いやもう、ヘリとセオには「やっと戻れたね」と言いたくなるんですよ。二人とも好きなのに、好きだからこそ怖くなって、相手を傷つけることも自分が傷つくことも考えすぎてしまう。その不器用さが本当に二人らしいんです。ヘリは過去の出来事をただ忘れようとするのではなく、自分の中に残っている怒りや後悔まで見つめ直していくし、セオもヘリの苦しさを分かっていなかった自分と向き合おうとする。だから再び顔を合わせたときの二人の言葉が、妙に胸に刺さるんですよね。しかも、重たい気持ちだけで終わらず、食事で迷ったり、階段で息を切らしたり、映画の好みで言い合ったりする普通の時間が戻ってくる。この「特別じゃない時間」がものすごく愛おしい。ヘリとセオが完璧な二人になるのではなく、迷いながら一緒に愛を覚えていく感じがたまらないです。
46話|ヘリの後悔をセオが一緒に受け止める
誤解も後悔も全部吐き出して、最後に抱きしめる二人が切なすぎる。
は?セオ来たの!?今このタイミングで来るの!?って、ドアを叩く音がした瞬間から心臓が忙しい。もうヘリの中では終わらせようとしていたんだよね。雪を見ながら、セオと初めてキスした記憶まで思い出して、それすら「今さら何の意味があるんだろう」って片づけようとしてる。なのに、まさか本人が家まで来るとは。そりゃ感情も追いつかないって。
しかもセオが、ただ「俺は悪くない」と言いに来たんじゃないのが大きい。ヘリが夜になるほど苦しくなっていたことを、ようやく自分なりに理解して、自分が安心したいだけで言葉を選んでしまったと認めてる。さらにスンヒとのことも誤解だったと伝えて、それだけじゃなく「ヘリのいない自分を想像したことがない」とまで言う。いや、もっと早く言ってくれ!という気持ちは当然ある。でも、ここまで遠回りした二人だからこそ、やっと出てきた言葉にも見えるんだよね。
そしてヘリが抱きつくところで、もう無理。ヘリも同じだったんじゃん。セオがいつか自分より良い選択肢を見つけて、いなくなってしまうんじゃないか。それが怖くて、何をしても離れないのか確かめたかった。ずっと強がっていた部分の奥にあったのは、結局「置いていかれるのが怖い」という気持ちだったんだと思う。
その後の精神科医との場面も大事で、ヘリは過去の自分を簡単に許せているわけじゃない。それでも、太陽や風、散歩する犬、友達、美容師や靴屋みたいな、自分の周りにある小さなものへ目を向けられるようになっている。ずっと一つの苦しさだけを見ていたヘリが、少しずつ視野を広げられるようになったんだよね。
そして最後にセオと再会して、「自分がやりたいことをやってみる」と進もうとする。ここが本当にいい。二人がまた出会って全部解決、じゃない。傷ついた時間も後悔も消えない。でも、それを抱えたままでも先へ進める。10年目の冬が終わって、やっとヘリ自身の春が始まった感じ。長かったけど、ちゃんと状況が動いた。このスッキリ感はかなり大きい。
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47話|やっと再会できたのに、ヘリのデートは迷子だらけ
スンヒの謝罪で過去を整理しながら、ヘリが改めて気づいたのは自分の感情の行き先。怒りも愛情も、結局セオだったと分かる‥なんだかヘリ人間出来すぎでしょ。
え、ちょっと待って。せっかく二人で会えたのに、予約が消えてるって何!? しかも店員さんの説明を聞いて待つことになり、ヘリも「なんで最初から予約を受け付けないのよ」と地味にイラッとしてる。分かる。楽しみにしていた予定ほど、最初の一歩でつまずくとテンション落ちるのよね。でもセオは「せっかく来たんだから待とう」と穏やかで、この温度差がなんともいい。
その流れで会社の話になって、セオがまさかの退職発言。ヘリが本気で心配したところで冗談だったと判明して、もう!驚かせ方が雑なのよ。でも以前のチーム長について事情を話し、今は職場も落ち着いていると分かって、ヘリも安心したんだろうな。
