ユリアとフェルナン、もう……関係が変わりすぎて胸が追いつかない! 以前のフェルナンを知っているからこそ、ユリアに向ける言葉や態度が柔らかくなっていくたびに、「こんな顔する人だったっけ?」ってなるんですよね。しかもユリアも、ただ守られているだけじゃなく、フェルナンの変化を感じながら自分から距離を縮めようとしている。二人の間に少しずつ安心できる空気が生まれていくのが本当に嬉しいんです。温室を用意したり、「家族」だと伝えたり、フェルナンの不器用な愛情がいちいち重いのに優しい。もうユリア、大事にされてるじゃん! ユリアが幸せになってほしい気持ちと、まだ何か隠れていそうな不安が同時に押し寄せてきて、最後まで気を抜けませんよ。
66話|手放すと決めた瞬間、二年前のユリアが戻ってきた
ユリアに昔と同じ目を向けられたら無理よ!手放せなくなってしまうよ…。
ユリアが目を覚ましたって聞いた瞬間、フェルナンが安心した顔で走り出すのよ。もうそれだけで「待ってたんだな……」ってなるのに、その直前まで何を考えていたかが重すぎる。皇帝側の企みが見えてきて、自分が決着をつけるしかないと腹を決めたフェルナンは、ユリアを別の国へ移すつもりだったのよね。しかも記憶を失うなら、それが一番いいと自分に言い聞かせてる。いや、全然よくないでしょうよ。
そんな覚悟を決めた直後にユリアが起きるんだから、タイミングがあまりにも意地悪。しかも目の前のユリアがフェルナンを見て、以前のように怯えるのではなく、ちゃんと目を合わせてくる。さらに「殿下」と呼ばれた瞬間のフェルナン、明らかに動揺してるじゃない。ここ、本人はまだ確信してないけど、読んでる側は「え、戻ってる?」ってなるやつ。
そしてユリアが探していたものが、父から渡された薬だったと分かる。フェルナンはそれを見て、昔のユリアがどんな状態だったかまで一気に思い出すのよね。自分を恐れて、怒らせないようにしていたユリアではなく、何の疑いもなく静かに自分を見つめていた二年前の彼女。フェルナンがずっと会いたかったユリアが、まさかこんな形で目の前に現れるなんて。しかも直前まで「手放す」と決めていた男が、本人を見た途端に抱きしめちゃうのよ。そりゃ無理よね。何ヶ月も待って、ようやく会えたと思ったら、自分が諦めようとしていた相手が昔の眼差しでこっちを見てるんだもの。
皇帝や皇太子の件もかなり大きく動いたのに、最後は全部ユリアに持っていかれた感じ。フェルナンにとっては最悪なくらい欲しかった形で、最高に欲しかったものが戻ってきたんだろうな。手放す覚悟まで決めたところだったからこそ、この再会が余計に胸へ刺さるのよ。フェルナン、もう今さら離せないでしょう、これ。
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67話|記憶を失ったユリアと、やり直したいフェルナン
フェルナンが急に優しくなってるの、ユリアが戸惑うのも当然よね。
ユリアがフェルナンに抱きしめられて真っ赤になってる姿、まず可愛いのよ。何より本人が「え、この人こんなに優しかったっけ?」って完全に戸惑ってるのがたまらない。そりゃそうよね、これまでのフェルナンを知っているユリアからしたら、急に何でも気にかけてくれて、欲しいものまで聞いてくれるなんて、ちょっと待って何があったの?ってなるもの。しかもユリアは「少しずつ話して仲良くなりたかった」と思ってるのよね。もう恋愛のスタート地点が、記憶をなくしたことで一度リセットされちゃってる感じで、切ないのに妙に微笑ましい。
