ゼルダ視点で追うと「すれ違いの解消」に見える、リネル視点に立つと「冷たく拒絶された絶望から、必死で自尊心を繋ぎ止める夜」へと姿を変えるの。ことの発端は、皇帝を守るためにゼルダが選んだ「本心とは裏腹の冷たい拒絶」という事実だったわ。彼を想うがゆえの嘘が二人の間に深い溝を作り、その重苦しいズレこそが、互いの動向に過剰に傷つき大きなうねりを生み出していくのよね。すれ違いを越え、本宮の寝室でようやく二人が同じ歩幅で心を通わせた瞬間、男としてのリネルの不安は静かに凪くんだよ。愛ゆえに選んだ突き放しが、巡り巡って二人の絆を試す最大の試練となる——その感情の渦に、きっと魅せられるはず。
16話|ゼルダが愛するリネルを拒絶し苦渋の決断を下す
去り際に強がったリネルは、本当に昨夜キャサリンの部屋へ行っちゃうの‥?
リネル、あの「言えば全部変わる」って何その爆弾発言。ゼルダが一日じゅう悩んでたの知ってて、あんなふうに追い詰めるように言う?しかもどんどん距離を詰めてくるあの感じ、完全に分かってやってるよね。ゼルダが揺れるのを見て、さらに「言ってほしい」って畳みかけるの、もう恋人の駆け引きそのものじゃない。なのにゼルダは「言っちゃいけない」って自分を縛ってる。あの葛藤が胸に刺さる。
でもさ、ゼルダが耐えきれずに「側室のところへ行ってほしくない」と言った瞬間、あれはもう心が勝手に動いたんだよね。理屈じゃ止められない気持ちが口から漏れた。なのにリネルは「じゃあ行くね」ってあの急な手のひら返し。あれ、絶対わざとだよ。ゼルダが本気で求めてくれるか試したんだと思う。ゼルダの言葉を聞いて、あえて背を向けてみせたんじゃないかって。
そして翌朝、ゼルダのあの静かな諦めもし止めていたら、きっと甘い夜になってた。でもその先に待ってるのはキャサリンとカリオス公爵の圧力、貴族派の反発。ゼルダは全部分かってる。自分が一歩踏み出せば、リネルが傷つく。だから引いた。あの選択は、恋じゃなくて覚悟だよね。皇帝を守るために自分の気持ちを押し込めたんだもの。
それでも「離れる日まで仲良くしたい」と思ってしまうゼルダの素直さがもう切ない。会いたい気持ちを抑えられなくて執務室へ向かう姿、あれは完全に恋する人の足取りだよ。なのに扉の向こうにいたのがキャサリンって、なんでこのタイミングで現れるのよ。ゼルダの胸の奥でやっと灯った小さな希望を、真っ正面から踏みにじるような登場。しかもあの余裕の笑み。ゼルダの心がまた揺れるのが分かって、見てるこっちまで息が詰まる。
⬆️目次に戻る
17話|ゼルダは素直になれずリネルとのすれ違いを深める
無邪気なロージーと温室で打ち解け合い、心の刺が解けていく温かな時間に思わず笑みがこぼれた。
キャサリンのあの開口一番の「ずいぶん輝いてるわね」って何!? いやいや、ゼルダは「よく眠れたから」って軽く返したけど、そこにリネルの微妙な反応が刺さるんだよ。なんでお前がピクッとしてんの。ゼルダは一人で夜を越えたのに、なんで二人して意味深な空気出してくるのか本気で謎。キャサリンの目の赤さも気になるし、なんでこんなすれ違い方するの、この夫婦。
で、ゼルダが勇気出して「昨夜のことを…」って切り出した瞬間のリネルの「悪くはなかった」って何その冷たさ。いや違うんだよ、ゼルダは「本当は一緒にいたかった」って言いに来たんだよ。なのにその言い方はない。しかも「気をつけるから」って距離置く宣言みたいな返し。ゼルダが「じゃあ帰ります」って引き下がるしかなくなるの、ほんの一言で近づけたのに、すれ違いが積み重なっていく感じがしんどい。
気分転換に温室へ行く流れは救いだったけど、そこでロージーが登場するのもまた予想外。泣きながら「無礼をしたと思って…」って謝る姿、完全に悪意ゼロで、むしろ周りに流されてしまう不器用さが透けて見える。ゼルダが「気にしてないよ」って笑って受け止めるの、優しすぎて…。ロージーの「本当は静かに本を読んで暮らしたかった」って告白も、側室制度の重さが一気に現実味を帯びてくるよ。しかも独学で魔法を学んでるって、そんな健気な努力家だったの!? ロージー、絶対ゼルダの味方になる未来が見えるわ!
