クロチェッタの心の奥が少しずつ見えてくるのが本当に苦しいし、だからこそ目が離せないんです。強く見える彼女が、実は長い間、自分の感情を鈍らせて誰かを信じることから逃げていた。その理由を知ると、これまでの行動まで違って見えてくるんですよね。そんなクロチェッタに対して、アルノルトは無理に変えようとせず、彼女自身の気持ちを待とうとしている。この距離感がもう、ずるい! 一方でエティエンは、クロチェッタが自分のもとを離れてしまう可能性を強く意識し始め、ふたりの間には目に見えない緊張がどんどん増していく。さらに狩猟会では、クロチェッタ自身が誰かを守るために動こうとする姿まで、彼女の中に確かに生まれている変化が伝わってくるんです。そして最後にロゼールが見せる決断が、また胸に刺さる。恋愛だけじゃなく、それぞれの「もう戻れない」という覚悟まで重なっていて、感情が忙しい!
66話|クロチェッタの本当の気持ちをアルノルトが受け止める
アルノルトもまた、自分が抱えてきた過去をクロチェッタに話すのが刺さるよ。強そうに見えて、人との距離そのものに苦しんできた人だったんだね。
【66話、棘】これはかなり好き。クロチェッタがとうとう、自分の心についてここまで踏み込んで話したのが大きいんですよ。アルノルトに好意を向けられても、優しくされても、簡単には信じられない。自分の感情そのものが長い間うまく動かなくなっていて、ときどき自分が人間なのかさえ分からなくなる。ここまで言わせるって、相当いろんなものを抱えてきたんだろうなと、ちょっと胸が詰まる。
しかもアルノルトも、自分だけが傷ついた経験を持っているわけじゃないと話す。信じていた人たちによって家族との生活が壊れ、その後も人と関わることへの嫌悪や苦しさを抱えてきた。だからこそクロチェッタに「無理に大丈夫にならなくていい」と伝えられるんですよね。これがいいのよ。治してあげるとか、俺を信じろとかじゃない。ただ、そういう過去を抱えたままでもいいんじゃないかと受け止める。アルノルト、ここで急に男前を更新してくるじゃない。
そして「いつか誰かが心を動かすかもしれない」と言われて、クロチェッタが、その相手はアルノルトなのかと尋ねる。ここ、かなり重要。これまで何をされても心が動かなかったクロチェッタが、自分から可能性を確認しようとしているんですよ。でもアルノルトとは違って、クロチェッタは安心感を覚えているの、それを恋と認めるほど心は動かない。この微妙な距離がたまらない!
そして、いよいよ二人の空気が決定的に変わりそうになった瞬間ですよ。アモリ登場!しかも勢いよくクロチェッタに抱きついて、全部持っていく。ちょっと待って、今ものすごく大事なところだったのよ!アルノルトの表情まで含めて、タイミングが良すぎるというか悪すぎるというか。でも、この乱入によってクロチェッタ自身が自分の気持ちをどう受け止めるのか、さらに気になる展開になった。アルノルトとの距離は確実に縮まった。でも、ここからどう転ぶのかはまだ分からない。この絶妙な焦らし、なかなか罪深い66話でした。
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67話|クロチェッタが指輪にすべてを懸ける
クロチェッタが欲しいのは、魅力の力に左右されない本当の愛。そこへアーノルドが「魅力が消えることこそ嬉しい」と返すの、想いが強すぎる!
【67話、心の行方】アモリがクロチェッタに会えた瞬間、待ってましたと言わんばかりに抱きついて大喜び。クロチェッタも驚きながら、アモリにしか話せないことがあると伝えるのよね。ここ、アモリがただの賑やか担当じゃなくて、クロチェッタにとって秘密を共有できる大事な存在なのがいい。しかもアルノルトがその会話を気にして露骨に反応するから、こっちはニヤニヤしちゃう。秘密を教えてもらえると分かった瞬間、顔を赤くして退場するのも分かりやすすぎる!
