エティエンの感情が重すぎて本当に苦しいんですよ。でも同時に、単純に嫌いとも言い切れないのがこの人物の厄介なところ。クロチェッタに拒まれても手放したくない、その気持ちを愛だと信じている。でもクロチェッタからすれば、それは自分の意思を置き去りにされた苦しさでもある。ここがふたりの決定的な違いなんですよね。それでもエティエンが最後までクロチェッタを疑われないように動いたことには、複雑な気持ちになりました。自分が傷ついても彼女を守ろうとする姿だけを見ると、感情って本当に一色じゃないなと思う。一方でロゼールは、離れている時間が長くなるほどクロチェッタへの想いが大きくなっていく。もう会いたい気持ちを抑えられないところまで来ているのが伝わってきて、胸がぎゅっとなる。そしてアルノルトは、そんなクロチェッタを急かさず、必要なものを用意して静かに守る。この三人、愛し方が全部違うんですよ。だからこそクロチェッタが何を選ぶのかが、ただの恋愛の答えじゃなくなっているわ。
96話|妊娠を告げたクロチェッタが決めた終わり
クロチェッタがアルノルトにもエティエンにも、もう曖昧な希望を持たせないと決めたわ。特にアルノルトの未練が切なすぎる!
【96話、諦められないこと】もうクロチェッタが揺らがない想いが伝わってきたと感じたわ。まずアルノルトに妊娠を告げる姿から苦しい。アルノルトは一瞬、自分との過去を思い出して「もしかして」と期待してしまう。でもクロチェッタは、子どもの父親はロゼールだときっぱり伝える。ここ、クロチェッタが冷たいんじゃないのよ。むしろアルノルトにこれ以上期待させないために、自分の気持ちを隠さず話しているんだと思う。
しかもクロチェッタは、以前アルノルトの不器用な想いに気づきながら、自分も曖昧な態度を取ってしまったことをちゃんと分かっている。だから今度こそ誤解させない。アルノルトにとってはかなり苦しい話だけど、これがクロチェッタなりの誠実さなんだよね。一方のアルノルトも、気持ちを簡単には切り替えられない。妊娠を知ったことで、また希望を持ってしまった自分を持て余している感じが切なすぎる。好きなのに、もう自分のところへ戻ってくる可能性はない。それを分かっていても諦められない。ここは本当にしんどいわ。
そして後半はエティエンとの対決。クロチェッタは、もうこの人の言葉に振り回されないと決めて、子どもとロゼールと静かに暮らしたいと伝える。エティエンは当然のように受け入れられず、最後まで自分のもとに置こうとするの。でもクロチェッタからすれば、そこにあるのは愛だけじゃない。自分の意思を無視して、逃げ道まで塞がれてきた過去があるからこそ、エティエンの「愛している」という言葉だけでは何も変わらないのよ。
それでもエティエンは手放せない。クロチェッタを失う怖さが大きすぎて、愛しているから離さないというところから動けなくなっている。でも、それって本当に愛なの?というのが最後の一言。ここが96話の全部だと思う。クロチェッタはもう、誰かに選ばれるだけの立場じゃない。自分で誰と生きたいのかを決めようとしている。その強さが、はっきり出ていた。アルノルトの切なさも、エティエンの執着も、全部ひっくるめて、クロチェッタが「私はどうしたい?」に向き合い始めたようだった。
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97話|クロチェッタに残った迷いが涙となって溢れる
エティエンの「愛されたい」が、ここで全部むき出しになるのが苦しい!間違った形でも、最後までクロチェッタに愛してほしかったんだと思うと、胸が痛すぎる。
【97話、毒】あぁぁぁ……クロチェッタの気持ちがぐっちゃぐちゃになるようだった。エティエンが「絶対に手放さない」と言い切るところから始まるんだけど、クロチェッタはその愛を真正面から「それは愛じゃなくて執着」と突きつける。ここまで来たら当然よね。自分がどうなろうと、そばに置こうとすることを愛と言われても、受け取る側には苦しさしか残らない。でも、そこでエティエンが泣きながら、自分が欲しいのは一生のうちにほんの少しでも愛してもらうことなんだと吐き出すのが、きついのよ……。
