに、由紀だけ仕事の説明に切り替えてるんだもの。しかも司が服を脱ぎ始めたら、さすがに由紀も真っ赤になって逃走。そりゃそうよ! あのまま残ったら自分がどうなるか分からないものね。
そこから何事もなかったように契約交渉へ切り替わる二人もすごい。仕事になると息がぴったりで、由紀は進行をきっちり支え、司も堂々と交渉を進めていく。しかも司が「彼女は自分にとってなくてはならない存在」と言っちゃうから、由紀は恐縮してるけど、パトリックからしたら完全に別の意味に聞こえてるのよね。ロマンチックな場所で言えばいいのに、と突っ込まれて司が赤くなるのも可愛いじゃない。社長、そこは強気でいかないのね。
そして契約の手応えもかなり良くて、由紀はすっかり仕事モード。明日の予定を説明して「会場で待機しています」と言ったら、まさかの司からパーティー同行のお達し。いや、もっと早く言ってあげて!由紀だって休めると思ってたのに、急に社交モードへ切り替えなんだから大変よ。しかも準備しながら司との出来事を思い出して、「二人きりは危険」と判断する由紀がまた可愛いの。なのに服装は真里が選んでくれたものを着て、少しカジュアルすぎるかなと悩みながらも、そのまま出ていく。パリまで来たんだから、たまにはこういう格好もいい。そう思えるくらい、ほんの少しだけ仕事だけじゃない自分を楽しめている感じもするのよね。
そして、ホテルの入口で待っていた司が由紀を見つけて、ふっと柔らかく笑う。この顔はずるいわ。由紀が何も知らずに一生懸命準備してきたことまで全部込みで、愛おしいと思ってそうなのが伝わってくる。さっきまで逃げ回ってた二人なのに、結局また隣に並ぶんだから、もうこちらはニヤニヤするしかないのよ。
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68話|由紀へ司がパーティー用の服を用意する
司、仕事の顔して由紀をパリ観光に連れ回してるだけじゃない?
ホテル前で司が由紀を見つけて、ちょっと嬉しそうに手を差し出すのよ。ところが由紀、見事にスルー。いや由紀さん、司の手より資料なのね。出席者リストから業界トレンド、会場レイアウトまで全部持ってきて、「必要な情報があればすぐ説明します」って、パリに来ても仕事モード全開すぎる。そんな由紀を司が連れて行ったのが、有名なパティスリー。せっかくパリにいるんだから、まずは美味しいものを楽しもうよって感じなのに、由紀はまた資料をバサッ。司がケーキを見せて「芸術作品みたいだろ?」と楽しそうにしてる横で、明日の予定を説明し始めるのよ。温度差がすごいわ。司、たぶんこの時点でもう「仕事だけじゃない時間」を作りたかったんじゃないの。
しかも由紀が晩餐会を不安がると、司は「君は仕事に関して完璧だから信頼してる」と安心させる。ここ、普通に上司として言われても嬉しいやつ。でも司はそこから「じゃあ、まずこれ食べて」とデザートを勧めてくるのね。フランスではデザートが会話のきっかけになるって、理由をつけて由紀との距離を縮めてくるのがずるい‥。由紀も真っ赤になりながら食べちゃうし、もう完全に振り回されてるじゃん。
さらに「市場調査」と言われて街を歩けば、由紀も一応納得する。でも本人が「これ、ただ楽しんでるだけでは?」と気づいてるのが笑える。そうなのよ、たぶんその感覚で合ってる。そして夜。予約していた店で司が用意していたのは、由紀のためのイブニングコレクション。しかも理由が「今夜の僕のパートナーだから」。はい、来ました。仕事の顔して準備してたものが、急に恋愛方面へ全部つながった。由紀だって鈍感じゃない。ケーキも街歩きも服も、全部ただの仕事ではないと分かってる。でも気づいたからこそ、簡単には笑って流せないわけなのよね。ドレスアップして向かい合った二人を見ながら、由紀の中でも何かがもう元には戻れなくなってる感じがする。
そして残ったのが、司からのネックレスとカード。これ、もう「気のせい」で片づけるには重すぎるでしょ。由紀、今まで散々仕事で頭をいっぱいにして逃げてきたけど、今回はさすがに逃げ道がなくなってきた感じがする。これはもう、胸の奥で何かが静かに決壊してるよね。
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69話|司の抑えてきた想いがついに由紀へ向けられる