そしてクロチェッタが明かしたのは、エティエンとの結婚の本当の目的。王宮の宝物庫にある指輪を手に入れて、自分の異常な魅力の力を消す。それだけのために、ここまで全部背負ってきたのね。クロチェッタ本人は、魅力が消えればアルノルトにも愛されなくなると思っているし、エティエンやロゼールからも本当の意味では愛されていないと思い込んでいる。この自己評価の低さが本当に苦しい。自分が相手に何をしてきたかばかり数えて、「だから普通の愛なんてありえない」と決めつけてるのよ。
ところがアルノルトですよ。指輪を手に入れて魅力が消えると聞いて、一番うれしい知らせだと言う。ここで私は「ほらーーー!」ってなった。アーノルドが欲しいのは、魅力に引っ張られた関係じゃなく、何もなくなった後のクロチェッタ自身なんだよね。しかも指輪を手に入れるまで責任を持って助けるとまで言う。クロチェッタの手がピクッと動くところ、ここに彼女の心が揺れた感じがあって好き。
ただ、その直後のエティエンが怖い。クロチェッタがアルノルトと何かあったのではと疑いながら、結婚して指輪を手に入れ、その後、彼のもとへ行くつもりなのではと考えている。しかも自分では直接手を出せないから、偶然なら何が起こっても仕方ないという方向へ思考が進んでしまう。この人、嫉妬と不安が絡むと一気に危うくなる。クロチェッタは「もうすぐ全部終わる」と思っているのに、エティエン側はまったく終わる気がない。むしろここからが一番危ないんじゃないの?というところで終わるの、またまた怖すぎるよ!
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68話|狩猟場に銃声が響きわたる!
クロチェッタはアルノルトを狙う危険な企みを知り、自分にできる方法で止めようと動き出す。結婚式まであと少しなのに、恋愛どころか全員の運命が一気に揺れそうでヒヤヒヤするわ!
【68話 、狩りの始まり】いやいやいや、結婚式まであと少しなのよ!? ここへ来て突然の狩猟会って何事なの。しかもエティエン主催。クロチェッタじゃなくても「絶対なんかある」と警戒するところ。アルノルトも当然怪しんでいるし、二人とも相手の腹を探りながら参加している感じがピリピリしていて、もう狩りどころじゃない。
エティエンは皇室が弱気な姿を見せれば周囲につけ込まれるから、結婚式の準備として必要だと説明する。でもクロチェッタは完全には信じていない。そりゃそうよ。ここ最近のエティエンを見てきたら、その笑顔まで疑いたくなる。しかも「自分が一番格好いい獲物を持って帰る」みたいな雰囲気まで出してくるから、クロチェッタの警戒心がまったく休まらない。
そこへアーノルドも登場。負傷しているのに招待を断らず参加するあたり、逃げたと思われたくない気持ちもあるんだろうけど、こっちは心配で仕方ない。クロチェッタも「無事に終わってほしい」と願っているのに、二人とも妙に落ち着いているのか…怖さを増すわ。いや、落ち着いてる場合じゃないって!しかもクロチェッタ、自分ではエティエンが気になるだけだと思おうとしているのに、結局アルノルトのことが心配で動き出す。このあたり、もう気持ちが隠しきれてないのよね。あと少し耐えれば結婚式までたどり着けるはずなのに、周囲が次々と問題を持ち込んでくる。クロチェッタ、本当に休ませてもらえない。
そして決定的なのが、森で聞こえてきた貴族たちの不穏な話。矢に何かを仕込もうとしていると知った瞬間、クロチェッタもただ事ではないと察するのよ。自分には戦う力がない。下手に動けば状況を悪くするかもしれない。それでも、このまま見なかったことにはできない。
ここでアルノルトを守るためなら、声を張り上げてでも知らせると覚悟するクロチェッタが本当に強い。普段は策や立場で切り抜けてきた彼女が、今回は自分にできることを必死に考えている。その直後の銃声で終わるの、タイミングが鬼すぎる。え、待って。今の誰!? アーノルドは無事!?クロチェッタは間に合う!? 結婚式前にまた大波乱になりそうだね。
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69話|最後にクロチェッタを救ったのはやっぱりあの人だった
いちばん刺さったのは、クロチェッタが姿を見る前から「来たのはあなたしかいない」と分かっているところ。二人の間には、いろんな誤解や葛藤があっても、根っこの部分にあるロゼールへの想いは消えていないのね‥。
【69話、狩り会で起こること】もう「はいはい、エティエンとアルノルト、絶対に何かやると思ってました!」から始まって、最後に「やっぱり来たーーー!」となる回だったわ。クロチェッタがアーノルトの後を追って狩猟の場へ向かう時点で、もう嫌な予感しかしないのよ。しかも本人、アルノルトを逃がすためなら自分がどうにかしてでも止めようと考えていて、ほんとにこの人、無茶する!