そして神の代理の診察では、数か月眠っていた影響で不思議な夢を見るかもしれないと告げられるだけよ。ユリアは当然「夢と何が関係あるの?」ってなるけど、絶対何か関わってくるでしょって身構えるやつ。しかもセドリックの正体を知らないユリアが、なぜか見覚えのあるような感覚を抱いているのも..記憶が戻ったらどうなるか気になるのところよ。
そんなユリアをフェルナンが散歩に誘って、表情がぱっと明るくなるのが本当に乙女なの。庭園の花を見ながら「冬になったら見られなくなる」と寂しそうにするユリアに、フェルナンが温室まで用意していたことが分かるのも、もう愛が重いのよ。しかもユリアが昔大切にしていた場所だから、なおさら胸にくる。
フェルナンは、記憶が戻ればユリアに嫌われると分かっている。それでも「やり直したい」「償いたい」と思って、今のユリアに向き合ってる。ずるいけど、私はこういう不器用な男に弱いのよ。ユリアが「明日も一緒にいてくれる?」と聞いて、フェルナンが「絶対に一人にしない」と返す姿なんて、もう手放せないでしょう。
ただ、その二人をセドリックが遠くから見てるのが苦しい。ユリアには自分の存在まで忘れられていて、フェルナンはその隣にいる。笑顔の二人を見ながら拳を握るしかないセドリック、これは静かに胸を締めつけられるわ。幸せそうなユリアと、やり直したいフェルナンと、取り残されたセドリック。三人の気持ちが全然同じ場所にないのが、しんどいのよね。
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68話|エロディ伯爵夫人に皇太子が計画を託す
セドリックは幸せそうなユリアの姿を見て距離を取るしかないのがつらい。
皇帝と皇太子の会話から始まるんだけど、いやいや待って。フェルナンのこと、めちゃくちゃ分析されてるじゃないの。皇太子が目をつけたのは、ユリアがいなくなった後のフェルナンの変化。以前ならしなかった行動を取るようになったことから、「何か大切なものを隠している」と考えたわけね。しかもそれがユリアだとかなり早い段階で見抜いてる。怖いくらい冷静。そして皇太子が決めた方法が、ユリアを自分たちから探しに行くんじゃなくて「向こうから出てきてもらえばいい」。いや、嫌な予感しかしない。しかも任せる相手がエロディ伯爵夫人って、さらに嫌な予感が増すんだけど。
一方のセドリックは、ユリアのところへ様子を見に来る。そこで目に入ったのが、以前とは違うユリアの笑顔。逃亡先で花の芽が出たことを嬉しそうに話していた姿を思い出して、今のユリアのほうがずっと幸せそうだと気づくのよね。ここが切ない。セドリックはユリアを心配しているし、約束どおりなら連れて行くつもりだった。でも、フェルナンのそばにいるユリアが穏やかで、しかも彼を頼っている。その現実を見たら、無理やり引き離すなんて簡単にはできないよね。
しかもフェルナンも、セドリックがユリアと二人きりで会うことにはちゃんと線を引く。「変な噂が立ったらお互い面倒だろ」くらいの落ち着いた言い方なのが逆に怖い…すごい嫉妬してそう。セドリックも素直に引き下がるしかないわけよね。
その後、差出人不明の手紙について聞かれたセドリックが、自分はただの「客」だと思おうとするんだけど、最後には「いや、自分は客ですらない」とまで考えてしまう。ユリアの幸せを邪魔したくない気持ちと、自分が彼女の人生から少しずつ外れていく寂しさが混ざってる感じがして、ここはかなり苦しかったわ。ユリアは幸せそうなのに、その笑顔を見たセドリックが一番寂しくなってるの、ほんと皮肉なのよ。
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69話|ユリアを残して再び国境へ?!
ユリアのもとに届いた謎の手紙、まさか母親につながる手がかり?!