ここまで来ても由紀は一線を守ろうとするのに、司はついに全部吐き出した。二人とも不器用すぎて、見てるこっちが泣きそうになるって。
司のネクタイを直してあげながら、会場内の動きを淡々と説明する由紀。この二人、ついさっきまで仕事モードだったはずなのに、距離感だけ見ると完全に特別な関係なのよ。でも由紀は最後まで「社長」と「秘書」の線を崩さない。むしろ崩さないように必死なのが分かるから、見ていてちょっと苦しくなる。
司が「今日は綺麗だ」と言って、ネックレスまで似合っていると褒めるところも、本人はかなり頑張ってると思う。なのに由紀は、すぐ仕事の話へ戻る。しかも服もネックレスも返しますって。いや司からしたら「そこまで距離取る!?」必要ないでしょうよ。そして司の我慢がついに限界。由紀が線を引くのが上手いと嫌味っぽく言ったあと、「君を抱きしめたい、キスしたい」と、今まで隠していた気持ちを一気にぶちまける。朝から夜まで何度も考えているって、もう好きの規模が仕事の邪魔になるレベルなのよ。そりゃ瞑想しても神様に祈っても無理でしょう…想いが強すぎて決壊するわ。
でも、この回で一番刺さったのは由紀の反応だった。由紀だって何も感じていなかったわけじゃない。研修センターで初めて司を見たときから、気づいてもらいたくて、良く思ってもらいたくて頑張っていた。それなのに司から嫌われていると思っていたんだから、そりゃ簡単には踏み込めないよね。だから二人が互いに「自分だって頑張ってきた」とぶつけ合う姿が、本当に苦しい。どっちも相手を想っていたのに、二人とも自分だけが我慢していると思っていたんだもの。
すがりつくように司が「辞めないでくれ」「君が必要だ」と言うところで、やっと由紀の努力も気持ちもちゃんと届いた感じがするの。そして「俺は君が欲しい」とまで言われて、ネックレスの箱を渡される由紀。もう仕事だけの関係に戻るほうが難しいよ。ここまで溜め込んだ二人の気持ちが、ようやく同じ場所まで追いついた感じがして、胸がいっぱいになった。
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70話|完璧すぎる司に、由紀の恋心がもう隠せない
由紀、今感じている幸せを嘘だと思いたくないと願って、恋する気持ちを自覚し始めたのよ。
司から「君が欲しい」と言われてネックレスまで渡された翌朝、由紀が箱をじーっと見ながら「夢じゃなかった」と確認してるの、もう朝から可愛すぎるのよ。いやいや、夢なわけないでしょうよ。あんなことされたら寝起き一発で思い出すわ。でも本人はまだ現実味がないんだろうな。そこへ司から「夕食でもどうですか?」って朝9時32分に連絡が来る。早い早い!しかも由紀、返信が妙にかしこまってるのも笑う。社長相手だから仕方ないんだけど、完全に好きな人から連絡きて慌ててる女なのよ‥見てる方がキュンって。
そして真里の追及が容赦ない。「そんな顔、今まで見たことない」って、そりゃバレるわ。由紀が土をこぼしながら誤魔化そうとしてるのも、もう挙動が怪しすぎる。本人だけ必死なのがまたいい。
夜になって司と合流すると、まさかのレストランじゃなく自分でパスタを作る展開。ここ、由紀が「ちゃんとした場所で食事して、あの夜のことを話すんだ」と思っていた分、余計に刺さるのよね。しかも花まで用意してる。司が好きな花を飾って、そのうえ料理も作って、音楽まで整えてる。いや、司さん。どうしたんですか。本気で由紀を落としにきてません?
由紀が「どうしてこんなに頑張ってるんだろう」と混乱するのも当然なのよ。司が何を考えているのか分からない。でも、自分のために用意されたものを見れば、嬉しくないわけがない。完璧な男性にこんなふうに迎えられたら、そりゃ期待しちゃうって。しかも由紀は「これが本物だと信じたい」と思いながら、それでも「全部嘘でも構わない」とまで考えてしまう。ここが切ない。もう気持ちはかなり司に持っていかれてるのに、まだ自分から「好き」と認めるところまでは踏み込めないのよね。…確かに司の立場も考えちゃうよね。
ワイングラスに映る自分を見ながら、嬉しいのか不安なのか、自分でも分からない顔になってる由紀がもう答えじゃない? 嘘でもいいと思うほど、この時間を失いたくない。そんな恋心、もう隠しきれる段階じゃないわよ。はあ、もうお願いだし正直にならない?って感じだわ。
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