一方のエティエンとアルノルト。表向きは握手までして、お互いに「結婚が無事に進むことを願っている」なんて言い合ってるけど、いやいやいや、絶対それ本心じゃないでしょう。むしろ牽制し合ってるだけじゃない!そして案の定、二人きりになった途端に空気が一変。公爵が仕込んだものが人間ではなく獣に作用するものだと分かって、さらに不穏さが増す。エティエンもただ黙っているタイプじゃないから、この二人の駆け引きはほんと油断できない。
その頃クロチェッタは、森に隠れて男たちの話を聞いてしまう。どうやらエティエンの指示で、アルノルトに何か仕掛けるつもりだったらしい。やっぱり!クロチェッタの勘、今回は完全に当たりよ。しかも見つかりそうになった瞬間、自分から動いてしまうのがクロチェッタらしいんだけど、相手が複数なのはさすがに危ない。
さらに相手がクロチェッタの魅力に惑わされて、状況が一気に嫌な方向へ進む。クロチェッタ自身がかなり危険な立場に追い込まれてしまうのよね。それでも最後まで気丈に振る舞うのが本当に強い。ところが、もう駄目かと思った瞬間、何者かが現れて状況をひっくり返す。顔は見えない。でもクロチェッタには分かる。自分を助けてくれる人なんて、一人しかいないから。
この最後の「やっぱりあなたも来たんだ」というクロチェッタに、もう胸がギュッとなったわ。結局ロゼールもクロチェッタを放っておけなかったんじゃないの!いろいろ拗れて、距離を取ろうとしても、危ない時には駆けつけてしまう。この二人、感情だけは全然離れてないのよね。
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70話|クロチェッタとロゼールは過去の嘘と向き合う
クロチェッタ深入りしないよう自分で気持ちを引っ込めるの。ロゼールのこと好きなのに距離を取る癖が染みつきすぎてる!
【70話、もつれた糸をほどいて】これはもう感情の爆弾を二つ同時に投げてきた回だわ。前半のエティエンとアルノルトの対決は、お互いに「そっちも何か仕掛けてるだろ」と完全に腹を探り合っていて、緊張感がすごい。アルノルトはエティエンを簡単に倒せるとは思っていないのに、それでもクロチェッタを守るために何か手を打とうとしている。この人、素直じゃないくせに考えてることは結局クロチェッタ中心なのよ。しかも皇太子も皇太子で、矢を放ちながら余裕を見せてくるし、二人とも一歩も引かない。いや、狩りに来たんだよね?なんでこんなに男同士の意地と執念が渋滞してるのよ!
そして後半。ここでロゼールが来るのが、もうしんどい。クロチェッタは自分が守られたことで少し安心しながらも、また現れたロゼールに「いつまで追ってくるの」と距離を取ろうとする。でもロゼールの様子がおかしい。片目の色まで変わっていて、それを見たクロチェッタが一瞬動揺するのよね。気にしちゃいけない、自分には関係ないって必死に蓋をする感じが苦しい。
そしてロゼールが謝罪の理由を明かした瞬間、空気が変わる。クロチェッタがずっと抱えてきた嘘を、ついにロゼールが知ってしまった。しかも、彼女が自分を嫌っているからではなく、自分自身を守るために距離を取っていたことまで見抜き始めている。ここ、本当に切ない。クロチェッタは愛情があるからこそ遠ざけようとして、ロゼールはその気持ちを知らないまま傷ついて、それでも最後には彼女の前から去ろうとする。雨まで降ってくるの、私を泣かさないで感が容赦ないって!
一番大きいのは、ロゼールがクロチェッタの嘘の真実に気づいたこと。クロチェッタは彼を遠ざけるために、自分が悪者になる道を選んでいた。でもロゼールは、もうその嘘を信じない。だからこそ最後の「二度と現れない」が重すぎるのよ。やっと真実に近づいたのに、今度は本当に離れてしまうの?って、こっちまで胸がざわざわするよ。
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