クロチェッタにとって本当に苦しいところなのに、同時に「この子、強くなったな」と感じる瞬間でもあるんですよね。ロゼールとの関係が壊れてしまう流れは胸が痛いし、クロチェッタ自身も決して平気なわけじゃない。それでも、自分が何を話せばロゼールが傷つくのかまで考えたうえで、あえて嫌われる道を選んでしまう。その姿が切なすぎるんです。しかも、その先で待っていたのが皇太子からの結婚の申し出。普通なら「今それどころじゃない!」となるところなのに、クロチェッタは自分がどこへ逃げても状況は変わらないと考え、ついに自分の未来を動かすための選択をする。ここが大きい! ただ誰かに救ってもらうのではなく、自分から危険な道へ踏み出すんですよね。もちろんロゼールへの想いが簡単に消えるわけもなく、これから顔を合わせるかもしれない不安まで抱えている。その状態で宴へ向かうんだから、もう心の中は大渋滞です。
21話|ロゼールを襲う異変、すべてが変わり始める
【21話、崩壊】クロチェッタは必死に外へ連れ出そうとするのに、夫人の感情がそれを上回ってしまう。このすれ違いが、ただの避難では終わらない‥の。
ああ、これは怖い。21話は本当タイトルそのものだった。ロゼールが聖騎士団長としての立場を捨てて、ダークレット男爵として生きる覚悟を決めていたところから始まるのに、その直後に刺客が現れて、さらに屋敷まで大変なことになるって、落ち着く暇がなさすぎる。
しかもロゼールは負傷していることまで相手に知られていて、床に落ちた教皇の金貨から、ただの偶然ではないと気づく。このあたりから嫌な予感しかしないんだけど、クロチェッタのところまで火が回ってくるのが本当にしんどい。マーゴットに逃げるよう言われても、ロゼールと夫人を置いていけないと戻るクロチェッタ。ここ、ほんとクロチェッタらしい。自分が危ないとか考えるより、まず残された人を助けようとするんだよね。
そして夫人との場面が重い。クロチェッタは必死に連れ出そうとしているのに、夫人はクロチェッタへの気持ちが強すぎて、置いていかれることへの恐怖で動けなくなってしまう。クロチェッタも足を痛めているし、周囲の状況も悪化しているし、もう一つ一つの判断が遅れれば取り返しがつかない状態。なのにロゼールの声が聞こえて、クロチェッタは助けを呼ぶために動こうとする。ここで夫人が不安定になってしまうのが本当に苦しい。クロチェッタは悪くないのに、魅力のせいで相手の感情まで背負ってしまうんだよね。優しいからこそ逃げる決断が遅れるし、その結果として最後の瞬間につながってしまう。
そしてロゼールが現れた瞬間。クロチェッタと目が合うところ、ここが今回の核心だと思う。今まで二人の間にあった日常も、少しずつ近づいてきた気持ちも、全部この瞬間から形を変えてしまう。クロチェッタは必死だった。でもロゼールから見れば、守りたい相手と母親が大変な状況にいる。しかも自分が戻るまでの間に起きたことを目の前で知ることになる。
もう本当に、ここから二人は今まで通りではいられない。ロゼールがどんな気持ちでクロチェッタを見たのかと思うと胸が痛いし、クロチェッタだって絶対に忘れられない瞬間になる。恋愛のドキドキどころじゃなくて、二人の関係そのものを根っこから揺らしてくるようだった。
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22話|葬儀の場でクロチェッタの魅了が広がってしまう
【22話、葬式】ロゼールの喪失感とクロチェッタの罪悪感が一気に押し寄せてて‥しかも葬儀の場で「魅了」が思わぬ形で発動してしまうのが、もう本当に苦しい…。さらに屋敷の火災が偶然ではない?