ユリアが湯船で「バノサ」という文字を見た瞬間、顔色が変わるところ、私まで心臓がドクッとなった。最初はただの謎の手紙だったのに、まさか幼い頃に母と暮らしていた場所につながってくるとは思わないじゃん。しかも「花屋をしていた」という情報まで出てくる。いや、これ母親じゃないの?って思うよね。ユリア本人も同じことを考えてるのに、嬉しくて飛びつけないのがつらい。
ユリアにとって母との暮らしは、決して華やかなものじゃなくても幸せだったんだと思う。母がいればそれで十分だった。でも突然、父親だというエロディ伯爵に連れていかれて、そこから母と会えなくなった。今になって母らしき人物から手紙が届いたら、そりゃ気持ちがぐちゃぐちゃになるよ。会いたい。でも怖い。もし本当に母からなら、何があったのか知りたい。だけどフェルナンに自分の出生のことを知られるのも怖い。ユリア、また一人で抱え込もうとしてるのよね。しかも夜に不安を抱えたまま眠ったせいで、過去の嫌な記憶まで夢に出てくる。ここは本当に胸が苦しくなった。せっかく最近はフェルナンとの関係も少しずつ穏やかになってきたのに、その幸せを壊したくないと思ってしまうユリアが切ないの。
一方のフェルナンも、ゲラニアとの交渉で二週間後にはユリアのそばを離れなきゃならない。仕事としては当然やるべきことなのに、今のフェルナンには「またユリアを置いていく」という感覚のほうが強いんだろうな。以前なら迷わず決めていたはずなのに、今はユリアを見てしまってからは、もう迷う迷う。そんな時、窓から外を歩くユリアを見て「ユリア?」とハッとなるフェルナン。いや、そこで終わるの!? 母からの手紙で心が揺れているユリアと、離れることに迷い始めたフェルナン。二人とも何かを抱えたままなのが、もう落ち着かない。恋愛だけじゃなく、ユリアの過去がとうとう現在に追いついてきた感じがして、気になるわ。
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70話|ユリアが夢で過去の家族を少しずつ思い出す
ユリアが欲しかった言葉をフェルナンからもらってて泣ける‥けど記憶が戻ったらどうなってしまうのよ‥。
「家族だよ」と言われたユリアが、その言葉を何度も心の中で確かめるように受け止めているのが、もう切ないのよ。だってユリアにとって家族って、本来なら安心できる言葉のはずなのに、母や両親を思い出すほど痛みまで一緒についてくるんだもの。そんなユリアにフェルナンが「家族」と伝えるの、これは効く。じわじわ効いてくるやつ。
しかもユリア、父からの手紙が来なくなったことを気にしてるのよね。夢にまで父が出てきたから、何かあったのかと心配してる。でも自分の夢に出てきた出来事については、フェルナンには言えない。父が自分にしたことを夢で見たなんて、そりゃ言いにくいよね。フェルナンが父を信頼していると思っているから、なおさら。
そしてフェルナンから、父がもう手紙を送れないと知らされた瞬間。ユリアの反応が本当に複雑で、ここが一番胸にくる。驚きはする。でも「悲しい」とだけはならない。むしろ心が軽くなったと感じてしまう自分に戸惑って、謝ろうとするのよね。いや、謝らなくていいのよユリア。そこでフェルナンが迷わず「そう感じてもいい」と受け止めてくれるのが本当に大きいわ。
さらに「もう侯爵家の一員ではない。私の妻で、家族だ」と言うフェルナン。ユリアがずっと欲しかった言葉だったんだろうな。だから「これからも家族として暮らしていい?」って自分から聞けたんだと思う。ここ、ユリアがただ守られてるだけじゃなく、自分の意思でフェルナンとの未来を選び始めた感じがして好き‥あぁでも記憶が二年前、これは、フェルナン複雑だよ。しかも春も夏も一緒に庭を歩きたいって、なんて可愛いのよ。フェルナンは「雪の日以外なら」と返してるけど、心の中ではむしろ自分のほうが「記憶が戻ってもそばにいてくれる?」って聞きたいわけでしょ。はいはい、両想いの気配はもう隠せてません。
なのに!ユリアが「もしかしてキス?」ってドキドキして目を閉じたら、取ってくれたのは葉っぱ。フェルナン、それじゃないのよ!と思った直後に、血の染まった雪の中を歩く夢が出てきて一気に空気が変わる。幸せになったと思ったら、まだユリアの過去は終わってない。家族という言葉をやっと温かく感じ始めたところで、また記憶が動き出すのハラハラしっぱなし。
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