でもさ、ロージーがゼルダの右顔をちらっと見た瞬間のあの違和感。ゼルダの傷、まだ隠れてるはずなのに、なんで気づいたような目をしたのか。何か知ってる?何か見た?その直後に「実は…」って言いかけたところでキャサリン乱入。おいキャサリン、なんで今来るの。絶対ロージーの話、重要だったやつじゃん。ゼルダの傷とロージーの魔法、そして婚姻前の何か…全部つながりそうなのに、キャサリンが空気を切り裂いていく。
ゼルダとリネルの距離は縮まりそうで縮まらないし、ロージーは何か知ってるし、キャサリンは邪魔しに来るし、もう気になることが多すぎる。
⬆️目次に戻る
18話|ゼルダが温室でキャサリンの横暴を止める
リネルを守るために遠ざけたはずなのに、結果的に傷つけたかもしれない‥ゼルダの気づき
もう一撃で心臓が跳ね上がった。「キャサリンがロージーを殴った」この瞬間、呼吸が一瞬止まった。皇后の目の前で、第二側室に手を上げるって何してんの…って。しかも「名前で呼んだだけ」であの暴力。ロージーが「昔からの友達だから」って震えながら言うのも苦しくて‥そこへキャサリンの「殴られて当然」みたいな態度が重なって、怒りと動揺で手が震えた。
でもその直後、ゼルダの「立場を教えるのは上の者の美徳」って言葉が出た瞬間、空気が一変したのよね。あの静かな声で一気に場を支配して、次の瞬間「左手でバシン」よ。ゼルダが暴力を肯定したんじゃなくて、キャサリンの横暴を、その場で返す形でねじ伏せたのが衝撃すぎた。キャサリンが「恥をかかせた」と叫ぶのも、ゼルダの「罪状の列挙」で完全に黙らされるのも、全部が痛快すぎ。
そして一番心臓がバクついたのはここから。キャサリンが突然「昨夜はひどすぎる!」とゼルダを責める流れ。え、何?って頭が一瞬止まって、次の「初夜にリネルが来なかった」って言葉で背筋が冷たくなった。ゼルダはリネルをキャサリンの元へ向かわせたはずなのに、行ってない。じゃあどこにいたの?ゼルダの脳裏に「思ったほど悪くなかった」のリネルの言葉が浮かぶ瞬間、私も同じように息が詰まったわ。
ゼルダが「守るために傷つけた」その選択が、実は何も守れていなかったかもしれない。その気づきが胸に刺さって、ゼルダの「もう傷つけたくない」という決意があまりにも切なくて。
でも、「彼が必要」「本宮へ行く」「今夜訪れる」この宣言で、心臓が一気に跳ね上がった。ゼルダがついに自分の望みを言葉にした。逃げずに向き合う覚悟が、あまりにも強くて、あまりにも痛くて、胸が熱くなった。
⬆️目次に戻る
19話|ゼルダとリネルが本宮で初めて同じ夜を迎える
望んでいるのに拒まれるかもしれないと怯えるリネルの弱さがチラッと‥
戦場では微動だにしないリネル様が、奥様の夜の訪問ひとつで部屋をうろうろ徘徊してるの、可愛すぎて笑ってしまう。式の時すら涼しい顔だったくせに、数日経った今頃になって挙動不審になるなんて順番がおかしいでしょ。仕事中にニヤついたり会議で意識を飛ばしたり、周囲に丸分かりな恋煩いっぷりが隠せていなさすぎて愛おしい。執事に図星を突かれて胸の鼓動を誤魔化そうとする姿なんて、威厳はどこへ消えたのって!