毎日顔を見て、抱きしめて、優しくして、綺麗な服や宝石を与え続ければ、いつか自分を愛しく思ってくれるかもしれない。未来の自分を、年老いたクロチェッタが撫でてくれる日まで想像している。もう、ここまで聞かされたら単純に「最低な男」で片づけられないじゃない。やり方は間違っている。でも本人は本人で、最後の最後までクロチェッタから愛される可能性を捨てられなかったんだなって分かってしまう。
そしてクロチェッタが、エティエンの飲んだものを見つめながら揺れる。ここが本当に苦しい。自分が逃げるために用意したものなのに、いざエティエンが苦しむ姿を見ると、助けたい気持ちが出てくる。憎んでいたはずなのに、完全に嫌いにはなれない。その感情が本人にも理解できなくて、心が追いついてない感じがすごくリアルだった。
しかもエティエンは、最後までクロチェッタを守ろうとする。疑われないように別の人間を犯人にするつもりだと伝え、最後にはただ少しだけ寄りかからせてほしいというような態度を見せる。クロチェッタが泣きながら抱きしめてしまうのも当然よ。ずっと憎しみを抱えてきた相手なのに、最後の瞬間だけは突き放せなかった。この二人、愛とか憎しみとか、そんな一言じゃ全然片づかないところまで来ちゃってる。97話、感情を一気にひっくり返してくるわ。
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98話|ロゼールがクロチェッタの脱出を知る
クロチェッタが最後にエティエンを見捨てられなかった瞬間、ロゼールの「会いたい」まで重なって…ぶわっと来たわ。
【98話、彼女はどこへ】もうクロチェッタ、ずっとエティエンへの気持ちを切り離そうとしていたのに、最後の最後で完全には見捨てられなかった。目の前で死を覚悟するエティエンを見て、このまま終わったら一生後悔すると感じてしまう。嫌いだったはずなのに、涙まで出てくる。この矛盾、クロチェッタの中ではもう答えが出てるのよ。頭では離れたい、でも心は簡単に切れない。だからこそ助けを呼んだあと、混乱に乗じて逃げる判断をするのも切ない。エティエンを救うことと、自分が彼のそばに戻ることは別。ここをちゃんと分けているのがクロチェッタらしい。助ける。でも私はここから離れる。そう決めてアルノルトのところへ向かうの。
しかもテラスから飛び降りるクロチェッタを受け止めるアルノルト、心臓に悪すぎる。妊娠中なのを知っているからこそ必死で心配するし、事情を聞いたあとも責めるより先に脱出を優先する。二人で馬車を乗り換えて安全な場所へ向かう流れも、ここまで追い詰められていたんだなと実感する。
そして二日後。はい、ここでロゼールですよ。こっちまで苦しくなった。クロチェッタが逃げられたと知って安心しながら、アルノルトと一緒なら安全だろうと考える。自分のところへ戻ってくるとは思っていない。それでも「もう一度抱きしめたい」と願ってるの。しかも最初は、会えさえすればいいと思っていたはずなのに、離れてみたら全然足りない。会いたい、そばに行きたい、抱きしめたい。自分の中にある強い執着に気づいてしまうロゼールが切ないのよ。普段は落ち着いているのに、クロチェッタが視界から消えた途端、自分の気持ちを持て余してしまう。
ここで「彼女の騎士でいられればいい」と自分に言い聞かせていたロゼールが、それでは足りないと気づくのが大きい。クロチェッタの幸せを願うだけでは、自分の心は納得してくれなんだよね。98話は、クロチェッタがエティエンへの情を断ち切れず、ロゼールもまたクロチェッタへの想いを抑えられなくなる。逃げた先と残された場所で、それぞれが同じ人を想っているのがもう苦しい。クロチェッタ、エティエン、ロゼール。三人の感情が全部限界まで膨らんで、次に誰と誰が向き合うのか、もう目が離せないのよ!!
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99話|聖騎士たちが皇宮前へ集まりロゼールの拘束を問いただす
みんな違う場所にいるのに、結局ロゼールを中心に話がつながっていくのが面白い!