はあ~~もう、クロチェッタが倒れたダークレット夫人のところへ駆け寄った瞬間から、もう嫌な予感しかしないんだけど…。しかもロゼールと目が合った直後、クロチェッタ自身が「何かが変わった」と感じてるのが苦しい。本人はまだ現実を受け止められてないのに、ロゼールは母を背負って医者へ行こうとしていて、クロチェッタも必死についていく。でも執事から告げられた事実で、その場の時間だけ止まったみたいになるんだよね。ここ、頭が追いつかない。
その後、古い屋敷で過ごしながらクロチェッタがずっとロゼールの様子を気にしているのも分かる。何も聞かれないことが、むしろ怖いんだよね。怒られるより、責められるより、何も言わずにいる方がずっと不安になるやつ。しかも自分があの日見たものについて、ロゼールがどう考えているのか分からない。そんな状態で葬儀に出るための服が届いて、クロチェッタは許されたのかもしれないと少しだけ希望を持つ。でも、その服が思わぬ騒ぎの引き金になるのがもう…。
クロチェッタの魅了を隠そうとして、手やマント、帽子じゃ無理だからベールなら大丈夫かもって考えるところ、ちょっと切ないのに妙に現実的で笑ってしまった。いや本人は超真剣なんだけどね。ところが葬儀が始まった途端、ベールを外されて一気に空気が変わる。みんながクロチェッタを見てしまって、葬儀どころじゃなくなる。ここは本当に最悪のタイミングすぎる。
そしてクロチェッタが「また自分がロゼールを困らせた」と思ってしまうのがつらい。自分が望んで彼を夫にしたことまで後悔しようとするんだよね。違う、そこまで自分を責めなくていいのに。ロゼールもちゃんと状況を理解していて、服を送った自分の判断を責めているのがまた苦しい。
さらに最後、屋敷の火災が偶然ではなく、ロゼールを狙った者たちによるものだったと明かされる。ここで話が一気に恋愛だけじゃなくなる。クロチェッタが不安に思っていたロゼールの沈黙にも、別の理由がありそうで怖い。しかもロゼールが自分の知っていることを伝えようとしている。もう何が出てくるの……。葬儀だけでも感情がぐちゃぐちゃなのに、最後に新しい問題を投げ込んでくるの、本当に容赦ない。
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23話|二人の約束が崩れていく
【23話 、ウソ】もうキツい。クロチェッタ、そこまで自分を悪者にしなくてもいいのに…って、何度も思ってしまう回だった。
ロゼールはまず、自分の屋敷で起きたことをクロチェッタに伝える。暗殺者が来て、屋敷が燃えたこと。そして何より、母親の件についてクロチェッタを信じている。ここ、ロゼールの優しさが本当に痛い。疑って当然の状況なのに、クロチェッタがそんな人間じゃないと決めているんだよね。しかも、何があったのか話してほしいとまで寄り添おうとする。
だからこそクロチェッタが壊れていく。
本当のことを話せば、ロゼールはきっと信じてしまう。自分が悪くないと言えば、ロゼールはまた自分を受け入れようとする。たぶんクロチェッタが一番怖いのはそこなんだと思う。優しいからこそ、これ以上自分のそばにいたら傷つけてしまう。だから自分から嫌われる方向へ進むしかない。そして、あえて自分が母親を押したのだと嘘をつく。ここが本当に苦しい。しかも理由まで作って、自分を最低な人間に見せようとする。ロゼールが信じてくれていた分だけ、その言葉を口にするクロチェッタの心もズタズタだったはず。でもロゼールは最後まで信じようとする。だからこそクロチェッタは、さらに酷い言葉を重ねてしまう。自分への嫌悪を相手にぶつけるみたいで、見ていて胸が詰まる。
ロゼールが感情を抑えきれなくなった瞬間も重かった。だけど最後に彼が選んだのは、約束を全部なかったことにして、クロチェッタを追い出すことだった。怒りだけで終わらせず、事故として処理すると決めたところに、ロゼールの苦しさが出てる。許せない。でも完全に突き放すこともできない。だから自分との約束だけを壊して、彼女を遠ざける。
そしてクロチェッタが一人で外へ出たところで終わるのがまた…。自分から離れたのに、行く場所がない。力も残っていない。ここまで全部、自分がロゼールを守るためにやったはずなのに、結局クロチェッタ自身が一番孤独になってる。
そこへ皇太子が現れるのも怖いんだよね。今のクロチェッタは完全に弱っている。ロゼールとの関係を失った直後に、また別の人物が目の前に現れる。23話、恋愛が進むというより、クロチェッタが自分を犠牲にして全部壊してしまったっていう感じ。正直、ロゼールには早く真実に気づいてほしい。でも今は、二人とも傷つきすぎてる。ここからどう戻るのか…。