一方でお迎えされる側も大パニックなのが最高にういういしい。平然を装いながら足元をガタガタ揺らして、会いたさが勝つあまり会話のネタすら考えていないなんて反則。扉の前でバッタリ鉢合わせる二人を見て、思わず肩の力を抜いて深呼吸して!と叫びたくなった。
でもね、お互いの手が触れ合う瞬間から空気が一変するのよね。普段は絶対に見せない弱音を吐き出す姿に胸がギュッと締めつけられた。欲しい気持ちを全力で抑え込んで、拒絶される恐怖に怯えながらそっと差し出す手。その誠実すぎる臆病さにどれだけの想いが詰まっているかと思うと、もう見守るこちらまで息が止まりそう。
そのまま流されるかと思いきや、距離の詰め方がずるい。会話をしようと逃げる相手をいなしつつ、脱がせた足先にキスを落としながら畳みかけていくリネルの手腕は流石の一言。本音の会話はベッドの上で、なんて囁かれたら誰だって思考回路がショートしてしまう。
これまで別々の場所で揺れていた感情が、ようやく同じ部屋で重なり合った感動は計り知れない。自惚れ屋の側室が衝撃を受ける裏で、二人は二人だけの特別な夜を刻み始めている。臆病さを乗り越えて向き合ったんだから、もう迷わずに二人の熱い絆をどこまでも深めていってほしい!
⬆️目次に戻る
20話|メラニーの転落が二人の時間を突然断ち切る
ゼルダが「会いたかった」と言った瞬間、胸の奥が一気にほどけて、求めていた言葉がやっと届いた
本当に予想外すぎて息が止まったんだけど!まさかゼルダがリネルの足蹴っちゃうなんて誰が想像できたの!?緊張しながら寝室まで来ておいて、雰囲気が最高潮に達した瞬間に素で蹴り入れるとか愛おしすぎて頭抱えたわ!でもそこからのふたりの会話がもう尊さの過剰摂取で感情が追いつかない!
気まずくなった雰囲気を引きずらないで、ちゃんと「会いたかった」って素直な気持ちを口に出せたゼルダ、偉すぎるし成長感じて泣きそう!リネルもリネルで、最初はそっぽ向いて拗ねてたくせに、その本音を聞いた瞬間に笑みがこぼれちゃうの隠せてなさすぎてニヤニヤが止まらない!「じゃあどうしてほしい?」って煽るリネルに対して、まさかゼルダの方からキスしに行くなんて誰が予想できた!?感情に流されて自分から引き寄せちゃうゼルダの破壊力が高すぎて、私の心臓が持たないんだけど!
二人のやり取りも、ただ流されるだけじゃなくて自分の意思で応えてる感じがたまらなく良いし、いよいよ甘い夜が始まるって思って全身の毛穴開いた瞬間に、なんで第二側室メラニーの階段落下事件が入ってくるの!?タイミング悪すぎて崩れ落ちたわ!
メラニー側もリネルと一緒に来たゼルダの姿見つけた瞬間急に素に戻って混乱してるの、事態の怪しさがプンプン漂ってきて怪しすぎるでしょ!せっかく二人の心が重なって、お互いの本音と感情がぶつかり合った最高の瞬間だったのに、水を差されて不完全燃焼な気持ちと同時に、不器用ながらも必死に想いを伝え合おうとした二人の姿が愛おしくてたまらなかったわ。
⬆️目次に戻る