【99話、後遺症】アルノルトの「クロチェッタを絶対に休ませたい」が全開すぎて、もう心配性のお兄さんどころじゃないのよ。でも、その一方でエティエンのところでは、クロチェッタへの気持ちがどうしようもなく残っていて、最後にはロゼールをめぐる大きな動きまで出てくきて、忙しいよ!
まずロゼールの想いからして切ない。クロチェッタを見ているだけで満足すると言っていた自分は嘘だった、本当はどんどん欲が出て、姿が見えないだけで道を見失うほど恋しくなる。そんな自分を情けないと思いながら、それでもクロチェッタに会いたくて仕方ない。この人もかなり拗らせてるのよね。
一方、アルノルトと一緒に身を隠しているクロチェッタは、体調が悪いのにロゼールを助ける方法を考えようとする。ところがアルノルトは食事、果物、レモン水、毛布と次から次へと世話を焼く。木苺なら食べられると分かった瞬間、もっと持ってこさせようと走り出すの、もう完全に過保護!クロチェッタが「そこまでしなくていい」と言ってるのに止まらないのがまた、忠犬で面白い。
でも状況は深刻。エティエンはまだ生きていて、しかもクロチェッタが彼を助けたことで、エティエン自身も彼女を犯人にすることを避ける。父親が自分を狙ったという形に話を持っていき、クロチェッタを守ろうとするのよね。もちろん本人は、クロチェッタが自分を見捨てず助けたことが嬉しいようで、同時に苦しくて仕方ない。「どうして殺さなかったのか」と考えてしまうほど、まだ彼女への気持ちが残っていてて‥また波乱を呼びそうで。
そして最後、エティエンのもとへ大量の聖騎士が集まり、ロゼールを拘束していることへの説明を求め始める。クロチェッタ、アルノルト、エティエン、それぞれが別々の場所でロゼールを救おうとしているような状態になってきたのが熱いの。しかもエティエンまでクロチェッタを守る方向に動いているから、ここから一体どうなるのよ!ロゼール救出をきっかけに、全部の関係がひっくり返りそうな予感がするのは…私だけ?
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100話|ロゼール、拘束を解かれエティエンとの対面へ
アルノルト表では静かでも、裏ではすでにロゼール奪還へ動いていた!ただ支えてくれるのが本当に沁みるよ。
【100話、ひと息つく】うわぁもう「状況が一気にひっくり返った!」という感じだったわ。ロゼールを救うために動いていたはずなのに、エティエンが生きていることで全部が予想外の方向へ転がり始める。しかも聖騎士たちが皇宮の前に集まって、ロゼールの解放を求める展開まで来るとは。枢機卿は完全に怒り心頭だけど、聖騎士たちにとってロゼールがどれだけ信頼されている存在なのかも、ここではっきり見えてくる。単なる一人の救出じゃなく、皇族と聖騎士団の関係まで揺らす大事件になってるの、スケールが大きい。
そしてエティエン。クロチェッタがロゼールの生存を知っていたこと、さらに情報が外へ流れたことまで一気につなげて、すぐに動こうとするのが本当に厄介。でも同時に、自分が受け取った命をどう扱うのかという迷いも感じるんだよね。ここ、単純な執着だけでは片づけられない複雑さがあった。
一方、アルノルトの作戦がめちゃくちゃ鮮やか。聖騎士団を動かして皇宮の注意をそらし、その隙にロジャー救出へ向かわせる。計画としては完璧なのに、クロチェッタはエティエンが生きていることで不安が止まらない。自分が動けばまたロゼールを危険にしてしまうと思って、どんどん追い詰められていくのが切ない。そこでアルノルトが「もう何もしなくていい」と支えるのが本当に良かった。さらに散歩に連れ出して、体調を崩したクロチェッタを背負うところまで来たら、もう不器用な優しさが爆発してる。子どものことまで気遣おうとする姿には、アルノルト自身の覚悟も見えた気がするのよ。
そして最後に、拘束を解かれたロゼールがエティエンのもとへ呼ばれる。いや待って、ここで!?救出できたと思ったら、次はエティエンとの対面が来る危険度が高すぎる。100話、事件も感情も全部が次の大波につながってる感じだったわ。