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24話|クロチェッタが選んだ逃げ道は、皇太子との結婚だった
ロゼールを壊してしまったという後悔と、地獄から脱出するための冷徹な決断に心が締め付けられるよ。
【24話、二度目の求婚】いや、待って待って。クロチェッタ、そこで皇太子の妻になるって決めるの、ほんとにそれでいいの?最初に引っかかったのがそこだった。皇太子は心配して別荘まで連れてきて、服や食事まで用意してくれて、一見するとかなり親切。でもクロチェッタの中では、男爵家で起きたことも、ロゼールのことも、全部つながってるんだよね。だから優しくされるほど、逆に怖くなる。ここがしんどいわ。
しかも目を覚ましてからシーツをかぶって警戒してるクロチェッタ、もう完全に心が限界なんだと思う。皇太子が何を考えているのか分からないのもあるけど、それ以上に、自分がどこへ行けばいいのか分からない。ロゼールから離れた理由も、逃げた理由も、全部ちゃんと整理できてないままなんだよね。
そこへ二度目のプロポーズ。皇太子は、クロチェッタがもう自分のところから離れないことを確認するように結婚を迫る。普通ならここ、恋愛の大チャンスなんだけど、今回は全然キラキラしてない。クロチェッタ自身が「この人なら自分が壊してしまうことはない」と考えているのが苦しい。結婚したいからじゃなく、生き残るための選択になってるのよ。
そこにマーゴットが来るのも泣ける。忘れられたと思いながら、それでもクロチェッタを探して来てくれたんだよ。しかも逃げようとしてくれる。ここで一瞬だけ、本当に逃げてほしいと思った。でもクロチェッタは、自分がどこへ行っても同じだと考えてしまう。もう「逃げる」ことすら選択肢にならないくらい追い詰められてるのkが、辛いわ。
だから最後の結婚を受け入れる姿、恋愛の始まりというより、地獄から抜けるための切符を握った感じなんだよね。しかも本人は、どうにかして物語の終わりを見るためだと思ってる。いや怖いよ、この決断。皇太子が何を考えているのかもまだ読めないし、クロチェッタも完全には心を開いてない。二度目の求婚なのに、幸せより不安が勝つようだった。ここから本当にどう転ぶの……。
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25話|仮面に隠されたクロチェッタが宴会へ向かう
皇太子に命じられ、かつて愛したロゼール卿の前に「別の男を選んだ姿」を晒さなきゃいけないなんて。罪悪感と動悸で息ができない。彼にこれ以上傷ついてほしくないのに、この地獄から抜け出すにはやるしかないの。
【25話、運命の歯車】「結婚する」と決めたクロチェッタ、ここまで追い詰められてたんだなと思うと、まず胸がギュッとなる。本人にとっては恋愛の選択というより、この世界から抜け出すためにエンディングへ進むための最後の手段。だから皇太子との結婚を選んでも、全然うれしそうじゃないんだよね。むしろロゼールのことを考えるほど苦しくなってる。
そして皇太子がまた絶妙に怖いくらい抜け目ない。結婚前に貴族たちへ姿を見せて、クロチェッタとロゼールはもう終わった関係だと印象づける作戦。しかも宴会で隣に立っているだけでいいって、立場の強さをさらっと使ってくるのがすごい。クロチェッタを守ろうとしている部分もあるのに、同時に逃げ道まで塞いでる感じがして、私はちょっと複雑。
特に笑ってしまったのが、目を隠してほしいというクロチェッタの必死さ。自分の目を見たら人が惚れるなんて、本人が一番その設定を持て余してるじゃん。しかも皇太子にそこを拾われて、二人の出会いまで掘り返されるのが地味に痛い。クロチェッタ、完全に墓穴を掘ってる。
でも本当に苦しいのは、その宴会にロゼールが来る可能性があること。自分から離れたのに、今度は婚約者の隣に立つ姿を見せなきゃいけない。クロチェッタが罪悪感と不安でいっぱいになるのも当然だと思う。ロゼールにこれ以上関わってほしくないと思うほど、本人の気持ちはまだ全然離れてないんだよね。
そして数日後に出てきた、目の部分が隠れる奇妙な仮面。ここから宴会へ向かうわけだけど、皇太子の計画通りに進む気がまったくしない。むしろロゼールと再会するための舞台を、皇太子自身が用意してしまったようにしか見えないんだよね。クロチェッタは終わらせたい。でも運命のほうが、まだ全然終わらせてくれない。
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