そして大きかったのがスンヒの謝罪。スンヒは自分の行動を振り返って、二人を傷つけたことを認める。ヘリも簡単に「分かりました」で終わらせず、自分自身のことまで振り返っているのが印象的だった。確かにスンヒの存在が問題をややこしくしたのは事実。でも、ヘリ自身もセオのことを十分に知らないまま思い込み、セオもヘリの気持ちを全部理解できていたわけじゃない。だからヘリが「スンヒがいなくても、私たちはうまくいかなかったかもしれない」と考えたのは、かなり大きな気づきだと思う。
そして何より、「愛することから憎むことまで、全部セオに向いていた」と気づくヘリ。いや、結局そこなのよ。怒ったり傷ついたり、疑ったり、それでも気になって仕方なかった相手はずっとセオだった。スンヒへの感情を整理したことで、むしろ自分の本当の気持ちが浮かび上がった感じがしたよ。
なのに最後は、料理が微妙、カフェへの道が分からない、階段が出現。ヘリさん、デートの段取りどうした!? でもセオは笑ってついてくる。この二人、完璧なデートより、こういうグダグダな時間のほうが妙に合ってて幸せそうなのよね。
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48話|セオと祭りの人混みで離れかけた二人が再び手を繋ぐ
せっかく頑張ってセオとの時間を作ったのに、何をしても空回りするヘリが愛おしすぎて…
なんでそうなるの!?ってくらい、ヘリの今日一日、ことごとく噛み合わないんだけど!まず目当てのカフェに行くために長い階段を見て「大丈夫」と強がるところから、もう頑張りすぎなのよ。靴まで直して、最近運動してるから平気って言って、セオに先に行っていいとまで言う。いやいや、息切れしてるじゃん!完全に無理してるじゃん!でも、それくらいセオに「私、ちゃんと元気になったよ」って見せたかったんだろうなと思うと、笑ってばかりもいられないよ。
しかも、やっと着いたと思ったら店が休み。ヘリの「え?」が聞こえてきそうなくらいの脱力感よ。もう今日なんなのってなるわ。別のカフェに入ってからも、慣れてない料理を必死に食べようとして、口元まで大変なことになってるし、セオにも初めて来たのが丸わかり。髪を直してもらおうとして、逆に恥ずかしさを増やしてる感じも、もうヘリらしくて切ないのよね。
それでも祭りの人混みでは、セオと一緒に笑おうとしていたヘリ。でも人の流れで離れてしまって、一気に落ち込む。そこでセオが探しに来てくれて、「大丈夫?」と確認する。この瞬間だけで、ヘリが今日ずっと欲しかったものが何だったのか見えてくる気がする。
そして最後よ。ヘリは、自分が元気になった姿を見せたかったこと、本当はただ会いたかったことを認める。なのに「あなたがいなくても私は大丈夫」と言って、きれいに終わらせようとするのよ。いや待って、それを聞いたセオが黙って帰れるわけないでしょ。「俺は元気じゃない。全然大丈夫じゃない」はい、ここで全部ひっくり返った。ヘリはセオに心配をかけないために別れようとした。でもセオが欲しかったのは、ヘリが元気になった証明じゃなくて、ヘリ本人だったんだよね。だから最後の行動にも納得。今日一日うまくいかなかったからこそ、二人が本当に伝えたかった気持ちだけは、ようやくまっすぐ届いたようだったわ。
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49話|セオが涙を流しながらヘリをもう一度求める
離れていた時間を越えて、セオとヘリがもう一度お互いを選ぶ。完璧な愛じゃなくても、一緒に学んでいこうとする二人がたまらない。
え、ちょっと待って。49話、私はもっと気まずい再会になると思ってたのよ。だってセオもヘリも、いろいろ考えすぎるタイプじゃない?会えた瞬間から普通に笑えるのか、また一歩引いちゃうのかと思ったら、セオが駆け寄って気持ちをぶつけるんだもん。しかも涙まで流してる。はい、もう無理。私まで感情が追いつかないって。
セオが離れている間ずっとヘリのことを考えていたのも、かなり刺さった。ちゃんと食べてるかな、眠れてるかな、体調は大丈夫かなって心配しながら、それ以上に「自分がまた嫌な記憶を思い出させたらどうしよう」と怖がっていたんだよね。好きだから近づきたい。でも好きだからこそ慎重になる。この面倒くささ、セオらしいわ。
そしてヘリが抱きしめ返すのがまた良い。以前なら「誰かに愛されること」そのものに戸惑っていたのに、今回は自分からセオを受け止めてる。しかも「誰かがいなくても大丈夫になったから、一緒にいられる」というヘリの感覚が、二人の関係の変化を全部表している気がする。
そのあと映画選びで急にいつもの二人に戻るのも笑った。せっかくのいい雰囲気なのに、ヘリがホラーを選ぶの強すぎる。セオも「今この空気でゾンビは違うだろ」となるよね。そこでヘリがロマンス映画を避ける理由を話すのも大きかった。愛には決まった形があるように見えて、自分にはまだ分からない。愛されたいのに、どう受け取ればいいのか分からない。ヘリの葛藤がすごく素直に出てた。セオも「自分だって愛を分かっているわけじゃない」と認めて、二人で学ぼうとする。この関係、完成された恋人になるんじゃなくて、分からないことを一緒に探していく感じなのがいいのよ。
ただ、やっと幸せそうな二人を見られたからこそ、逆に怖い。ヘリもセオもようやく自分の気持ちを見つめられるようになったのに、この先また何かが二人の間に入り込んだらどうなるのか。今度こそ、この穏やかな時間をちゃんと守れるのかが気になって仕方ない。
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50話|今度こそ目を逸らさないと、ヘリは決める
セオがこんなに素直になる日が来るとは!しかもスンヒとの区切りまでついて、ようやく二人の春が来たと思ったら、最後にイェリンの違和感が急浮上してくるの怖いって。
ん?ちょっと待って、ヘリ強くなりすぎじゃない?最初からセオを完全に振り回していて、今まで散々ヘリを翻弄してきたセオが、今回は見事なくらい押されっぱなし。しかも本人は余裕ぶっているのに、いざヘリが本気で距離を詰めると一気に真っ赤になるの、なんなのよ。長年一緒にいるのに、まだそんな反応するんかい。そこが妙にかわいくて困る。
でも笑ってばかりもいられなくて、セオの考え方がかなり変わったのが大きかった。以前は愛をもっと揺るがないものとして考えていたのに、実際にヘリとの関係を重ねる中で、人間なんて傷つくし迷うし、気持ちも変わると分かった。それでも離れないために、相手を完璧に守ろうとするんじゃなくて、傷ついたとしてもまた戻ってくればいい。これ、やっと二人が恋愛の理想論から抜けた感じがする。
そして「もう気を遣うのはやめよう」とセオが言うところ、私はかなり好き。ケンカしたら終わる、傷つけたら離れてしまう、そんな不安ばかり抱えていた二人が、ようやく「それでも一緒にいる」と思えるようになったんだなって。しかも直後には普通にお腹が鳴って、食べて寝ようとしてるのよ。急に生活感すごい。こういうところが二人らしくていい。
スンヒとの区切りも、セオが無理に許すわけじゃないのがよかった。まだ怒りは残っている。でも不幸になってほしいわけじゃない。これ以上関係を引きずらず、それぞれの道へ進むための言葉だったんだろうなと思う。
ただ、安心したのも束の間。イェリンの話、あれ?となる。以前の家庭事情と今の話が噛み合わないうえ、セオを見つめる反応まで入ってきた。ヘリもついに違和感を無視しなくなったし、もう「気のせいかな」で済ませる段階じゃない。
やっと二人が余計な不安を手放したと思ったら、今度は別方向から新しい問題が顔を出してきた。もう頼むから、ヘリとセオに普通の平和な日々を少しくらい満喫させてあげてよ!と思いつつ、イェリンが向けるセオへの目線が気になりすぎて…。
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